第2話「Burn, the fire is pure.(焼け、火は清らかだ」

第1章 ラインへの果てしなすぎる距離(笑
第2章 NOVAウサギは人情派
第3章 リーダーの交渉術
第4章 受付さんは事情通?棺の中にあるモノは…
第5章 ティアナ
第6章 地下墓所に眠りしモノ

第1章 ラインへの果てしなすぎる距離(笑

GM それじゃ色々決まったし第2話を始めたいと思いま〜す。皆よろしく〜。
一同 よろしく〜
GM ど〜でもいいことですが前回ラインに付くまで2ヶ月と言いました。ふと気になって大雑把に2ヶ月=60日、時速4kmで8時間づつ歩き続けたらどれくらい進めるか計算してみたらなんと1920kmもある事が判明。ラインって遠かったんですね(汗
アスカ 遠いですねぇ
リフティ ……遠すぎやしねえ?……っていうか、それは普通に迷ってないかい?(笑
タイム 一体俺たち…どこを彷徨って居るんだ…
 …このキャンペの設定では石の街ロダ二ア〜遺跡の街ライン間は街道一本のみで途中いくつかの街や村を挟むというモノなので…迷う事の方が至難である(滅。だが、一度言ってしまった以上GMも男の子。引くわけには行かない(爆
 でも調べてみた所、現実のユーラシア大陸を横断するシベリア鉄道の長さは9289kmもあるので、そんなに長いわけではない気もする
GM 皆さんは前回の舞台ショウの村からすたすた1週間程歩き続けています。途中一つ二つ小さな村に寄ったりしてもうすぐ次の大き目の街であるジーの街が見えそうかなって距離です。新規のお2人はその旅の途中でであったという事で。
リフティ はいはい。出会っているのですな。よろしく、ポプリ
ポプリ 「よろしくです」
タイム 「よろしく頼む…」
GM で、健康的に歩いてる君達、いきなりで悪いが感知判定したまい
一同 (ころころ)
GM うむ、10以上だったアスカ、タイム、リフティ。ついでにラジィの耳はぐしゃぁっと言う音が前方でしたのをキャッチ
ポプリ 「おなかすいたぁ……」
タイム 「?…聞いたか?」
リフティ 「(ポプリに)ん。今の音聞こえました?何かがこう、ひしゃげるような……」
ポプリ 「え? そんなのした?」
ラジィ 「な、なんの音でしょうか?」翼広げてパタパタ〜
アスカ 「行きましょう」 ウィングで上から行きます
タイム 「っておぃまて!」追いかける
リフティ 「まあ、気のせいだったかもしれないが…何か面白いことかもしれないしな。いってみないか?」さくさく歩きつつ
ポプリ 「なになに〜?」とてとて
GM えっと少し行った所で拉げてる馬車が2台。衝突事故のようですね

御者1「お前が…」/御者2「いや、そちらが突っ込んで…」双方酷い有様ですね。どうやら死人も出てしまったようです。御者達は激しく互いの責任を追及するばかりで埒があきそうに無い
リフティ 「む、これはひどい……あぁ、とりあえず落ち着いて。ほら、傷のある人は?」と仲裁かな
ポプリ 怪我をした人にヒールかけていきます
タイム 「…なんてありさまだ…」
GM 幸い乗ってる人が少なかったので、死者は1名のみ。ネヴァーフの男性ですね。今は地面に寝かされていて、息子さんでしょう。傍らでしゃがみ込んでいるネヴァーフの少年
リフティ (瞑目して)「……少年、傷はないかい?」
少年 「ああ、あんたら、悪いけど…街に行って保安官…呼んできて…くれないか」声が震えています
タイム なんか…年相応とは言えないしゃべり方だな
リフティ 馬車は全壊?片方でもどうにかなりそうならそれで移動したいとこなんだけれども
GM 馬車はどっちも半壊状態。動きそうに無いね。御者達は相変わらず不毛な言い争いしてる
アスカ 馬がいきているなら、借りていけば早いかと思いますが
タイム ですな
GM 馬も怪我してるんですけど…街までは歩いて30分くらいの距離
リフティ
ポプリ
ひーる
GM ………アコなぞ嫌いだ。馬は元気になりました
タイム 流石…手慣れてる…
ポプリ 私が馬に乗っても移動力16なんですよねえ……いや(計算しなおし)+10だから21か
リフティ 「じゃあ……とりあえず連絡はお願いしようかな」
アスカ 「ご主人様、どうぞお乗りください」
クローゼ 「迷ってるなら決闘で決めたらどうだ?」御者二人に
御者s 「あんたは黙っててくれ」声をそろえて乗馬する人は、落馬しないで住むかどうか目標値10の【敏捷】判定で。馬に乗ったことがあるってなら別だけど…クローゼ、乗馬経験は豊富?
アスカ 判定なんですか?
クローゼ 「そうか、ならわれわれは先を急ぐが…」GMに聞かれても困る
リフティ ワタシはここで少年と一緒に歩いて帰ろうかな。遺体はどうするかなぁ… あぁ、クローゼはマントつけてたっけ?借りたいんだが。使い道は……アレだが(苦笑
クローゼ 「ああ、これでよけりゃ使ってくれ」
GM 少年は遺体の側から動こうとしない。ずっと俯いてる。マントがかかって父親が見えなくなった瞬間だけぴくっとしたけど
ポプリ しょうがない。+1修正のあるポプリが乗ります
アスカ 「あらら、ご主人様行かない、ですか」一人居ればいいですよね
リフティ で、ポプリが馬に乗っていったなら、借りたマントで遺体を包んで。「こうしていても仕方ない。ちゃんと街へいってから葬ってあげようじゃないか」と少年を促す
GM 少年はこくっと頷くだけ、まだ…動かない
ポプリ 「いってきま〜す」(ころころ)12
GM ういうい、じゃあポプリは一足先にジーの街に。で、君が街の人に聞くと、只今保安官は不在、駅馬車の駅員が代理らしい
ポプリ 「あのですね、道で馬車が馬のごっつんこでネヴァーフさんがひとりご臨終なのです」
駅員 「なんだって!?駅馬車同士の衝突事故!?わかった。すぐに人手を集めよう。ああ、すまないが君も手伝ってくれないか」で、ポプリや…ここで感知判定してまい
ポプリ 「はーい。あ、お駄賃は保存食でいいですよ〜」(ころころ)14
GM 「ご臨終」という所で駅員さんの顔が一瞬何ともいえない表情になります
ポプリ 「? どうかしましたか?」
駅員 「い、いやなんでもないよ」
結局、駅員やヴァハト・アム・ラインの面子、その他の男手の力で2台の馬車の残骸と関係者は街に入り、示談も済んで事故の処理の方は解決します…

第2章 NOVAウサギは人情派

GM 馬車のことも終わり、無事街に入った君達。それはある大きな建物を横切った時の事です…
ポプリ はぐはぐ
アスカ 大きな建物…
少年の声 「親父を返せ…返してくれよ」
リフティ 「ふう、これで久しぶりに野宿をしなくてすみそう……おや?」
アスカ 「さっきの子ですか…?」
GM うい、その通り。先程のネヴァーフの少年が建物の前で何やら青年数人ともみあってます
青年 「五月蝿い。遺体は火葬する。それがこの街の掟だ」げしっと少年を蹴り
アスカ むっ、子供を蹴るとは大人気ない
ポプリ 「ぷろふぇっひょん!」
GM ぷろふぇって…それじゃあ神のご加護はないね(苦笑
ポプリ もぐもぐごっくん。がーん
GM (嗚呼、ほんとだ上で言ってるや…)そ、そうですか…あ、え〜っと蹴られた少年は尚も縋り付きますが乱暴に引き離され、倒れ伏します。青年たちは建物の中へ
ポプリ 「ヒール!」(ころころ)10点回復です
少年 「あんた達は…さっきの…あ、とりあえずありがと、助かった」むくりと起き上がって
ポプリ 「大丈夫ですか? お父さんの遺体、取られちゃったんですか?」
少年 「あいつらが…此処は火葬するのが決まりだって親父をもってっちまったんだ」このキャンペでのエリンディルでは土葬が一般的とします。建物には【対アンデッド部隊詰め所】と書いてあるでっかい看板が
タイム 「…アンデッド…か」
リフティ 「ふむ、普通は土葬で十分なのだけれどもな。……対アンデッド?この辺りではそんなに出たりするのかな?」
少年 「俺もここの街の人間じゃないからそれはわかんないけど…あんた達…冒険者なんだろ…お願いだ…親父を取り戻してくれ…たった一人で俺を此処まで育ててくれたんだ」
リフティ 「そうか…どうする、マスター。この街にはこの街の法ってものがあるだろうが…ワタシとしてはこの少年のたのみ、聞いてあげたいのだけれども」
アスカ 「ご主人様どうします?」
ポプリ 「お金の匂いがするよ〜」
クローゼ 「この街の法に従うのが道理だと思う。親父さんがアンデッドになって復活するくらいなら…」
タイム 「そもそも…この街が何故こんな事を始めたのか…先にそれを聞くのもいいのでは?」
少年 「か、金?報酬なら…これで…」と言って懐から取り出したのは鈍い輝きを放つ懐中時計です。翼を象った繊細な装飾とかが美しい
GM あ、普通そう簡単にアンデッドになぞなりゃしませんので流石に
ポプリ 「全部解決してあっちからもこっちからも報酬もらい放題♪(目がきらきら)」
GM アコライト失格ですな、生臭め(笑
ポプリ 「問題解決してみんなを幸せにするのです!」そんなことないもん!(笑
リフティ 「まあ、アンデッドが自然発生なのかなんなのかわからないがどうしてこんな警戒をしているか、調べてみてからでもいいかもしれないですね。」
クローゼ 「街の人が丁重に火葬にしてくれるだろう、それではダメなのか?」
少年 「嫌だよ…出来れば灰になんてさせたくないよ(きぱ」
ポプリ 「さっきの態度からするとそういう思いやりはなさそうな気もしますね〜」
リフティ 「……まあ、なるべくならばこの少年の意志を尊重してあげたいところだからね」
タイム 「…遺族にこんな扱いをすること自体…少々腹立たしいのだが…」
ポプリ 「ないのは余裕かな……」
アスカ 「かといって取り戻すとなると、私達犯罪者ですか?」
少年 「これ、親父が作ってくれたんだ…それなりの価値はあると思う(必死」因みに時計…それなりに高そうだよ
タイム いや…そもそも貰いづらいし…
GM たかそぉだよぉ
タイム コルヴォじゃないし
因みにコルヴォというのはタイムのPLさんのガープスルナルのキャラクターです。やっぱり人情派なのですが『強欲』な為お金には弱いのが玉に傷です(苦笑
ポプリ 冒険者の収入は報酬ではなく、ドロップです
クローゼ カッチアですっ(ぁ
リフティ 「まあ、なんにせよアンデットとかの話を聞いてみませんか」
ポプリ 「うんうん」(保存食はぐはぐ)
タイム 「あぁ…それには賛成だ。来たばっかりで何がどうしてこのようなことになっているかわからんままではどうにもならんからな」
ポプリ 「ほあんひゃんいにゃいろお、はんへいあうひゃお(保安官いないのも、関係あるかも)」
リフティ 「そもそも、普通の街にはこんな(【対アンデッド部隊詰め所】)ものなんてないからね。何か問題があるんだろう」
タイム 「…君…名前は?」
少年 「ハルシャ…」
タイム 「…良し…ハルシャ…払うかどうかはおまえさんが決めることだがそれを貰うかどうかは俺等が決めることだ。他の連中がどう思っているかはともかく…俺は受け取れないと思った…タダそれだけだ」
リフティ 「まあ、少年……ハルシャか。君の頼みを聞けるかはわからないが…もう少し状況を把握してから話をしようじゃないか。それまでその時計は大事にしまっておくんだよ」
少年
ハルシャ
「わかった…」こくんっと頷きます(皆良い人たちだなぁ…)
アスカ 「私はアスカよ。それで、どこで話を聞きましょうか?一応中入って話聞いて見ます?」
クローゼ 「しかし法に反することはできないだろう…どうするか?」
タイム 「確かに…法は犯したくないな…面倒なことになる」
ポプリ 「ですからまずは情報収集をしてから決めたらよいかと」
タイム 「そうだな…何か糸口が見つかるかもしれないしな」
アスカ 「そうです、状況が分からないんじゃ何にもできませんよ」
ポプリ 「正当な理由があれば法を犯すことが許されることもあります」
リフティ 「まあ、さっきも言った様に、普通じゃあそうそうアンデットになんてならないものです。何か原因があれば……それを取り除ければここでも普通に土葬ができるようになるんじゃないか、と私はふんでいるのですけどね。話を聞いてみないことには、なんともいえませんか」
ポプリ 「うんうん」(保存食はぐはぐ)
タイム 「隊長それで良いか?」
クローゼ 「その間に火葬にされた…なんてことが無いようにしないと」
タイム 「…そちらも手を打たねばならんのか…」
リフティ 「まあ、幸いにも管理しているのはソコ(【対アンデッド部隊詰め所】)みたいですし、どちらにしろ話を聞きにいくことになるでしょうから、そのときにでも」
タイム 「では皆でそこにおじゃまするっでいいのか?」
ポプリ 「うんうん」(保存食はぐはぐ)
リフティ 「いや、そこで話を聞いてくるのは任せようかな。神殿でもそういった話は聞けるだろう」
…この後情報収集の為に誰が何処に行くか話し合い一行は【対アンデッド部隊詰め所】にクローゼ、アスカ、ポプリ【神殿】にタイム、リフティと二手に分かれました。ハルシャは『感情的になられると困る』という理由で神殿に行く途中の宿に預ける事に…尚、話し合いの間ポプリがずっと保存食をもぐもぐしてたりしてなかったり…ど〜でもいいが太るよ。そんなに間食ばっかしてたら(笑

第3章 リーダーの交渉術

GM じゃあ詰め所から処理していくよ〜。「何か用ですか?」貴方達が入ると迎えてくれた受付に立っているのはそれなりに歳の行ったお兄さん
ポプリ 「ドワーフさんの死体テイクアウト希望なんですけど」
クローゼ 率直だな(笑
受付 「その件に関してはこの街の掟で明朝にでも荼毘に伏し、3日間聖水に漬け日光にさらすという然るべき処置をとった後、お返ししますので」
ポプリ 「あ、返してくれるんだ。ラッキー」
クローゼ 骨になって返ってくるんだろうな…(笑
リフティ 荼毘に伏す→返してくれるのは骨
タイム 恐ろしいほどの念の入れよう…
ポプリ 「あれ? だびにふすって燃やしちゃうってこと?だびにふされちゃ困るんですけど」
アスカ 「少しお話を聞きたいのですが、誰か責任者の方はいらっしゃいませんか?」
受付 「責任者…ですか。少々お待ちを」数分後出て来たのはがっしりとしたもうちょっとだけ歳の行ったおじ…じゃない、お兄さん
上司 「それで、貴方方の御用というのは?」
ポプリ 「この街で問題になっているアンデッドについて教えて」
アスカ 「ええと、落ち着いて話せるところがありませんか?火葬についてお話をお聞きしたいのですが、こんなところではアレですので」受付前ですよね?
上司 「ふむ…とりあえず此処ではなんですので…」と奥の客間に通されます「実は…」彼の話によると
  1. この街をは5年程前に強大な力を持つネクロマンサーによって占領された
  2. ネクロマンサーは町の墓場からも死体を徴用し、また、気紛れに住民を殺してアンデット化したりとやりたい放題で、町は恐怖のどん底に落とされた
  3. この事件は、たまたまこの町に滞在していた高レベル冒険者パーティーが、町の有志の青年たちの協力を受け、ネクロマンサーを倒す事で解決した
  4. 結局、ネクロマンサーが何を企んでいたのかは分からず終いだった
  5. 一応の事態収拾を見て冒険者は町を去り、その後、町は「二度とネクロマンサーやアンデットの跳梁を許さない」為に極端な町政を敷いた。その政策により、古くからあったカタコンベ(地下墓地)は埋められ、用途不明の魔法アイテムの類も廃棄された
  6. また、「町に存在する全ての死体は火葬された上で、3日間、聖水に漬け日光にさらす」事が義務付けられ、さらに現場の判断で形見になるような物も廃棄される事があった
「という訳です」
タイム 問題なのは(此処の部下の)躾がなってないこと…
ポプリ (……こりゃ無断で持ち出すしかないかな……)
アスカ 「そうですか…過去の教訓と言うやつですか」ところでGMこの部屋は綺麗ですか?(笑
GM …ちょっと汚れてるかな。君の感覚ではだけど(苦笑
アスカ 「あ、ほこりが」すっと指ですくう(爆
クローゼ 「それでは、この街の外で死んだ方の遺体はこの街の法には縛られないのではないですか?」
上司 「ご安心ください。この街から範囲数q、我々の目の届く限り、必ず然るべき処置をとるつもりです。アンデッドなど絶対に出しませんから」
クローゼ 「なるほど。ということは、われわれがその範囲を死体を持って出てしまえば問題ないということですね?」
アスカ 「他の町に運びさえすれば問題はないと思いますけど…」 ここから一番近いまともな町(土葬する)ってどれくらいでいけるでしょうか
GM ん〜、こっから一番近い村までだと…大体2日半くらいかな…石の街ロダリア〜遺跡の街ライン間の街道には点々と村や街があると思って
ポプリ (あー、そんなに正直に言うと警戒されちゃうよ〜……)
上司 「駄目です。アンデッドになる危険のある存在を放置しておく事は出来ません。それとも貴方達はアンデッドにされても宜しいのですか(眼がマジ」
タイム 遺族の意志は尊重したい…よね…
上司 「5年前、我々がどれだけ苦しんだ事か…アンデッドにされた者も苦しかったでしょう。そのような悲劇は二度と起こしてはならないのです」
ポプリ 「なんでそんなに極端なの?」
上司 「極端かもしれませんが、これは街の総意であり正義なのです」
クローゼ 「正義かもしれないが総意ではないようだな。(苦笑」
ポプリ (総意ってひとりの口から出るべき言葉じゃないよね……)
アスカ 「集団の正義は小さな子供の心を殺すことを良しとするわけですね」
上司 「確かに、最近それに理解を示さない不届き者もいるようなのです。とても嘆かわしい事なのですが。(アスカの問いに対し)勿論です(きぱ」
ポプリ (ふーん。反対してる人もいるんだ。その人たちと協力して潰しちゃえばいいのかな?)
クローゼ 「ところで質問があります」
上司 「なんでしょう」
クローゼ 「その、荼毘に伏している瞬間、というか一部始終を、こちらで確認できるのでしょうか?」
上司 「構いませんよ。ご遺族もその方がすっきり出来るでしょうし」
クローゼ 「なるほど…それではその遺体と遺族の少年を荼毘に伏させるまで一緒にいてもらうことはできないのでしょうか?」
上司 「ふむ…出来れば荼毘に伏すまでは遠慮願いたいのですが…万一のことも在りますし」
クローゼ 「ということは、あなたたちが遺体をすり替えたとしても、こちらには分かりませんね?」
上司 「失敬な、我々はそんなことはしたりしません」
クローゼ 「その保障は?」
上司 「我々を信用できないと?」
クローゼ 「そんなことは言っておりません。我々が責任を持って遺体を処理しても、この町の法に乗っ取っているわけであり、総意でもあるわけですよね?」
タイム ガラッ!「はっきり言ってあまり信用には値しないと思うが?」
上司 「な、何者かね君は」ぬお、タイムいたの?
NOVAウサギの突然の乱入にGM…少々たじたじ。その場の流れで登場をなんとなく許可してしまいましたが…今から考えると不自然だったから登場させなければ良かったよ〜な気がします(反省
タイム 「彼らの連れだ」
上司 「いきなりで失礼ではないかね」
タイム 「遺族をぞんざいに扱うモノに遺体に敬意を払うなんて事が出来るとは思えないのだが?ここの職員は彼に暴行を加えた…あまりの有様に我々が見かねて口を出しに来たのだ」
上司 「彼らがその少年にした事については私のミスだ。それについては謝罪しましょう」
タイム 「謝罪は俺にではなく彼の元に出向いて直接謝るんだ」
上司 「分かりました。では寄らせて頂きましょう。今すぐにでも」お兄さんはがたぁっと立ち上がり今すぐにでも出かける用意
タイム 「後…本当に誠意が在るなら納得してもらえるまで説得しなさい。それが遺族と遺体に対する礼儀ってモノだろう?」
クローゼ 「(淡々と)それでは、その遺体は我々の方で処理したいと思いますので、引き取ってもよろしいでしょうか?」
上司 「処理の方は3日後までお待ち願いたい」日に干したりしなきゃいけないからね
クローゼ 「その、荼毘に伏すなどの処理もこちらで行いたいのですが?」
上司 「それらの処理については我々で行うというのがこの街での決まりです。それは譲るわけには行きません」だって君達ぱっとでの冒険者だし。そんなことしそうに無いし
クローゼ 「そうですか…ところで、町でこういううわさが流れているのはご存知ですか?『あの対アンデッド部隊詰め所ってのは死体すり替えで実はアンデッド作ってるんだ』と。」
GM (は、はったりをかまして来たよぅママン)
上司 「莫迦な?根も葉もない法螺に過ぎませんよそんなもの」
タイム 「まぁ…脅威がないと存在意義が無くなる部署だからな…だが…法螺っで片づけてもらっては困るのだ…依頼人に多する立場があるしな」
上司 「そちらに対しても追って調査することにしましょう。そのような事は万に一つもありえないことですが」
クローゼ 「ところでご存知でしょうか。火葬して聖水につけた骨がアンデッドになることもあるのですが…」(これは法螺
GM (…クローゼが何か怖いよ〜)
上司 「それは法螺ですな。いい加減な噂など信じぬ事です」アンデッド系に対してはこの街総力を挙げて名のある研究者とか司祭とか集めて研究済。その辺の知識は結構ある
ポプリ 「霊体系とか、死体がどう処理されようが無関係のアンデッドもいますよ?」
タイム 「噂が仕事の種になるのでな…商売柄…噂は信じることから始める質なのだよ」
クローゼ 「いや、噂じゃないのだがな…まあ、実際に見てみる以外ではそちらも信じられないだろう。ところで、こちらとしてもどうしても引けない事情がある。折衷案を取ることはできないのだろうか?」
上司 「この件に関してのみは…」
この後、埒があかないと感じたのか早々引き上げるタイム、ポプリに対し何とか合法的に遺体を引き取りたいクローゼはあの手この手と粘り強く交渉してきます。しかし、お兄さんとしても対アンデッド部隊の意地がありますしGM的にもここでパパを返す訳には行きません。交渉は平行線を辿り終に呆れ帰ったクローゼが
クローゼ 「まあ、ココは一度引き下がらせてもらおう。我々はまだ諦めたわけではないと思っていてくれ。」
と言って去るまで結構な時間が掛かりました。因みにその間アスカはというと…
アスカ 「まずアンデット対策とか言う前に、少しは部屋を清潔に保つ努力くらいしてください。こう言う汚れた場所こそ不浄なモノが寄ってくるんじゃないですか」指ですくったほこりを見せて
と掃除を始めていました。…こ〜いうのって…メイドの鏡って言えばいいんでしょうか…

第4章 受付さんは事情通?棺の中にあるモノは…

GM え〜っとそれじゃ神殿か…居るのは…リフティのみだね
リフティ ……どうやらワタシだけらしい?ハルシャ一人にするのは微妙だが……まあ、無茶しても詰め所にはみんないるし大丈夫。うん。きっと
GM (えっとハルシャは…)
GM、見えない所でハルシャが我慢できるかどうか【精神判定】をします。結果はシロ。ハルシャは大人しくしていた模様
GM 此処の神殿はどうやら孤児院もかねてるみたいだね。神殿、裏に孤児院、もうちょっと行った所になんか建物と3つの建物に分かれてる
リフティ ふむ、でかいのな
GM それなりにね。ただ、さっきの(詰め所)程大きくない
リフティ 詰め所のほうがでかいのか…アンデットに対処できなくて縮小したかな(笑
受付 「冒険者の方ですね。お泊りですか?」
リフティ 「あ、どうも。ええっと、ちょっとこの街のことで聞きたいことが……」で、アンデットの話とか詰め所の話とかを聞きましょう
GM ふむ、では愚痴りながら
  1. 対アンデッド部隊はやりすぎである…と町の住人も少なからず思ってる
  2. 何処で行ってるかは分からないが…こっそり土葬を行っているレジスタンスみたいなのもあるらしい
リフティ 「なるほど、確かにやりすぎなところは見てしまいましたしね…ところで、今もまだアンデット化するようなことがあるのですか?」
受付 「旅の途中で亡くなられた方とかも…同行者の反対を押し切って火葬にしちまったり…ちょっとやりすぎなんですよね。えっと、一応成果が出ているのかアンデッドの報告はここ5年間0ですよ。」
リフティ 「ええ、実際いまちょっとそういう事態でして。(ココから先、小声で)……ところで、そのレジスタンスへは連絡とかつける方法はありますか?」
受付 「…さぁ…残念ながら私はしりませんね。ただ…」
リフティ 「……そうですか……ん、ただ、なんです?」
受付 「もし貴方がそういう事に興味があるのならば…夜にでもこっそり火葬場を覗いてみる事です…棺の中が彼らの行動を語っているはずですから」
リフティ 「……そうですか。話を聞かせてくれてありがとうございます。ところで、この神殿の裏にあった建物、あれはなんです?」
受付 「あれですか…アレはまぁ…物置のような物です」
リフティ 「あぁ、物置、ですか。結構大きいので何かと思いましたよ。では、まあ、話を聞かせてくれてありがとうございました。お仕事、がんばってくださいね」といって宿へ帰ろう。うん、さくっとシーン終了で
GM うい、じゃあ次宿に戻ってきたタイムかな…
タイム 「…荷物はすぐにでもでれるようにまとめておくように」
ハルシャ 「あ、はい」いそいそ。もうすぐ上司の人来るけど
タイム 「まて…後で良い」
ハルシャ 「はぁ」ごそごそ
タイム 「今は話を聞けるよう落ち着くんだ…」
ハルシャ 「俺は…冷静です」
タイム 「言うと思った…だが…親を亡くしてそうそうすぐ冷静でいられるものか。まぁ…少し飲め…」グラスを差し出す
ハルシャ 「頂きます」ぐびぐび
タイム そんなに飲ませないよ。グラスに半分って所かな
GM うい、じゃあ気付け程度に飲んだ後お兄さんが部下と共にやってきます。彼は部下共々謝るけどそれを見つめるハルシャの眼は冷ややかです。そして案の定…「父の遺体は3日後まで返せない」と言う事で揉めましたが…結局無理でした。そしてお兄さん達が帰った後は…再び夜逃げの準備?
タイム うい、ただし夜逃げって言わない様に(笑
その後宿で合流した彼らは情報交換を行い、リフティが聞いた「火葬場」を見張りに行く事に…とその前にお買い物タイムです。当キャンペでは大きな街等に滞在している時意外買い物できない+売却時は4分の1価格なので皆さん少ないお小遣いを振り絞って買い物してます。見てるGMとしては微笑ましいのですが…そのうちリッチになってくんだろうなぁと思うとちょっと複雑。結局…
クローゼ 新しいマント購入 -50G
アスカ ハット売却 +12G カチューシャ購入(サークレット相当)-250G
タイム マント、バックラー購入 -150G
ラジィ ハイMPポーション×2購入 -200G
となりました。さり気無くNPCのラジィが買い物してますが…まぁ気にせんといて下さい(苦笑
GM では夜の火葬場。全員で行くのかな?それともシーフだけ?
アスカ シーフだけって、シーフ技能とってないですよ、私は
ポプリ このゲーム、シーフ以外も隠密できますし全員で問題ないのでは?
リフティ そのほうがいいかな
GM では対アンデッド部隊の人が何人かで見張っているので各自こっちと感知の即決勝負だ。こっちの成功度が目標値ね(ふふふ、5人も居れば一人くらいは…)(ころころ) うわ〜も、目標値は5(泣←出目が3だった
リフティ (笑
一同 (ころころ)
GM ぐ、やる気ねぇなこいつら…では皆さん楽々に潜めちゃいます。もう棺桶だって開け放題(泣
ポプリ 観察観察
GM 特に変わったところはなさそうだよ
タイム なら開けてしまおう…
ポプリ かぱ
GM 開けるのね…じゃあ中身はご遺体では無く…木切れが入ってる
タイム …なるほど…こういう手が在るのか…
ポプリ 「こ、これは……!?」
クローゼ 「適当に言ったらまさにそのとおり、だな」
リフティ 「……さて、では遺体はどこへいったのか。ウソから出た……ってところかね?」
アスカ 「結局あの人がネクロ関係ですか」
GM (あれ?)
GM…ここで少々困惑。彼らは対アンデッド部隊が黒幕ではないかと疑っている模様…
なんだかいきなり殴りこみでも掛けに行きそうな雰囲気です。どきどきしながら見守ります
タイム 「あのな?…すり替えてるのは土葬したい人なんじゃないか?」
アスカ あっ
ポプリ 「え? そうなんですか?」
タイム 「話の出所を考えたまえ…これがレジスタンスの活動内容だよ…」
ポプリ 「でも火葬した後、骨が必要ですよね?」
タイム そう…灰だけ…灰かぶり(笑
GM (タイム正解〜でもあんまり面白くないよママン)
ポプリ 「なるほど」
タイム 「だから…頼むから…こんな状況下で白熱しないでくれ…」
リフティ そもそも、棺桶があるってことはココ、来る場所間違ってないか(笑。火葬したあと、骨とか乾かしたら……棺桶なんて大きいものじゃなくて骨壷とかの小さいものに収めて終わりにしねえ?
タイム 「火葬する前においてるんだろ?」
GM 火葬するのは明朝だよ〜(タイムが冴えてるよ〜)
ポプリ じゃあ全部棺おけカパっと
GM あ、ごめん言い忘れてた。棺桶はいまんとこそれ一つです
ポプリ あら?
クローゼ だから、その木に置き換わってるのがハルシャの親父なんだろう
リフティ 「……まあ、そう何人も1日になくなることはないんじゃないか……つまり、もともとソコの中にはハルシャの親がいたわけで……」
タイム 「ってことは…既に活動後?」
ポプリ 「頭こんがらがる〜???」
GMの情報の出し方が良くなかったのか若干PC達を混乱させてしまいました。えっと現在はっきりしていることだけまとめると…
  1. 火葬場に現在安置してあったのはハルシャの父の遺体のみ
  2. 父の遺体は明朝、火葬される予定
  3. で、今開けてみたら中に入っていたのは大体同じくらいの重さの木切れだけ
という感じです
クローゼ 「…ん?レジスタンスが死体を欲しがっている?」
リフティ あ、ちなみにココまで忍び込んできたわけだが、人を担いでもこっそりとこれそうな感じだった?
GM それは流石に難しいだろうね…人一人担いで逃げるってのはいくらこのボンクラどもと言えども…気付くはずだ
アスカ 「つまり、運ぶ前にすりかわっていた、と」
クローゼ 「もしくはココのやつらがすり替えた、かだ」
リフティ 「ココまでこれだけの量の重しを運んで、そしてまた今度は人を担いで出て行く……っていうのはまあ、普通に考えれば不可能だろう。ということは、これは詰め所の人間の仕業、もしくは詰め所ナイにレジスタンスの人間がいるか……あたりだと思うのだけれども、どうかな」
タイム 「既に…すり替えられたことを知っていたが遺族の手前もあり知られるわけにも逝かず遺族から遺体を遠ざけていた?」
クローゼ 「とにかく、ココだけじゃ何も分からないな。これがレジスタンスの仕業なのかどうかさえはっきりすれば。」
リフティ 「そうだね。もし、これがレジスタンスのやったことだとすると、ハルシャに接触をしてくる……かな?」
タイム 「ともかく…遺体がまだ処分されないことは分かった」
アスカ 「一先ず宿に戻りましょう」
ポプリ 「うい」
リフティ 「ここにいても見つかる可能性があがるだけだね」
GM ふふふ…では帰る前にもう一度判定してもらおうか。今度こそ発見してくれるぅぅぅ(ころころ〜)え〜、ま、またぁ(泣←出目が3だった
ポプリ (大爆笑
当然、誰一人見つかる事無く宿に帰還します。えぇい、ぼんくらどもめぇ
GM しくしく誰も見付かりませんでした。では宿です。ハルシャ君が何かを握って皆さんを待っていました
タイム 「…?どうした?」
アスカ
ハルシャ 「さっき…手紙が送られてきたんです」と言って握っていた手紙を見せます

『事後承諾で申し訳無いが、遺体を土葬してあげる為に盗んだ。異存が無ければ秘密の墓場で葬儀を執り行うので、公園まで来て欲しい』と書いて在ります
ポプリ 「んー、何がどうなっているやら……」
タイム 「レジスタンスの行動声明ですか…」
リフティ 「……まあ、今、詰め所のほうへいって君の親父さんの遺体を確認してきたんだが……確かになくなっていた。どうする?いってみるかい?」
ハルシャ 「はい、俺…行こうと思ってます。それで…出来れば来て欲しいけど」
ポプリ 「うん。行く。何がどうなってるのか分からないと眠れないもん」
アスカ 「私があなたを護ったげるわ。もちろん行きますよ」
クローゼ 「どうやらレジスタンスはマトモなようだな。少なくとも敵ではないだろう」
ハルシャ 「ありがとう…」
リフティ 「それじゃ、いくとしようか?」
GM では公園。其処にはポプリには見覚えがある駅員さんが待っていました。
ポプリ 「あ、駅員さんだ〜♪」ごろごろ
駅員 「おや、君は昼間の…お弁当美味しかったかい(苦笑」
ポプリ 「うん。おいしかった〜」
駅員 「それは良かった。アレは結構自信作だったんだ。っとすまない(ハルシャに)少年、君はどうしたい?」
アスカ 意外に家庭的ですか
GM ルデンさんの問いに対し、ハルシャ君は少しだけ迷った後土葬したいという旨を伝えます
駅員 「では…秘密の場所まで案内します。皆さんこちらへ…」案内されたのは神殿の裏側にあったもう一つの建物、彼がとんとんっと裏口を叩き何事か呟くとぎぎぃっと重々しく扉は開かれ中では司祭以下数人の人たちが待っていました。

こうしてハルシャの父の葬式は司祭が中心になって執り行われます。あ、ここで感知判定どうぞ
一同 (ころころ)
GM では12以上だったリフティ、君の目には葬式自体は何処にでもある普通の方式でしたが、葬儀を行う時、神殿の孤児達も手伝ってるんだけどその中で特にある少女が何か別格の扱われ方をしているのが印象的でした
リフティ (ふむ、あの少女……何か違うな)

第5章 ティアナ

GM で、葬式が終わった後…一応、対アンデット部隊から「火葬して聖水と日光にさらした遺体の灰」を渡されるのは3日後で、怪しまれない為にも受け取る為にそれまで滞在した方が良いという事で3日間ハルシャ君はジーの街に留まる事に。まぁ必然的に皆さんも留まらざる終えなくなってしまいます
リフティ あぁ、じゃあその間に神殿にきてその少女の話でもきいてみるかな
GM OK。じゃあ受付さんが相手してくれます
リフティ 「や、こんにちは。ちょっと聞きたいのですけれども……」少女の容姿を説明
受付 「ふむ…というとティアナのことでしょうかね」彼の言う年恰好とその少女は一致しています
リフティ 「あぁ、ティアナというのですか。……ええと、その子はどんな子です?」
受付 「あれは…可哀想な子です。」
リフティ 「可哀想?何かあったのですか」
受付 「実は以前貴方方と同じように旅をしてきた一家がおりましてな。その際、この前のような衝突事故があったのです。そしてあの娘は両親を失いました」
リフティ 「ふむ、今回と同じような、ですか」
受付 「そんな彼女に対して、あの対アンデッド部隊はなんのメンタルケアも行わないまま勝手に両親を火葬してしまいました…」
リフティ 「あぁ、なるほど……そんなことがあったのですか」
受付 「幼い心には相当応えたのでしょう…以来此処で引き取ったのですが…塞ぎこみ勝ちでしてな」
リフティ ところで、この受付君は……土葬のことはしってるんだよな、すぐ近くにあるんだし
受付 「記憶も…一部失われたようです。両親は生きている…というようなことも申した事もあったし…ただ…1年位前から…妙に元気になりましてな…まぁ…良かったとは思っております」勿論、知ってなきゃ君にあんなこと言えません
リフティ 「まあ、幼心にそういった酷なことは残るのでしょうね……彼女がそういった過去を乗り越え、立派になるよう祈っ……一年前?何かあったのですか」
受付 「私にはなんとも…ただ…もしそういうことが知りたい時は…彼女と同じ目線に立てる者…子供達の声に耳を傾けてみるのも一興かもしれませんね…」そう言って受付さんは目を細めます
ポプリ ←子供
リフティ 「そうですか……ええ、お話ありがとうございました。」
受付 「いえ、またお越しください」ではシーンカット。ポプリのシーンだ
ポプリ え(笑
GM 子供と言う物はなんとなく自分に似ている物がわかるもので君にわさわさ群がってきます。冒険のお話とかが聞きたいようです
ポプリ 「村の近くにゴブリンが住みついてね、そいで……」いろいろ話します
タイム それを相棒の手入れをしながらテラスから眺めて微笑んでおきましょう
子供達 「それでそれで…」眼がキラキラしてる
ポプリ 「弓矢と剣でつっついて巣穴から追い出したの。そいで……」
子供達 「うんうん」
ポプリ ところでその中にティアナはいますか?
GM いるよ。どっちかと言うと君が困った時とかたしなめたりする側に回る方
ポプリ なるほど
リフティ 大人びている感じなんね
GM で、彼女がちょっと神殿のお手伝いで居ない時…子供の一人が
子供 「ったくあいつもな〜」なんてぼやいてます
ポプリ 「ティアナがどうかしたの?」
子供 「前はなんつうか…その、ネクラって感じで付き合いにくかったんだけど…」此処で少年は口篭ります
ポプリ 「今はあんまり暗くないよね。何かあったのかな?」
子供 「あれは…随分前…確か1年位前だったかな。突然、『唯一の形見であるペンダントから声が聞こえた』とか言ってさ…それからかな。なんか変わったんだ。なんつぅかこう…頼もしくってか口煩くなった感じかな?」
ポプリ 「ふーん、ペンダントかぁ……」
子供 「ああ、あいつがいっつもつけてるやつ。ただ…それまで大事にしてて何時も一緒だったぬいぐるみとかも持たなくなってさ…大人になったんかね〜。アレもこっちに来た時から持ってたみたいだから形見の一つかと思ってたけど…」確かに思い出してみるとティアナはペンダントを身につけていましたね

「変わったって言えば司祭様も変わったよな…前はなんか金金金って感じで俺達虐めるさいって〜野郎だったけどティアナと2人で話したらさ。こう…一変しちまったんだ。」
ポプリ 「ふーん……いろいろあるんだねぇ……」
子供 「あいつら(対アンデッド部隊)の目を盗んでこっそり土葬とか始めたのもその頃位からだし…人間って変わるもんなんだなぁってホント思ったよ(しみじみ」年に合わない爺臭い仕草でうんうんと頷きつつ
ポプリ 「へーえ」
子供 「まぁあいつのことなんかよりほら、さっきの話の続き続き」
ポプリ 「そだね。じゃあね、ドラゴンが来たって大騒ぎになったときの話!」
子供 「おぉおお」
ポプリ 「最初に言い出したのが嘘つきの男の子だったからみんな信じてなかったんだけど、それがね……」
GM と言うわけでその日一日君には子供達がべったりでした〜
リフティ あ、じゃあその日の夜にでも、カクカクシカジカ。「なんていう、急に明るくなった子供もいるんだってさ」とか話をしよう
ポプリ こっちもティアナ豹変、司祭も変わったって話をします。ところでMP回復していいですか?
GM 神殿に泊まる場合質素なんで一日につき1d6回復。宿だったら2d6
ポプリ 宿代ないので神殿ですね
タイム 神殿ですな。絡みたいし
リフティ んー、まあ一人が神殿ならばみんな神殿でいいんじゃない?ってことで同じく神殿で
一同 (ころころん)
GM ん、全員全快か…アリアンは戦闘しないとMP使いどころがないからねぇ…。では次の日です
タイム 神官に絡んで一局設けてます(笑
GM まぁ、付き合うけど
アスカ じゃあ私は神殿のお掃除を指導していましょう(特別やることなし)
ポプリ ティアナにペンダントのこと聞いてみます
GM ふむ、じゃあまずはタイムから処理していこう
タイム 黙々と パチッ   パチッ    パチッ   …………
神官 「なかなかやりますね」ぱち ぱち ぱち
タイム 「やはりお強いですな…楽しいもんだ…久しぶりにやると」パチッ   パチッ    パチッ   …………
神官 「こちらとしても歯ごたえのある相手は…いいものですね」ぱち ぱち ぱち
タイム 「時に…少し話を聞いてよろしいですか」パチッ    パチッ
神官 「何ですかな」ぱち ぱち
タイム 「こんな街で…こういった事をこの神殿で行われるようになったきっかけってのは何か在るのですか?」
神官 「孤児院の事ですかな」とぼけて
タイム 「いや…孤児院は結構見かけます…先日参加させて頂いたあれです…」
神官 「アレは…司祭殿が始められたのです…それまでお金にしか眼が無かった彼が」
タイム 「…人が変わったように?…」
神官 「急に街の人たちの為に…と初めたのは正直驚きましたね。ええ、本当に人が変わられたようです」
タイム 「何かきっかけでもおありになったのですかね?」
神官 「そう言えば…ティアナと2人で話した時からですかね…あの娘の境遇に何か感じる物があったのかもしれません」
タイム 「二人で?」
神官 「ええ、あの日、確かティアナの方から2人っきりで話し合いたい事があるというので渋々承知なされていたのを覚えています」
タイム 「そういえば彼女は前からあのように面倒見がよろしかったのですか?感じるほどの境遇をお持ちな様な振る舞いは一切見受けられませんでしたが…」
神官 「いや…前はもっと内向的でしたね。時というのは万能の薬とはよく言ったものです」
タイム …もう少し踏み込んでみるか…「そういえば…子供達が一年前になんか明るくなった様なことを申しておりましたな…っで…受付の方が…一年前に活動を始められてとか…」
神官 「………」
タイム 「時期が重なっていますが他にきっかけがおありだったってことはないのでしょうか……」
神官 「1年前…そうですね。時期的にその辺りくらいでしょう。そう言えば何か妙な事を口走っていましたね。『ペンダントから声が聞こえた』と。実は…(此処で声をひそめ)アレは魔法の品なのです。本当は禁制で燃さねばならないのですが数少ない形見…燃してしまうにはあまりにも不憫でして…まぁ今でも彼女が大切にしている…そういう事です」
タイム 「…魔法の品…ですか?…用途は?」
神官 「其処までは流石に」
タイム 「不明なんですね?…」
神官 「ただ、声が聞こえると言ってたようですし…何か意思疎通するためのものなのかもしれませんね」
タイム 「もしくは何らかの生命体が封印されているとか(少々おどけて」
神官 「まさか」苦笑し
タイム 「済みません…至らないこと聞いてしまいまして…っと、角、金取りですな」どぞ、次の方
神官 「む、其処の歩も取れますよ」じゃあポプリね
ポプリ ティアナにペンダントのこと聞いてみます
ティアナ 「これ…ですか。大事なモノなんですよ…(にこにこ」
ポプリ 「形見、なの?」
ティアナ 「今のところは…まぁ形見と言う事になりますね(苦笑………」ここで感知どぞ目標値は10
ポプリ フェイト1点使用(ころころ)12
GM じゃあティアナが「もう少しの辛抱ですけど…(ぽそ」と呟いたのを君の猫耳はキャッチした
ポプリ 「ん? 何がもう少しなの?」
ティアナ 「へ?え、あ、な、なんでもないですよ〜。あ、私お仕事頼まれてたんで、そ、それじゃ〜(あたふた」彼女はぱたぱたと走り去ってしまいます
ポプリ 「あのペンダント……何かある……?」GM、アイテム鑑定してみて良い?
GM あ、それはちょっと待ってね、ここで一旦シーンカット
ここで一同もう一回集まり情報交換+作戦会議をします。何かポプリがさらっと
ポプリ 「それと対アンデッド部隊は潰さないでいいの?」
等と怖い事を言っていましたが…その後ペンダントについてポプリの聞いた話を元にアイテム鑑定を全員で行いフェイト2点使用したポプリがコレに成功

形見のペンダント
   テレパシー系の魔法が掛かったタイプのアイテム。それだけなら只単に問題は無いが使用者の念が強力だったり何度も繰り返し繰り返し使用した場合稀に霊とでも言うもの…にまで届く時があり、それらを引き寄せてしまう可能性もある。

   ここでもう一回知力判定をさせてみた所ポプリは成功。呼び出せるのは現世に留まれるくらい強い念をもつタイプの霊でそこまで強い念を持ち尚且つここいらで漂っている可能性があるのは…という所まで閃きます。さらに話し合う一行…結果
クローゼ 街を見に行く
タイムリフティ 埋葬場所(地下墓所(神殿の3つ目の建物の地下にある)を見張る)
アスカポプリ (お掃除しながら)ティアナを張る
となりました。

第6章 地下墓所に眠りしモノ

GM ん、OK。とりあえずクローゼは街に行きましたが(もうそっちには情報無いんだよね…)特に何も収穫は無し。次は地下墓所のタイムとリフティね。君達が深夜遅くまで見張ってると…ここで感知判定どぞ
タイム 11
リフティ フェイト1点使います(ころころ〜)17
GM リフティは此処の司祭様が奥の方へすたすた行くのが見えた
リフティ ふむ。んじゃ、タイムに伝えて、こっそり……は怖いなぁ(笑
GM どうする?
リフティ 「一応、みんなに伝えてもらえるかな?……戻ってこなかったら……それなりの何かがあった、ってことさ」
タイム 「了解した…」急いで
GM OK。じゃあ司祭様はすたすた奥の方へ。もっかい感知判定どうぞ。目標値は12
リフティ フェイト1点使用します(ころころ〜)クリったな
GM うむ、では奥の方に扉があって彼はぶつぶつと呪文を唱えきぃっと明け入っていった。ばたん(ドアの閉まる音
リフティ 呪文は聞き取れた?
GM うん。「真理とは恨む事なり」等という物騒かつ変な言葉が聞こえた
リフティ ん、なら戻る。そりゃもうコソコソカサカサと
GM では次はポプリ。何を聞くのかな?ティアナはさっきの事もあるし君を避けたがってるけど
ポプリ 「ティアナ〜、ペンダントのことだけど、誰とお話ししてるの〜?」
ティアナ 「へ?えぇっと…じ、自分の心の中に居る神様にですよ」(随分直球ど真ん中な交渉だなぁ)
タイム 素晴らしい…交渉術だこと…
ティアナ 「貴方もアコライトならなんとなく分かるでしょう」
ポプリ 「神様はペンダントを通じて話しかけたりしないよ。それ、てれぱしー使えるペンダントなんでしょ?」
ティアナ 「!!!!なんで…そのことを?」ティアナの顔が翳ります
ポプリ 「ねえ、誰と話してるの? お父さんやお母さんの振りをしてる誰かなんじゃないの?」
GM (………あ、それこの段階じゃNGワード)
アスカ GM、登場してもいいですか?
ティアナ 「余計なお世話です…私に構わないで」どうぞ
ポプリ 「それ、危ないよ。わたしを信じて預けて、あ、ティアナ……」
アスカ パコン スリッパか何かでポプリを叩きます
ポプリ 「はうΣ」
アスカ 「あんたね、いくらなんでもストレートすぎるわよ」
ポプリ 「えー、だって〜……」
ティアナ 「と、とにかく…私に構わないで。もう少しなの…もう少しなんだから」ティアナはたたた〜っと走り去ってしまいます
アスカ 「もっと彼女のことを考えてあげなきゃだめじゃない。まずは彼女ときちんとコミュニケーションから、いきなりそんなこと言ったら…」逃げられた
ポプリ 「難しいよ。そんなこと言うならアスカやってよ」
タイム …こっそりと背後に戻ってきて「もっと静かに出来ないか?…夜も更けてるんだし…」
アスカ 「ええと…」明後日の方向を見てみたり 「あ、お帰りなさい」
ポプリ 「もう少しだって。もう少しで手遅れになっちゃうよ。なんとかしないと……」
GM (………ごめんね。今ので完全に君を警戒するようになっちゃったから…もう手遅れなんだ)
タイム 「うむ…ちょっといいか…」
ポプリ 「へっ?どうしたの?」
タイム 「リフティーがカタコンベを当たっている…司祭さんこっそり入っていきやがった…」
ポプリ 「踏み込もう!」
タイム 「今はリフティー待ちだ…もし…あってはならないことだが戻ってこなければ…突っ込むぞ…」
クローゼ 「(戻ってきて)何があったんだ?」
リフティ じゃ、ソコに戻ってきていいかな?
GM どぞ
タイム 「ぉ…首尾は?」
リフティ かくしか
ポプリ こっちもかくしか
リフティ 「ということで、あそこにはまだ何かあるようだ。」
ポプリ ……司祭が入ったのはカタコンベなの?
リフティ なの?
GM 君達ツーカーで分かり合える素敵な仲ですね(笑。えっと司祭が入っていったのはカタコンベの奥にある扉です
タイム 「リーダー…いっそのこと…ティアナ口説いちゃえ…(含笑」
クローゼ 「何を言ってるんだ………」
アスカ 「どこからそう言う発想が?」
タイム 「在る意味有効打では在るが…楽しんでるだけだ」
リフティ 「あとは……今、司祭がいるうちに踏み込んでみるか、司祭が出て行ったあとにしてみるかだが……『もう少し』というのを考えれば早いにこしたことはない、、、か」
ポプリ 「踏み込もう!」
タイム 「…手っ取り早くは在るな…」
アスカ 「踏み込みに一票」
ポプリ 「虎穴にいらずんば……だよ」
クローゼ 「任せるよ」
リフティ 「まあ、幸いにも呪文も聞き取れたことだし、な。行ってみるとしようか」
タイム 「では…決まりだ…」
ポプリ 「めいっぱい急ぐ〜!」
GM OK。じゃあ君達は目一杯急いで…扉の前です
アスカ ええと、罠チェックですね。一応、まあ入り口だし、ないでしょうが(ころころ)14 まともな目が出ました
GM 罠はなさそうだけど、魔法の鍵が掛かっている。ルール的に言うとトラップ〔鍵B〕だ
リフティ 「……ではあけよう。"真理とは恨む事なり"ごにょごにょ……」
GM かちっと鍵が開く音が
リフティ 開けてみよう。中の様子は?
GM 中にはゾンビ〜とかスケルトン〜とかがせっせとカタコンベの拡張工事を行っていました。で、貴方方を見ると襲い掛かってきたのですが…所詮モブはモブ…
アスカ 「巻き上がれ、旋風。吹き飛べ、愚か者どもよ」【トルネードブラスト】斬
ポプリ 「たーまやー」
タイム 「在る意味シュールなコーケーだな…」
GM はい、哀れにも木の葉のように舞散るゾンビ〜+スケルトンの軍団…全☆滅
アスカ 「ふぅ、スッキリした」ツヤツヤテカテカ(表現が違
リフティ 「……ゾンビにスケルトン、か。アンデットが活動しているということは……」
GM で、そんな風にアスカが大暴れしていて皆さんがちょっと離れたところで見ていると…きぃっとドアが開いて
男性の声 「やれやれ…見てしまいましたか。私としてはとてもとても残念…ですよ」首を振り司祭様が登場
アスカ とりあえず聞きながら近づきましょう
タイム 私も近づくか、じりじり
司祭 「私はもう少しの間『対火葬政策の為に尽力する司祭』で無いといけないので…おや?」アスカを見て「何処かで見たような気がしていましたが…貴方、何故こんな所に?『機構』の差し金ですか」
アスカ 「だったらどうだと?あなた、おいたがすぎたわ。私の手にかかって眠るがいい」殺気だった目で睨む
ポプリ 「悪行発覚! しんみょうにおなわをちょうだい!」
クローゼ 「まあ、邪悪決定、だな。」
司祭 「良いでしょう。貴方方を片付け下僕にした後ゆっくりと聞けば良いのですから」つかつかとおり…その時ぱたっと後ろの半開きだったドアが再び開き真っ青になったティアナが顔を覗かせます
ティアナ 「司祭様…こ、これは?」真っ青な顔のまま
司祭 「嗚呼、これは全て彼らがやった事なのです。さ、其処では危険だ。私の後ろに来なさい」ティアナは不信気な顔をしながらも信頼しきっている司祭の下へとてとてと寄ろうとします
タイム 「アンデットなど謀るとはなんたる所行観念するんだな」
ポプリ 「ティアナ、ダメ! そいつが親玉だよ!」
アスカ 「あんたは信用がないんだってば(苦笑」
GM (そうなんだよねぇ…さっきのアレのこともあるし…)
タイム 「ティアナが親玉だったらどうする?」
ポプリ 「ティアナは違うもん! 騙されてるだけだもん!」
リフティ 「ティアナ、よく考えるんだ。私たちがこんなことをする必要がない、ということを。私たちは偶然にもこの町へ立ち寄っただけ…」
ティアナ 「わ、私は」ティアナはびくぅっと止まる。悩んでいるみたい
司祭 「さぁ…おいで」対照的に司祭はとってもにこやかです
ポプリ 「ティアナ、ダメだよ! 戻ってきて!」
タイム 「まぁ…何にせよ…女性を打つのは主義に反するのでな…司祭…あんたは一人で逝って貰う」
リフティ 台詞を聞いてるとこっちが悪人みたいだぞっ、と(苦笑
司祭 「ふぅ…いけない子だ。ティアナ…」司祭はつかつかと寄ろうとします。ティアナは動けない。駈け寄ろうとする君達に対し光の壁が発生して妨害。司祭の進行を止めるには射撃、魔法等で10m以上の射程を持ったものでの攻撃のみ目標値は20
ポプリ 高い……
GM 撃てる物なら撃って見なさい
タイム は〜い逝きます。インヴィジブルアタック(ころころ〜)26
GM む、では君の撃った弾丸は司祭の張っていた光の壁の隙間をかいくぐりHIT。あ、ダメージは出さなくていいんで(苦笑
タイム 「近寄らせることなどしないよ…」
GM 彼の背中からだらだらと流れる血は青い色
リフティ 「……分かりやすい証拠、だな。」
ポプリ 「ティアナ戻って〜!!」
GM ティアナは腰を抜かしてしまったようだ。動かない。司祭はゆっくりと振り返り
司祭 「…まさかアレを抜けてくるとはね。まず君達から片付けておこう」
タイム 「直接対決と逝きましょうか…」
司祭 「良いでしょう。我が名、死霊術士べりアルの名において、コール…集霊鬼、アイヌライトゥカプ」彼が印を切りの呪文が完成すると…ウォォォっと一瞬部屋全体が震え、凄まじい数の霊魂が寄り添い…幾つもの墓石を寄代にして巨大な石像と化します
VS死霊術士&集霊鬼〜決戦!!ソンナコトスル人キライデス 〜
GM んで、アスカよ君は人の懐を漁るのなら当然近くによるんだよね
アスカ はい
ベレアル 「ま…まだだ…まだ…終わらぬ」憤怒の形相のまま死んだと思っていた彼が近くにきたアスカを羽交い絞めにして締め付ける…凄まじい力だ
タイム 同じエンゲージに私も居るんだけど…
GM だってタイム(男)よりアスカ(女)のがいいもん
リフティ 「ち、まだ余力があったか!?」
タイム では…横から頭狙ってうっちゃってもOK?
GM 君達とってもタフなのね。まぁ君が撃つ前に…
ベレアル 「さぁ…仲間の命が惜しくバ…ぐぁ」全てを言い終える前に突然アスカを抑えていた両腕がぼたぼたっと落ちる。何かに切り裂かれたような鋭利な断面が…
タイム ぇ…
アスカ 来たわね」表情を完全に殺して
女性の声 「伏せろ」何時の間にかドアの所に立っているのはフードを目深に被った一人の術師風の人。片手にはウィザードスタッフ
アスカ サッ
ポプリ 伏せる
タイム ぺたん
クローゼ 伏せてみる
フード 「風よ…荒れ狂う事を…承認する!!」猛烈な嵐のごときカマイタチによってベレアルは一瞬で細切れにされます
クローゼ ディレーオンっ
フード 「危ない所だったのう。まぁ…妾が手を出さんでもどうとも出来たとは思うたが一応…な」目深に被ってる為顔はわかりません。声と体付きからして女性のようです。金髪がフードから覗いてる。それクリスタ二ア(笑
アスカ 「あなたは、まさか」
ポプリ 「?」
タイム お局様?
アスカ バイトのしとですか?
フード 「妾か?ふむ、そうじゃのぅ…リトゥスとでも名乗っておこうか」彼女はべりアルがいた辺りまでつかつかと進み、腰をかがめ何かを拾います
突然出てきたこの女性の名前はリトゥス。タイムのPLがGMをしている別のアリアンキャンペでの当GMのキャラクターです。喋り方の所為かついた渾名が『お局様』(笑。訳あって行方不明となり、その後L&Pでなんとルナル世界で脇役(バイト)として登場。まぁ…同一人物かどうかは未だ分かりませんが(苦笑
リフティ そっちを警戒しつつ、クローゼにヒールをしておこうか。寝っぱなしもアレでしょ(笑
クローゼ 13点分よろ
リフティ うへ(ころころ)11 ああ、足りない(笑
クローゼのこの言葉は間違い。戦闘不能のまま戦闘終了した場合、【HP】は自動的に1まで回復します(基本P191参照)
タイム もう一声(笑
アスカ はっ、しまった この辺すごい不潔じゃないですか。とっととかえって風呂に入りたい(切に願う)
GM で、ここで起きてる人本日最後の感知判定よろ〜
一同 (ころころ)
GM リフティの高性能の耳はぐしゃ…ずるぅっと何かが大量に更新する音…リトゥスと名乗った女魔術師も聞こえたらしい
フード
リトゥス
「ふむ…困った事になったのう」ぽりぽり。暫く上を見てから
リフティ 「あー、何かヤな音がしました、ねえ?」
リトゥス 「うむ、ど〜やら彼奴の死によってコントロールを失ったアンデットどもが無差別攻撃を始めようとしておるみたいじゃの」
リフティ 「まあ、詰め所もあるしどうにかなるかな。とりあえずは……」クローゼにヒールっ(ころころ)15
アスカ 「私の出番ですか?」きらきらと目を輝かせて
タイム 「承認」
リトゥス 「ちと数が数だがの…(苦笑」 1年分溜めたのが一気にわいたんだし
アスカ 問題無し、エンゲージさえ組んでいれば
GM (ん〜、別に良〜か)まぁ…承認。思う存分切ってくれ
アスカ 「アスカいきま〜す!?」ニヤリ 中心まで飛んでいってやりますね
タイム とりあえず…ティアナのエンゲージに移動しておこうっと…
GM うむ。ティアナなのだが…ぼぅっとしてる…まるで魂の無い抜け殻のようだ。さっきからラジィが揺すったりしてるけど全然反応が無い
ポプリ 「ティアナ! ティアナだいじょうぶ?」
GM 返事が無い…只の屍のようだ(爆。とまぁそれは冗談にして返事が無いのは本当…生きてはいるよ…肉体の方はね
タイム 「…信じるモノは救われる…か…誰が言い始めたのだろうな…」
リフティ 「……心の拠り所をなくすのは、つらい、な……」
GM では、エンディングにうつります。アスカの竜巻の如き獅子奮迅によってアンデッド軍団は壊滅。さらっとハルシェパパも混じっていたような気もしますが…まぁ結果オーライ
アスカ いいんです、火葬されなければ一応依頼は果たしてます(多分
GM その猛撃の最中アスカはカタコンベの支柱をぶちぬいてしまいます。…支柱を失い地下墓所の崩壊が始ります…皆さんはラジィの【テレポート】によって脱出。倒壊によって残っていたアンデッド達も押し潰され…永遠の眠りにつきました。その際ずごぉんっと凄い音とちょっとした地震が起きたので、街は一瞬パニックに成り掛けましたが幸い大した被害は出ませんでした

そして…これらのニュース(司祭にネクロマンサーが憑りついていた。こっそり土葬が行われていた等)は数日後には街中に知り渡り…火葬の過度な押し付けが返ってアンデッドの跳梁を許す結果になったという事で対アンデッド部隊とかについては見直されていくようです

精神的に壊れてしまったティアナは…入院が決まりました。きっと今日も何も写さなくなった蒼い瞳は空を眺めているのでしょう
クローゼ す、すくわれねぇ
タイム 「…結局…笑顔を奪っただけだったのか…」
リフティ 「……結局、救うこともできなかったか……」
アスカ 「…結局暴れまわっただけでした………」
GM ハルシャは故郷の石の街に帰るそうです。因みに皆さんの今回の報酬はドロップの1300G、望めばハルシャパパお手製懐中時計も入るけど…
リフティ 懐中時計だけは受け取れない、いやもう何が何でも
タイム 一人につき216Gか。あまりが4でますけど…
リフティ じゃあ、100はハルシャに路銀でどうでしょうか……正直、10ちょっとじゃ大差ない(苦笑
タイム おぉ〜それ良いです
アスカ いいんじゃないですか
GM いいの?ハルシャ的にはパパ土葬してもらえて尚且つお金までもらえちゃう
リフティ これから父親なしで育ってかにゃならんしな。大変だぜ?
GM (皆良い人たちだなぁ)あい、それでは有難く頂きます。以上で終わりにしたいと思います。皆さん、お疲れ様でした〜
一同 お疲れ様でした〜
ラインへの道のりは…まだまだ遠い… 〜To be continued〜

GMの独り言

 今回も何か予定外のところ(対アンデッド部隊のとことか)で時間を喰ってしまったりして情報の出し方について考える所が多かったような気がします。とりあえず恒例通り一つ一つ項目を挙げてみていきたいと思います
○失敗したと思った事
 まず、情報の出し方、詰め所からではなくまず神殿の方を先にやりレジスタンスの存在をほのめかしたりしておけば良かったかなと思ってます。
 それとPTの性格傾向を把握していなかった事ですね。こっちの予定ではティアナや神父に対し疑問を持った段階で部屋に忍び込んでくるかな?と思っていたのですが、PL達は「話を聞く」という合法的手段をとっていました。まぁ、誰も犯罪者にはなりたくないですし見通しが甘かったなと反省してます

○事件の全容について
 大体シナリオで明かした通りです。5年前ジーの街を恐怖に陥れ、冒険者達によって成敗された死霊術師べレアルは死後もその怨念によってこの地に留まっていました。

 そんな或る日彼は何か自分を引き寄せる声に気が付きます。『声』の正体はティアナという事故で両親を亡くした少女。彼女は、なんの精神的なアフターケアもされないまま両親を火葬されたショックで部分的な記憶喪失に陥っており、両親は生きている。いつか自分を迎えにきてくれると信じ形見の一つの「テレパシーのペンダント」に毎日お願いしていました。それがべレアルを引き寄せてしまったのです。

 べレアルは言葉巧みに彼女を騙し、神父に憑依する事に成功します。そして、ティアナには、「父親の完全復活と、母親の復活と、町の歪んだ政策を正す事と、ちょっとした復讐」の為と言い含め、協力させます。後は土葬レジスタンスの活動の傍ら、戦力の補充として遺体を地下墓所に蓄えておりました

○ティアナについて
 セッションでは精神崩壊してしまったティアナですが、一応助ける方法はありました。多分無理だろうなぁとは思ってましたけど(苦笑。鍵を握るのは実はペンダントの方ではなくポプリと話をしていた少年がぽろっともらしていた「ぬいぐるみ」です。以下手順
  1. ティアナの部屋に忍び込むと部屋の脇でうち捨てられ、埃を被っている熊のぬいぐるみがある。実はコレがもう一つの彼女にとっての形見
  2. ぬいぐるみはその場で持ち帰っても良いし、ティアナに直接交渉してもあっさりとくれる。両親が復活すると信じている彼女にとってはもう価値の無いモノだから
  3. ぬいぐるみを調べると鼻の部分を押せる事が分かる。ただし、今は何か故障しているらしく「…ザザ…アナ…さんたち…」と言った雑音しか分からない
  4. ぬいぐるみを直すには街の錬金術師に頼る。若しくはハルシャに見せても良い。彼は錬金術師の卵だがぬいぐるみを修理するくらいは出来る
  5. ぬいぐるみが治るとそれにティアナの両親からのメッセージが入っているのでそれを彼女に聞かせる
 といったややこしい手順が必要でした。因みに彼女に対して言ってはいけないNGワードとして『ペンダントは妖しい(若しくは良くない)モノなのでこちらに渡して欲しい』というのがありました。ポプリが引っかかったのはコレです

○敵について
 実は今回、前回の反省を踏まえ、GM、敵をちょっと強めのを出したつもりでしたが…まぁ、あっさりと敗れてしまいました。次こそは〜っと意気込む一方なんだか新商品の耐久テストをしているような妙な気分でも在ります。一応データを下に載せておきます

 こんなもんでしょうか…では、第三話でお会いしましょう〜。
死霊術士ベレアル
分類 アンデッド 属性
LV 8 識別値 16
能力値
筋力 12 4 器用 14 4
敏捷 18 6 知力 30 10
感知 18 6 精神 21 7
幸運 12 4
アンチクロス(【魔術判定+2】効果)
命中 威力 種類 射程
4 2d 5 2d 物理 至近
回避 6 2d 防御 6 7
HP 40 MP 100
行動 12 移動 17m
特殊能力
アースブレッド 2
アンデッドベイン 4
プロテクション 3
マジックブラスト
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドロップ
2〜8 ダルマティカ
9〜11 魂の欠片 500G
12〜 アンチクロス 1500G

集霊鬼アイヌライトゥカプ
分類 アンデッド 属性
LV 7 識別値 15
能力値
筋力 21 7 器用 18 6
敏捷 16 5 知力 5 1
感知 18 6 精神 13 4
幸運 7 2
アックス
命中 威力 種類 射程
6 3d 15 4d 物理 至近
回避 5 2d 防御 8 4
HP 80 MP 40
行動 11 移動 16m
特殊能力
豪腕 2
ウェポンクリエイト 5
アックスマスタリー
フェイタルブロウ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドロップ
2〜7 ゾンビの粉 50G
8〜14 呪われし宝石 400G
15〜 憎悪の塊 800G
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