第1話 「幻の黄金ポメロを求めて」


※注:当シナリオはアリアンロッド公式シナリオ【幻の黄金ポメロを求めて】をベースにしております

第1章 ど貧乏ギルド

第2章 陰の森

第1章 ど貧乏ギルド

■今回予告

"陰の森"
いまだに完全に解明されることは無い緑の秘境
そこには、ひとつの伝説がある。それこそ金色に輝くポメロの伝説であった。
三代に亘り『トラベルガイド』を執筆してきたという少女エリンと共に、冒険者達は未踏の森に向かう。しかし、黄金ポメロを狙い暗躍する怪しい影もあった。
迫り来る大自然の脅威、張り巡らされた罠の数々。そして伝説の正体とは?
アリアンロッド第1話『幻の黄金ポメロを追え』

冒険の舞台がキミを待つ!
GM はい、という訳で他のが全然終わってないけど新キャンペーンを始めるよ〜、皆居るかな〜
一同 お〜
GM 有無、良い返事ですね。舞台は冒険者の町ライン、君達は最近ギルドを組んだばかりの新米です。そろそろ懐が寂しくなってきたから働こうかなって事で神殿の前にやってきた…この辺りからのスタートです
ノイ 「腹減った……」
ヒイラギ 「働かざるもの食うべからずー」
ノイ 「ギルマス……そろそろ懐がさびしくなってきましたねぇ…」
レイン 「働きますか…」
ヒイラギ 「空腹なら働くべし」
ノイ 「これもそれもギルマスの翼を見てみんな悪魔だと勘違いしちゃうからですよぉ…」
アシュリー 「どう見たって普通じゃないわよね、うちのギルマス」
このギルド『銀翼の死神』のギルドマスターことレイン君の翼は龍の血を引いている(出自、龍の血脈)せいか通常のドゥアンの天翼族と異なり龍の翼という設定です
レイン 「悪魔じゃない!龍だ!銀翼の!」
ノイ 「はぁ……これが天使の羽根の様な翼なら誤解されずにお仕事もうけれたのに…はぁ」
レイン 「文句をいうなもんくを…」
ヒイラギ 「暑いから興奮すべからず」
ノイ 「とりあえず、この街で仕事が受けれなかったら、今晩は御飯抜きを覚悟しないといけませんからね」
ヒイラギ 「今夜はカエル料理?」
レイン 「どっちかというと虫?」
ヒイラギ 「蝗の佃煮は美味」
ノイ 「はぁ…」
うだうだと神殿前にて貧乏話で何故か盛り上がる一行…どうでもいいがなんでそんなに困窮してるんだ君達は(笑
アシュリー 「…わたし、ソルトライスもらってくる…わたしの分だけ」
ノイ 「あぁっ!アシュリーさんずるい!私の分も!」
アシュリー 「アンタなんて知らないわ」
ノイ 「ひ、ひどい…(泣」
ヒイラギ 「弱肉強食……」
アシュリー 「ほら、ヒイラギも行きましょ」
ヒイラギ 「うむ。同道いたす」
ノイ 「とりあえず、私はお仕事ないか聞きにいってきます」
GM (あ、やっと神殿に入った…)ん、じゃぁ中に入った人達はね、ふと見ると…ここの神官長、ランディアさんが誰かと話してるのが見える。相手は16,7のヒューリンの少女、ついでに…
ランディア 「それで、"陰の森"に行こうとしているのですか…」
少女 「はい、どうしても…」
GM とまぁこんなおまけ付
アシュリー ふむ、話しの邪魔はせずに、すみやかにソルトライスもらってきます(即答
つれない娘さんである
レイン 「陰の森?」
ノイ 「むむっ!お金の匂いと塩の香り…」
ヒイラギ 「仕事の気配」ソルトライスを頬張りつつ
レイン 「少しわけてソルトライス」
ヒイラギ 「拒否する」
アシュリー 「自分で取りに行きなさい」
ノイ 唐突に「お嬢さん。ボディーガードは如何ですか?」少女の前にずずぃっと
少女 「へ?」突然のノイの申し出にきょとんと
ランディア 「おや、君は…」神官長もノイに気づき
ヒイラギ 「私たちは微妙に怪しいものだ」
ノイ 「もちろんです!私たちは『銀翼の死神』!冒険に出れば必ずPT以外を殺して帰るという噂の……って、これじゃボディーガードにならねぇぇぇ!!いや、嘘、嘘です!見事お嬢さんのボディーガードを勤めて差し上げます!」
このギルドのギルドマスター、レイン君の境遇が死神なのです
ランディア 「あー…」ノイの台詞にちょっとこめかみを押さえつつ…「ま、まぁ…君達ならある意味適任…ですね」少女のほうはノイの迫力に押されて反射的にコクコクうなずいてる

「とりあえず…紹介しましょう。こちらはエリン。『エリンディル西方トラベルガイド』の執筆者である探求者の一人です」彼に紹介されて少女、エリンがぴょこんっと頭を下げます
ノイ 「これはこれは、私はノイ・ヴィント。メイジの端くれです」
レイン 「うんうん今まで死んだのはすべて不幸な事故だから」
ヒイラギ 「今回も事故が起こらねば良いな」
ノイ 「不吉なことを言わないで下さい!」
GM ランディアさんはその尖った長い耳をぱたんっと閉じて不吉な会話をシャットアウト。にこにこしております…対照的にエリンはかなーり不安な顔
アシュリー 「…へぇ、執筆者ね、ご立派なこと」話題を変えよう(笑
エリン 「あ、はい、あたしの一族は、もう祖父の代からエリンディルを巡って『トラベルガイド』を執筆するという大役を神殿から承っています。それはもう大変な偉業です。祖父の仕事を父が受け継いでいたのですが、昨年病に倒れ…あたしは、その遺志を継ぐことを決心したんです」
ノイ 「それはそれは、大変素晴らしい事をなさっておいでなのですね」
ヒイラギ 「一族代々とは、見上げた心がけである」
エリン 「ええ、そして、祖父の代から調べている一つの伝説があるんです。それが"陰の森"のどこかにいるという幻の黄金ポメロです!伝説によれば神の使いとも莫大な黄金の隠し場所を知っているとも伝えられています。目撃例は僅かしかありません…」ここでほぅっと一息入れ

「ですが!祖父も父もその実在を確信していました」ぐぐっと拳を握り
ノイ 「莫大な黄金!!」
レイン 「金!!!!!」
アシュリー 「確信…ね」
ノイ (ぼそぼそ)「ギルマス、ギルマス。聞きましたか?黄金ですって」
レイン 「おうともよ」
ヒイラギ 「捕らぬ狸の皮算用」
ノイ 「…黄金が手に入れば、ソルトライスにバターとかのせて食べれるんだろうなぁ…」
アシュリー 「塩とバターってどうなのよ、それ?」
困窮しすぎである(苦笑
エリン 「え、えぇっと…つ、続けますよ。あたしは"陰の森"の未踏部分を調査し、黄金ポメロの存在を実証したいんです。でも冒険の素人のあたし一人で"陰の森"の探索なんてしたら確実に死んじゃいます。なので、どなたか護衛にして欲しいな〜などと思っていたんです」
アシュリー 「死ぬわね、確かに」
ランディア 「『トラベルガイド』の執筆は神殿も全面的に協力している一大事業。引き受けてくれたなら報酬は一人につき500G出しましょう」
アシュリー 「…まぁ、悪くないけれど、どうするの?」とレインを見る
ノイ 「500も!大金ですよ。ギルマス!」
ヒイラギ 「端金だが背に腹は替えられぬ」
レイン 「逝くしかないだろう!すべては今夜の宿のため!」
ノイ 「おう!」
レイン 「皆逝くぞ!」
ランディア 「…」 神官長の顔には『大丈夫かなぁ』とありありと(笑
アシュリー 「独りでお逝きなさい」
ヒイラギ 「逝かぬが行こう」
エリン 「では、皆さんよろしくお願いします」とエリンが頭を下げた辺りでシーンを切りますね(苦笑
エリンの依頼を受け、陰の森へと向かうことになった一行…しかし、こいつらで大丈夫かなぁ(苦笑

第2章 陰の森

GM それから数時間後…意気揚々と森の中に入っていくエリンと冒険者達一行。その背後をつけてくるいくつもの影があった…その中の長と思しき陰が一言
「あいつらの後をつけていけば、黄金ポメロが手に入るってわけさ。いいかい気づかれるんじゃないよ」
妖魔達 「キキィー!!」
GM という訳で皆さん妖魔の森に到着です。生い茂る木々が日の光を遮る。これが"陰の森"と言う名の由来だ。細い獸道を、茂みを掻き分け慎重に進むしかない

あ、因みにエリンはエキストラですが、HPは20点、当然エネミーやトラップの攻撃の対象となるので気をつけてください。HP0になったら死にますんで
ノイ 攻撃特化のこのPTに防御を求めるとは…(笑
GM エリンはごくっと唾を飲み 「さぁ、行きましょう皆さん」
ヒイラギ 「急いてはことをし損じる」
GM 皆さんは南から森に入ってきていますのでこのマップでは今の所北のみ進めますね
レイン では北だ
GM OK、暫く進むと少し開けたところに出てくる。相変わらず木々が生い茂る中の行進だが…開けたところに出たね
アシュリー うあ、ドラゴンクエストモンスターズやってる気分
GM 的確なたとえをどうも(笑 ここからだと北、東、西と三方に進めそうだよ
アシュリー その前に、ここではなんか起きないの?
GM ん、ああ、したい場合はどうぞ。感知判定ね。それ如何で何かが起きるかもしれないし起きないかもしれない
ヒイラギ じゃ…(ころころ)おや…6ゾロでクリティカル(笑
レイン
アシュリー
うは
GM おー、幸先良いね。ではヒイラギ。君は、森の中だというのに…何故か財布を拾いました…
ヒイラギ 「ふむ……」財布拾い
GM 中身は(ころころ)げ、820も入ってる。後、「P」って刺繍が入ってるね
ノイ 「大金ですよ!!」
レイン 「持ち逃げスンナよ!山分けな」
ヒイラギ 「P……持ち主の名前か? あとで役所に届けねばなるまい」(溜息
ノイ 「ええっ!ネコババしないんですか?」
ヒイラギ 「悪銭身に付かず」
アシュリー 「ノイ、後で神殿で懺悔なさいな」
ノイ 「ううっ…」
アシュリー 「ま、持ち主が常識人なら、多少のお礼は期待できるでしょ」
ヒイラギ 「常識人だったらな…」
GM 後はまぁ特にこれといったものはなさそうだね
ヒイラギ 「次はどこに参ろうか?」
アシュリー 「右(東)よ右!」
ヒイラギ 「では右」
GM あいあい、とたとたと東へと進む…で、だ暫く進んでると目の前に檻があって…中で一人の少女がもそもそと涙目で肉を食べてる…檻の周りには黒焦げになったゴブリンが数体倒れ付してる
ノイ 「だ、誰かいますよ…」
ヒイラギ 「肉…」
少女 「…」年の頃は15,6位ね。青い髪で狼のような耳先…肌は透き通るような白、ぴょこっと飛び出した狼の耳…体型は割りとぼんっきゅっぼんだったりします(笑。君達に気が付くと気まずそうについっと目を逸らし
ノイ 「あれって、まさかゴブリンの肉を食べてるんじゃ…」
少女 「…た、助けてくれないかな…ってち、違う。違うよ〜」慌てて全否定
ヒイラギ 「ことと次第による」
少女 「えぇっと…ボクは…ルネスの学園のものなんだけど…」彼女の言うことには…ルネスの冒険者学校の学生で卒業試験の課題としてこの陰の森の薬草をとりにやってきたらしいのです

「何の因果か…このお肉が置いてあって…それで、ふらふらーっと」
アシュリー 「へぇ?…へぇ」
少女 「肉をとったら…がしゃんっと…檻が…で、ゴブリンがわらわらと出たから驚いて」
ヒイラギ 「……因果応報」
アシュリー なんとも可哀想なモノを見るかのような眼で見つめる
少女 「ば、ばーすとるびーで一掃しちゃった…あはは」
ノイ 「ば、ばーすとるびー…」
アシュリー 「極めて勿体無いわね」
少女 「う、うるさい…いいの、ボクのモンだったんだから」
ヒイラギ 「さようか。強く生きるのだぞ」
アシュリー 「でも、きっとバーストルビーを売れば、目的の薬草なんて市場で買えたんじゃない?安全にね」
少女 「残念、その薬草はここでしか取れないんだよ。滅多に市場にでることは無いんだ。と、兎に角助けてよ。メタ的に言うとこれ、中からは鍵Bで出られないけど、外からなら鍵A扱いなんだから」
レイン 「試験は自分でがんばろう!」
少女 「だ〜し〜て〜」ガタガタ
レイン 「どうする?」
アシュリー 「私たちが何者かも知らずに助けを求めるなんて、無謀も良いところね」
ノイ 「幾ら出しますか?」
少女 「うぅぅ…さ、財布は落っことしちゃったから(しくしく」
ノイ 「…ち、ちなみに御名前は?」
少女 「プラナス…」
ヒイラギ 「それはひょっとして……これであろうか?」Pの財布
アシュリー 「みたいね、返してあげれば?」
ヒイラギ 「うむ、今度は落とさぬようにな」財布を返そう
プラナス 「あ、それボクの…うぅぅ…ありがと〜」目の幅涙で
アシュリー 「本当に注意しないと、次に落とすのは財布じゃなく、命かもしれないわよ?」
プラナス 「う、うん…えぇっと…ついでに出してくれると尚嬉しいんだけど…」
ノイ 「では、皆さん先を急ぎましょうか」
レイン 「じゃあいくぞ〜」
プラナス 「だからだしてーーーー」ガタガタガタ
ヒイラギ 「それは仕事の依頼であろうか?」
レイン 「幾ら出す?」
ノイ 「820Gで手を打ちますよ(笑」
プラナス 「それ、今もってる全財産Σ(がーん」
ノイ 「ちっ、気付いたか(笑」
ヒイラギ 「それは悪徳だ」
アシュリー 「…仕方ないわね」GM,うちが開けます(ころころ)13で丁度成功 がちゃがちゃ「ほら、さっさと出なさい」
レイン 「ちっあいたか…」
プラナス 「で、出られた〜」よろよろぉっと檻の外へ…狼の耳がへにゃぁっと
ヒイラギ 「善哉善哉」
アシュリー 「独りで帰れる?それともまだ試験の続きかしら?」
プラナス 「まだ、試験の続きだよ…薬草とってないし…そういや貴方達なんでこんなとこに?」
アシュリー 「アナタには関係の無い話よ」笑顔
プラナス 「ふみ…まぁ、確かに…」こくこく
ノイ 「アシュリーさん。この子には一人で果たさなければ行けない試練があるのですよ。それを私たちが邪魔してはいけません。という訳でさっさと先を急ぎましょう」
アシュリー 「そうね、じゃあまた縁があったらお会いしましょう」
プラナス 「うん、助けてくれてありがと…」プラナスは西のほうへてくてくと歩き出そうとして「あ、そうだ…」と立ち止まります
ノイ 「なんですか?」
プラナス 「南にいったとこに確か、エルダナーンの集落があるとか無いとか聞いたよ。ちょっと思い出したから」
レイン
ノイ
ヒイラギ
「…南」
プラナス 「うん、ボクは寄ってないから詳しくはしらないけど…資料でね」それだけ言うとじゃぁねっと手を振りつつ西へと消えていきます
ヒイラギ 「さらば」
レイン 「行くか」では南へ進みます
GM あい、生い茂る草を掻き分けたりなんかしながら進むと、次第に小さな集落が見えてくる
ヒイラギ 「家」
GM 君達がやってくると素朴な格好をしたエルダナーンがやってきますね。ちょっと年のいったおじさんね
おじさん 「あれ、お客さんかい?百年ぶりくらいかなぁ。こんな所に良く来たねぇ」にこにこと…
ノイ 「こんにちは。同族の方ですね」
おじさん 「おお、そうだね…よろしく」握手握手
アシュリー 「別に観光ではないの、探し物よ」
おじさん 「探し物?」
ノイ 「幻のポメロを探しているのですが、なにかご存じないですか?」
おじさん 「幻のぽめろねぇ…」うーんっと「長老なら何か知ってるかもしれないけど、今寝込んじまって。キクタケさえあれば一発で治るんだけどな」
ノイ
ヒイラギ
「キクタケ?」
アシュリー 「…ベタベタね」
エリン 「キクタケというのは万病に効くという幻のキノコです」後ろからぽてぽて付いてきたエリンが

「"陰の森"では色々な薬草が取れるって『トラベルガイド』にも書いてあります。因みにどんな病気にも効くからキクタケ…というのが名前の由来です。でも抜いてから一日もたたずに効果を失ってしまうんです」
ノイ 「そのキノコはどの辺にあるんですか?」
おじさん 「西の方に生えてはいるんだがよ…」ぽりぽりと頬をかきつつ「あの辺はモンスターが良く出るんで俺らもあんまり近寄らんのよ」
アシュリー 「…もしかして、繁殖数は少なかったりする?」
おじさん 「希少ではあるけどな…今の時期なら生えてるはずだよ」
ノイ 「ふむ、ついでに探してみるとしますか…」
アシュリー 「どれくらいかしら?学園の試験で取り尽くせる程度なワケないわよね?」
おじさん 「ああ、そうそう取りつくされたりはしないと思うよ」
アシュリー 「そう、ならとりあえず、そんなに急ぐ必要は無さそうね」
ヒイラギ 「急がば回れ」
ノイ 「じゃあ、ここで得られる情報もなさそうですし、戻りますか?」
レイン 「戻ろう…」二つ前のマップに戻って今度は西に進んでみます
おじさん 「じゃ、またな〜」手を振りつつ見送ってくれる
アシュリー ゴブリンの死体はご健在?
レイン 又つかまってたら笑う
GM 誰も居ないって(苦笑 森を抜けると切り立った崖に出る。下を除くと目も眩むような高さです。崖には沢山の茸が生えているね
アシュリー 「うぁ…」
ノイ 「キノコですね…」
エリン 「あのキノコのうちどれかがそうです。持ってきてくれれば判別が付きますけど…」
アシュリー 「…片っ端から採取しましょ」
ヒイラギ 「やれやれ」
GM 茸は崖に生えてるからまず茸のところまで登らないといけない。筋力判定で目標値は10
ノイ
アシュリー
ヒイラギ
(ころころ)失敗…途中で力尽きてぷしゅーっと
レイン 「飛んだが早い〜」でも判定(笑 (ころころ)14で成功〜
GM ふむ、では翼を使わず上るレイン…ここで感知判定どうぞ、あ、因みに1〜5とあるけどどの茸にする?
レイン 3で、感知判定は11
GM (運のいい奴…)ではがっしととることに成功…と同時に残りの1245の茸からにょきっと足が
アシュリー キモッ
ヒイラギ うゎ〜
GM そしてわーっとダイブして地面に着地
アシュリー 「な、何っ!?」
レイン ど〜みてもペリクラ
GM エネミー判定もしていないのに断定しないように(笑。それにこいつらはペリクラみたいに穏やかな顔じゃないよ。ムンクの叫びみたいな顔してる。という訳で戦闘開始と行こうか
ノイ 「ものすごく嫌な予感がします…」
VSスクリーマー×4〜ど根性ギルド〜
エリン 「あぅぅぅ…」断末魔に当てられてふらふら
ノイ 「あ、エリンさん大丈夫ですか?」
エリン 「あ、は、はい…な、なんとか…それより茸を…」頭を抑えつつ
レイン 「うい(渡しながら)」
エリン 「ふむふむ…」鑑定中…鑑定中…鑑定中…終わり「はい、これ間違いなくキクタケですよ」
ヒイラギ 「善哉善哉」
アシュリー 「さ、再び集落へ行きましょう」集落に戻りまーす
GM あい、じゃ集落に戻るとさっきのおじさんが出迎えてくれます
おじさん 「およ、お帰り。キクタケはとってこれたかい?」
アシュリー 「ええ、この通りよ」
ヒイラギ 「豊作に感謝」
おじさん 「お、キクタケ。じゃあ長のところに案内してあげるよ」と案内してくれます。案内された家では良い年したおじーちゃんえるだなーんがうーんうーんっと
レイン 「死に掛けだな」
アシュリー 「あらあら」
おじさん 「さ、キクタケを貸して。磨り潰して薬にするから」
ヒイラギ 「楽にしてやってくだされ」茸を渡しつつ
やな言い回しである(苦笑
GM あい、ではおっちゃんがぐりぐりっとキクタケをすりつぶし薬にし…それを口に含んだ瞬間…
長老 「フォォォォォォォ」っとかっと目をかっぴらき。ばさばさぁっと華麗なるくろす・あう(脱衣)
アシュリー 「…」
ヒイラギ 「公序良俗に反する」
レイン なんとなく精神判定…なんとなく(ころころ)10 固まっておきます
GM いや、精神判定されても特に何も無いから。後ちゃんと下着は穿いてるから。褌を(苦笑
長老 「フハァァ…服なんぞ着ておれんわ」
アシュリー おじいちゃんの足元に一発打ち込みます
長老 「おおっと、い、いきなり何をするんじゃ」
アシュリー 「お爺さん、落ち着いてくださいな」笑顔で
長老 「わしは冷静じゃ(きぱ」
ノイ 「(平静と)長老殿。幻のポメロについてご存知ですか?」
長老 「おお、おお、幻のというと…黄金ポメロのことかの?」
ノイ 「そうです。そうです」
レイン 「本当にいるのかよ」
長老 「おお、おお、知っとるよ」目をつぶり「アレはわしの若い頃のことじゃ…」とここから暫く回想を交えた長老の話によると…「とまぁそういう経緯でわしは褌を愛好するようになったのじゃが…」

妙な回想譚交じりの彼の話を要約すると
  1. この森の奥にいるようです
  2. ただ、奥に行くには特殊なパスポートが必要とのこと
ノイ 「褌ですか…」
レイン 褌仮面…
アシュリー 「もうちょっと手短にお願いしたかったわ、こっちだって暇じゃないのよ」
長老 「年寄りの長話は生き甲斐じゃからな。キクタケの礼じゃ、もっていきなされ」褌からにゅっと一枚の古ぼけたカードを「これがパスじゃ…無くしたりせんように」
アシュリー 「…」ノイに受け取るように、眼で促します
ノイ 「…」目をあわさないようにします
アシュリー 「…レイン、アナタはギルマスよね?仕事よ」
レイン 「ノイがんばれ」
ヒイラギ 「受領せよ」
ノイ 「わ、わかりました…ありがとうございます」摘む様に
アシュリー 「さて、それではそろそろ参りましょうか」
レイン 「んじゃ行くぞ〜」
長老 「黄金ポメロは滅多に姿を現さんが…気張りなされよ」じゃ、今度はおじさん+長老で見送ってあげよう
レイン 褌のまま?
GM 勿論、褌は漢の証
アシュリー 「仕事だもの、やり遂げて見せますわ」
GM じゃ、進むでいいかい?欲しかったら褌あげるよ?
一同 いらない(即答
GM っちぇ〜、残念。じゃ、戻って…北へ進む…ノイの懐で褌から出てきたパスが仄かな明かりを放つと…ぱりーんっと何かが割れたような音がしました
そしてその先には川が流れてて、そこに丸木を果たしただけの橋が掛かってるよ。慎重に渡る必要があるだろうね。具体的に言うと敏捷で12判定。失敗すると川に落ちて酷い目にあうかもね
レイン 人を抱えて飛べる?
GM 自分一人ならOK。後小柄なエリンもOK。だけど他のメンバーは装備とかあって重いから不可で
ここは一同、ヒイラギは【ギフト】を、他2名もフェイトなどを使い難なくクリア。っちぃ、失敗したらお魚さんでついばんでやろうと思ったのに(笑
レイン 「突き進むぞ〜」
ノイ 「行きましょう!」
GM あ、ちょいまち。ここで全員感知判定どうぞ
一同 (ころころ)
GM 10以上の人は、きらきらしたちっこいのが草の陰から君達をじーっと円らな目で見てるのに気づく…そっちが気づくとさささーっと奥(北)の方に逃げちゃう
ノイ 「なんか見られてましたね」
GM エリンも気が付いたらしい「ああっ!見ましたさっきの!金色でしたよ。早く追いましょう!」と言ってるよ
ノイ 「ええっ!さっきのが黄金ポメロ!?」
アシュリー 「あらあら、意外と早く見つかったみたいね」
ヒイラギ 「良い天気……む、何かいたか?」←失敗した人その1
レイン 「なんかいたか?」←失敗した人その2
アシュリー 「いたみたいよ、金色が」
レイン ではそいつを追いかけて北に進みます
GM うい、黄金ポメロを追ってきた君達だったが、そこには大勢の人影が待ち構えていた。どうやら黄金ポメロを狙う連中に先回りされたようだね
レイン 「うわ先客かよ」
ノイ 「誰だ!?あんたたちは?」
GM ノイの問いに答えるように一段の中からリーダーと思わしき一際派手な格好のフォモールの女が答える
「道案内ご苦労様。私の名はドローネ。貴方達のお陰で幻の黄金ポメロを見つけることが出来たわ。こいつに言い伝えにある莫大な黄金のありかを案内させて人間どもを滅ぼす軍資金を手に入れようって訳さ」
ヒイラギ 「分かりやすいな」
レイン 「明らかに悪役〜って感じだな」
ドローネ 「シンプルイズベストって奴さ」肩をすくめ
ノイ 「やい!お前達!それは私たちが見つけたんだぞ!」
ドローネ 「世の中早いモンがちなんだよ。案内してもらったからにゃあんたらは用済みさ。お前達、やっちまいな」部下に君達を任せた彼女は残った取り巻きどもと黄金ポメロをおって東へ…残った部下達がじりっじりっと君達に迫ります。さて、本日2戦目と行こうか
VSフォモール×6〜ここはエリンディル(苦笑〜
アシュリー さて、レインにヒール(ころころ)11点回復
レイン 助かる…
ここまでの2連戦で消耗が激しかった一行、手持ちのポーションをごくごくがぶ飲みし始めます。ふと思う、アリアンの世界の冒険者って…薬に塗れてるなぁと(笑
ノイ 「ゴクゴク…あと少しの戦闘なら耐えれそう…次は短期決戦ですね」
アシュリー 「まぁ、要所要所抑えていこ」
ノイ 「では、あいつらを追いましょう!黄金のポメロが!!」
ヒイラギ 「同意する」
レイン 「突き進む!すべては今夜の宿のために」東へ進みます
GM うい、ではドローネを追いかけて走り出す君達、暫く進むとやがて…肩で息をする彼女と、その部下の妖魔達が居た。その手には黄金ポメロが握られています
ドローネ 「ふふふ、礼を言うよ冒険…ぜー…者。お陰で貴重な黄…ぜー…金ポメロが手に入ったしねぇ」ぜーぜーと彼女の手の中でちびっちゃい黄金ポメロが「ぴぃ〜ぴぃ〜」と助けを求めるように鳴いてる
ヒイラギ 「運動不足…更年期障害」
アシュリー 「あらあら、お疲れみたいですね、ヒール要ります?」笑顔
ドローネ 「い、いらないわよ…」息を整え
アシュリー 「あら、残念」
ノイ 「ドローネ!その黄金ポメロをこっちに寄越せ!」
レイン 「宿がかかってんだよこっちは!!!!」
ドローネ 「宿って…あ、あたしゃこんな奴らに振り回されてんのかい(とほほ。兎に角、黄金ポメロは渡さないよ。お前達、やっちまいな」彼女の号令に腹心の部下2名がざっと構えます
ヒイラギ 「あらほらさっさ?」
ノイ 「後悔してもらいましょう。死神を敵に回した事を!!」
ドローネ 「そっちこそ、今更ごめんなさいって言っても許したりしないからね」という訳で本日最後の決戦と参りましょうか
VSドローネ御一行〜ノイ、炎上〜
アシュリー 「よしよし、さ、神殿へ帰りましょう」
レイン あ、ポメロも拾う
GM あいあい、ではレインがミニ黄金ポメロを抱き上げたとき…
ドシーン…ドシーン…
大地が揺れます…地震だろうか?
すると、森の向こうで鳥達が一斉に飛びだった。まるで山ほどもある巨大なものが、こちらに向かってくる
それは黄金の球体…ポメロだ
ヒイラギ 「……」目が点
レイン 「は?」
アシュリー 「あら、壮絶ね」
エリン 「伝説の黄金ポメロ…こんなに大きかったんだ…」呆然と彼女がつぶやくっと…レインの腕の中のちび黄金ポメロがひょいっと腕を抜け出し
レイン 「あ!黄金が…」
アシュリー レインを制します
GM しゅたたーっとデカゴールデンポメロの下へ「ぴーぴーっ」と何か鳴くとデカ黄金ポメロがぬぅっと君達の前に
デカ黄金 「ぽめぇぇぇぇ」と一声鳴くとぺっと何かを吐き出します。ころころっと君達の足元に転がる黄金塊…そしてずしーんずしーんっとちっちゃな方を頭に載せて去っていきます
ヒイラギ 「親……か? 良かったな」
アシュリー 「あんなのが今の今までどうやって隠れていたのかしら」
レイン 「壮観だ…ポメロ神だな。アレ…」
エリン 「あれなら、莫大な黄金も平気でしょうね。でも…」ここで彼女の顔が一瞬曇ります「黄金ポメロのことは『トラベルガイド』に載せない方がいいかもしれません。又、あの人みたいな人間達がやってくるかもしれませんし…」
ヒイラギ 「うむ。この森が荒れることになるだろうな」
ノイ 「そうですね」
アシュリー 「そうね、賢明よ」
レイン 「それ以前に信じるやついるのか?」
エリン 「ええ、だから…どうでしょう…ここでのこと、私と貴方達の胸にしまっておいて…頂けませんか?」おずおずと
アシュリー 「構いませんわ、これも仕事ですもの」
レイン 「謝礼ちゃんともらえればなにもいわない」
ヒイラギ 「それは守秘義務のうちだな」
エリン 「有難うございます。さ、そうと決まったら早く帰って資料をまとめないと!」という訳で君達はラインの神殿へと帰途に付くのであった…以上で第一回をおしまいにしたいと思います。皆さんお疲れ様でした〜
一同 お疲れ様でした〜
おしまい

GMの独り言

 今回は久々の新キャンペーンを開く事にしました。クローゼ達のアリアンロッド、無限のファンタジア、SWロードスなどまだまだ終わってないのが一杯ありますが、社会人となり、その時のメンバーとは中々時間が取れないので思い切って踏み切ってみました。良く社会人になってTRPGから離れた人の話や、できなくなったという話を聞きますが本当ですね。寂しいものです(しみじみ

○元ネタについて
 今回はアリアンロッドのシナリオ『幻の黄金ポメロを追え』から頂いております。因みにSW月光の第11話でこのダンジョンは使っております。俗に言う使い回しって奴ですね。手抜きしてちゃだめだなぁと思いつつ新しいのを考えるのは苦手なのでまたちょくちょくこういうことをするような気がします。シナリオとしてはま、とりあえず第1話はアリアンならポメロがいいだろうと思ったのでそう的外れでもない気がします

とりあえずはこんな所でしょうか…最後に今回のMAPを載せて今回はこの辺りで失礼します。それでは〜

戻る