第4話 「海からの贈り物」

オープニング
ミドル
クライマックス
エンディング

□今回予告

 ペローマ神殿のハールの元に、謎の物体が届けられた。
 彼はそれを銀の月に仕える"姿無きグルグドゥ"のダミー内臓だと確信する。
 だが何故こんなものが?

 GURPSRUNAL鬼面組第四話「海からの贈り物」

 されば語れ、されば遊べ、されば思いを馳せよ。
 これは七つの月に照らされた大地に生きる、冒険者達の物語。

プリプレイ(成長報告)

前回獲得CP:3 報酬:300ムーナ 『戦士』の霊薬(フィーアが所持)
ロウ
技能名 Lv 使用CP 備考
古代神聖語 10 0.5 新規取得
身振り 12 0.5 新規取得
法律 12 0.5 新規取得
犯罪学 13 0.5 新規取得
商人 13 0.5 新規取得
戦術 12 0.5 新規取得

パワーストーン(4)購入
フィーア
技能名 Lv 使用CP 備考
地域知識:バドッカ 10 1 新規取得
忍び 12 1 新規取得
探索 10 1 新規取得
ミリー
技能名 Lv 使用CP 備考
医師 0.5 13 新規取得
応急処置 0.5 15 新規取得
覚醒 0.5 17 新規取得
1 17 新規取得
ロウに300ムーナ返金

オープニングフェイズ

GM さて、今回の舞台はバドッカのペローマ神殿
君達はハール=マクインに呼ばれてやってきてます
ハール 「皆さん、お久しぶりです。」
ミリー 「お久し振りです」ペコリ
ロウ 「お久しぶりです。その後、研究の方はどうですか?」「お久しぶりです。その後、研究の方はどうですか?」
ハール 「貴方達のお陰で色々と分かってきて、今纏めてる所ですよ。とても助かってます」頷き「今日は叉、別のことでお願いがあってお呼びだてしたんです」
ロウ 「別の事? また新しい遺跡が見つかったとかですか?」
ハール 「いや…実は、こんなものが不審物として届けられましてね」脇に置いてあった鞄を開け
ロウ 「不審物ですか?」
ハール 「今朝早く、頭地区の道端で発見されたものです。最初はガヤン神殿に届けられて得体が知れないので鑑定してくれとローマ神殿に持ち込まれました。」
GM 鞄の中から布で包んだ握り拳大の物体を取り出します。
布を捲ると、ぶよぶよとした動物の内臓のようなものが現れます。
うっすらと赤みを帯びており、光を受けるとぬめぬめと輝いてますね。
君達はこんなもの見た事ありません。
ミリー 「えっと、これは・・・」
ハール 「恐らく<姿無きグルグドゥ>の"ダミー内臓"です」
ミリー 「ダミー?」
ハール 「"ダミー内臓"とは、急所である内臓の場所を誤魔化すために、彼らが体内に埋め込む作り物の内臓の事です。知性の高い海洋種にしか作れません」
フィーア 「ふーん」
ロウ 「なるほど・・・」 いつもソードブレイカーの切先で急所抉ってる者としてもそれは実感あるな
やな実感である
ハール 「ただ、どう考えても妙です。」髭の無い顎をさすり「"ダミー内臓"は先祖代々受け継がれる貴重品で、グルグドゥが人間に売りつけたとも考えられません」
ロウ 「つまり、彼らにしてもかなり貴重な物という事ですか、これは」
ハール 「ひょっとすると、誰かがグルグドゥを殺して取り出したのかもしれません」
ミリー 「それって、大変な事になりません?」
ハール 「はい」頷き「僕はこの内臓の謎を突き止めたいんです。協力していただけませんか?」
ロウ 「そういうことなら、ご協力しますよ」
フィーア 「オレも協力するよ。」
ハール 「有難うございます。報酬の方ですが、私のポケットマネーから一人300位までならお出しできるので」
ロウ 「しかし、銀の種族といえば・・・さすがにバドッカでも交流のツテがありませんよね?」
ハール 「ありませんねぇ」
ミリー 確かバドッカの近海にも暮らしてたよね?
GM はい、一応暮らしてはいますが深海深くに海底都市を築く彼らと人間は基本交流はありません。バドッカの場合、彷徨いの月のディワンと交易を行っているので他の都市よりはちょっと知ってるかな位
ハール 「因みにグルグドゥには海洋種と泥沢種という二種類の種族があり、海洋種は海底に光り輝く都市を築いており、陸で姿を見る事は滅多にありません。沼沢種は蛮族と言っても良く、集団で狩りを行って生活を生活をしています。内陸の沼地で見る事はできますがバドッカの近くに住んでいるとは聞いた事ありませんね」
ロウ 「はぁ。なるほど。これほど精巧な内臓のダミーを作れるぐらいなら、海洋種はかなりの文化を持っているのでしょうね」
ミリー 「他に何か手がかりは無いんですか?」
ハール 「手がかりですか…」顎をさすり「ダミー内臓が最初に発見された場所は左頭地区。豪商の屋敷が多い閑静な住宅街です」
ロウ 「豪商か。変わり者の芸術収集家のコレクション・・・という線もありますか。それも非合法な」
ハール 「早朝に発見された事から、夜の間に落とされたと思います」
フィーア 「ふむふむ」
ハール 「コレクションで思い出しましたが、実はグルグドゥの本物の内臓からは『グルグドゥのような姿になる』霊薬が抽出できるそうです」
フィーア 「げぇ」
ハール 「げぇって」苦笑し
フィーア 「いや、だって、さぁ?」ねぇ?と同意を求めるように
ロウ 「グルグドゥのような姿・・・ですか」 眉をひそめて
ハール 「ええ、彼らの体は便利ですよ。」
ロウ 「確かに・・・便利ではありそうですが・・・一般受けはしないでしょうね」
ハール 「何せ液体状ですから、剣も槍も通用しにくいし、狭いところでもぬるっと入れます。何より、そう、美しいじゃないですか」ちょっぴり不満げ
フィーア 「うつ、くしい?」
ロウ 「美しい、か・・・まあそういう感性もあるのかもしれないなぁ」
フィーア 「グロいっていうのが一般的な評価じゃないか?」
ハール 「セシルさん(フィーアの偽名)は実際に見たことが無いから、そう思うんですよ。本の挿絵で見ましたが、美しいですよ、アレは」
ロウ 「確かに、実物を見ていない以上決めつけるのは早計・・・なのかもしれないか」
ミリー 「え〜、美的感覚は兎も角ですね、そうなると、範囲が広すぎないかな?コレクターは調べれば絞り込めそうだけど、それ以外に霊薬の材料とかそういう風な物として狙われてるとなると」
ロウ 「実用性はありそうですね、確かに。それを犯罪に使われるとしたらかなり厄介かもしれません」
ミリー ぶっちゃけ、コレクターが欲しがって、なら割と簡単に絞り込めるんだよね
フィーア うん
ハール 「後、手がかりになるか分かりませんが。西の林でグルグドゥを目撃したという話も聞きました」
フィーア 「それは海洋種の方?」
ハール 「人伝なので断言は出来ませんが恐らく」
ロウ 「ふむ…ではガヤン神殿への聞き込みの方は俺が調べてみよう」
フィーア 「じゃあ、オレは西の林に行ってみるよ。」
GM ほいほい、じゃあハールさんの依頼を受けて捜査を開始するようですしここで一旦シーンを切りますね

ミドルフェイズ

GM さて、今回も第2話で使用した街ルールで進めて生きたいと思います。

☆街ルール

@一日は「朝」「昼」「夕」「夜」の4つに分割される
・行動は何処に行くか宣言する事
・行動は「夜」で終了であり、特に行動を宣言しない限り全員家にいるものとする

Aパーティ行動は自由
・各自ばらばらに行動しても一緒に行動してもOK
・但し、特に理由が無ければ「夜」の時には一度情報のすり合せの為に集合すること

B自分の行動をキャンセルして他の人のシーンに登場することも出来る
・まだ行動をしていない者は登場判定に成功すれば他の者のシーンに登場できる
・但し、その場合予定していた自分の行動はキャンセルされる

C技能 ・裏社会(交渉)の技能を持っているキャラクターは裏タマットと繋ぎを取る事ができる ・裏タマで情報を買う場合、一つごとに基本50ムーナ
バドッカマップ
アイコン 名前
各国大使館
サリカ神殿
商業ギルドホール
ペローマ、ジェスタ神殿
果樹園
翼人村
アルリアナ神殿
タマット神殿(表)
カジノ「藍色の夢」
タマット神殿(裏)
100メルー通り
伝令ギルドホール
ガヤン神殿
シャストア神殿
港&リャノ神殿
アイコン 名前
ガヤン神殿
(頭地区)
西の林
○ハール
 今回の依頼人のペローマ神官
 グルグドゥの内蔵の調査を冒険者達に依頼する

◇1日目・朝

ロウ ガヤン神殿(頭地区)
フィーア 西の林
ミリー サリカ神殿で噂集め
GM じゃあ、まずロウから。
バドッカはかなり広いので地区ごとにガヤン神殿は存在します。
君が訪れたのは頭地区。高級街で比較的治安が良い場所ですが、場所が場所だけにまたなかなか気を使う事も多い難しい場所でもありますね。
ロウ 任せてくれ。【外交】も取った俺は世渡りもバッチリさ!ハールさんから話を聞いたのですが・・・という感じで繋ぎを取ろう
GM うむ、ではその時担当していたのはレファット=ソーマーという神官、こいつは君と同期なんだがうまーくたちまわって神官になった男です
ロウ おお、出世魚だな
ミリー ヤンのライバルだったっけ?
GM はい、折角なので登場して貰いました。因みにこの人周りの足を引っ張って上ってきたタイプ。君も色々と嫌がらせされたりした苦い思い出のある相手です
ロウ (よりにもよってあいつか・・・)
フィーア 無能ってわけではないよね?一応。
GM はい、無能ではないです
レファット 「お前か…いいよなぁ、入信者は、暇でさ」と出てきた早々嫌味を一つ
ロウ 「…生憎、俺たちガヤンが暇であればいいんだがな・・・面倒な事件はなかなか無くならなくてな」
レファット 「ふん、口先だけは立派だな…」では、忙しい彼を引き止められるかどうか外交でどうぞ
ロウ ガヤン信者相手なので+1は貰えるのかな?後、《義務感/バドッカの町と市民》であることを知ってる相手なら+2だけど、どうでしょう?
GM まぁ、同期だし知っていてもおかしくはないかな…良いでしょう。どちらも足してください
ロウ では+3して(ころころ)6成功
レファット 「…あの物体が届けられたのは早朝、届けてきたのは女だ…」
ロウ 「やはり朝か。どんな人だったか覚えているか?」
レファット 「頭地区の左階段に近い辺りの屋敷の家政婦だ」屋敷の場所を教えてくれます「それと、もう一つ」
ロウ 「何だ?」
レファット 「その後、あの物体を落としたという女が来たらしい」
ロウ 「女?」
レファット 「俺はその時、別の用事で外していたから直接見たわけじゃないんだけどな。受付の奴によると二十歳前後で化粧の濃い派手な女だったらしい。雰囲気から察するにアルリアナの乙女(要するに娼婦)だって言ってたよ」
ロウ 「アルリアナの乙女がグルグドゥの内臓を? 妙な取り合わせだな」
レファット 「ああ。『赤くて気持ち悪いぷよぷよしたもの』が落ちてなかったかと尋ねたらしい。その時間の担当者は内臓の事を知らず、女が何のことを言ってるか分からなかった」
ロウ 「怪しいな、それは」
レファット 「受付の奴も気になって問い詰めたらしいんだが、女は要領を得ない答えを返すばかりで、その内「もういいです」と逃げるように帰ってしまったんだと…こんな所か」
ロウ 「なるほど・・・ところで、こちらもグルグドゥ絡みで聞いた話なんだが、この町の西の林付近でグルグドゥらしき影が目撃されたらしいんだが、そちらは聞いていないか?」
レファット 「それは初耳だが…最近銀の連中絡みの騒動が多いな」こめかみの辺りを押さえ揉み揉み
ロウ 「似たような事件は他にもあるのか?」
レファット 「事件というほどの物じゃない。頭地区の商人のカッサム=トーリヤと言う奴がいるんだが、そいつの屋敷から「傭兵っぽい翼人が近所をうろついて気味が悪い。物騒だから、ガヤン神殿はちゃんと取り締まってくれ」という申し入れがあった。で、一応見回りは強化しているのさ」肩をすくめ
ロウ 「ああ、その件か」
知っていたらしい
レファット 「俺もそろそろいかにゃならん」
ロウ 「ああ、貴重な情報に感謝する。そのアルリアナの女性の連絡先とかは流石に判らないよな?」
レファット 「知らん、名乗らなかったしな。気になるなら、裏にでも聞いてくるんだな」
ロウ 「なるほど。判った。手間を取らせたな」
GM レファットはひらひら手を振りつつ去っていきます。この位で良いかな?
ロウ はーい。忠告通り後は裏に聞くとしましょう
GM しんっと静まり返っているが時折、鳥の声などが聞こえてくる。では次フィーア。バドッカから歩く事3時間程、そこに、話にあった林が広がっていた。
フィーア 「えっと。ここら辺、かな?」
GM 何か手がかりなどを探すなら【探索】でどうぞ
フィーア (ころころ)成功だぜ!
GM やるな、フィーアの癖に
フィーア それは酷くないか?(笑
GM うむ、すまぬ。それはさておき、君は大変な物を見つけてしまった。林の一角で獣に引き裂かれた人間の男性の死体があったのだ
ミリー ちょ
GM しかも死体は驚いた事に丸裸で所持品は一切ない。殺されてから衣装をはがされたのではなく、裸でいる所に爪を立てられた事は間違いない
フィーア 酔ってたのかな?
GM いあいあ、酔っててもマッパになってバドッカから3時間も歩いた林に来る奴はいないと思う
フィーア 「うーん……。」現場を確保して、ガヤンを呼ぶよ
GM OK、あ、一応【動植物知識】してみて。どんなのにやられたか分かるかもしれないから
フィーア うーん。振るだけ無駄な気がするけど……(ころころ)うん、無理だ
GM あい、ではここまで。ガヤンに連絡したので遺体は回収、身元の特定を急ぐとの事です。続いて所変わってミリーのサリカ神殿。
ミリー はい
GM 何時ものように子供達が通っていたり、おばちゃんたちが他愛無い世間話を咲かせていたりします。そう言えばミリー、君も魅力的だったっけ
ミリー 5CP分だけどね
GM ふむ(見えない所でころころ)「ミリー、一緒に遊ぼうぜー」っとき身と同じくらいの身長の少年が「サッカーしようぜー。W杯に向けてライン上げないと、俊介にボール集めて」とボールを君に向けてパス
ミリー 「ちょ、だ・・・」べちゃとボールが顔面に
少年 「あーあ、相変わらず鈍いなぁ、ミリーは」因みにこの少年はここの神殿に通うシュンスケという子。御年8歳のサッカー少年です
ミリー 「うう、せめてもう少し運動能力が欲しかった」
シュンスケ 「練習すれば上手くなれるさ、こいよ」と誘ってくれます
ミリー 「う〜ん、とっても残念なんだけど今日は一寸御用があるんだよね。あ、そうだ一寸皆を集めてくれるかな?」お菓子を取り出しつつ
シュンスケ 「っちぇー、つきあいわりーなー。後お菓子なんてだしたって駄目だぜ、シュンスケ大人だから」といいつつしっかり貰う…好きな子が暮れる者は貰って嬉しい子供心。では、お菓子に釣られたのか子供達がわらわらと
ミリー 「皆に一寸聞きたいことがあるんだよ〜。えっとね、ここの所いつもと違う変わった事ってなかった?噂話とかでもいいよ」
子供達 「変わった話かー」ではミリー、1d100振ってみて
ミリー (ころころ)28
GM ふむ…なら子供達の間に伝わる都市伝説の類に『このバドッカ近くに秘密の研究所があり、悪い子は怪人に、エルファは耳をちょんぎられて、翼人やミュルーンなら皮を剥れて絨毯にされてしまう』というのが最近流行り始めたと聞けます。後、シュンスケはミリーが好きらしいとこっそりおませな子が教えてくれます
ミリー あはは(苦笑。原型になるような都市伝説はないでよいのかな?
GM まぁ、悪い子は昔から連れて行かれるというのはありますがそこからさきの下りは始めて聞きますね。因みに次の時間まで少しあるけどシュンスケとリフティングする?(笑
ミリー まあ、30分ぐらいなら遊んでくかな?地味に忙しいだろうし
GM では、たまには童心に返ってシュンスケとボールを蹴りあうミリーでした…シーン終了
アイコン 名前
各国大使館
サリカ神殿
商業ギルドホール
ペローマ、ジェスタ神殿
果樹園
翼人村
アルリアナ神殿
タマット神殿(表)
カジノ「藍色の夢」
タマット神殿(裏)
100メルー通り
伝令ギルドホール
ガヤン神殿
シャストア神殿
港&リャノ神殿
アイコン 名前
ガヤン神殿
(頭地区)
西の林
○ハール
 今回の依頼人のペローマ神官
 グルグドゥの内蔵の調査を冒険者達に依頼する

◇1日目・昼

ロウ カジノ「藍色の夢」(裏タマット)へ
フィーア ダミー内臓を拾った家政婦に聞き込み
ミリー 西の林の死体の検死
GM 行動が決まりましたね。それじゃまずロウからやっていこうか。
カジノ「藍色の夢」
だが、ここにはもう一つ、裏の顔がある
裏ガヤンの先輩に教えられた定められた符丁を言うと、ディーラーが奥へと案内してくれます。奥にはにこにこした糸目の男が一人…ただし、目は笑っていない
情報屋 「初見さんか…いらっしゃい」
ロウ 「ああ、聞きたい事があるんだが・・・」
情報屋 「まぁまぁ、焦らない焦らない…まずは、ね」にこにこ
ロウ ため息一つして50支払います。ここで渋っても仕方ない
情報屋 「で、何が知りたい?」受け取り
ロウ 「昨日ガヤン神殿に持ちこまれたグルグドゥのダミー内蔵の出どころについて、だ。それを探しているという“二十歳前後で化粧の濃い派手なアルリアナの乙女”とやらの身元も探って欲しい」
情報屋 「まず、ダミー内臓だったっけ、グルグドゥのものが流れているという情報は今の所聞いた事がない。時間がかかってもいいなら調べてやっても良いぜ。それと…」
ロウ 「なんだ」
情報屋 「グルグドゥとは関係無いかも知れないが、銀の月絡みの闇取引なら翼人の毛皮が有名。バドッカ頭地区に翼人の毛皮取引で財をなした商人が居るらしいな」
ロウ 「なるほど、銀の月全般を取り扱う闇商人か」
GM 「女についても、時間掛けていいなら調べてやってもいいぜ」
ロウ 「判った。よろしく頼む」調べてもらうのも含めてここまで150?
GM いえ、ここまでで50です。時間掛けて調べるのもアフターサービス
ロウ おお、リーズナブル
GM 闇商人について更に聞くなら50です
ロウ 「その商人の名前はカッサム=トーリヤ、で間違いないな?」50渡し
情報屋 「おお、そうだそうだ、カッサム=トーリヤだったな。無類の女好きで、妻はいない。今は左目地区の高級娼館『ホーファーの紅館』の女に熱を上げていて、毎夜の様に頭地区の屋敷まで通わせているらしいぜ」
ロウ 「そこでアルリアナと繋がったな」
情報屋 「もう一つ、最近傭兵ギルドから傭兵を多く雇い入れている。屋敷の警護の為というよりは、どこか別の場所へ派遣しているようだな」
ロウ 「傭兵ギルドから?なるほど、よく判った。また何かあれば利用させて貰おう」では、退室します
GM 了解、じゃあ場面を変えて頭地区のフィーア、ガヤン神殿で教えて貰ったダミー内臓を拾った家政婦さん…名前は、そうだなエツコというらしい
フィーア 市原?(笑 ともあれ 「えぇっと。とりあえず、第一発見者に会いに行くか。」あ、男装です
GM あい、ではエツコさんに会いに行くと割りとあっさり会う事が出来ます
エツコ 「あらあらまぁまぁ、私に何か御用?」
フィーア 「貴女が内蔵のダミーを拾った人かな」
エツコ 「ええ、そうよ」
フィーア 「オレはガヤンの捜査を手伝っているセシルっつーもんだけど。」
GM (えっと今男装で美人だから修正がかかって)
こっそり反応表を振ってみた所、エツコさん、フィーアをとっても気に入った模様
エツコ 「セシルさんね、ええ、何でも聞いて」きらきらきら
フィーア 「拾った時の状況を聞いても良いかな?あと、最近このあたりで変わったこととかもついでに」
エツコ 「そうねぇ、今朝の事よ、私、何時もどおり朝刊を取りに外に出たの、そしたらね、そこから階段が見えたんだけど…何か見えるじゃない、なにかなーっと思って近寄ったらぶよぶよした気持ち悪いの」さりげなくフィーアの手を握りつつ
フィーア 「そいつぁ……さぞ恐ろしかったでしょう。」戸惑いつつ
エツコ 「変わった事は…そうねぇ、ここだけの話なんだけどね」声のトーンを落とし
フィーア 「うん?」
エツコ 「実はもうすぐ、あのスティニアから"黄金の姫"の再来と言われるラテルア・ランバートV世様が来るって話があるのよ…だから何処のおうちもちょっとぴりぴりしてるの。あ、これおばちゃんと貴方だけの秘密よ」
フィーア 「了解」
エツコ 「後は、そうねぇ…あの気持ち悪いのだけど、ここら辺、夜は出歩いてるの呑んだ暮れの用心棒してる傭兵か、助兵衛なパトロンとこいくアルリアナの乙女位だから、落とすとしたらそのうちのどっちかじゃない?」
フィーア 「ふむふむ……ありがとう。」軽く握られた手を握り返してから、するっと引き抜いて
GM あ、残念そうです
フィーア 「じゃあ、オレは捜査に戻るんで、この辺で。」敬礼
エツコ 「叉聞きたいことあったら着てくださいね」
フィーア 「はい。喜んで。」という所かな
GM あい、じゃあ次ガヤン神殿、検死にやってきたミリー。死因となったのは間違いなく動物の引っ掻き傷ですが一体どんな奴がやったのか?【動植物知識】【動物学】どちらかでどうぞ
ミリー どっちもないから、技能なし値で(ころころ)失敗
GM 残念、良く分かりませんでした
ミリー 傷自体は結構深い?
GM うん、食べられた跡まである
ミリー ん〜、幾つか予想は立てられるけど、それを調べる術がなぁ…
GM あい、ではこの辺で一旦切ります
アイコン 名前
各国大使館
サリカ神殿
商業ギルドホール
ペローマ、ジェスタ神殿
果樹園
翼人村
アルリアナ神殿
タマット神殿(表)
カジノ「藍色の夢」
タマット神殿(裏)
100メルー通り
伝令ギルドホール
ガヤン神殿
シャストア神殿
港&リャノ神殿
アイコン 名前
ガヤン神殿
(頭地区)
西の林
○ハール
 今回の依頼人のペローマ神官
 グルグドゥの内蔵の調査を冒険者達に依頼する
○カッサム=トーリヤ
 頭地区に住む仲買人
 裏で、翼人の毛皮を売るという非合法な行いをしている

◇1日目・夕方

GM あ、時間が経過したのでガヤン神殿で死体の身元が、裏タマット神殿でダミー内臓の追加情報とアルリアナの乙女の追加情報が分かるようになりました
フィーア なら、死体の身元から調べてみる?
ミリー ロウは、裏タマで良いんじゃない?
ロウ そうだな、俺は裏タマットで
GM はいはい、じゃあ

ロウ カジノ「藍色の夢」(裏タマット)へ
フィーア ダミー内臓を拾った家政婦に聞き込み
ミリー 西の林の死体の検死


でいいかな?
ロウ 流石に二人に娼館に潜入捜査・・・は気が引けるんでそれで
GM OK、それじゃロウからやっていこう。再び裏タマ
情報屋 「よう」
ロウ 「やあ、早速判ったのか?」
情報屋 「ダミー内臓絡み、正確にはグルグドゥでちと面白いことが分かった」
ロウ 「聞かせてくれ」
情報屋 「闇タマの連中にな。どっからか『グルグドゥのようになれる霊薬』の取引が持ち込まれたらしい」
ロウ 「その話なら聞いた事がある」
情報屋 「耳が早いな、ならそのお披露目をどっかでやるらしいというのは知っているか?」
ロウ 「・・・お披露目会?闇タマットの集会か何かでか?」
情報屋 「ああ。集会じゃなくて、持ちかけた奴が場所を用意するらしいな…今、そいつを調べさせてるんだが…流石にガードが硬くてな。でだ、お前さんの話から類推して、カッサム=トーリヤのほうを洗ってみたんだが」
ロウ 「ああ、どうだった?」
情報屋 「雇ってた傭兵どもなんだが…妙な点があってな…まず、帰ってこない連中が何人かいる。それと、時折雇った奴がな…」
ロウ 「どうした?」
情報屋 「どうも、バドッカの外のどこかに行ってるみたいだ。時折屋敷に戻ってきてるのが確認されてる」
ロウ 「ふむ」
情報屋 「それと、奴の屋敷の周りで素性の知れん翼人がうろうろしてる」
ロウ 「ああ、らしいな。町でも噂になっているらしい。翼人は恨みが深いと聞く。翼人の皮を密売している奴ならそれを恨んで復讐の機会を・・・という事ではないかな?」
情報屋 「カッサムのやってる事からするとその辺りだろうな…で、アルリアナの乙女のほうは、割と簡単に分かった」
ロウ 「判ったのか? やはりカッサムの愛人か?」
情報屋 「恐らくな…ガヤンの方での証言がはっきりしなかったんで手間取ったけど、ホーファーの紅館ってとこのメルヴァ、カッサムの愛人だ…こいつで間違いないだろう」
ロウ 「なるほど、名前まで調べが付いたか。助かる」
情報屋 「完璧な仕事がうりなんだよ、うちはさ」
ロウ 「ああ、良い腕だ。今後も贔屓にさせて貰おう」
情報屋 「毎度」
ロウ 情報はこんな処かな? 今回の料金はいくらになります?
GM 纏めて50で良いよ
ロウ 「世話になったな。また何か判ったら頼む」と50ムーナを置き席を立とう
GM あいさ、では次はガヤン神殿のフィーアとミリーです。西の林で見つかった全裸男の死体の身元が分かったよ
ミリー はいはい
GM 因みに知り合いという事でアハト神官がずしーんずしーんっとやってきます
アハト 「久しいな…元気にしていたか」ぬーんっと遥か上から
ミリー 「お久しぶりです」
フィーア 「だったぜ。おっさんは?」
アハト 「うむ、問題ない」頷き「で、死体の身元だったな。とりあえず良く発見した。セシル平信者」わしわしとST14のごつい手でなでなでしてくれる
フィーア わぁ(笑 「わ。いいって。」逃げようとしよう
アハト 「むぅ」少し寂しそう
フィーア 「……ちょっとだけだぜ?」撫でられてよう
アハト 「うむ」首が折れそうな勢いでなでなでしてから「名前はバミア、傭兵でつい最近、ギルドに問い合わせた所カッサム=トーリヤという商人に雇われていたらしい」
フィーア 「へぇ。」
ミリー 「何時頃雇われたのかとか、その人の評判なんかも確認されてます?」こて
アハト 「雇われたのは1週間ほど前か…カッサム=トーリヤの方にも問い詰めたが、既に契約は終了したので、知らぬ存ぜぬの一点張りでな…」苦々しげに「狸めが」
フィーア 「だからといって、まだ家宅捜索やらはさせてもらえないよなぁ。」
アハト 「難しいな…あの男、表では無害な仲買人を装っているが…裏では悪逆非道な事をしている・・・」
フィーア 「それで、殺されたバミアさんは、西の林で死んだのか?それとも、死んでからあの場所に運ばれたのか?」
アハト 「死体の情況から見るに、恐らくあの場所で死んだのだろう。それに、運ぶ理由が無い」
フィーア 「ふむふむ。」
アハト 「運ぶ位なら、埋めた方がより安全だろう」
フィーア 「あぁ。それもそうか」
アハト 「うむ」
フィーア 「じゃ、全裸の男の目撃証言……は、さすがにないだろうから」
ミリー 「多分、目撃証言はないと思うよ。別のものならでてきそうだけど」
フィーア 「そうだね。じゃ、アハトさん、オレたちはこの辺で捜査に戻るよ。」
アハト 「若しトーリヤに関るなら気をつけろよ」
フィーア 「分かってるって」
GM ふふふ、ではアハト神官と軽くスキンシップを取った所で一旦切りますね
アイコン 名前
各国大使館
サリカ神殿
商業ギルドホール
ペローマ、ジェスタ神殿
果樹園
翼人村
アルリアナ神殿
タマット神殿(表)
カジノ「藍色の夢」
タマット神殿(裏)
100メルー通り
伝令ギルドホール
ガヤン神殿
シャストア神殿
港&リャノ神殿
アイコン 名前
ガヤン神殿
(頭地区)
西の林
○ハール
 今回の依頼人のペローマ神官
 グルグドゥの内蔵の調査を冒険者達に依頼する
○カッサム=トーリヤ
 頭地区に住む仲買人
 裏で、翼人の毛皮を売るという非合法な行いをしている

◇1日目・夜

フィーア 豪商に会いに行ってみようかな。いや。合いに行くのはまだ早いかな?
ミリー まだ一寸早いと思う。今いくと逆に警戒されそう。
ロウ GM、事件現場のガヤンの捜査に同行できますか?
GM 現場というとマッパマンが発見されたところでよろしいでしょうか?
フィーア マッパマンて(笑
ロウ はい。出来ればそこで例のグルグドゥ用移動手段の元素獣アーンディンの痕跡とかがあるか証拠をつかみたい
GM あー…あれふよふよういてるから痕跡って残るかなぁ?
ミリー まあ、予想が当ってれば元素獣でなくてはずって移動してたとは思うけど
GM 同行自体は構いませんが夜は流石に行きませんよ。危ないから
ロウ そうか…うーん、では他に出来る事も思いつかないので娼婦のメルヴァに聞き込み、かな。リスクが高そうだけど
フィーア 俺も付いて行こうか?
ロウ 変に複数で行っても警戒されそうだし、俺一人で行くよ
フィーア じゃあ、オレはハールさんに霊薬について聞きに行こうかな。
ミリー 私もフィーアと一緒に行くよ。聞きたい事もあるし
GM
ロウ カジノ「藍色の夢」(裏タマット)へ
フィーア ダミー内臓を拾った家政婦に聞き込み
ミリー 西の林の死体の検死

じゃあまずはロウから処理していこう。
娼館『ホーファーの紅館』
バドッカ左目地区の中でも"いかがわしい"界隈にある高級娼館である。
アルリアナの乙女たちも美女揃いだが、値段も素晴らしく高く、通えるのはごく限られた金持ちだけだ。
ロウ 昨日、グルグドゥの内臓を落としたと言う女性が来たと聞いたのですが、〜という容姿の方はこちらにおられますか、という感じでメルヴァを訪ねてみよう
GM ふむ、それでは【裏社会】で判定どうぞ
ロウ (ころころ)うわーい、全然ダメ
GM (あらら)では、メルヴァは今おりませんと丁重に断られてお引取りされてしまいます
ロウ 仕方ない。今日は帰るか。ダイス目が悪いのはどうしようもない
GM うむ…で、次はハールさんのところに行った二人。ハールさんがまだいるかどうか幸運判定って…【不幸】なフィーアがいたね
フィーア うん
GM じゃあ、3d6振って10以上の所を+2して12以上ならまだいる事にします
フィーア (ころころ)あ、駄目だった。うぅ……ごめん。
ミリー あやや
GM (南無)ハールさんは、研究の発表前なので大事を取って家に帰ったようです。で、その帰りなんだがここで【視覚判定】振ってみて
フィーア (ころころ)2成功、野生のグルグドゥでも出た?
ミリー こっちは目が悪くて1成功です
GM ふむ、フィーアの方が気付いたか。マップを見てください。なんとペローマ神殿は、トーリヤの屋敷のすぐ傍。で、その屋敷を見張るように、ちょっと高い樹の上に何かの影が見える
フィーア そっちか(一寸考え)「……。」とんとん、とミリーの肩をつついて、口の前で指を一本立てる。相手に気が付かれないように木の傍までいける?
GM 【忍び】でどうぞ
フィーア (ころころ)うわ。不幸だー(泣
ミリー ひぃ
GM (出目の良くない日だなぁ)あい、まず近寄ると分かるんだけど翼人だ。バドッカでは比較的良く見る銀の種族だね。ただ、右耳が欠けてますが…で、当然のように気が付いて
翼人 「誰だ?」と訝しげな声を…何時でも飛べるように体勢を低くしつつ
フィーア 「え?えぇっと……。フィーア……あ。」
さらっと本名を名乗ってたりする偽名っ子
翼人 「私に何か用か?」
ミリー 「えっと、どうしよう?」何処まで話すべきかと
フィーア 「えぇと、こんな夜遅くに何してるのかな?って。」
翼人 「あんた達には関係ない」にべもなく。ただ「この辺も夜は治安があまり良くない。子供連れなら早く帰った方が良い」君達を見て、呆れたように一応言ってくれます
フィーア 「カッサム・トーリヤをちょっと調べてて、怪しいのを探しているんだけど」
翼人 ふむ、その話題を振るなら【外交】で判定どうぞ。君達を信用できるかどうか少し迷っているようだ。ぱっと見子供づれのあんちゃんだし
ミリー あ〜、翼人相手だと高司祭の修正は入らないなあ
フィーア ぅ、持ってるの【性的魅力】
GM 異種族だから美人修正分からんわい(笑
フィーア う、うふーん?(笑
ミリー 技能なしは知力-6かぁ、振ってみるよ(ころころ)うう、1つ失敗した。ごめん
GM んー、その位の失敗なら一応話だけは聞いてくれるようだ
フィーア まぁ、おまけみたいなものだし、結果オーライで
GM 翼人がむにゃむにゃっと何か呟くと彼女の声が良く聞こえるようになります。翼人スペシャルの魔法の一種だと思ってください
フィーア 彼女?女だったの?
GM うん、この翼人片耳だけど大きいんだ。翼人は女性の方が耳が大きいのよ
フィーア 成る程
翼人 「で、トーリヤが怪しいってのは?そもそもあんたらは何者なの?私はカリタとルノの子、モギ=グント」
フィーア 「ガヤンの……まぁ、オレは平信者だけど、事件の捜査をしてるんだ。」
モギ 「事件?あたし達の毛皮のことかい」声の温度が下がります
フィーア 「それもある」
モギ 「はっきり言いな。」
フィーア 「グルグドゥっていう種族に化けられる霊薬、かな」軽く、グルグドゥの外見について説明して
モギ 「水の連中か」
フィーア 「で、そういう外見に化けられる霊薬をカッサムが何故か持ってて…」と今までの経緯を説明します
GM では、説明を聞くと
モギ 「…あの野郎…翼人だけじゃ飽き足らず…グルグドゥにも手を出そうとしてたのか…」真っ赤になって歯軋りし「人間てのはどうして、自分が一番偉いと思うんだろうね」呆れたように
フィーア 「さぁ……オレはカルシファードの出身だから、色んな種族が居て当たり前だったけど。そりゃ、差別みたいなものはあったけど……。」もごもご
モギ 「…」暫く樹の上から口篭るじぃっと君を睨みつけて
フィーア 「うーん……何か申し訳ないな……。」
モギ 「まぁいいわ、大体事情は分かった」ふぅっとため息一つ
フィーア 居心地の悪そうな表情で
モギ 「で、わざわざ声掛けてきたってことは私に聞きたいことがあるんだろう」
フィーア 「まぁね」
モギ 「翼人は貸しは作らないわ。知ってる事なら教えても良い」
フィーア 「翼人の毛皮については……本当らしいし、確かめるまでもないとして。えぇっと。」ミリーを振り返って「何聞こうか?」
ミリー 「うーん、幾つか確認取りたい事はあるけど、やっぱり、まず確認しとくべきなのは研究所についてかな?研究所を押さえられればガヤンも動ける証拠が見つかる筈だし」
モギ 「研究所…か。あたしはトーリヤに復讐する為に屋敷を見張ってるけどここには数日置きに、あいつの雇った傭兵が着てる…そいつらが護ってるのが研究所だと思う…何回か尾行したんだけど、向こうもこっちに気が付いてるから…まかれちゃってね」
ミリー 「まかれた場所は毎回同じような辺り?」
モギ 「バドッカを西に出るところまではなんとか着いていけるんだけどね。そこから先のところだと一寸見晴らしが良いから、翼人目立つのよ。間隔的に明日辺り叉来る筈なんだけど」
ミリー 「明日…外かあ」
GM ルール的に言うと町の中なら尾行、外からは追跡か忍びが必要になってきます
フィーア び、尾行かぁ……
モギ 「因みに奴らが来るのは早朝よ。人の目が付かないうちに報告して戻るの」
ミリー 「早朝…」
モギ 「ああ」
ミリー 「もし、研究所の場所がわかったとしたら、協力してもらえますか?」
モギ 「あたしの復讐の邪魔をしないなら、構わない」
ミリー 「研究所の中でなら構わないのかな?証人の一人ぐらいは残してもらいたいかもだけどそれも相手次第?」フィーアに尋ねるようにしつつ
フィーア 「うーん……。」悩み悩み「出来るだけ殺すのは避けてもらいたいけど……それ以外なら、まぁ。」
ミリー 「個人的な予想だとこの前の連中とかに近いんじゃないかとも思うんだ」まあ、ほぼ確実に蜘蛛に繋がってるだろうから異形の1〜2体は出て来るんじゃないかな
フィーア 「オレは、まぁ、構わないよ。どうしても困るのなら、止めるし」
ミリー 「と、言う事なんだけど」
モギ 「…良いだろう。で、あんた達はどうするんだ?あたしは明日、傭兵達を追跡するけど」
ミリー 「何時もどおりお願いします。急にいなくなられたりすると逆に警戒される可能性もありますので同時に、こちらで彼らを追跡するので、恐らく研究所の発見は可能だと思います。」
モギ 「分かった」とここで共闘体勢が整った辺りで一旦シーンを切りますね
アイコン 名前
各国大使館
サリカ神殿
商業ギルドホール
ペローマ、ジェスタ神殿
果樹園
翼人村
アルリアナ神殿
タマット神殿(表)
カジノ「藍色の夢」
タマット神殿(裏)
100メルー通り
伝令ギルドホール
ガヤン神殿
シャストア神殿
港&リャノ神殿
アイコン 名前
ガヤン神殿
(頭地区)
西の林
○ハール
 今回の依頼人のペローマ神官
 グルグドゥの内蔵の調査を冒険者達に依頼する
○カッサム=トーリヤ
 頭地区に住む仲買人
 裏で、翼人の毛皮を売るという非合法な行いをしている
○モギ=グント
 カッサムに復讐を誓う翼人
 右耳が欠けている

◇2日目・朝

GM 皆さん行動をどうぞ
ロウ では、事前にヤンとアハト神官宛てに今回の事件の内容を記した手紙が届くようにして、もし俺が帰らない場合はよろしく頼みます…と残して研究所の探索かな。
モギとは出来るなら俺も事前に話したかったけどその時間は無いかな?
GM 時間的に余裕が無さそうですね
ミリー こっちの3人は、尾行対象の出る門の付近に隠れて、そのままロウが追跡かな?
ロウ かな
ミリー で、更にそのあとからフィーアとうちが追いかけると、モギさんいは何時もどおりにしておいてもらって、発見後に合流で
GM 了解。それでは門の前で張っていると彼女の言う傭兵達がやってきます。片方は人間、もう片方はなんとギャビット。彼らは急ぎ足で西の林へと歩を進めますね。時折後ろを確認したりしつつ
ロウ 良し、それを追うぞ
GM では【追跡】をどうぞ
ロウ (ころころ)2失敗。がー、今日は出目が悪い
ミリー がふ…
GM 気が付かれて撒かれてしまいました
ロウ 仕方ない…戻ろう
モギ 「…」冷たい視線が君に突き刺さる
ロウ 「すまん」
フィーア 「まぁ、今回はすっぱりあきらめよう。」
ミリー むぅ、どうしよう
GM (ダイスって怖いなぁ…仕方ない、助け舟を出すとするか)
モギ 「知り合いに魔術師とかいないのかい…」
ロウ 「いないことはないが…」
モギ 「なら、そいつの所に連れて行け。私は、あの傭兵達が落としたハンカチを持ってる」
ロウ 「おお、そんな物まで用意してくれているのか・・・すまない、手間をかける」
モギ 「まったく…折角人間と手を組んだのに…」
ロウ 「面目ない」
GM 因みに誰に頼りますか?
フィーア 「ハールさんかな、あるいはその知り合い。」
ロウ 「そうだな。あの人なら確かその魔法を使える筈」
フィーア 「じゃあ、行こうか。」
GM はい、それではペローマ神殿。朝なのでハールさんも着ています
ハール 「おや、何か分かりましたか?」
ロウ 「すみません、頼みたい事がありまして・・・」 と、ハンカチの事を説明して【方向探知】の魔法を使って欲しいとお願いを
ハール 「成る程、そんな事が」
ロウ 「俺の力不足でしくじってしまいまして・・・申し訳ない」
ハール 「分かりました。お任せ下さい」では、誰か一人彼に変わって成否のダイスを振って下さい。彼の【方向探知】は14Lvです
ミリー 今日は全員怖いなあ
ロウ 俺は今日はもうダイスを振りたくない
フィーア 俺も怖いなぁ
GM 引きずってるねぇ(苦笑
ミリー じゃあ、頑張ってみる(ころころ)9で5成功
GM (研究所までの距離が…っと)おお、それでは場所が分かりましたね
ハール 「整いました」机の引き出しからバドッカ周辺図を取り出し西の林の一点に×を付けます
ロウ 「助かります。では、乗り込んで調査してみましょう。上手く行けば傭兵達が居ない隙を付ける筈。」
フィーア 「ありがとうございました。」ぺこり。
ハール 「いえ、頑張ってください」
GM それではこのまま研究所に向かう?
ロウ あ、一寸待って。「ああ、ところでモギ。突入前に確認しておきたいんだが・・・トーリヤを捕えた後の事だ」
モギ 「あいつの息の根を止めさせてもらうよ」
ロウ 「何もせず引き渡せ・・・とは言わない。2,3発ブン殴ってやりたいというなら止めはしないが・・・後は俺達に引き渡してはくれないか?奴の様な人間には、殺すより厳しい法の裁きを与えることこそが本当の意味で罰になるんじゃないのかな」
モギ 「それは、あたし達翼人にとって復讐が神聖なものと知って尚言ってるのかい」
ロウ 「ああ、無論だ」
モギ 「………法の裁きとやらは、奴に地獄を見せてくれるのかい?」
ロウ 「この町を泣かせる悪党は許さない。君たちの誇りに誓って、俺達ガヤンが奴の罪に正当な罰を与えよう」
モギ 「…」
「……」
「………」
「…良いだろう、だが、もし約束を違えた時は…死ぬより酷い目にあうと思え」
ロウ 「殺すだけなら奴は悔いる事もないだろう。だが法の裁きを受ければ奴は社会的地位も名声も失い、最後まで自分のしてきた事を悔い続ける事になるだろう」
GM では、研究所に向かいますか?
ロウ はい

クライマックスフェイズ

GM 西の林の一角、そこにひっそりと一軒の怪しい建物が建てられていた。
恐らく、アレがカッサムの研究所だろう。
見張りとして、二人の傭兵が門の前に立っている。さっき見た人間とギャビットだ。
研究所の周りは開けており、皆さんに気が付いた彼らは武器を抜いて襲い掛かってくる。

と言う訳で戦闘です。
VSギャビット傭兵〜メザシ〜
ロウ 「見事だな、フィーア。俺は手を出すまでもなかったか」
フィーア 「まぁ、支援あってこその結果だけど……さすがにやりすぎたかな。」
ロウ 「いや、悪党には十分な報いだ」
ミリー 「手加減してる暇はなかったし」
GM 雇われていただけなのに(しくしく)まぁ、こっちの傭兵は気絶してしまいました。で、モギVS人間の傭兵もモギがその爪で
モギ 「シャゥッ」傭兵を切り刻んで勝利を収めておりました
ロウ あ、死んじゃった?
GM いえ、こいつは復讐の対象というわけではないので殺してません
ロウ では、二人を縛って尋問しよう
ミリー ギャビットのほうは証人用に死なない程度に応急処置を(ころころ)成功
ロウ 「モギ、ありがとう。手早く捕えて貰ったので助かるよ」
モギ 「ああ」
ロウ じゃあ、応急処置で止血したら傭兵達を尋問しよう。研究所に残っている仲間の数と戦力、カッサムやメルヴァとの関わりとか
GM あい、目を刺されたほうは失明のショックで心神喪失状態です
フィーア 刺した張本人だけど、付き添って居よう
GM いあ、やった本人傍にいたら怖いよ(苦笑
フィーア うーん、それもそうか
GM モギに惨殺寸前まで斬られた方は木乃伊みたいに全身包帯ぐるぐるですが、こっちは話せそうです
フィーア 南斗水鳥拳されたけど、まだ大丈夫だったのか
傭兵 「傭兵がそう簡単に口を割ると思わんことだな」情報を引き出す場合は【尋問】でどうぞ
ロウ 「ほぉ・・・それ以上酷い事になっても構わないと言う事か。大した忠誠心だ」裏ガヤン必須特技だね
GM 違う、裏ガヤンなんて存在しません
ロウ うう、拷問技能はいらないかなー、って取ってない
GM 技能なしは知力-5ね。因みに肉体的に苛めたりするとボーナスが付くよ
ロウ それやっちまうと裏どころか闇ガヤンと呼ばれそうなので素で頑張るよ
ミリー ん〜、こっちで挑戦してみようか?
GM あ、ミリーだと外見補正入って、こっちが+2貰いますよ。舐められる訳ですな
ロウ ああー、じゃあこちらがやろう(ころころ)出目が5でクリティカル
GM なんでそういう裏っぽい事すると出目が良いのかなー(ころころ)流石に抵抗できないな
フィーア 実は悪属性なんだろうか……このPT
傭兵 「…仲間は、中に一人人間と、あと…この計画を持ち込んできた沼沢種のグルグドゥがいる」しぶしぶ吐きます「メルヴァってのは確か、カッサムの愛人だろう」
ロウ 「グルグドゥ自身が計画に関わっているのか・・・沼沢種といれば、たしかタチが悪い方の種族だったな」
傭兵 「そうだ。あいつらはダミー内臓が喉から手が出るほど欲しいものらしい。俺には良く分からんが。愛人に関しては知らん、美人らしいな」
ロウ 「なるほどな」
GM 纏めると、沼沢種ははダミー内蔵作る技術を持ってません。で、ダミー内臓を作る技術を得る為に新たなビジネスを展開したい悪徳商人カッサムと手を組み、海洋種を捕獲。
その内臓からダミー内臓を作る実験をする。副産物として出きるグルグドゥ化の霊薬はカッサムが貰い闇に流そうとしていた訳です。
ビジネスを広げたいカッサムと、ダミー内臓が欲しい泥沢種、グルグドゥ化に魅力を感じる闇と皆が幸せになれる計画だったんですよ
フィーア 海洋種の幸せが入ってないよ
ロウ 悪党に幸せなど必要ない。絶望がお前のゴールだ。あ、こいつら傭兵には例の蜘蛛の痣は無いかな?
GM 無いですよ。この人達は傭兵ギルドで雇われただけ。但し善悪は気にせず金で動くタイプ
ロウ 「・・・例の組織とは無関係か? その割にはタイミングが良すぎたが」
ミリー 「下っ端がかんでるとは限らないだけじゃない?」
フィーア 「まぁ、何でもかんでも繋げて考えるのは良くない、ってことか。」
ロウ 「なるほど。同じ証言をもう一度ガヤン神殿でもして貰おう。傷の手当てはそこで取り計らおう。しばらくここで大人しくしていて貰うぞ」では縛って突撃しよう
GM うい、奥に進むと部屋の中には手に霊薬の小瓶を持った人間と、薄汚れた泥のような塊、さらに空中に浮かぶ青白い大きな水の塊、元素獣アーンディンがいる。
外で戦闘したし、君達がくるのは分かっていたのだろう。傭兵はにやりっと笑ってから霊薬を飲み干す…
すると、彼の体が輪郭を失い、大きな水の塊へと変わっていくではないかΣ
VS泥沢種&元素獣アーンディン〜脅威の生命力〜
フィーア 「……ふぅ。」パチン、と刀を仕舞う
GM はい、皆さんが勝利した時には海洋種に変身していた傭兵もモギによって打ち倒されておりました。相当苦労していたようですけどね。では、エンディングに移ります

エンディングフェイズ

GM トーリヤの研究所からは、彼の悪事を立証する証拠が幾つも見つかります。
これだけのものがあれば、彼を法で裁く事が出来るでしょう。
叉、ガヤン神殿から金一封として一人200ムーナが支給されます。

以上でGURPSRUNAL鬼面組第四話「海からの贈り物」を終わりにしたいと思います。お疲れ様でした〜
一同 お疲れ様でした〜
おしまい

GMの独り言

 ルナルの第4話です。

○元ネタについて

 今回の元ネタはガープスルナルアドベンチャー『月を追うものたち』より抜粋。
 鬼面組では初の公式シナリオです。2010年現在のFEAR系のシナリオ集と大分記述の形が違うのが興味深いと思いました。  

○脅威の生命力

 沼グルの生命力は12、まさか9回も成功するとは…

 とりあえずはこんな所でしょうか…それでは〜
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