「暇潰しってこんな感じ?」

第1章 暇人集めと何故いるヤクモ
第2章 遺跡探索開始、一番目のお部屋
第3章 3倍と教養問題

第1章 暇人集めと何故いるヤクモ

GM それじゃ始めましょうか。貴方方は、ライナスからちょっと離れた所にある、小さな遺跡に来ています。
何故かと言うとマリスが教授に言いつけられて大学の書物の整理をした時に、ここに遺跡があると言う事が書かれた本が出てきたからです。マリス君はさっそく暇人をかき集め、そして暇だった君達は暇潰しとしてここに来てます。
ヴィネ 「まったく。遺跡ってどんなの?暇だったから着てみたけど……つまんなかったら帰っちゃうよ?」
マリス 「さあ?どうだろうな。どうせ暇だったんだろ?」
コルヴォ 「さてさて、一体何が出てくるやら…」
ヤクモ 「何の遺跡なんだ?それは聞いておきたいぞ」
マリス 「ん?お前誰だ?」
ヴィネ 「え、マリスの知合いじゃないの?てっきりマリスの知合いだと思ってたんだけど……」
マリス 「いや、こんな奴しらんぞ。お前のファンじゃないのか?」
ヤクモ ちょっと待て、じゃあ何で呼ばれたんだ?もしかして酒場にたむろしてたから来い!って感じか?
コルヴォ ウチがらみ?
GM んと…ヤクモ君は酒場のマスター、コールマンのおじさんからのお勧めってことで(…嗚呼、そう言えば規約の皆お知り合いってのは無効になったんだったなぁ。)
ヴィネ 「ま、まあココまできちゃったし。えと、ワタシはヴィネね。よろしく。そちらは?」と右手を差し出す
ヤクモ 「よろしく」 美人だ、GM性的魅力で好印象を与えたいのですが
GM ん〜、アレは悪魔で対NPC用と当GMは捉えてるので不可とします
マリス 「まあ、いいか。(盾ぐらいにはなるか)」
GM さり気に酷いな(苦笑
マリス  ふふふ
マリス 「まあ、いいか。(盾ぐらいにはなるか)」
GM さり気に酷いな(苦笑
マリス  ふふふ
ヤクモ 「俺はシエン・ヤクモ、ヤクモと呼んでくれ」ヴィネの盾ならなるぞ、たぶん
コルヴォ 私は楯にはならんぞ(笑
…いや、コルヴォが盾になっちゃまずいっしょ。まあとりあえずヤクモ君は皆に認められたようです。盾として

第2章 遺跡探索開始、一番目のお部屋

GM ああ、そだ。遺跡ですが古代の魔化を得意としていた魔術師の研究所って名目で使われて物らしいです。実際は物置のような扱いだったようですが。でも資料によると、一応番犬代わりのがいるって事くらいはわかっております
ヴィネ 「まあ、四人でここでウロウロしててもしかたないし。進もうか?」と扉をかちゃかちゃ調べている(ぇ
マリス 「鍵はかかってるのか?ヴィネ」
ヴィネ 「ん、罠もなさそうだし」ぎぃ 知力9にナニを求めるかね(笑
ヤクモ 「待ちな、俺が先に行こう」とヴィネの前に行こうとする
コルヴォ 「あー一つ言いかね・・・罠と鍵は解除できるぞ・・・」
GM (むぅ、絶対確信犯だ。でもここの場合それで正解なんだよね。)ああ、鍵はかかってないよ。ついで罠も無い。ヴィネが開けると簡単に開くよ。ヤクモが出る前にね(苦笑
実はこの部屋、罠があるかな?って疑って調べたりした場合、罠が生じるってタイプの意地の悪い部屋。よって今回のヴィネの様に無警戒で開けると言うのが一番楽だったりする
GM んで扉を開けますと…ちょっとしたスペースのお部屋です。床にはぐちゃぐちゃの元資料らしきもの(現在はただのごみ中央には何故かぼろぼろの椅子があって…壁には…
コルヴォ 壁には?
GM よっこいしょとある画を出す。そこには何故か某頭のもげるヒーローがヒロイン然としていて目の前には直立歩行の河馬が偉そうにふんぞり返って何か言ってるらしい画…(お見せできないのが残念です(笑
マリス は?(←嗚呼、そのリアクションが欲しかったんだよ(万死
ヴィネ ……
コルヴォ 「・・・どう思うかね・・・」
ヴィネ 「んー?……いや、まあ。ほら。芸術ってさ、ふつーの人にはわからないものじゃない?」(ニガワラ
ヤクモ 「芸術には興味ないからな、知らん」
ヴィネ  その画、飾ってあるってことは額か何かに収まってるん?
GM んむ、かなり大きめで立派な額に飾ってあるよ
コルヴォ 「額縁はそれなりっぽいな」
マリス 「…理解しがたいな…。だいたい言葉らしき文字がかいてあるが…」
GM 持ってきたいなら、軽く20kgはありそう。特殊な素材みたいだね
ヴィネ 「んー、結構大きいし……あんまり収穫なかったら帰りにでも持って帰ろうか?とりあえず奥へ行きたいかな……?」とキョロキョロ
GM 奥にはこれまた扉
ヴィネ 「ささ、奥いこう、奥〜」てってって
GM (え?また無警戒に開けちゃうの(あせあせ
コルヴォ 「ふう見てみるかね」
ヤクモ 「よし、罠を調べてくれ」(笑
コルヴォ 「ちょっと下がってくれ」調べ始める(ころころ)6成功
GM (そうだよね。普通調べるよね。さて、どんな罠かな〜←見えないとこでころころりん)ん、罠があるよ。どうやら爆発する仕掛けみたい。解除したければ【罠】-2くらいで頑張ってね
コルヴォ 解除ー(ころころ)…17
ヴィネ うははは(笑
GM んむ、見事に何故かコルヴォ君だけどっか〜ん☆と爆発に巻き込まれた(ダイスを4つほどころころ〜)15の叩きをプレゼントだ
コルヴォ 「刻が見える」生命力8→−5 気絶する-の(ころころ)ぱた
ヴィネ 近くで見ていたうちは無事だった、と。「あ、あれ?おかしいなぁ……罠はないと思ったんだけど」思っただけ(笑
GM (ヴィネも巻き込めばよかったかな。ま、いっか)あらら、寝ちゃったか。因みに扉はこげこげだけど…でもまだ大丈夫。扉としての役目は果たしそうだよ
マリス 「…。やはりどうみても怪しい。」←絵を見てる
ヴィネ 「あ、ねえ、マリスー!そんな画よりも、コッチ来て〜」
マリス 「ん?どうした?あれコルヴォが死んでる!!?」
ヴィネ 「って、今の爆発音、聞こえなかった?」
コルヴォ 「・・・(返事がないタダの屍のようだ)」
マリス 「…とりあえず、何が起こったのだ?」
ヤクモ 「罠をはずそうとしたらいきなり扉が爆発した」
ヴィネ 「いやあ、あるはずのない罠にコルヴォが引っかかったってだけ」
コルヴォ 「・・・(評価が分かれるところだな)」
マリス 「…ふむ。」慎重に扉に近づく
GM さっき言ったとおり焦げてるよん。まだ扉としての役目は果たせるけど
ヴィネ 「まあ、ほら。扉よりもさきに怪我、治してあげて?」無事だったらそれはそれでいいな(笑
マリス 「我は癒す斜陽の傷痕!(何」大地湯、いや大治癒(ころころ)成功だ。8点かいふくしといって
ヴィネ  いや、↑でもちょっと怪我は治りそうでいいんだが(笑
GM 確かに癒し系な名前だね(笑
マリス  でも目は覚めない(笑
コルヴォ  生命−5→3
マリス  覚醒(ころころ)おきといてくれぃ。
コルヴォ 「…ん、うー(ゴキボキ)いたたたた…なんか気づいたらボロボロ…」
ヴィネ  あぁ、そんなの使わなくても揺り起こせばいいのに。んじゃあ、治したの確認したら、ぎぃと
GM 流石に二度も爆発しない。普通に開くよ。んで君達が覗き込むと部屋の中には…
思いっきり罠に引っかかっていい感じに焦げたコルヴォ。あんな所でファンブルふらなきゃここまでする気はなかったんだけどなぁ(苦笑

第3章 3倍と教養問題

GM はい、部屋の中にはやたら威圧感を放つ怪物が蹲っています。怪物の後ろにはこれまた扉。どれくらいプレッシャーかというと…ディアナのPLが好きな世代の仮面の人くらい…かな(←ディアナのPLさんは某機動戦士は最初しか認めないという意見の持ち主さんです
ヴィネ  なんてたとえだ……「こ、このプ……ごほごほっ」
ヤクモ 「なんだありゃ?」
マリス 「…赤いな…」
GM まぁ、赤いと言う事でいいです(苦笑。知りたければ神秘学でどぞ
一同 (ころころ)
GM ん、マリス、コルヴォにはわかる。はい、謎々が大好きな某魔獣さんです
ヴィネ  ('◇'*)
マリス 「…よう」
GM (流石傍若無人系魔術師、魔獣相手にいきなり挨拶か)紅い魔獣「ほぅ、珍しいな。人の子か…」
マリス 「なんか知らないがここに来ることになってしまった」
紅い魔獣 「それは難儀だな」
コルヴォ 「ホントによく分からないね…ボロボロになるし」
ヴィネ  マリスがずかずか近寄ってくな……まあ、それについてってるってことで
ヤクモ  とりあえず「お前ら先に行くな」て感じで後追いかけ
紅い魔獣 「嗚呼、アレに引っかかったか。ご愁傷様だな。アレは罠があると思ったりするとでてくる意地の悪いやつだから。して、ご用向きはなんぞや?」
マリス 「……私が知りたい!(爆」(←おぃおぃ
コルヴォ 「よく分からないから来たッてのが正解?」
マリス 「まあ、暇だからきただけだ」
紅い魔獣 「暇だったのか」
マリス 「そうだ。あんたと一緒さ」
紅い魔獣 「同じか。確かに我は年がら年中暇だ。まぁ、ここの主には恩があるゆえ、とどまって番などしておる。ただ、主はここにあるのは大したもんじゃないから、取りに来る奴がいたら、我の裁量でやっても言いといっておったがな」
コルヴォ 「主はご存命で?」
紅い魔獣 「いや、流石にくたばった。お前さん達の種族としてはかなり頑張った方だと思うがの…」
ヤクモ 「どんなものがあるのか、見せてもらえるか?」
紅い魔獣 「ん〜、どうしようかの」
コルヴォ 「ここがどういったところかだけでも先にご説明願いないか?」
紅い魔獣 「一言で言えば、物置じゃな。主の作品の」
コルヴォ 「芸術家で?」
紅い魔獣 「いや、魔化を生業にしておった。芸術は趣味だそうだ」
ヴィネ  とりあえず……話をなんとなーくスルーしながら奥のとびらへ近寄ってみる(ぁ
ヤクモ 「…さっきの壁にあった絵みたいのか?」
紅い魔獣 「ああ、あそこにかけてあったようなのばかり目の色変えて集めておったわ。こことは違う場所の宝物庫に。我には凡そ理解しがたいものだったがの」ヴィネ、彼は扉の前にでんと蹲ってるんだけど
ヴィネ  うは、いけないのか。
コルヴォ 「別の場所?」
紅い魔獣 「ああ、流石に場所は知らんがの。さて、話がそれたの。で、この奥のものだが…」
ヴィネ 「んー、ココとは違う、ってドコにあるか知ってる?……そか、知らないのか」(役立たずめ ボソリ
紅い魔獣 「我の出す3つの問題に正解すらば、この奥にある物、貴公らに譲ろう…我も、さっき言ったとおり暇なのだ」
コルヴォ 「三つの問題・・・」
ヴィネ 「んー、なぞなぞ?まあ、どうせ今日は暇だしなあ……いいよ、付き合っても?」
ヤクモ 「正解できなかった場合は?いきなり襲ってくるってことはないよな、まさか」
紅い魔獣 「受ける受けないはそちらの自由だが。ああ、流石に襲ったりはせん。一応お土産くらいはやろう。暇潰しの礼としてな」
マリス 「(そんなことだろうとおもった)」
コルヴォ 「手痛いのはかんべんな?こう見えても・・・虚弱体質なんだ」
ヤクモ 「OK、いいだろう。俺が軽く解いてやるさ」
紅い魔獣 「うむ、心得ておる。ではいくぞ。1問目。烏は魚である。魚は全て水中を泳ぐ。ゆえに烏はすべて水中を泳ぐ。さぁこの論理の成否を述べよ」
ヴィネ うは、普通にそういうのか(笑
コルヴォ 教養試験…
マリス 「烏なるものは鳥だが…仮定で烏が魚なら…論理は成り立つ。そう考えて良いのか?」
紅い魔獣 「ああ、そうだな。確かにこの前提は不備があるゆえ真理とはいえぬ。ただ、3段論法としてはなりたっておる。ゆえに妥当といったところだ。まぁその言い方なら正解かの。では2問目。見た目がそっくりのコインが八枚ある。しかしその内の1枚は贋金でわずかに軽い。さて、ここに左右の釣り合いをはかる天秤が1台あるとする。これを用い贋金を発見する場合この天秤を何度用いればよいかを応えよ」
マリス 「二回だ」
コルヴォ 「三度」(ほぼ同時のタイミングで
ヴィネ まて、お前ら(笑
紅い魔獣 「どちらなのだ」
コルヴォ  二回か…「そうだな、3枚つづ任意にはかって」
マリス ふ、二回だ
ヴィネ 「んー、、、こっちに三枚づつ乗っければ……あぁ、なるほど。確かに二回だねえ」
マリス 「うむ。」
コルヴォ  二回で正解か「失礼」
紅い魔獣 「二回で当たりだ。だが、そちらの魔術師(コルヴォ)が不正解を言ったゆえ、そこら辺は考慮させてもらうぞ」
コルヴォ 「あいわかった」
ヤクモ 「それなら次の問題に行こうか…」
紅い魔獣 「では最後の問題だ。昔の話だが、ある所に一人の邪術師がいた。そして彼はガヤンに投獄されていた。ある日のことだ…」

看守『突然だが一巡り後、不意打ちので貴様の死刑を行う』 

邪術師『不意打ち?それはどういう意味かな(にやにや』
 
看守『その日に死刑が行われるとは決して判らない日にやることだ。』

邪術師『ふ、ならばそのような事は不可能だな』 


「ここで邪術師は一つの理屈をたてる。即ち…」

 
 来週の最終日である金曜日より前に処刑しなければ金曜にはない

→なぜなら、金曜に行うことが判ってしまうから。だったら、その前日の木曜にも処刑は出来ない  

→なぜなら、木曜が処刑可能最終日。だったらその日より前に処刑せねば木曜に処刑することがわかってしまうから
紅い魔獣 「この考えを繰り返せば月曜まで遡っても処刑する日がない。さぁ、邪術師のこの理屈は…正しいかね」あ、本当はルナルなら安息日とか言うべき何だろうけど判り辛い辛いからパスね(苦笑
マリス 「正しくない」
コルヴォ 「それって予測が立ってることになるのか?(思考中)」
ヴィネ 「んー、と、金曜日がダメだから木曜日で……木曜日もダメだから水曜日……?んー?」と地面にガリガリしつつ悩んでる(ぁ
ヤクモ 「同じく、結局のところ分かってないじゃないか」
紅い魔獣 「正しくないという者よ。根拠を述べてみよ」
マリス 「なぜなら、逆算しているからだ」
紅い魔獣 「ふむ、逆算とな」
マリス 「金曜から数えるはおかしい。仮にその日が月曜としよう。火曜に死刑が行われたら不意打ちであろう?金曜から数えるから矛盾が出来てしまうのさ」
コルヴォ 「ふむ、時間を順におってってことだね」
ヴィネ 「あ、そうか。まだ水曜日も木曜日もあるもんねえ……」
ヤクモ 「そういうことだ(本人何も行ってないのに偉そうに」
紅い魔獣 「ま、大体当たりかの。ま、これは実際にその後起こったことだ…看守は水曜に処刑を実行しようとした。当然邪術師は猛抗議する…」
 
邪術師『今日は処刑できるはずが無いが…』

看守『そうか。お前は今日、処刑できると思ってなかったんだな』 

邪術師『当たり前であろう』
 
看守『だったら、今日は処刑をやるとわからぬ日だ、だからやってもいいんだよ』
紅い魔獣 「ま、こういう話だったわけだが」肩をすくめ
コルヴォ 「それで告知したのか…」
ヴィネ 「あぁ、それは確かに不意打ちだねえ……」
ヤクモ 「馬鹿な男だ…不意打ち死刑か」
マリス 「(オマエモナー)」
コルヴォ 「死刑宣告かー一度聴いたナー」(←コルヴォよ、君は何をやっておったのかね(苦笑
紅い魔獣 「ふむ…なかなかに優秀。よかろ、通るが良い」紅いのはどいてくれます…では、後日談言ってもいいかな<
ヴィネ うぃ、どぞ。はやかったな
ヤクモ フフ
コルヴォ どぞ
GM あっさりとかれたからね。奥には金銀財宝…では無くちょっとしたマジックアイテムの置き場のようでした。ただし、長い年月に晒されたそれらはほとんど機能停止しており残っていたのは…

1:対象設定(軟体動物)のかかった双手剣(短剣扱い) 
2:軟体動物制御のかかった装身具(形状はそっちで決めて)
3:植物治癒のかかった杖
4:発酵のかかった樽
GM 以上4点のみです。ただし、独特の癖が強い為、もし売るなら一つ250ムーナでお願いします。ということでおしまいです。皆さん、お疲れ様でした〜
 
ALL お疲れ様でした〜

 …結局、報酬は2をヴィネ。3をコルヴォ。4をマリスが貰い、ヤクモは1を売って250ムーナにしたそうです

GMの独り言

 急造で作ったダンジョンシナリオ。といってもたった2部屋だからこれでダンジョンというのはちょっと(いや、かなり)問題があるかもしれない(汗
 折角出した問題もあっさり解かれちゃうし…もっと捻った方が良かったかも(苦笑。今回の反省は…もっと前からきちんと用意しておく事ですね
 今回はこの辺で。それでは〜
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