第2話 「銀色蛇の卵」



第1章 ボクをルネスに連れてって

第2章 追加のお願いとノイの本性

第1章 ボクをルネスに連れてって

■今回予告

君達に飛び込んできた新たな依頼。
それはある少女を温泉の町ルネスへと護衛して欲しいというものだった。
ルネスへの途中、立ち寄った村…ここでもう一つ、新たな頼みごとが舞い込んでくる
それは村はずれの洞窟へのちょっとした散策…それだけのはずだったのだが…

アリアンロッド第2話『銀色蛇の卵』
冒険の舞台が君を待つ
GM んじゃ第2回をはじめようか。今日も今日とて神殿にやってきた君達だが…今日は君達に待ち人がいたんだ
プラナス 「や、おひさ〜」手をひらひら振って待ってたのは前回出てきたプラナスですね
アシュリー 「あら、またお会いしましたね」
プラナス 「あの時はどうも、ほんと助かったよ」ふかぶかと頭を下げ
アシュリー 「それで、ここにいるってことは、試験は終わったのかしら?」
プラナス 「一応必要な物は見つけたんだけどね…」ぱんぱんに膨らんだリュックを見つつ「で…これからルネスに帰ろうと思うんだ。それで…」
レイン 「まさか護衛依頼かい?」
プラナス 「うん、ルネスまでの護衛を頼みたいんだ。行きは別の冒険者とPT組んで来れたんだけど、分かれちゃってね」こくこく
レイン 「この死神のいるPTに?」
ヒイラギ 「異存はないが……そんなに不幸になりたいのか?」
正直は美徳と思えばいいのだろうか…なんだかこいつらが貧乏な理由が分かってきたような気がしてきました(笑
プラナス 「う…で、でもた、多分大丈夫だよ…」ちょっと自信なさげに
レイン 「勇気あるね〜」
ヒイラギ 「蛮勇……」
アシュリー 「勇気と無謀は違うよ?(にっこり)」
ノイ 「皆さん。そんなに卑下しなくても…」
プラナス 「うん、ボクもノイさんの言うとおりだと思うよ…報酬として一人200G出すつもりだけど…お願いできないかな。向こうまでの必要経費は出すから」
アシュリー 「あら、一人200Gって、ほぼ全財産じゃない?」
ノイ 「そういえば、820Gでしたっけ?所持金…」
ヒイラギ 「残り20Gか……必要経費出せるのか?」
プラナス 「心配ご無用。陰の森で他にも色々取ってきたからね。それ売ったらお財布大分豊かになったんだよ」ふふんっと立派な胸を張り。どうでもいいけど胸囲は(ころころ)87か(超いい加減
GMのこれに対抗してかヒイラギ、アシュリー両PL、ダイスをころころと振り出します。結果ヒイラギが85cm、アシュリーが83cmに
ヒイラギ 2センチ負けた(ちっ
GM 勝った〜(笑
アシュリー あらら、どうでもいいよ
自分も振っていたくせに(笑
アシュリー 「なら一人300Gね」
プラナス 「いあ、必要経費を考えると…に、200で我慢してください(あせあせ」
アシュリー 「どうして?思い出してみたら、拾ってあげたときのお礼すらもらっていないのよ?」
ノイ 「そうですよ!落とし主には1割の礼金が常識ですよ(笑」
レイン 「実際幾らもってんの?」
プラナス 「全部で2000くらいかな〜」ぽりぽり
ノイ 「に、にせん!!」
アシュリー 「まぁ、護衛を頼むからには、それくらいの手持ち、当たり前ね」
ヒイラギ 「別に礼がほしくて拾ったわけではないが……余裕があるではないか?」
プラナス 「5人分の旅の経費を考えるとね…ある程度余裕が無いと(あせあせ」
アシュリー ルネスまで何日くらい?
GM 地図を見るとラインから結構遠いんだこれが
アシュリー ふむ…(地図を見て)遠ッ
GM 大体10日くらいになるんじゃないかなぁと思う…
レイン 「10日…まぁ、受けますか…」
ノイ 「しょうがないですね。200でも…必要経費そっち持ちなら…」
アシュリー 「良いんじゃない?もともとルネスには用があった気がするし」
レイン 「んじゃうけますよ〜っと」
プラナス 「ほんと〜。助かるよ」レインの言葉にぱぁっと表情が明るくなります「じゃ、出発は明日でいいかな?そっちも色々用意するものがあるだろうし…」
ノイ 「いいですよ。今日はゆっくりしたいですし」
アシュリー 「さて、若干長旅になるでしょうから、いろいろと用意しなくては」
ノイ 「MPポーションとかを補充しておかないといけないですね」
プラナス 「うん、それじゃ…よろしくお願いします」ぺこっと頭を下げ
レイン 「ルネスといえば温泉…」
ヒイラギ 「温泉か……温泉饅頭」
レイン 「温泉卵」
プラナス 「あ、それなら美味しい店とか知ってるから教えたげるよ」
ヒイラギ 「感謝感謝」
レイン 「んじゃ準備始めますか。又明日」
プラナス 「うん、ボクもいろいろ準備しないといけないから…又明日ね〜」皆さんに手を振りつつ神殿を出て行きます
この後、一行は細々とした物を買い揃えます(主にアシュリーが)。ついでに何故か前回捕まえたフォモールのドローネまで神殿に話をつけて連れて行くことに…

第2章 追加のお願いとノイの本性

GM 次の日…気持ちよく晴れましたね。神殿の前でぱんぱんのリュックを背負ったプラナスが待ってます
ノイ 「プラナスさん。おはようございます(ぺこり〜)」
レイン 「早いね〜おはよう」
プラナス 「おはよ〜♪」ぺこっと頭を下げ
ヒイラギ 「リュック大きい」
プラナス 「旅の最中でも小銭稼ぎに色々作ろうと思ってさ」
レイン 「んじゃ逝きますか」逝きますかをお決まりのせりふにしたい
やなお決まりである
ノイ 「逝きましょうか」
ヒイラギ 「行くけど逝かない」
アシュリー 「勝手にお逝きなさい」
GM では君たちは冒険者の町ラインを離れ、温泉の町ルネスを目指し出発します…そしてあっという間に一週間が過ぎました
レイン 早いな…
アシュリー ふむ
GM その間プラナスは旅の間を見てはちまちまと自身の薬を売ったりして小銭を稼いだり、ドローネ様は飲んだくれていたりとしていました
アシュリー 小銭を稼げているの?もう売ってるの?
GM うみ、ルネスのヒーラーは珍しいからね。売れる売れる。スキルにお金を稼げるのはないけど。で、ルネスまであと3日という辺りの、キヨミズ村という村にたどり着きます。ここには神殿は無いので小さな宿に泊まる事になりますね
アシュリー うわ
ヒイラギ 飛び降りそうだ
ノイ 「あと3日ですか…まだまだ遠いですねぇ…」
ヒイラギ 「空腹」
レイン 「とりあえず飯食うか」
ヒイラギ 「うむ…」こくこく
プラナス 「うん、ゆっくり休んでて…ボクはちょっと用事があるんで」荷物を置いたプラナスが
ノイ 「護衛はいなくて大丈夫ですかぁ?」
アシュリー 「ここは普通に考えるなら安全地帯よ?護衛なんて要らないと思うわ」あ、市場に漁りに行きます
プラナス 「んー、アシュリーさんの言うとおり村の中だしちょっと先生に挨拶に行くだけだから…あ、でも来てくれるなら嬉しいかも」
レイン 「まぁ念には念をいれて自分が護衛」
プラナス 「有難う。じゃ、行こうか」因みに小さな村だから特にこれといったものは無い。基本的な道具くらいなら売ってるけど
アシュリー つまんない〜
と言いつつめんどくさがるドローネまで連れてくさび4本、小型ハンマー、錠前2個、調理道具、チョーク、猟犬等買い漁るアシュリー、どうやらお買い物が好きな模様…買ったは良いがもてずベルトポーチまで買います
GM ではプラナスはレインを連れて村外れの小さな小屋へ
プラナス 「ごめんね〜、つき合わせちゃって。っとここだ」コンコンッとドアをノック
レイン 「これは義務だから気にするな」
プラナス 「ありがと」で、暫く待ちますが返事がありません「おかしいなぁ…前着たとき風邪気味だったから…薬を調合しておいたんだけど。失礼します」ぎぃーっとあけちゃいます
中は明かりもついておらず真っ暗です…そして奥からぜぃ…ぜぃっと苦しそうな息遣いが…

「先生Σ」と彼女が奥に掛けると奥のベッドでは一人の老人が臥せっています。かなり容態が悪そうです
レイン 「大丈夫なのか?」
プラナス 「ちょっと待って…」レインを制し彼女は慣れた手つきで暫し老人の容態を診ます…

「うぅん…相当…不味いなぁ…」具合を一通り診て簡単な処置を施した後プラナスは口元に手を当て…彼女は暫し考えあぐねるようにした後ついてきてくれたレインに向き直ります

「…追加でお願い事…していいかな…勿論報酬はもう100上乗せするから」
レイン 「とりあえず言ってみ」
プラナス 「このままじゃ先生、かなり不味いんだ…薬、作んなきゃいけないんだけど…手持ちの材料で一つだけ足りないのがあるの。だからそれをとってこようと思う」
レイン 「ほぅほぅ…どんなの?」
プラナス 「必要なのは銀色蛇の卵…前に実習で来た時、近くの洞窟にいたから今でも居ると思う。洞窟自体は小さいし…お願い」ぱんっと両手を合わせ
レイン 「とりあえず全員そろってからもう一度はなしてみて?」
プラナス 「分かった…」彼女はチラッと老人を見やり「先生、待っててくださいね。行こう」レインを伴い宿までダッシュします。で、宿の扉をがーんっと開けて「み、皆さん…いますか」ぜぇっぜぇっと
レイン 数秒遅れて宿に入る
ノイ 「おかえりなさ〜い」
アシュリー アシュリーとドローネは市場から、今帰って来たかも
ノイ 「どうしたんですか?そんなに慌てて…」
プラナス 「実は…」引退したヒーラーの先生がこの村にいること。今病気で臥せっていること。治すには銀色蛇の卵が必要で近くの洞窟にあるから一緒に取りに行って欲しい事等をかくしかっと話します
ノイ 「洞窟…それは別報酬ですか?」
ヒイラギ 「特別手当?」
プラナス 「も、もう100上乗せします」やや上ずった声で
アシュリー 「別、というか患者本人に払ってもらったら?アナタ自身が払うには重い額なんじゃない?」
プラナス アシュリーの指摘に一瞬ひるみますが「だ、大丈夫…後3日だし…ここまでちまちま売ってきた分のお金もあるから」
ノイ 「100ですか…ドロップ品で追加収入もあるでしょうし…私はOKですよ(にやり」
レイン 「こないだは金…今回は銀か…」
アシュリー 「ま、とにかく急ぐなら、早く行きましょう」
ヒイラギ 「異存無い」
プラナス 「ありがとう…じゃ、急ごう」
レイン 「んじゃ出発」
アシュリー 「ドローネさん、行きますよ」
ドローネ 「えー、めんどくさーい」ドローネ様はごろごろしていたい模様
アシュリー 「馬車が欲しいわね、わたしもごろごろしたいわ」
ドローネ 「あんたもごろごろしてくかい」によによ
レイン 「馬車幾らぐらいだろ」
ヒイラギ 「堕落の第一歩」
アシュリー 「8000Gよ」
ノイ 「高いですねぇ…貧乏がにくい(苦笑」
レイン 「ま〜だ先だな買うのは」
アシュリー 「そうなのよね。まぁ、大人しくしていてくれれば、ここで待っていても良いわ…逃げちゃダメよ?」
ドローネ 「逃げやしないよ…今更」苦笑しつつ。外でプラナスが「早く〜」って急かしてるけど
アシュリー 「ほらほら、早く行くわよ」
レイン 「んじゃ今度こそ出発」
GM あい、ではプラナスに案内された先にあったのは崖の麓。洞窟が口を開けている。入口の幅は2m近くあって中は暗くて良く分からないね。生き物の気配はなさそう
ヒイラギ 「洞窟……」
プラナス 「ここだよ…」因みに明かりとか必要だけど誰が持つ?
ここで一行、誰が明かりを持つか暫し会議、ノイとプラナスが持つことに
レイン また探索する?
ヒイラギ しなーい
アシュリー 探索してる暇無い
レイン じゃ、進もう
GM あい、少し進むと…洞窟のこの部分は他の所より広い。南の壁からは水が湧き出していて小さな池になってる
ノイ 「また財布が落ちてないですかね。820Gくらい入ってるやつ・・・」
レイン 「大きくPと書いてある財布が…」
アシュリー 「それを言うなら、またアウリルが捕まってないかしらね」
プラナス 「うー、その話題はもういいってば」むすーっと
ヒイラギ 「水……」用心しつつのぞき込む
GM うぃ、滾々と湧き出ている清水…これなら『回復の泉』としてしようできそうですね。一人一回だけMPを2d回復できます
ノイ 「空き瓶とかに入れれないですかね?」
ヒイラギ 「くんで持って帰ったら売れる?」
プラナス 「難しいだろうね…ここの水は劣化しやすいから…すぐダメになっちゃうよ」
ヒイラギ 「なるほど……」
ノイ 「残念…」
アシュリー 「今はそんな暇無いんじゃない?ほら、早く行くわよ」とさっさと奥にいきます
GM あい、更に進むと割りと開けた部屋にでる。壁には所々に10cmくらいの穴が開いていて隅には直径5cm程の銀色の卵が幾つか散乱してる。どうやら洞窟もここで終わりのようだね
ノイ 「あれ?行き止まり??」
アシュリー 「…あるわね、卵」蛇がいないかどうか警戒します
プラナス 「あった…これだ」プラナスが一つ卵を手に取ります。蛇の気配はなさそう
ノイ 「なんともあっけなく手に入りましたね」
ヒイラギ 「終わった……」
GM 因みに卵について知りたい方は知力判定してもいいよ
ノイ
アシュリー
(ころころ〜)
GM この卵、実は結構値打ち物 薬の材料として100Gくらいで売れる。しかも丁度4個あるよ
ノイ 「こ、これは!!ぜ、全部持って帰りましょう!!」
レイン 「いやなんか第六感が危険といっている」
GM 持って返ってもいいけど 割れやすいから注意してね。何らかのダメージを受けた場合、2d振って5以下が出たら割れるから
レイン ダメージ0でも?
GM うむ、衝撃が伝わったということで
ノイ 「よし、各自一つずつ持って、持って帰れた人の物ってことでどうですか?」
ヒイラギ 「捕らぬ狸の皮算用」
アシュリー 「ま、わたしも1個だけ持っておくわ」
誰が持つか相談する一行。結局一人一個づつということに
GM 決まったようだね。では、君達があーだこーだと相談しつつ卵をとると…急に地面がぐらぐらぐらぁっと揺れだす…地震だ…同時にぴしっみしっと壁に亀裂が走ってくる…本能的に分かる…このままじゃヤバイ
ノイ 「ヤバイ!早く出ましょう」
レイン 「逃げるぞ!!!!!」やっぱ地震か…
アシュリー 「プラナス!アナタは先に行きなさいっ!!」
プラナス 「う、うん」では各自敏捷10、幸運10を目標に判定したまえ失敗すると…酷いよ。勿論プラナスも振ります(ころころ)お、成功
ノイ (ころころ)良し、成功
アシュリー 瓦礫があるに違いない(ころころ)失敗、フェイト使って振りなおす。更にギフトも加えて(ころころ)成功
レイン
ヒイラギ
(ころころ)失敗
GM 失敗した人は瓦礫にぐしゃぁっと良い感じに押しつぶされ 3d6+10のダメージを受けます。ダメージは自分で振るように
幸いダメージはアシュリー、ノイのプロテ+アラクネで殆ど防ぐものの…
ヒイラギ 卵…(ころころ)成功
レイン (ころころ)あ…
ノイ 割れた(笑
レイン フェイト使って振りなおし(ころころ)クリティカル、良し
GM うぉ、何もそんなにがんばらなくても…そんなに卵を護りたかったのか(笑
レイン やっぱ金は大事
GM さいですか(苦笑。じゃ、続けるよ。先程の地震で洞窟の一部が崩れたらしく…帰り道が無くなります…具体的に言うと泉のところで土砂が溜まって返れそうになくなりました
プラナス 「ど、どうしよう…」土砂で埋まった壁の前に呆然…
アシュリー 「これは…一旦、奥に戻りましょう」
GM うい、奥に戻るのね…相変わらずあちこち穴が開いたままですが…
プラナス 「あれ?あんなとこにお酒のビンが…」と彼女が指差したとこ(部屋の北側)に酒瓶が一つ転がっています
ノイ 「え?酒瓶??」
プラナス 「うん、そこ…」確かに酒瓶です
アシュリー ドローネがいるのかな…酔っ払ってここまで着ちゃったとか
GM 無理だって…っていうかどんな酔い方さ(笑
ヒイラギ 「…」酒瓶を拾ってみる。中味は入ってますか?
GM かなり古いビンのようだね。中身は先程の衝撃で蓋が開いたらしく大分もれてるけど少し中に入ってるよ
レイン
ヒイラギ
(ほぼ同時に)「…飲む?」
ノイ 「何が入ってるんですかね??」判定できます?
GM ふむ…知力で判定どうぞ
ノイ
アシュリー
(ころころ)
GM んーっと(ころころ)分かった。これ、腐ってるね
ノイ 「この中身…腐ってますね。捨てていきましょう」
アシュリー 「…」北のほうの穴を見ます
GM 北の壁を見ると、壁の一部に大きな亀裂が入っていてその向こう側が空洞になっているのに気づくよ
レイン 壁破壊可能?
GM ちょっと衝撃を加えるだけであっさり破壊できそう
レイン んじゃ殴っとく
GM うい、ではがらがらーっと通れそうな穴が開きました
アシュリー あ、ランタンは大丈夫?
GM 大丈夫。亀裂の先は何やら酒蔵のようなところに出たね。壁はかなり傷んでるけど明らかに人の手によるもので壁沿いには幾つかの坂棚が並べられてる。床には壊れたビンの破片が多数散乱しており、中には幸運にもいくつか割れなかった瓶も混じってる
アシュリー まぁ、大丈夫ぢゃなきゃ何も見えていないしね
GM そうだね。で、分かれなかったビンは(ころころ)お、丁度4個ある
ヒイラギ 「4本残ってる……」
ノイ 「中身は何でしょうか?」知力判定?
GM いや、これは1Dでランダムに決めるから皆振ってみて。丁度4個あるし
一同 (ころころ〜)
順番に振り出す一行。ところが何故かレイン、ヒイラギ、アシュリーと呪われたかのように腐っているという項目の2を振り続けます
ノイ (ころころ)5
GM お、ノイのは魔導酒のようですね(良かった。皆腐ってなくて…)
ノイ 「これは…いいものですね。魔導酒のようですし、持っていても構いませんか?」
アシュリー 「アナタくらいしか持ってても意味無いわね」
ノイ 「今日はついてますねぇ」
アシュリー 酒蔵の東側を見ます
GM 木製の粗末なドアがついてます
アシュリー 聞き耳か覗き見かできる?
GM 感知でどうぞ
アシュリー (ころころ)12…悪くない
GM 暗いから良く分からない。音もしないみたいだね
アシュリー 「ふむ…えっと?ヒイラギさん、お仕事ですよ」
ヒイラギ 「なにが?」
アシュリー 「危険を察知、及び排除してくださいな」
レイン 「ワナあってもおかしくないし〜」
ヒイラギ 鍵かかってるの?
GM 掛かってなさそうです
ヒイラギ 「わかった」あける(がちゃり
勇気があるというか大雑把というか(苦笑
GM あい、特に何も仕掛けられている訳ではないので開きます
扉の先の部屋は床が存在せず、中央にある噴水から東西南北につり橋が伸びてる。つり橋は幅約0.8m、手すりも無く時折頼りなげにゆれている
アシュリー 南にも伸びてるのか…何故
GM 秘密、なぜならそのほうが格好いいから
アシュリー 黙れブラボー(笑
ノイ 「嫌な予感がふつふつとします…」
レイン つり橋にいいイメージ無い。まぁ自分は落ちないし
GM そうですね。因みに抱えていくのは不可で。レイン以外はつり橋をわたる場合敏捷で目標値12
ノイ 「レインさん。卵持っててもらえませんか?」
レイン 「もっときます」
アシュリー フェイト一点使用(ころころ)8…「あ…っ」ぐらっ、ひゅぅぅぅ〜…
ヒイラギ 「達者でな」
GM アシュリーは10m程下にあった床に叩きつけられます。(ころころ)13点物理ダメージね。卵判定もよろしく
アシュリー プロテで7点防いで(ころころ)卵も無事
ノイ では、逝きます。フェイト1点使用(ころころ)ぎりぎりで成功
ヒイラギ (ころころ)成功
GM プラナスは(ころころ)成功。では順調にとことこ進む組。吊橋がクロスしている地点に噴水があるんだけどそこにちょこんっとギルマン貯金箱がおいてある
ノイ 「貯金箱ですよ!!」
GM 有無。でね、それを見てるとだんだんお金を入れたくなってくる。精神判定どうぞ。目標12.プラナスは(ころころ)成功。あ、レインも判定してね
レイン 精神は高い〜(ころころ)成功
ヒイラギ フェイト一点使用(ころころ)成功 「無駄金は好まぬ」
ノイ (ころころ) 「くっ、なぜだか、無性にお金を入れたい…ああっ、手が止まらない」
GM ノイはふらふらとギルマン貯金箱を手に取り1枚…ちゃりーん、2枚、ちゃりーんっと合計(ころころ)30Gを貯金していきます(笑
ノイ 「トホホ…30Gも…今日はついてない…」精神が6の僕だけ失敗って…(汗
アシュリー 「ちょっと!そんなことしてないで引き上げてよっ!!」
GM 引き上げは判定なしで成功で良いよ。で、北と東とあるけどどっち行く?北には扉がついてる。東は扉は無いけどまだまだ進めそう。南は行き止まり
アシュリー 「脱出を優先したいわね、東が良いと思うの」
ヒイラギ 「異存はない」
ノイ 「賛成です。早くこんなところからはオサラバしましょう」
レイン んじゃ東に
GM 東への通路は北に続く…まだまだいけそうだ
レイン
アシュリー とりあえず、警戒しながら移動
ノイ 「まだ出口はないですね…」
レイン 「なんかありそう」
GM このまま北に移動ですね。単調で長く続いた洞窟はこの部分で行き止まりになってるね…掘っていた連中がこの時点で飽きてしまったのか床にはつるはしが二つ落ちている
レイン 「つるはし…」
アシュリー 「つるはしね」
プラナス 「つるはしだね…」
ノイ 「つるはしが!これで入口の土砂を掘れば・・・」
レイン 「掘るか?」
GM あ、入り口方面の土砂は分厚いよ。5人がかりで掘っても年単位でかかりそうだよ。頑張ってね(爽
ノイ 「儚い夢でした…」
アシュリー こっちが行き止まりで、つるはし…人、いや生き物がどこかにいるハズ」
レイン 「もう一個のほう言ってみる?」
アシュリー 「行くしかないわね」
ヒイラギ ふむ…
ノイ さっきの貯金箱の悪夢が…
GM ああ、一度判定したし今度は判定しなくて良いよ
レイン なら安心
アシュリー あ、ここ東に掘ってみるとかできた?
GM 掘る?
アシュリー 掘る、というか叩いてみる
GM ではアシュリーがつるはしでえぃやっと叩くと壁が脆くなっていたのか再びぐらぐらぁっと
アシュリー 「あら…あらら!?」
再び落ちてくる瓦礫。今回犠牲になったのはレインとヒイラギ。因みに卵は無事でした。金が絡むと強いな君達(笑
GM さらに崩れた壁から「もぐー」っと奥で寝ていたらしい鼻がドリルになったモグラが出てくる
ヒイラギ ど、ど、どりる
GM なんだか怒ってるみたい。「もぐー」っと襲い掛かってくるよ
アシュリー 「うるさいわ!わたしだって怒ってるのよっ!!」
VSトンネラー〜モグのスピードを甘く見るなよ〜
アシュリー 「…さ、戻って北にいきましょ」
ノイ 「行きましょう。行きましょう」
GM あいさ、戻って北ね。この部屋には木製の扉が君達が通ってきた南の扉以外に北、西と二つついてる。又、部屋の両隅には合計ベッドが4つ並んでる
ヒイラギ 「面妖な」
アシュリー ベッドの下を確認
GM ベッドの下は特に何もなさそうだよ
ヒイラギ 部屋の中を捜索(ころころ)14
GM 良く調べてみるとベッドには大量の蚤が湧いてる。寝たら酷い事になりそう
ヒイラギ 「一寸の虫にも五分の魂」そっと元に戻す
ノイ ちょっと提案。戻って水を飲みませんか?
ノイの提案を受け入れ、一旦泉の部屋に引き返す一行。ついでにMPPもがぶ飲みしHPはアシュリーの【ヒール】で回復を図ります。そして寝室に戻り
ノイ 「北か、西か…」
ヒイラギ 北と西の扉に聞き耳と(ころころ)11、13
GM 北からはなにやらがやがやと何やらうるさい。何かいるみたいだね。西はシーンとしていて物音などは特に無し
ヒイラギ 「こっち(北)に何かいるな」
ノイ 「じゃ、西を先に行ってみませんか?」
レイン じゃ、西で
GM この部屋はどうやら倉庫みたいだ。奥の壁沿いには樽や朽ち果てた木箱が散乱、棚にも幾つかの木箱が載っている。中身は様々なガラクタみたいだ
アシュリー 「ここも倉庫かしら?」
ノイ 「何かお宝がありませんかね??」
レイン 「探索しといて〜」
アシュリー 「自分でなさいな」
ヒイラギ 「自分でやれ」
ノイ 助け合わないギルド(苦笑
アシュリー まぁ、基本自分で振ろうよ、罠じゃないんだから
レイン 調べるか(ころころ)15 うぉ、6ゾロ
ノイ じゃ、一緒に調べます(ころころ)14
GM どっちも高いな。断言できる。そこら辺に転がってるのは価値の無いガラクタだと。棚の木箱はあけてみないと良く分からない
ノイ 金の亡者の執念恐るべし…だが、報われなかった
アシュリー これでもかってほどに価値が無いね
レイン 自分でびっくりした!
ノイ 「木箱も開けてみましょうか。ヒイラギさん。罠がないか調べてもらえませんか?」
ヒイラギ じゃあ木箱に罠が無いか調べる(ころころころ〜)
GM うみ、特にコレといった罠はなさそう。4つとも。鍵も掛かってない
ヒイラギ 「鍵も罠もない……開くよ」
アシュリー 「汚い、というか卑しいわ、みんな」一人東の部屋に戻ります
ノイ 「そんな事言って、お宝が出て後悔しても知りませんよ」じゃ、開けていきます
GM うぃ、では幸運判定して。12以上が出たらお楽しみ
ノイ (ころころ〜)10
GM がらくたしかありませんでした〜♪残り三つね
ノイ 「(どよ〜〜〜ん)ガラクタ…」気を取り直して二つ目(ころころ)っく、またガラクタ。3つ目はフェイト1点使用(ころころ)15
GM (お宝に対する執念は凄いなぁ…)うい、では1d6振って(アイテムガイドを取り出しつつ)
ノイ (ころころ)4
GM ふむふむ…もっかい
ノイ (ころころ)また4
GM おお、最後2d6どうぞ
ノイ なんだ。いい物なのか?(ころころ 出目は3と5)
GM (うーん、執念の勝利だなぁ)ごそごそ漁ってると何やら角笛のようなものが出てきました。これが何か知りたければアイテム鑑定どうぞ
レイン 「3回吹いたら巨人がやってくる?」
ノイ (ころころ)15
GM 崩壊の角笛というマジックアイテム【ディスコード】の効果を2d6高めてくれる使い捨てアイテムで2000で売れる。以上のことがノイのお金にがめついブレインに浮かぶ
レイン 2000!
ノイ 「2000!!!僕は満足しましたので、他の誰かどうぞ」
ヒイラギ 「こんなちんけな笛がか」
ちんけとは失礼な(笑
アシュリー 「こんなもの早く開けてきなさいよ」部屋に入ってきて最後の一個あけます(ころころ)がらくた…
ノイ 「いやぁ、有意義な道草でしたねぇ」
ヒイラギ 「無駄な道草だった」
プラナス 「にせん…あぅ、ボクが苦労して稼いでるのが笛一本分…」横でぼーっと見ていた彼女は何かショックを受けているようです(笑
アシュリー 「プラナス、あーゆうのは大して期待しちゃダメよ」
プラナス 「分かってる…分かってるけどさぁ…」どよーん
アシュリー 「あーゆうのは、絶対後で痛い目に合うのよ、戦闘不能とか」
レイン 「また丸焦げになったりして」
レインのこの言葉…後で自身に降りかかります…
ノイ 「ふふり、これは前回戦闘不能になった私に神様からの贈り物ですよ。きっと!」
アシュリー 「そーゆう受け取り方もありね」
ヒイラギ 「気の迷いだ」
プラナス 「その割にはがらくたばっかり引いていたような(笑」
ノイ 「おやぁ、負け惜しみですかぁ」
プラナス 「うぅぅ…」尻尾がパタパタと…「ああもー、とっとと次いこ次」ふぃっと
ノイ 「〜♪」足取りがスキップ
アシュリー じゃ、行こう。寝室の北の扉に鍵は?
GM こっちは鍵Aが付いてるよ
アシュリー 「コレ使って」とヒイラギにくさびと小型ハンマー渡す
ヒイラギ 開ける(ころころ)12
GM (あ、掛かった)開かないね。さらに扉からぷしゅーっと毒ガスが噴出(ころころ)ヒイラギ、HPダメージ11ね
ヒイラギ 「うーむ」
ノイ 「え!?え!?何か出てきましたよ…」
アシュリー 「トラップね」
レイン 「毒きりか〜」
GM (冷静だなぁ…)で、それと扉の向こうから「な、なにごぶ?今のは」とか「扉からゴブ、何か居るゴブ、ボスを呼ぶゴブ」とか聞こえてくる
ヒイラギ 「失敗したな」
レイン 「気づかれた…」
アシュリー 「っち」扉越しに魔導銃で撃ってみる
GM ん、じゃあダメージ頂戴
アシュリー ダメージは物理14
GM うぃ、ではばーんっと扉が吹っ飛びます。その奥にはちょっと変わったゴブと浮遊する剣、リーダーと思わしき人間、そしてペットっぽい巨大な鷲が待ち受けています
アシュリー 「GO AHEAD!!」
ノイ 「行きます!」
レイン 「突入〜」
VS山賊団〜一マスに固まって〜
レイン 「ノイ…今日は輝いてるよ…」
ノイ 「角笛を換金するまでは死ねませんからね(笑」
レイン 「だけど何でこんなところにいるんだろうかこいつら?」
プラナス 「あ、そういえば前に来たとき」ぽむっと「確か山賊が出るとか出ないとか言ってたから…それじゃないかな」
ヒイラギ 「……そう言うことは早く思い出せ」
プラナス 「いあ、まさかボクも山賊の住処に繋がるとは夢にも思わなかったし」苦笑しつつ
アシュリー 「…まぁ、今更どうでも良い話だわ、さっさと帰りましょ」
レイン 「んじゃ早いとこ出口見つけてでるぞ〜」
GM あい、でこの部屋なんだが北と東に扉があって…北の扉から外に出れそうです
ヒイラギ 「では帰ろうか」
レイン 「あ、待て。まだ部屋があるから…どうする?」
ノイ 「一応、調べませんか?また何かお宝があるかも」
アシュリー 「とにかく、プラナスは急いで戻った方が良いわね」
ヒイラギ 「時間が惜しい」
レイン 「んじゃ〜だれか護衛に付く?」
アシュリー 「わたしもお先に失礼するわ…」プラナスと一緒に帰ります
ヒイラギ 「同じく」
ノイ 「じゃ、僕らは東を調べましょうか」
レイン 「行きますか」
プラナス 「気をつけてね…」では、アシュリー、ヒイラギを伴いプラナスは一足先に戻ります
GM で、野郎どもが残ると…東の扉には鍵は掛かってないけど
レイン 「行ってきて」
ノイ (ほぼ同時に)「ここで卵を割るのも馬鹿らしいので、レインさんお願いしますよ」
外野の
アシュリー
譲り合う野郎ども
レイン んじゃノイさがってて
ノイ 「頑張って(笑」
レイン 「せーの」開けます
GM 良かったね。特に何も無く開いたよ。ここはリーダーの部屋だったんだろうね。かなり綺麗。部屋の隅には今までの略奪品を収めているのであろう宝箱が置かれている
レイン
ノイ
とりあえず宝箱のそばに〜
GM 有無、素直で大変よろしい(笑
ノイ 「宝箱!宝箱ですよレインさん!!(アイコンタクトで)あ・け・て♪」
レイン 「…下がってて」
ノイ 宝箱から目を離さずに後退〜
アシュリー ノイ可愛い
レイン 「んじゃ開けるよーっと」
ノイ 「(小声で)が、頑張って…」
GM うぃ、ところがどっこい。この宝箱、蓋が異様に重たいんだ
レイン へ?
GM トラップ【へビィウェイト】筋力判定で13以上でないと開かないんだな〜
レイン 「…」フェイト1使用(ころころ)18 楽勝
GM おめでとう、君が宝箱を空けた瞬間、かっと宝箱が輝き…トラップその2【エクスプロージョン】発動〜(爽
外野の
アシュリー
あはは、楽しいなぁ、おい
レイン 漢探知
GM 幸運どうぞ。目標12ね
レイン 10以上を出せと(ころころ)失敗。ははは〜
GM うむ、ではレインは炎に包まれる(ころころ)ダメージは物理16
ノイ ち〜ん(合掌。と言ってる場合じゃない【サモン:アラクネ】
GM 待った。ノイや
ノイ はい?
GM ここで君に一つだけ選択肢をあげよう。そのアラクネ、中身かレインか選ぶんだ
ノイ 中身で(即答)
ヒイラギ 即決か(笑
GM 即決かよ。酷い奴だな(苦笑。ではその物欲に免じてダメージ以上の所を負けて6を出したら中身を守れることにしてあげよう
ノイ よし!!貧乏の神よ我に力を!!(ころころ〜)
喜び勇んでノイが振った出目は…1でした

○証拠提出
02:12 (_07_Noi) 1d6 貧乏の神よ我に力を!!
02:12 ([dice]) _07_Noi: 1(1D6: 1) = 1  貧乏の神よ我に力を!!
一同 (大爆笑)
外野の
アシュリー
ノイの無駄な頑張りに乾杯
レイン おいしすぎる!!!!
GM はい、全部中身は燃え尽きました(ちーん。結局そこには…真っ黒なアフロと化したレインと欲望丸出しで真っ白に燃え尽きたノイという悲しい二人組みが(笑
外野の
ヒイラギ
(洞窟の外で)「今……何か爆発音がしたな……まぁたいしたことはないか」
レイン 「ノイさんや…帰ろう…」
ノイ 「帰りましょうか…」
GM あい、では後日談に移りますね。薬の処置が早かったお陰でプラナスの先生は一命を止めました。今では無事快方にむかっているようです
ヒイラギ 善哉善哉
アシュリー 良かったわね
レイン 褌ではないんだよね?
GM ありません(苦笑。先生の看病のため、2日ほどかかってしまいましたが…ラインを出発してから12日目にして君達は温泉の町、ルネスに到着します。以上で今回は終わりにしたいと思います。お疲れ様でした〜
一同 お疲れ様でした〜
おしまい
GMの独り言
今回はレインのPLさんが事情で来られないと聞いて突貫で作ったシナリオでした。でもいざ当日となった時彼はいました。台風でスケジュールが変わったようです。お陰でキャンペが一話伸びました(苦笑

○元ネタについて
今回もモンスターメイカーRPGシナリオ集@『テン・ダンジョン』の『ギンイロヘビの卵』というシナリオを元に作ってみました。いい加減そろそろオリジナルもやらんとなぁとおもいます

○少し気になったこと
セッション中、ノイが言っていた「協力し合わないPT」ですが…これは少々不味いと思います。アリアンロッドは同じFEAR系のゲームでもトーキョーN◎VAやダブルクロスと言った一人でもある程度はどうにかなるシネマチックなタイプなゲームと違い、冒険者達は一人一人明確な役割のあるSW等に近いタイプのゲームです。例えば今回だってもし最後にシーフのヒイラギがいればレインは黒焦げにならなかったかもしれませんし、最後の部屋に敵だっていたかもしれません。まぁ、クライマックスも過ぎていましたし、依頼人のお師匠を助けると言う明確な目的があったので一概に攻めるのは酷というものですがもう少し慎重に動いても良いと思います

愚痴っぽくなってしまって申し訳ありません。とりあえずはこんな所でしょうか…最後に今回のダンジョンを載せ失礼します。それでは〜

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