オープニング |
ミドル |
クライマックス |
エンディング |
□今回予告バドッカ沿岸で何隻もの船が消息を絶った。リャノ神殿は傭兵を募り、調査に向かわせる。 だが、その調査船すら行方が分からなくなってしまう… 事態を重く見たリャノ神殿はガヤン神殿に救援を要請、第2次調査船が今、港を発つ!! その先に待ち受けるのは深くたち込めた濃霧だった。 GURPS RUNAL鬼面組第3話「霧の奥」 されば語れ、されば遊べ、されば思いを馳せよ。 これは七つの月に照らされた大地に生きる、冒険者達の物語。 □ハンドアウト○ロウ用ハンドアウトコネクション:アハト=アハト 関係:職場の先輩 アハト神官を通じて、神殿より君に新たな使命が下される。 リャノ神殿からの救援要請らしい。 ○フィーア用ハンドアウト コネクション:幽霊船 関係:噂話 バイト先で奇妙な噂話を聞いた。 なんと幽霊船が出たらしい。本当だろうか? ○ミリー用ハンドアウト コネクション:マリー 関係:友人 マリーは君の勤めるサリカ神殿の神官の一人だ。 元はストリートキッズだったがとある縁でサリカに引き取られて、年若いながらも神官位を授かった優秀な少女である。 負けず嫌いな彼女は君をライバル視し、良く突っかかってくる。 そんな彼女が一巡り前、神殿から半ば強引にある使命を授かった。なんでもある調査船に癒し手として同行するとか… |
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プリプレイ(成長報告) |
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前回獲得CP:3 報酬:700ムーナ | |||||||||||||||||||||||||
ロウ
ミリーに400ムーナ貸し出し |
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フィーア
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ミリー
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オープニングフェイズ |
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GM | さて、今回はまずミリーのシーンから。舞台はサリカ神殿。時刻は昼頃で君がこっそり日課の体力トレーニングを終えた時の事です。 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「一休みしたらお仕事再開かな」水筒の中身を飲みつつ | ||||||||||||||||||||||||
GM | そんな君の頭にぱさっとタオルが掛けられます。見ると神官のマリーが立ってますね。 彼女は元はストリートキッズでしたが、とある縁でサリカに引き取られて年若いながらも神官位を授かった優秀な少女です。 向上心が強く、ほぼ同年代で高司祭位を得た君をライバル視し良く突っかかってきます。 ただ、同時にストリートチルドレンの頃の思い出があるのか、子供っぽい君にあれやこれやと世話を焼いたりもする… なかなか複雑な性格の持ち主です。 |
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ミリー | 「ふへ?どうしたのマリー」 | ||||||||||||||||||||||||
マリー | 「汗拭かないと、風邪引きますわよ」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「ぅ、見てたの?」 | ||||||||||||||||||||||||
マリー | 「いいえ、たまたまタオル持って歩いていたら汗だくの貴方がいただけですわ」ふぃ | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「……うん、有難う」そっぽ向いたのを見てうつむきつつタオルで顔を隠しながら | ||||||||||||||||||||||||
マリー | 「全く…仕事溜まってるので早く来てくださいね…明日から私はいないので」すたすたと | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「はぇ、お休みはまだだよね?珍しく出張ですか?」 | ||||||||||||||||||||||||
マリー | 「ええ、一つ使命を…」ふふんっと | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「ふえぇ、マリーも大変です」 | ||||||||||||||||||||||||
マリー | 「…別に…大した事ではありませんわ」ぽりぽり「さてもう行かないと…うがい手洗いはちゃんとするのですよ。風邪など引かれては困るので」といって神殿に入っていきます | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「マリーも頑張ってですよ」 | ||||||||||||||||||||||||
GM | 手をひらひら振り、翌日、マリーは前述の言葉どおり何かの使命を授かり、神殿から出発します。 それから一巡り…未だ君のトレーニングの終わりにタオルを掛けてくれる者は帰って来ません というところで一旦シーンを切ってカメラをフィーアに移します |
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フィーア | はーい | ||||||||||||||||||||||||
GM | 場所は君が勤めているバイト先…時間帯としては夕方前の少し暇な時間に君は少ないお客さんの接客をしていたのだが… さわっさわ…とお尻の辺りにみょーな違和感が感じた所からのスタートだ |
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フィーア | 「きゃ……っ!」きゃあ、と言いかけて、かみ殺して振り向く! | ||||||||||||||||||||||||
男性の声 | 「よぅ」振り向くと、この間の酒場"鹿の角亭"にいたおじさんだ(笑 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「……。」じと目。 | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「はっはっは、珈琲一つよろしく」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「……。」じぃ「ごめんなさい、は?」仁王立ち | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「ぅ…」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「……」むぅーと、下から見上げる | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「ご、ごめんなさい」ぺこり「そ、そうだ。そういえばフィーアちゃん、幽霊船が出たって噂を知ってるかい?」両手をこぅ、だらんっと指せ | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「ふぅ……知らないけど?」ため息をひとつついて、元の立ち方に戻してしょうがないなぁ、と苦笑い一つ浮かべてから | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「はは、おじさんの知り合いの知り合いの話なんだがね。そいつは船乗りなんだけどさ、この間幽霊船を見たって真っ青な顔で言ってたんだよ」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「ふーん?」 | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「そいつの話だと生ぬるい風と霧がぶあっと出て、暗い船の影が見えたんだと…」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「何かされたの?」 | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「や、見ただけ…大方酔っ払って自分の船のマストの影でも見たんだろうさ」げらげらげら |
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フィーア | 「かもしれないけど……」難しい顔をして | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「まぁ、行方不明の船が出てはいるみてーだわな…おっかねぇ世の中だねぇ…」肩すくめ | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「そうなんだ。ありがとう。おじさん。コーヒーだよね?」 | ||||||||||||||||||||||||
おじさん | 「後折角だからハニートーストもよろしく」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「はい。」笑顔で一礼してから、厨房に注文を届けに行くよ | ||||||||||||||||||||||||
GM | とまぁ、こんな日常の一こまがあったということで一旦シーンを切りますね | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | うん | ||||||||||||||||||||||||
GM | はい、OP最後はロウのシーン。君はアハト神官に呼ばれて、ガヤン神殿のある一室にいます | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「ご命令により出頭しました」敬礼 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「さて、君達は最近の幽霊船騒ぎを知っているか?」アハトさんのイメージは荒川アンダーザブリッジのシスターみたいな感じ。CVは子安さんで脳内変換してください | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 危険すぎる、あきらにそっちの筋の人だ…しかもCV子安…もう駄目だ | ||||||||||||||||||||||||
GM | ガヤンにはこういう人も何人かいるんだよ(笑 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「はい。話くらいには」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「それが冗談なのかどうかは私は知らない。そういったモノの存在は知っているが、この海域に出るという話は聞いた事がない。その存在の有無はさておき、実際に数隻、行方が分からなくなっている船がある…」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「ですが海上となれば我々ガヤンの所轄外では?」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「問題ない。実はリャノ神殿で一巡り前に調査船を出したのだが…そちらも消息を絶ってしまったようでな」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「リャノ神殿の調査船が!」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「事態を重く見たのだろうな…さらに規模を拡大した第2次調査船を出すらしい。で、その人員としてこちらに救援要請が出たのだ」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「なるほど、既に秘密裏に事態は動いているわけですか」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「私はその件を任されてな…後は分かるな」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「は! 了解しました。ご期待に応えられるよう全力を尽くします」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「よろしい。この任務に対し特別手当として一人当たり300ムーナが出る。受け取っておき給え」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「ありがとうございます。しかし…リャノ神殿の調査船を撃退するほどの戦力ですか。一体どこの組織でしょう?」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「分からん…だが、最近この街の闇が騒がしい…関係あるのかも知れんな」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「判りました。早速心当たりを当たってみます」 | ||||||||||||||||||||||||
リャノ神殿からの救援要請という使命を受けたロウは早速、フィーアとミリーを誘い、OKを貰います | |||||||||||||||||||||||||
ミドルフェイズ |
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GM | では、出向前に各自一回だけ情報収集を行う事が出来ます。情報項目としては
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フィーア | なら、行方不明になった船について調べるよ(ころころ)惜しい、失敗 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | こちらは調査船で(ころころ)7成功 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 幽霊船について5成功 | ||||||||||||||||||||||||
GM | それだけの成功度なら全部分かったね、では | ||||||||||||||||||||||||
○幽霊船について ・出現した時は、急に霧が発生し、異変を感じた船員が咄嗟に舵を切ったので深入りする事を避けた時に、マストで見張りをしていた船員が黒い船の影を霧の中に見た ○第一次調査船について ・一巡り程前にリャノ神殿が発した調査船。行方不明になった船の捜索及び原因を調査する事が目的 ・主なメンバーとして船員、リャノ戦士団に加え、歴戦の傭兵であるジェイ(前回の依頼人。150CP位の強さ)等がいる ・叉、サリカ神殿から癒し手としてマリーという神官が乗り込んでいる というような事が分かったよ |
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ロウ | 「幽霊船というからアンデッドでも見たのかと思ったが、それなら幽霊というより不審船だな」 | ||||||||||||||||||||||||
GM | ああ、そうそう航海に乗り出す前に注意ですが、重い金属鎧を着ていると海に落ちたりしたら助かりませんので、代わりにリャノ神殿から海軍印のヘビーレザー相当の水着が支給してもらえます。なんと重量5kg(ヘビレの半分)というスグレモノ | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 金属?そもそも圧倒的に体力が足りませんが(ぁ | ||||||||||||||||||||||||
GM | お腹のところにごんぶとの「海」っていうプリントは言ってます | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | それは恥ずかしいな | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | なら水着を……って、着れないか。まぁ、装備の重さが変わるだけなら良いかな | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 防具脱ぐと、実戦に耐えられないレベルまで戦闘力落ちるな。なにせガヤンだし 防御点が三点下がって受動防御が二点下がる。これまでみたいな敵が出てきたら一発で無力化されるかも |
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ミリー | ロウには盾を飛ばせば何とかなるかな? | ||||||||||||||||||||||||
GM | 水着の欲しい人は挙手 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ ミリー |
はーい | ||||||||||||||||||||||||
GM | ほいほい、じゃあオマケで海軍印の羽織れるマントも貸し出しちゃおう。防水加工のスグレモノ。背中の所にはこれまた『絶対正義』のプリント付 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「うわぁ…」 ちょっと嫌そう | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 海賊王でも出るのかな? | ||||||||||||||||||||||||
GM | さてはて(笑 まぁ、君達は調査へと出航します。天気も良く、これならばそれなりに探索は楽かもしれない。 調査船には船員以外には君達、アハト神官、今回の増員としてヤンと言う左目地区の入信者とその一行の魔術師、サリカ神官、ドワーフ、ミュルーン。それに傭兵達が数人と総勢20人ほどが乗り込んでいます |
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ロウ | 「そうそうたる戦力だな」 | ||||||||||||||||||||||||
GM | では、ここからはイベント表を用意したので振ってみよう。まずはロウからどうぞ | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | (ころころ)9 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 何が起きるのかな? | ||||||||||||||||||||||||
GM | 先ほどまで晴れていたのですがいつの間にか曇天の曇り空。一雨来そうな雰囲気ですね。ぽつっぽつっと雨が降り出し… | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「雨か…」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「降って来たね」 | ||||||||||||||||||||||||
GM | やがて激しい雷雨になります。はい、皆さん『生命力判定』どうぞ。失敗すると船から投げ出されそうになってその失敗度を足した『恐怖判定』です | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 生命力か(ころころ)成功。知力以外は成功する事の方が珍しいのに | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | こっちも成功 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | げ、失敗…恐怖表は14番 | ||||||||||||||||||||||||
GM | 1Dポイント疲労。さらに10番の結果も適用する。10番は1Dターン朦朧 以後、毎ターン通常の意思判定を行い成功すると回復ね | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「う、うわぁぁぁー!きゃぁ!きゃぁー!」取り繕うことも忘れて叫び疲れた、かな(ころころ)5点も疲れちゃった | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「セシル、大丈夫か?」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「こ、怖い怖い怖い!」がくがくしつつ、何処かにしがみつこう。島国出身なのに…ああ、カルシファードは鎖国してるから水と縁がないか | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 水泳も覚えてないしね | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 実はカナズチだったことが発覚したか | ||||||||||||||||||||||||
GM | ふふふ、ではこうして初日がすぎ、二日目そんなカナズチだったフィーア、今度は君が2d6振ってみたまえ | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | (ころころ)9 同じイベントだー!? | ||||||||||||||||||||||||
GM | うむ、雷雨は全くやもうとしない、再び『生命力判定』どうぞ。因みにヤン一行の魔術師さん辺りは船の揺れに耐え切れずにえろえろ吐いてたりする | ||||||||||||||||||||||||
ザドリー | 「っく生命力の弱い魔術師には過酷過ぎる」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「雨やまないよ」ぎゃ〜、今度は失敗した | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 危ない、今度は成功 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | またギリギリ成功 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「ぅぅ、体使うことは苦手なのに」恐怖表は12番 | ||||||||||||||||||||||||
GM | 12 思考不能。15ターン朦朧状態。以後、毎ターン生命力判定を行い、成功すると回復 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「みんな、大丈夫か? さすがにこの海は慣れない者にはキツイか」あーあ、女の子達が | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「今日は大丈夫だけど、今度はミリーが……」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「まだまだだな」彼も振ってみるか。生命は14だから(ころころ)楽々成功 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「しかたないですよ。彼女たちは女の子ですから」筋肉は伊達じゃないな、ていうか、生命14って人間じゃねぇ | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「達、ってなんだよ!ロウ!」ずびし! | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「何を言う、ミリー高司祭は兎も角、セシル平信者は男だろう」はっはっは、ガヤン神官はこれ位タフでないと | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「え、ああ、そうでした」苦笑 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「女性に対して失礼だぞ。こんな胸の女子はいないだろう」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「ははは」苦笑するしかない | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「悪かったな……。」ぼそりと胸を抑えつつ | ||||||||||||||||||||||||
GM | はっはっは、愉快愉快。では三日目、今度はミリーがふってみたまい | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | (ころころ)7 | ||||||||||||||||||||||||
GM | おぉ、やっと雨が止んだ。昼食時の事です | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「飯だ」どんっと彼が釣った魚が生のまま一匹づつ君達の前に置かれます。 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「豪快ですね、これはまた」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「お魚?」何の魚だろう | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 目がたくさんあるとか、触手が生えてるとか異常はないよね? | ||||||||||||||||||||||||
GM | 大丈夫、南大東島の珍魚、インガンダルマです。禁断の美味らしい…(用意した画像見せ) | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | きもい! | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「食べられない魚じゃなさそうなんだけど」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「カルシファードの醤油をかけてくえ、うまいぞ」そう言ってどばーっと醤油掛けて頭からばりぼり食べ始めます。とってもワイルド | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「ほぉ、カルシファード料理ですか」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「や、やめてー!故郷を魔境とか未開の地みたいに誤解されるような真似はやめてー!」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「え、あっちではこう言うのが毎日出るんじゃないのか?」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「いや、ちゃんとさばいてから食べるから……」頭から食べるアハトさんを眺めつつ | ||||||||||||||||||||||||
GM | では、捌く方は調理をお願いします。技能無しは知力-4ね | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | (ころころ)7失敗 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | それでも12で振れる(ころころ)出、出目が〜 | ||||||||||||||||||||||||
GM | それでも2失敗か。失敗度から見てフィーア、間違って眼球に指を突っ込んじゃった。ぷちゃっと何かが潰れる確かな感覚 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「うわぁ・……!」ぞくぞくぞく。いやーな感覚に鳥肌が | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「むう、船の上って調理しにくいの」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | うちの女子は料理出来ない子か | ||||||||||||||||||||||||
GM | はい、フィーアさん恐怖判定どうぞ(爽 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | (ころころ)危ない、耐えた | ||||||||||||||||||||||||
GM | おめでとう、ではきみのだぁいすきなメザシ(生)完成。醤油掛けて喰らうが良いさ | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「その魚はそうやって食うものなのか?」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「うぅ……。本当は……切り身にして……うぅ……」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「最近の女子は料理一つもできんのか。嘆かわしいな」そう言いつつ尻尾までぼりぼり「ごちそうさまでした」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「急に揺れるのは大変です」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「あの人、実はオノレアイなのかな……。」じぃー | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「河童ではない、神官だ」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「まあ、そういう事にしておこう」 | ||||||||||||||||||||||||
GM | では、四日目…この日は快晴だったのですが、突如として辺りが濃い霧に包まれ始めて…あっという間に視界が奪われてしまうね | ||||||||||||||||||||||||
船員 | 「なんだ…この霧は?これじゃ前が見えん」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「ふぇぇ」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「霧?」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「怪しいなぁ…」 | ||||||||||||||||||||||||
GM | 君達を始め、船の乗員達が何事かと警戒していると、何故か安定して航行していた船が止まってしまいます | ||||||||||||||||||||||||
船員 | 「船が…止まった?」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「風は?」帆がどうなってるか確認 | ||||||||||||||||||||||||
GM | 適度に膨らんでいる。吹いてるんだけど、何故か進まない | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「アハト神官、ミュルーンかサリカの術師に頼んでこの霧を吹き飛ばせんか?」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「採用」君の意見を取り入れてヤン一行のミュルーンに話したりしますが…因みにリカ(サリカ術者)の方はその手の技能は天候予測くらいしかないねぇ | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | はっはっは、こっちも気象関係は気象学持ってるぐらいで操作なんてとてもとても | ||||||||||||||||||||||||
ライブ | 「ちょっと規模が大きすぎですがな…一応やってみるけど」ぬーんっとミュルーンのライブ君が頑張ってみよう。彼の天候制御は『月を追うもの達』によると12。誰か振ってみて | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | (ころころ)おぉ、5成功 | ||||||||||||||||||||||||
ライブ | 「むーーーんっかぁ」かなり頑張ったライブのお陰で霧が僅かに薄れ…下が見渡せます…そうすると船の周りがえらい事になってる。 なんと海が緑色になってる…凄まじい数の海草で埋め尽くされてるんだ。まるで緑色の絨毯 |
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ロウ | 「何だ…これは」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「ほへ…すごい海草です」海草に関しては何か知識ある?PL的には心当たりあるけど | ||||||||||||||||||||||||
GM | 植物学か動植物知識でどうぞ | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | (ころころ)失敗 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 農業-5で(ころころ)失敗 | ||||||||||||||||||||||||
GM | 分からないねぇ…暫く頑張ってたライブですが… | ||||||||||||||||||||||||
ライブ | 「あかんですわ」くてーっとダウン「どうやら強力な魔法が掛かってみるみたいや」 | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | 「魔法、ね。いけすかないや。」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「こんな気味の悪い魔法があるのか?」 | ||||||||||||||||||||||||
船員 | 「しかも半端じゃないっす。ちょっと乗ってみたら普通に歩ける位の密集度っす」試しに船長の支持でおっかなびっくりのってみた下に下りた船員が | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「歩けるの?」 | ||||||||||||||||||||||||
船員 | 「そうだよ、お嬢ちゃん」なでなでしてくれる | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「小さくないですよ!」 | ||||||||||||||||||||||||
GM | 船員の報告を聞いた船長とアハト神官は話し合い | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「周りを偵察する必要があるな…」メンバーを見回し | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「判りました。俺が行きましょう」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「うむ」頷き「セシル平信者、君も彼について偵察へ。ミリー高司祭も一緒に行ってくれますかな?」 | ||||||||||||||||||||||||
ミリー | 「判りました。そちらも気をつけてくださいね」 | ||||||||||||||||||||||||
ロウ | 「残ったみんなは船の警護を頼みます」 | ||||||||||||||||||||||||
アハト | 「うむ」頷き。では、霧の海の緑の海草絨毯に降り立ってみるかい? | ||||||||||||||||||||||||
フィーア | うん |
GM | おそるおそる船から降り立った君達は周囲の探索を開始した。 海草の道はどうやら東西に分かれているようだ |
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ロウ | 「あまり遠くに行きすぎて戻ってこれなくなっても困る。手早く済まそう」では、右手の法則で右から攻めますか | |
フィーア | いいよ | |
ミリー | 船の位置が把握できてるなら飛行で帰るって手段もあるにはあるかな?疲労が大変な事になりそうだけど | |
GM | では、東(右)に移動ですね 東へと進んでいくと船が見えてきます。君達と同じように海草に包まれて動けなくなった船だろう。 |
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ロウ | 一緒に来た船団の船では無い? | |
GM | はい、違います | |
ミリー | 知ってる(バドッカの有名どころの所属とか)船? | |
GM | 地域知識:バドッカで判定どうぞ | |
ロウ | (ころころ)4成功 | |
ミリー | (ころころ)こっちも4成功です | |
GM | おー、ではこの船は『黒猫ペリカン号』。第一次調査団で使用されていた船ですね | |
フィーア | 人の気配とかあるかな? |
ロウ | 「調査団の船か。よし、確認してみよう」 | |
ミリー | 「そうだね。でも何かあるか判らないから気をつけよう」 | |
ロウ | 「おーい。無事か―!」 船の近くまで言って叫んでみる | |
GM | 人の気配はありますね。そしてロウが声を掛けると | |
男性 | 「おーい、誰いるのかー」と、向こうからも声がしてひょこっと船員らしき男が姿を見せます | |
ロウ | 「こちらはバドッカガヤン神殿所属の者だ。船にトラブルでもあったか?」 | |
船員 | 「ありがたい。ちょっとまってくれ」するするっと梯子が下りてきます | |
ロウ | 「すぐそばに我々の乗ってきた船があります。何かあったならこちらで救助できます」 | |
ミリー | 先にロウに上がってもらって安全確認かな? | |
ロウ | OK、行って来る | |
GM | では登っていくとこちらの船の甲板で憔悴した感じの船員達が出迎えてくれます。一同を代表して船長が応対してくれます | |
ロウ | 「貴方がたの捜索の為来た者です。貴方がたもあの霧に惑わされて?」 | |
船長 | 「そうだ、ガヤンといっていたが…もしかして第2次調査船のメンバーかね?」 | |
ロウ | 「はい、そうです」これまでの経緯を話そう | |
船長 | 「成る程な…」頷き |
ロウ | 「貴方がたもやはりあの霧とこの奇妙な海藻に捕まって? これまで何かありましたか?」 |
船長 | 「そうだ。こちらは10日前に出港し、4日目にここで足止めされてもう一巡りにもなる。」 |
ロウ | 「食糧や傷病者は大丈夫ですか? 多少なら我々が持ってきた蓄えがありますので、あちらと合流してくださればお分け出来ます」 |
船長 | 「それは助かる…水は水作成できるものを連れてきたのだが、食べ物はな…流石にこの海草を喰う訳にもいかんしな。」頷き 「話を戻そう、実は数日間様子を見て、傭兵達のうちの一部が付近の探索に行かせたのだが帰ってこないんだ」 |
ロウ | 「もしや、ジェイさん達ですか?」 |
船長 | 「彼を知っているのかね?」 |
ロウ | 「はい。何度か一緒に冒険した事のある友人です。そうですか…ジェイさんほどの方がまだ戻らないとは」 |
ミリー | 傭兵の人数と構成はどんなもんだろう? |
GM | 大体10人位。ジェイとマリー、後は25CPの並戦士が数人ってとこ |
ミリー | 10人か。それでどうにもならん事態だと私達3人じゃ手に負えないな(苦笑 |
ロウ | 「ジェイさんと海のエキスパート達が…これは思った以上に厄介な事態ですね」 |
船長 | 「我々も心配しているのだがいかんせんな…そちらの船にはこちらから何人か回して連絡を取ろう」 |
ロウ | 「はい、お願いします。俺からの事付けを渡しておきますので」と自分のサインを記したアハト神官への伝言を渡そう「俺達はこれからジェイさん達の後を追ってみます」 |
船長 | 「うむ、憂慮すべきである…そうだ、たいした事は出来ないが、せめてこれをもって行き給え」治癒の霊薬を一本渡してくれます |
ロウ | 「助かります」それは俺が預かっておこう「みなさんもお気をつけて。もうしばらくの辛抱です。必ずジェイさん達を連れて戻り、この異常事態をなんとかしてみせますよ」では、戻って上に行こうか |
GM | 了解、こちらの船からまだ元気な船員がそっちの船に向かっていくのを見つつ君達は進む。 進んだ先は床の海草が非常に不安定な場所。 君達は海草の床を時折踏み抜きそうになりながら先へ進むことにした 遠目にうっすらと、大きな船の影が見える |
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ロウ | 「急ごう。ジェイさん達が心配だ」 | |
ミリー | 「でも気をつけないとダメだよ。こっちまでミスしちゃったらダメだからね」 | |
ロウ | 「ああ」頷き「また船が…」 | |
GM | ここは非常に不安定な足場で移動する場合『敏捷-3』での判定が必要になります。失敗すると海にどぼんっ | |
ロウ | うわー | |
GM | どぼんしたばあい、『水泳』判定し成功すれば3点疲労のみ 失敗した場合、藻に絡まれたりして大変な事になり1dの疲労とダメージが襲い掛かってきます |
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ここはロウは自分に『すばやさ』を掛け、ミリーは『浮揚』を使って乗り切ります…が | ||
ロウ | あぶね、ギリギリ…ブーストしててよかった | |
ミリー | 浮遊は、疲労するから地味にきついんよねえ |
フィーア | (ころころ)あ… |
GM | どぼーんっとフィーアが落ちた〜 |
フィーア | 金づちなのにー! |
GM | 『水泳』どうぞ |
フィーア | 技能なしの敏捷-4の方で(ころころ)駄目、ふ、振り直したい |
GM | 振り直しは甘え(きりっ |
フィーア | 不幸だー!ダイス目が! |
ミリー | リセットする? |
GM | 悪いがリセットは1秒前に戻るだけなのでこの場合は役に立たないよ |
ミリー | む、そうか |
フィーア | うぅ(ころころ)3点の疲労とダメージ |
GM | では、藻に引っ掛かって溺れかけた君はなんとかロウ達に助けられます。ふふふ、およげなかったのがうぬの不覚よ |
フィーア | 本当だよ! |
GM | しかも君は水着じゃないから服がべったりとしててとても気持ち悪いぞ |
フィーア | そのくらいなら我慢するよ。秘密があるしね。 |
GM | OK、では近寄ると分かるんだけどこの船、シュナイト商会のものだ。しんっとしていて…波の音だけが僅かに漂い人の気配がまるで感じられない |
ロウ | 「大丈夫か、フィーア?」 |
フィーア | 「うん……。」ちょっと顔を紅潮させて縮こまってる。(うわぁー……恥ずかしいところを見せた……!)もじもじ |
ミリー | 「静か、だね」船を見上げて |
ロウ | 「シュナイト商会の船、みたいだな。妙に静かだが…「おーい! 誰かいないか―!! 救助隊の者だ。無事な者が居たら応えてくれー!」 |
GM | 返事は無いね。もし船に上がりたいなら『登攀』か魔法で空を飛ぶ必要があります。誰か一人でも上がって上からロープを垂らせば残りの人は自動的に成功で良いよ |
ロウ | 「フィーア、あの船によじ登れそうか?」 |
フィーア | 「え?あ、うん!」じゃあ登攀行きます(ころころ)成功したよ 「名誉挽回名誉挽回……。」ぶつぶつ |
GM | OK、甲板まで上がると誰もいないね。ただ、争ったような跡が残っている |
フィーア | 血痕があるってこと? |
GM | うに、後真新しい切り傷とかがマストの柱とかについているとかね |
ロウ | 「どうだ? 中に誰かいる気配はあるか?」船の上のフィーアに呼びかける |
フィーア | 「今のところ気配はないよ。」ロープをマストにくくりつけてたらそう |
ミリー | ではよじよじと登って、フィーアの応急手当は可能で良いのかな? |
GM | どうぞ |
ミリー | じゃあ、甲板に上がったらフィーアの応急手当するとして、その間にロウには軽く船内の様子を見て回ってもらおう |
ロウ | OK、では中を見回りましょう |
ミリー | 応急手当は(ころころ)成功したけど目が良くなくて1点だけ回復 |
GM | うい、船の中を見回ったロウ。船内は誰もいない。腐り掛けた水とか食料とか、荒らされた積荷の残りとかが見つかるよ |
ロウ | 「…妙だな」 |
GM | ついでに『探索』判定どうぞ |
ロウ | (ころころ)6成功。フハハハ、こんな事もあろうかと前回の成長で取っておいたのだ! |
GM | 備えあれば憂いなしですね。では積荷の中で一本の霊薬を発見 |
ロウ | 「お、これはまだ使えそうだな」 |
GM | ラベルに古代神聖語で何か書いてあります |
ロウ | 霊薬の種類、ミリィならわかるかな?そっち系の言語判らないし。とりあえず戻って報告しよう |
フィーア | 「何だそれ。」同じく無理 |
ミリー | 私も読めないな |
ロウ | 「ミリィでも判らないか。これはもちかえって調べるしかないな」 |
フィーア | 「血痕の方は分からないけど、死体すらないって言うのは連れ去られた可能性もある、よな?」 |
ロウ | 「その可能性が高いな。もしくは船員全員で調べに出かけたか…だが、その可能性は低いだろう。いくらなんでも船を無人にするのは変だ」 |
ミリー | 血痕の量って結構多かった?具体的には結構な人数で戦闘があったのか、それとも少人数のグループ同士での戦闘だったのか |
GM | ふむ…では皆さん知力判定どうぞ |
一同 | (ころころ) |
GM | 成功したロウとミリーは、争った痕、残ってる食料などから推測するに食料などが尽きてきて弱ってきた所で何者かに不意打ちでもされて、ろくに抵抗できなかったんじゃないかなと推測できた |
ミリー | 「ん〜、この様子だと、敵対者がいるのは確実みたい」 |
フィーア | 「幽霊船、か……その類がいるのは確実みたいだな。」 |
ロウ | 「ああ、船員を浚ってなんらかの目的を遂げようとしているのだろう。となればこの霧や藻もそいつ等の仕業の可能性が高いな」 |
フィーア | 「何らかの儀式の生贄か、奴隷か?一般的にありえるのは。何にせよ。許すわけにはいかねぇな」 |
ミリー | 「とりあえず、今まで以上に慎重に動いた方がいいかも」 |
ロウ | 「ああ、そして急いだ方がいいだろう。ジェイさん達もそいつに囚われている可能性は高い」 |
ミリー | ああ、問題ないなら30分休んでから移動した方がいいかな?フィーア、3点ばかり疲労してるでしょ? |
フィーア | 戦士のエリクサ……飲めばいけるけど、もったいなさすぎるしね |
ミリー | そうそう起こる事はないけど倍速って切れると疲労する |
ロウ | 時間を食うと後々不利になりそうな予感もするけど、厳しいようならここで休むの手かな |
フィーア | 疲労ならまだ問題ないレベルだから、先に進もうか |
ミリー | こっちは1点だから5分休めば回復するけど |
ロウ | では5分休んで出発しようか |
ミリー フィーア |
あい |
GM | では五分後に出発した君達が辿りついたのは海草が沈み込んでいるエリア。 歩行には支障が無いが、戦闘は厳しいかもしれない… さて、皆さん『視覚判定』どうぞ |
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ロウ | 6成功 | |
フィーア | 3成功 | |
ミリー | 1成功です | |
GM | ロウ、君だけが気がついた。藻に隠れて分かり難いが海面に巨大な物体が浮上しようとしてる | |
ロウ | 「なんだあれは…二人とも、あれを見ろ!」指さし | |
フィーア | 「ん?」 | |
GM | とロウが指差した所にざばぁっと浮上してきたのは巨大な蛸 お腹がすいているのか君達に向かって触手を伸ばしてきたぞ |
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ロウ | 「蛸か。いつもならともかく、この足場にこの鎧で戦うには少々厳しい相手だな」 | |
VS巨大蛸〜大きな的の腕の下で〜 | ||
GM | 沈んでいく巨体。巻き疲れたロウさんや、一緒に沈まずに住むかどうか敏捷−触手の数で判定どうぞ。 さっき一本フィーアが切り落してくれたので今巻きついてるのは1本のみ |
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フィーア | 「ふぅ……って、ロウー!」 | |
ロウ | 既に-1なので-2で11か、ぎりぎりだが(ころころ)成功。なんとか耐えた | |
ミリー | おお、頑張った |
GM | 恋人と共に海には眠らなかったか |
フィーア | 人じゃないΣ |
GM | なんと、ロウは人ではないと申すか |
フィーア | タコの方だよ!(笑 |
ロウ | 「ふぅ、危ないところだったな」体力残り3、フラフラだな |
フィーア | 同じく。倍速で疲れまくってる |
ミリー | 「むう、結構消耗激しいね」 |
ロウ | 「海の戦いは勝手が違うのもあるな。この防具では軽い一撃も致命傷になる。無理せず一度ゆっくり休みたいのだが…」 |
ミリー | うちは2点だけだから10分休めば回復。体力回復って地味に強力だよね |
ロウ | だね |
フィーア | 魔法使うと特にね |
ロウ | さて、休憩しない場合、俺は後1回フィーアにパワーストーン使った敏捷+5撃ったら何も出来なくなる |
ミリー | ロウが2回撃てるぐらいまで回復したほうがいいかな? |
フィーア | だね |
ロウ | 8点回復って凄い時間食うんだっけ? |
GM | 通常は1点回復に10分 |
ロウ | それなら80分か。そのぐらいならいいかな |
フィーア | なら、休憩を取っていく、ということで? |
ミリー | あ、一寸待って。8点消耗だよね?『体力賦与』使おう(あれこれ計算し) ロウに4点、フィーアに2点分ければ40分でロウとこっちの疲労が全快になる |
フィーア | それは凄い |
ミリー | 今2点疲労で10分、6点分けると30分増えて40分で回復 ロウが8点疲労だから4点分けて40分休息で回復だから丁度 フィーアのほうも今8点疲労か。まあ、フィーアは魔法使わないから6点回復してれば特に問題ないでしょ? |
フィーア | うん |
ミリー | と言う事で、『体力賦与』2回(ころころ)どっちも成功。これで40分休息 |
ロウ | 「すまんな、ミリィ。助かった」 |
ミリー | 「ん、まあこのぐらいはしないとね。直接戦える訳じゃないし」へばりつつ。まあ、正確には一度にかけた訳じゃなくて、回復しつつかけたわけですが |
GM | お疲れ様、ミリー。では休憩後に再び前進する君達 進んだ先では数人の人が倒れていた。武装から見るに、雇われた傭兵や船員達だろう。 ほぼ全てが事切れている中、たった一人だけ生存者がいた。ジェイだ。 辛うじて息はあるがこのままでは危ないだろう。しかもその右足は妙な方向に折れ曲がってしまっている。 |
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ミリー | 「ぁ!」 | |
ロウ フィーア |
「ジェイさん!?」 駆け寄ろう | |
ミリー | 大治癒かけようかっと、その前にマリーの姿は? | |
GM | 見当たらないね。幸か不幸か分からないけれど | |
ミリー | 見当たらないなら少しだけ安堵しつつ他の人の事を考えて顔を引き締めます | |
ロウ | 「ミリィ、まずはジェイさんを頼む。俺は周りを見てくる」 | |
ミリー | 頷きます | |
フィーア | 「俺はミリーを護衛しているよ」 | |
ロウ | 「頼む」 | |
ミリー | 大治癒の体力4点使用回復で良い?倒れる寸前になるけど |
ロウ | ここでもう一度休んでもいいと思う。ジェイの話効きつつ |
ミリー | 3点なら小治癒で消耗少ないんだけど…そして、気付いた事が一つ。『覚醒』覚えてない |
フィーア | まぁ、覚醒覚えてないなら、起きるまでも休憩が取れる、のかな? |
ロウ | まあ仕方ない。3人パーティで回復役一人ではあまり使い勝手よくないしね |
ミリー | OKじゃあ、まずは小治癒で3点回復(ころころ)続いて大治癒4点使用回復(ころころ)どっちも成功、計7点回復 |
GM | あい、では回復してもらったので暫く待つと |
ミリー | 「ふぅ、とりあえずこれで安心だと思うよ」ふらふら |
ジェイ | 「ぅ…」意識を取り戻します「お前達?」 |
ミリー | 「体の方は、大丈夫ですか?」ふらつきながら |
ジェイ | 「あまり…良いとは言えないな」苦笑し |
ロウ | 「ジェイさん、何があったんです?」こちらの事情をざっと説明しよう |
ジェイ | 「なるほど」頷き「霧に巻かれた後、周囲の探索を行っていた俺達は…無人の船などを発見しつつそこの不審な船を発見したんだ…どうやらこの霧や行方不明を起こした海賊らしかったんだが…」 |
ロウ | 「この船、海賊の船だったのか」 |
ジェイ | 「気をつけろ…ここの海賊達は、まともじゃない…悪魔に憑かれているのかもしれん…」 |
フィーア | 「悪魔…」 |
ミリー | 「むう、敵の数が多いのは困るねえ」 |
ジェイ | 「ああ。下っ端どもは昆虫のような外見に、首領の女海賊、ディワンのように見えた奴は巨大な…ヤドカリの様な姿に変身した」 |
ロウ | 「昆虫・・・ですか」 |
ミリー | 「この前のご同類?」 |
フィーア | 「あー」 |
ジェイ | 「この間というと…ピックの時のか…」 |
ロウ | 「ええ、あの時出た邪術師も奇妙な虫人間に変身しました」 |
ジェイ | 「そうか…」頷き |
ミリー | 「えっと、そのそれで…」一寸聞きにくそうに |
ジェイ | 「…そうだ!!」ミリーを見てはっと「船に…生き残りのシュナイト商会の連中とサリカの神官…名は確かマリーと言ったか…がいる…連中、儀式の生贄に使うとか言ってやがった…早く助けないと…っぐ」立ち上がろうとして |
ロウ | 「ジェイさん、その体では無理です」 |
ジェイ | 「くそっ」折れて使い物にならない自分の足に毒づきます |
フィーア | 「おっさんはすっ込んでなって。あとは若いのに任せるってことで」 |
ミリー | 『接合』は覚えられない(パタ |
ロウ | あれはPCが覚える魔法じゃないからなぁ |
ジェイ | 「すまん…なら、せめてこれを使え」そう言って三枚の札を取り出して渡してきます |
ロウ | 「これは?」 |
ジェイ | 「遺跡で見つけた、特殊な呪符だ…一度だけだが、跳躍力を挙げてくれる。何かの役に立つかと思ってたが」 |
ロウ | 「跳躍の護符、ですか」 |
GM | これを使えば、ジャンプしてそのまま海賊船に乗り込めます。登攀とかしてたら叩き落されそうなので |
ロウ | イベントアイテムという奴ですね |
ミリー | パワーストーンあるから行けない事はないけど戦闘が厳しいから助かるかな |
ロウ | ジェイさんはここに残して大丈夫かな? |
GM | 大丈夫、海賊達はもうやっつけたと思ってるからわざわざ降りて確認したりしない |
ロウ | では、札を使って海賊船に乗りこみます |
GM | OK、じゃあこのままクライマックスと行こうか |
クライマックスフェイズ |
|
GM | 跳躍の札を使い。海賊船に降り立つ君達 甲板奥では面妖な魔法陣が描かれ、その中央にぐったりと弛緩したマリーが置かれている。 魔法陣の前には女性のディワンがおり、なんらかの儀式を開始しようとしている。 叉、その脇にはドワーフと思わしき用心棒に部下の海賊ども、さらに彼らが飼い慣らしたであろう上半身が虎、下半身が魚という奇妙なナマモノがおり、シュナイト商会の船から略奪した金品を抱えてホクホク顔をしていた。 |
女海賊 | 「ふふふ、生贄はお十分にお確保できたし、実験もおおむねお上手く行っています」 |
マリー | 「畜生…くたばり…やがれですわ」 |
ミリー | 「ま、マリー!」しゅたっと甲板に下りて |
マリー | 「み、みりー」ぽかんっと |
ミリー | 「むう、直ぐに助けるの」 |
女海賊 | 「ふむ…侵入者でございますか」君達に向き直り |
ロウ | 「無事か?」 |
フィーア | 成敗する!覚悟!」 |
女海賊 | 「ほほほ、身の程お知らずですこと…お構いません、お始末してしまいなさい」という首領の号令一家、海賊達が襲い掛かってくる |
VS海賊団〜炸裂!!逆浪漫〜 | |
GM | では、戦闘の行く末を見守っていた女海賊の首領でしたが、部下達が倒れたのを見て |
女海賊 | 「っち、お役立たずさんどもが」舌打ちし |
ロウ | 身構えよう |
女海賊 | 「ブラックリスト…」ぼそり |
ロウ | 「何?」 |
女海賊 | 「貴方達はブラックリスト入りしましたからね」そう言って船から身を投げます。どぼんっと…海中に水柱が… |
フィーア | 「……?」 |
ミリー | 「なんだか、面倒な雰囲気になってきた?」 |
GM | ここで全員知力判定どうぞ |
一同 | (ころころ) |
GM | 珍しく全員成功か。では、改めて『ブラックリスト入り』した君達の顔を確かめた女首領が、フィーアの顔を見て一瞬「おやっ」って顔したような気がしました |
フィーア | ……?どういうことだろう? |
ミリー | 「ん〜、ひょっとして知り合いか顔見知り?」こてと首をかしげフィーアにたずねてみる |
フィーア | 「いや、あんな人は知らないけど……。おにぃちゃんを知っている人なのかな……」 |
エンディングフェイズ |
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GM |
こうして、一つの事件が幕を下ろしました。 どうやらあの海賊達が起こしていたらしく、首領がいなくなり暫くすると霧は晴れ、海草も引いていきます。 但し、様々な謎も残りました。 何故なら、君達が捕縛した海賊達は次の日、一人残らず生き絶えていたからです。 ただ、その首筋には全員『蜘蛛』の刺青が彫ってあり、最近バドッカの裏社会に進出してきた同名の闇タマットがなんらかの関与があるのでは無いかと思われました。 救出された人々ですが、シュナイト商会の人々は衰弱していた位だったので暫く休めば大丈夫だそうです。 マリーも同様で病院で見舞いに来てくれたミリーにたいしぼそっと礼を述べていたとかいないとか… 唯一脚を折ってしまったジェイは暫く入院…遺跡探索がお預けになったことを嘆いていたそうです。 以上で GURPSRUNAL鬼面組第三話「霧の奥」 を終わりにしたいと思います。お疲れ様でしたー |
一同 | お疲れ様でした〜 |
おしまい |
GMの独り言 |
ルナルの第3話です。
○元ネタについて 今回の元ネタはオフの知り合いの店長さんのアリアンロッドのシナリオを流用させて頂きました。 海草を道として使ったダンジョン。面白いなと思います。 ○ブラックリストと顔見知り 『蜘蛛』に目を付けられたPC達、そしてフィーアを知っている風だった女海賊…伏線…消化できるかなぁ(汗 とりあえずはこんな所でしょうか…最後に今回のマップを載せてこのあたりで失礼します。それでは〜 |