第3話 「材料攻防大作戦」

第1章 絆の強さは電波な会話
第2章 NPCに頼らんで下さい(あるGMの独り言)
第3章 団長は箱詰めで

第1章 絆の強さは電波な会話

GM 前回からまた少しだけ時が流れ…そろそろ春先といった所です…花粉症の人には辛くなる様なこの季節、今日も皆さんは『ふにゃふにゃ亭』にてだらだらしております
ルフィーア 何時もどおりにお酒をちろちろと嘗めながら「今日も平和ですわ……」と
アイリアカ 「うわー、団長暇だよー、なんかして遊ぼうよー」
ラティ 「お酒、お酒」
GM はい、そんな感じで皆さんが暇をもてあましているとからんとドアを開け一人の青年が入ってきます。種族はセイレーン、…ぱっと見旅の料理人といった風情かな…何故かコック帽被ってる
アイリアカ 「なにそのコック帽!」
青年 「…え?料理人の魂…みたいな」
アイリアカ 「あんたの名前を教えてあげる! 究極の味王! うーまーいーぞー! とか言ってみそ!」
ラティ 「アンタの名前を教えてあげる!名も亡き放浪コックさん!…と出遅れたニン」
青年 「そいつぁどうも」突然のことでちょっと戸惑いつつも苦笑いで
アイリアカ 「ニンニン……あたしをパクるたぁ……(ぐりぐり)」
ラティ 「あいたた、いた」テレパシーできるんですよ、今回から
ニンニンことラティのいう『テレパシー』とは共感状態のことです。これは相手との感情ポイントで5ポイント以上取得している場合発生するものでなんとなく相手の考えてることが分かると言うものです
ルフィーア 「お暇ですか……では、一曲……あら、こんにちは。どうぞ、そちらの席へ。一曲ご披露いたしますわ」
青年 「あ、いえ俺は今ちょっと冒険者探してるんで…芸人じゃなくて(苦笑」ちなみに割と美青年です。外見年齢は20台前半くらい
アイリアカ 「お、よく見ると、なかなかの好青年じゃない。冒険者を捜してるんだって?」
青年 「ええ、ちょっと面倒ごとがあって」
ラティ 「(姉さん美青年にはすぐ飛びつくんだから…)」
アイリアカ 「あたしらこう見えても、腕は立つんだ。相談に乗るよ(トムヤンに振られたんだもーん)」
ルフィーア 「冒険者ですか。……一応、私達そういった仕事の真似事もしておりますので……良ければ力になりますわよ?」
青年 「じゃあ…とりあえず話だけでも聞いてもらえますか」 てけてけと皆さんの席のほうへ
ルフィーア 「秘密にしたいお話でしたら奥の部屋を借りますが……いかがいたします?」
青年 「…(暫し考え)…そうですね…あんまり表立って言うのも何なんで、お借りできますか」
ルフィーア 「では、マスター。お借りしますわね……どうぞ、こちらですわ」
アイリアカ 「なんだか団長かっくいー」
マスター 「ああ」 ぽいっと鍵を投げてよこします。全員地下室に移動ですね
アイリアカ 集団行動あるもんね。ああ……不便だ……
ルフィーア 「では、お話を……失礼しました。私、こちらの団長を勤めさせていただいておりますルフィーアと申しますわ」
青年 「ああ、どうも。俺はドンファンって言います」よっと設置してある椅子に腰掛けて あ、ここで全員心で判定してみて、目標4レベルで 
一同 (ころころ)
GM コルヴォだけ成功か。なら君にはその名に聞き覚えがある。最近台頭してきた者で人呼んで『ヌーヴェル・キュイジーヌの旗手』…一部では有名な旅の料理人だ
コルヴォ 「旅の料理人の方でらっしゃいますね?その名前しかと拝見させて頂いております」
青年改め
ドンファン
「ええ、まぁ(苦笑。実は俺、5日後にこの街で開かれる料理コンテストに参加する為にやってきたのですが…」ちょっと照れつつ
アイリアカ 「照れてる〜♪」
ドンファン 「からかわんでください。こほん、話を戻しますね。実は、今回の料理に使う材料を盗まれちまったんです」
アイリアカ 「つまり、食材を!?」
ドンファン 「はい、犯人の見当はついているんです。『ドミグラスソースの鬼才』と呼ばれるファウという女です」
アイリアカ 「もう既に誰かの胃袋の中とか……」
ドンファン 「うΣ」えぇっと気を取り直した彼曰く、ファウという女性もこの料理コンテストの為にこの街にやってきたのですが丁度ドンファンの材料が盗まれてから行方をくらましているそうです
ルフィーア 「それは……大変ですわね。代わりの食材はみつかりましたの?」
ラティ 「食材っていっても幅広いよね」
セロス 「そこらへんでまた調達できるものではないのか?」
ドンファン 「いえ…そう簡単に見つかったり調達できるものじゃないんです…キノコの類で名をぽっくりダケといいます」ぽっくりダケは世間にあまり知られてないけど一部で珍味中の珍味といわれる王様キノコ。こっちの世界で言う所のマツタケみたいなのね。味、香、価格とどれをとっても最上級
アイリアカ 「いかにもぽっくりな名前ね」
コルヴォ 「毒キノコにしか聞こえない名前ですね…」
ラティ 「食べると死んじゃう?死んじゃう?」
セロス 「危険な名前だな」
ドンファン 「いや、大丈夫、似たのに『ほんとにぽっくりダケ』ってのがあって、そっちは猛毒だけど(わたわた。」
ルフィーア 「ああ、あのキノコでしたか。確かに美味しいキノコですわね」
アイリアカ 「団長、食べたことあるんだ!」
ドンファン 「なんとか俺の大切な食材を取り返してほしいんです。お礼として一人につき宝石(裕福度1分)1個づつを用意してます。それから…俺がコンテストの時に造る料理と全く同じ試作品を誰よりも早く召し上がって頂くってのでどうでしょうか?」
アイリアカ 「宝石はともかく、料理が頂けるのは美味しいわね」
セロス 「でも素人目でみてそのキノコはわかるものなのか?」
ドンファン 「特徴のある奴だから多分大丈夫」 ぽっくりダケはピンク色で夜になると光ります…『ほんとにぽっくり』の方もほぼ同じ感じだけど
ラティ 「それじゃ間違えそうだニン」
セロス 「じゃぁその毒のあるほうをとってきそうだぜ…」
ドンファン 「ああ…俺に見せてくれればちゃんと鑑定できるから(苦笑」
アイリアカ 「なら安心だけど……」
ドンファン 「それで、お願いできますか?」
アイリアカ 「どうする、団長?」
ルフィーア 「かまいませんわよ。皆さんも大丈夫ですわね?」
アイリアカ 「オッケー」
ラティ 「了解だニン」
コルヴォ 「私も構わない」
アイリアカ 「一つ聞きたいんだけど、『ドミグラスソースの鬼才』と呼ばれるファウという女とは、ドンファンさんとはどういう関係ですか?」
ドンファン 「ファウですか?うぅん…」ちょい悩み
アイリアカ 団長、セロス、言いくるめ!
ドンファン 「分類上だと…ライバル…になるかな…勝つ為ならなんでもやるってタイプだけど…」別にいくるめされんでも
アイリアカ 「別に、彼女とかじゃないの?」
ドンファン 「そんなんではないですよ」けろっと
アイリアカ 「ちなみに、今、お付き合いしている女性は?」
ドンファン 「いませんよ…俺はまだ道の途中、色香に惑うには早すぎる(きぱ」
アイリアカ 「うっし!(ガッツポーズ)」
コルヴォ 狙ってる?(笑
ラティ 「(姉さんすっかり拙者のことを忘れてるニン)」
アイリアカ 「(ニンニンは純愛から守護になったのよ!)」
コルヴォ フラグ立てる気満々だ(笑
GM あのー、アイリや…こるぼんへの愛情は?(笑
アイリアカ 愛と恋は別物なのよ
ラティ 「(言い切っちゃったよ姉さん)」
ルフィーア 「まあ、アイリにやる気がでたようですし……。そのファウさんについて詳しくお話をしてくださいな」容姿とかドコにいるとか
ドンファン 「ファウは…ストライダーです。外見は金髪碧眼の犬の尾持ち。背は大体150後半くらいだったかな…今いるとこは残念ながらちょっとわかりません。特徴としては旅の料理人必須の『コック帽』をかぶってるからわかり易いかもしれませんが」自分のコック帽に手をやり
セロス 「それ必須なのか…」
ドンファン 「俺たちの誇りだから」やや自慢げに言い放ちます
ルフィーア 「そうなのですか。他に参加者の方でストライダーの方はいらっしゃいますか?間違えそうな方とか」
ドンファン 「さすがに全員把握してるわけじゃないからなんとも言えないけど…俺の食材のなくなった日に行方がわからなくなったのはあいつくらいらしいんですよ」
ラティ 「(どこからともなくコック帽を取り出し)ここにもストライダーのコックがいるニン」
GM ほう、ニンニンは調理が趣味でもないのに持ってるんかい(笑
ラティ こう、そこら辺の紙をちょちょいと切って…
ルフィーア 「あら、ラティも持っていましたの。私も…(コック帽をとりだしながら)…料理人としての嗜みですわね」
アイリアカ 「(コック帽をかぶりながら)やっぱりこれがないと落ち着かないよね」
ドンファン 「貴方達も参加者だったんですか(がーん」 ショックを受けてるよ
ルフィーア 「さて、では時間もあまりありませんし……探しにいきましょうか?」……そうか、参加するか(何
ラティ 天上の囁き、ではなく天上の味、とか旅団名が変わりそうだニン
セロス 「おいおい…」
GM 参加するなら申し込めよ、高級住宅地区で受け付けてるから(笑

○スィフルマップ
いつだってふにゃふにゃ亭
盗賊ギルドのある酒場
図書館
衛兵詰め所
料理コンテスト本部
ラティ またでた、トーチポート並の簡易マップ
トーチポートとはD&Dで出てくる街の名前です
ルフィーア ……まあ何も言うまい
アイリアカ じゃあ、とりあえず「参加申し込みからいこうか?」
コルヴォ 「本当に参加するのですか?厨房に入ったご経験は?」
ラティ 「拙者は料理なんぞしたことないニン」
アイリアカ 「ないよ。アウトドア派だもん」
ルフィーア 「あら、私はありますわよ。ご主人様の身の回りの仕事は一通りこなしていましたから。でも、そうですわね。そこへ行けばファウさんの居所に関してなにか分かるかもしれませんわね」
ラティ 「(アウトドア派で料理しないってことは、まるかぶり?ブタとかも?さすがだニン)」
ルフィーア 「(そういえば、いつも丸焼きでしたわね……)」
アイリアカ 「(採取とか得意だよー)」
ラティ 「(切るだけなら得意だニン)」
ルフィーア 「(材料担当・調理担当と。監督だけしてればOKですわね?)」
コルヴォ 「(医療の課程で刃物がらみの扱いは心得ておりますが…)」
セロス 「参加するならライバルになりそうな相手の手助けなんてしてていいのか?」
アイリアカ 「ま、そこはフェアプレイ精神ってことで」
ルフィーア 「一応、何かあったときのために貴方の連絡先を教えてくださいね。」
ドンファン 「とりあえず暫くは表通りの知り合いんとこにお世話になってます。『どどんぱ』ってパン屋です」
アイリアカ あのパン屋か……
ルフィーア 「あら、あのパン屋さんでしたか。奥さんと娘さんによろしくお伝え下さい」
ドンファン 「え?ああ、知ってるんですか。分かりました、伝えときます」
ルフィーア 「では、吉報をお待ち下さい。五日後には正々堂々と勝負いたしましょう」
ドンファン 「わかりました。正々堂々勝負しましょう」
とりあえずファウの足取りを掴む為+参加申し込みの為に高級住宅街へと足を向ける一行。なんだか皆、料理コンテストに出る気満々です…予想外の事態にGMの方はちょっとびっくりしてたり…どうでもいいけど共感状態ってなんとなく分かるだけでそんなテレパシーみたいに会話できるものだったっけ?それとコルヴォ、君はまだ絆が5段階にまで到達してないんだから電波を飛ばさないよ〜に(笑

第2章 NPCに頼らんで下さい(あるGMの独り言)

GM さて、高級住宅地へてくてく移動中の君達、とりあえず誰か幸運チェックふってくれるかい
セロス (ころころ)失敗だ
GM (こいつの運は3だからそうそうでないだろうけど…)…(ころころ…出目3)あ…
セロス 運悪いわな^^;
GM 高級住宅街に来た途端どんっと大気を揺らすような音ともに「しぎゃぁぁぁぁ」っと上から巨大な物体が振ってきます…各自「技」で判定してみてください
一同 (ころころ)
GM むぅ、全員成功か(ちょっと甘かったかな)ではとっさに飛びのいた君達のいた地点に…ずぅぅんっと地響きを立てて降ってきたのはまだら模様の何故か角が3つある超巨大クワガタです…もう死んでますけど。胴体にごんぶとの弓が刺さってます。で…
「おーい、大丈夫かね〜」と団長、アイリ、ニンニンには聞き覚えのある声が
アイリアカ 「きたな変態博士!」
ルフィーア 「まあまあ。あの教授も相変わらず頑張っておりますのね。……お久しぶりですわ。大丈夫ですわよ」
ラティ 「またあの人ですか。しかしこのクワガタ大きいニン」
過激 「やぁ、君たちか。いやね、どこまで大きくなるかって薬を注入していったら暴走してしまってね」と言いながら現れたのはお三方の予想通り第1話で登場した過激な先生です(笑
アイリアカ 「あんたはアホか」
過激 「ん〜、阿呆とは酷いなぁ。…ああ、そうだ。『彼ら』も元気にしてるよ(にこにこ」
ルフィーア 「実験もよろしいですけれども、あまり他の方に迷惑をかけないようにしてくださいましね。……ああ、元気ですか」(にっこり
過激 「ああ、もうはちきれんばかりにね(にっこり」
コルヴォ (聞こえないほど小声で)「お初にお目に掛かります…その節は団長以下お世話になったようで」
過激 「いやいや迷惑をかけたね…すまなかった」というと教授は追ってきたマッチョメン達を指揮してクワガタを回収し始めます
ルフィーア 「ああ、そうですわ。人を探すことになっているのですけれども教授のペットちゃん達にそういったことが得意な方はいらっしゃいません?」
過激 「いやぁ…さすがに料理は無理だねぇ(からから」
ルフィーア いや、教授。料理しろとは言ってないデスヨ。人探し人サガシー
GM ああ、今のはペット達の中で料理できる子はいないっていう意味ですよ〜、今の所はね…
ルフィーア 「そうですか。教授の元にいないことが分かっただけでも……では、失礼しますわね」
過激 「うん、ああそうだ、ラティ君、うちに来る気は無いかい?ストライダーが今不足してるんだ(にっこり」
ラティ 「遠慮するニン(ぷいっ)」
アイリアカ 「そうだ変態教授、ぽっくりダケってキノコ、聞いたことない?」
GM んっと…目標値は70だから…(ころころ)「ぽっくりか…知ってはいるけど、それがどうかしたのかい?」教授、不思議そうな顔
ラティ 70とかなに(笑
GM この先生のステータス(さらっと
コルヴォ 成長度26.27.28でレベルは17〜19!?
ルフィーア 多分セロスがいい勝負をできる(笑 技もそんなに高くないんじゃないかな
アイリアカ 「いえ、実はそれを入手しなきゃいけないのよ」
過激 「ふぅん…この辺には無いと思うよ。アレは山奥にしか生えない非常に珍しいものだからね」
アイリアカ 「その為に、人を探してるんだけど『ドミグラスソースの鬼才』と呼ばれるファウというストライダーの女を知らない?彼女が持ってるらしいという情報を入手したのよ」
過激 「いや、知らないなぁ…私は基本的に研究所の外には出ないから…今みたいな時でもない限り」
コルヴォ 「(これまた聞こえないほど小さな声で)上手く行けばストライダー分が補充されるワケですね…」
過激 「ほう」 教授の目がきらんっと光ったような気がしました
ルフィーア vs教授・ファウ争奪戦 のスタートか(*'∀`)
アイリアカ GM、こういう嫌なフラグはすぐ立ててくれるんだよなぁ
嫌なフラグとは失敬な…それに振ってきたのはそちらですよ(笑
ラティ 「これ以上ヘンタイが増えたら困るニン…」
ルフィーア ちなみに教授が先行すると……@妙なのが一体増えますAキノコは蟲に喰われます…@はともかくAはダメじゃまいか。あ、@に付随してBニンニンがしばらく教授に狙われなくなります。……
ラティ Bは嬉しいけどAは困るニン
GM はっはっは、ほんとにさがしちゃおうかなぁ、リザとかはこないだいきのいいのが入ったし(ぼそ
アイリアカ トムヤン、ここともつながりがあるのか……
GM トムには無いよ、むしろ官け…ごふっごふ
ルフィーア で、実験に失敗して「やはり生きのいいストライダーがひt(ry」
アイリアカ 「とりあえず、ここにはもう用はないかな」
ルフィーア 「さて、あまり時間もありませんし、そろそろ失礼いたしますわね。では、ごきげんよう(皆様、行きましょう)」
過激 「まぁ私の方でも一応探しておこう…」教授がいやな笑いをしたような気がしました。では今度こそ料理コンテスト本部ね
ルフィーア 「こんにちは。少しお尋ねしたいことが……」
受付 「はい」にこっとわらって出迎えたのは受付のおねーさんね。種族はヒト族、ショートの髪の美人さんだ
アイリアカ 「とりあえず、料理コンテスト参加の受け付けってできるの?」
受付 「ええ、ここに代表者のお名前と現住所、職業及びサインさえいただければ」手馴れた様子でと書類を出し
アイリアカ 「団長ー! 団長の名前で書いとくよー」かきかき
ルフィーア 「え、ええ。それでですね、一人探している方がいまして……ファウさんと言うのですが申込みはされていますよね?」
受付 「ええ、されてますが…お知り合いか何か?」
ルフィーア 「いえ、実は食材を預けておりまして。受け取りたいのですがどこにいるのかわからないので……よければ居所を教えていただけませんか?」
受付 「分かりました…えっと現住所は…」と彼女が泊まっている宿を教えてくれます。登録時に書いてた宿ね
コルヴォ つまり前の居場所っと
ルフィーア 「ありがとうございます。このほかに緊急の連絡先とかはありませんよね?」
受付 「いえ、特に受け付けておりませんが」
アイリアカ 「ぽっくりダケって知ってる?」
受付 「ぽっくり…ですか?(ころころ)いえ、不勉強なもので」知らないらしい
アイリアカ 「そうですか…あんたの名前を教えてあげる。顔だけじゃ世の中渡っていけないのよ小娘!」
受付 「…すいません」 しゅんっとしちゃうなぁ初対面さんにそんなこといわれると
ラティ 「今から考えると、盗まれた食材を取り返すのって至難だニン。単独行動していいなら拙者が取ってこれるからともかく…」
ルフィーア 「でもあのキノコは貴重品ですから、そうそう手にははいりませんわよ。多分ですが、ファウさんも大会にそのキノコを使おうと考えているのではないでしょうか」
ラティ 「盗み出すしかないニン。でもみんなでぞろぞろ、こっそりとは無理だニン。厄介だニン」(もちろん受付に聞こえないところで
GM まぁ盗むなんて聞いたら警察に通報しちゃうしな
ルフィーア 「返していただくのも大変ですわね。いきましょうか」
アイリアカ 「そういや、ドンファンさんはなんで警察に通報しなかったんだろう」
セロス 「そういえばそうだな…」
コルヴォ 「よほど秘密にしておきたかったか…表沙汰には出来ない事情があったのか…」
ルフィーア キノコ(食い物)が盗まれたー?もう喰われちまったんじゃねえか?探すだけ無駄無駄……とかな
GM ま、そんな感じ、こんな中世チックな世界で警察なんてそうそうあてになんないよ…それに大会まで後5日しかないし(苦笑
アイリアカ 「とりあえず、その宿を当たってみる?」
ルフィーア 「そうですわね……そちらへ行く前にもう少し探す人数を増やしましょうか。私達だけでは居所を突き止めるだけでも大変ですわ。その後のことはそのとき考えましょう」
アイリアカ 「探す人数を増やすって、団長、心当たりがあるの?」
ルフィーア 「あら、ありますわよ。アイリは心当たりがありませんの? とりあえずそちらへ行きましょうか」とトムのトコへ
アイリアカ 「やっぱりね。以心伝心♪」
GM うあ…では裏通りのこないだの溜まり場ね。この間と同じように町のくずどもがたむろしておられますが…
アイリアカ 「よーう、ガキども元気してっかー」
ルフィーア 「皆様、こんにちは。トムさんはいらっしゃいますか?」 来る途中にパンとかたくさん買ってくるか
不良A 「あ、姐さん達」君たちを見た途端ざっと姿勢を正したり
コルヴォ 姿勢を正すのか?(笑
GM 彼らの中では強い=正しいだから ついでに恩義もあるしな
アイリアカ アイリはパンを配って歩くよ
GM トムはいるかな(ころころ)不良A「大将は今ちょっといないんでさ…田舎でちょっとごたごたがあったみてえで2,3日前から…」
ルフィーア 「ええと、人を探していまして……あ、コチラのパンもどうぞ。……人を探していまして。私達だけでは検討が着かないのでお力を借りに来たのですが……協力していただけますか?」(にっこり
不良A 「は、あっしらでよけりゃ」 ぴしっと敬礼
アイリアカ 「む、よろしく頼むよー。だけど、決して危険な事はしないこと。約束してね」
不良A 「勿論でさ。人探しってこたぁ誰かに匿われてたりしてそれで兵隊がいるんでしょ、そこであっしらのこの腕力で…モノヲ…」
アイリアカ 「だーかーらー、このモヒカンくんはー、殴り込みとかじゃなくてー」
不良A 「え〜」明らかに不満そう
ルフィーア 「いえ、人を探すだけで大丈夫ですわ。……(かくしか)……という方です。見つかりましたら、そうですわね。宿へ連絡をいただけますか。決して危ないことはしてはいけませんわよ」 脳筋め(笑
不良A 「まぁ姐さんらがそういうなら…」渋々って感じで納得。で、Aの号令一家ざーっと町の不良共が町中に散っていくと
ラティ 「大丈夫かなぁ」
ルフィーア 「彼らも危ない目にあっているので早々深入りはしないでしょうから。さて、私達はどういたしましょうか」
不良A 「あっしらにまかせておいてくだせえよ、どんな奴の口だってわってきやすから」まだいたAが誇らしげに
ルフィーア なあ、やっぱあのとき掃除されたほうが良かったんじゃないか?(笑
GM なんてことを(苦笑
アイリアカ 「盗賊ギルドいかない?それとも、ファウのいた宿に行ってみる?」
ルフィーア 「先に宿へいってみましょうか。盗賊ギルドは……あまり大人数でいく場所でもなさそうですしね」
コルヴォ 「ギルドはお二方ぐらいでしょうが宿は全員で伺えますしね」宿の方に移動します
GM はい、それではファウが取っていた宿、「広がる麦畑の模様亭」です。表通りにあるこじんまりとした宿で地元ではビールがおいしいことでちょっと有名だったりします
アイリアカ 「どうする? 正面から行くしかないか」
セロス 「まずは下見からでいいんじゃないか?」
ラティ 「全員でこそこそ、は無理だニン」
アイリアカ 「たのもー」ドアをバタンと開けてしまったよ
GM ならアイリが開けると「いらっしゃーい」と宿のおばちゃんが
宿 「お泊りかい?何名様?」
アイリアカ 「いや、違うんだよ。ここに泊まってるファウっていう女性に用があって来たんだけど」
宿 「ファウさん…?ああ、あんたたちあの子の知り合いかなんかかい?」おばちゃんちょっとほっとした様子
アイリアカ 「なんかあったの?」
コルヴォ 「宿代まだ貰っていないのに客がいなくなったとか…(ボソリ」
宿 「いや、逆なんだよ」おばちゃんの話によると彼女、ファウは約1週間前に来て、料理コンテストまでの宿代は既に払っているのですが…丁度ドンファンの食材が盗まれた日から姿が見えないそうです。宿の方としてはもう数日様子を見て帰ってこないようなら警察に通報しようかって話が出てたとこらしい
ラティ 「ここにはいない事しかわからなかったニン。勝手に部屋に入っていいものかなぁ…」
コルヴォ 「悪い予感がしてくるな……」
アイリアカ 「そう、用があるんだよ。今度の料理コンテストの事で、ファウさんのいた部屋とか、見せてもらってもいいかな?」
宿 「ん〜、あんたらの身分証とかないと流石にお客さんのお部屋に勝手にあげるわけにはいかないねぇ」
アイリアカ 「あたしらが見つけて連れてくるからさ、おばちゃん」
宿 「うーん」 おばちゃんとしてはいきなり出てきた正体不明の5人組だもんなぁ
コルヴォ 「さらわれたのかもなっという仮説を立ててみたくなったのだが…女将…ファウさんが最後に出て行ったのをみたかい?」
宿 「んーっといなくなった日にふらっと出て行ったのは見たけど」
アイリアカ 「どんな様子だった? 何か言ってた?」
宿 「特には…何時もと変わんない様子だったよ。おばちゃんアイから見て」
アイリアカ 「おばちゃんアイが見たのなら間違いないわね……」
GM 間違いないのか…偉大だなおばちゃんアイ(笑
コルヴォ GMアイとどっちが↑?(笑
GM んでどうすんのかな?おばちゃんとしては今暇だしこのまま一気に世間話に雪崩れ込みそうな勢いだが
アイリアカ 言いくるめグリモアー
と、このアイリの号令一家このPTの得意技『グリモアで言いくるめ』が炸裂…が、始めに振ったセロスが失敗、続いて料理コンテストの参加証を見せて難易度を下げたルフィーアまでもが失敗し…(この時セロスはアイリアカに、団長はニンニンとの絆を1づつ深めておりました)
宿 「あー、やっぱ駄目なのは駄目よ」おばちゃんは頑として入れてくれませんでした…
ルフィーア 「お客様のプライベートを人に見せるわけにもいきませんわよね。仕方がありませんわ」
GM というわけで君達は商売の邪魔、と追い出されてしまいました
コルヴォ 「ふむ…どうしたものか…追い出されたモノは仕方のないのか…」
アイリアカ 「じゃ、とりあえず警察行ってさ、宿に入れてもらえるように計らってもらうとかさ」
コルヴォ 「公的権力の力を少し拝借するわけだな…」
セロス 「うーん。パン屋の人にでも身元証明してもらうか?」
コルヴォ 「さて…人を分けてみるか?警察、パン屋」
GM 人を分けると「集団行動」に引っかかるからね(ぼそ
コルヴォ ハッo(;'0')oシマッタ!
セロス 「あと前の依頼人ならオレたちが優秀な冒険者だってことを証明してくれるぜ」
アイリアカ 「アルくん!!」
コルヴォ 「ただ優秀なだけでは駄目ですよ、健全でありませんと」
アイリアカ 「アルくん、仮にも貴族なんだし」
ラティ 手分けして探せないのが足かせだニン…
アイリアカ 「宿屋にこだわるか、盗賊ギルドいくか、ってとこかな?」
ラティ 「ギルドにぞろぞろ入れるわけがないニン。ギルドは考えないほうがよさそうだニン」
GM あ、ギルドに入っても、他の人は入り口で待ってるなら集団行動には引っかからないから、流石に(苦笑
アイリアカ 「一回、パン屋に行ってみて、アレッシュさんのツテでどうにかなるか聞いてみる?」
コルヴォ 「そのようにしましょうか…」
アイリアカ 「ついでにドンファンさんに報告とか、警察に届けてもいいかどうか許可とっとこうか」
何処に行くか暫し話し合う一行、結局パン屋『ドドンパ』に行くことで決定
GM じゃあパン屋ね…それなら(ころころ)こるぼんや
コルヴォ はい、何でありましょう?
GM 幸運判定してみて
コルヴォ (ころころ)うぅ…失敗。何が起こるのだろう…
GM おやおや、ではこの時間帯だと「どどんぱ」はお客さんが割りと入っていてアレッシュさん忙しそうです。バイトの人やドンファンさんまで手伝ってお客さんの対応したりしてるのが窓越しに見えますね
コルヴォ 「…ものすごく…非常に…忙しそうですね……って」
アイリアカ 「どうするよー」
GM 夕方とかお昼時ってパン屋さんお客さん入るんだよね(苦笑
コルヴォ 「ドンファンさんも居るのでまとめて話が出来るのに…ここで下がっては…などと言ってられませんね」
アイリアカ 「逆に手伝って仕事終わらせちゃう?」
コルヴォ 「いきなり飛び込みで手伝いに入るって線も残って無くは無いですが…確かに」
セロス 「みんなでやればすぐ終わるさ」
アイリアカ 因みに、パンを買い占めるといくらくらいかかる?
コルヴォ いや…買い占めに走るのですか^^;
GM (そんな風に買い占められても嬉しくないだろうなぁ…アレッシュさん)えっと…割りとあるんだけど…買占めに走るの?
コルヴォ 売り上げに貢献??
アイリアカ 買い占め→仕事終了
GM う〜む…1D4振ってその数くらい消費するかなぁ…裕福度
アイリアカ でかい!「手伝おうじゃないかー」からんっと店に入って…
アレッシュ 「いらっしゃいませ〜。あ、これおつりです」彼女は別のお客さんに対応中で声だけ…まだ君達だってことには気づいてないみたい
アイリアカ 「もしもし、壮年純情パン屋さん」
アレッシュ 「へ?あ、あら?この間の。あ、そのパンはそこね…」バイトに指示を送ったりしたりとてきぱき働きつつ
アイリアカ 「ちょっと話したい事があるんだけど……今、忙しそうだね」
アレッシュ 「ええ、ごめんなさい、後にして…ってはい、これおつりです(あせあせ」
コルヴォ 「ついでですから…何かお手伝いしますが?」
アイリアカ 「元メイドもいるから、お役には立てるかと思うよ」
アレッシュ 「そうね…」コルヴォの提案に対し彼女は数秒間考え込んでから…「…じゃあお願いしよかな。猫の手も借りたいし…奥にエプロンあるからそれつけて手も洗っておいて…」とびっと指を刺します
コルヴォ 「分かりました…」15秒後「いらっしゃいませ〜o/)」っとなるわけだ(笑
アイリアカ エプロンつけるよ「お客さん……あんたの名前を教えてあげる……」
コルヴォ 口をふさぐ!!「いらっしゃいませ 此方は気にされないでください」
アイリアカ 「ふがふが」
GM (皆アイリの扱いに手馴れてきた感があるなぁ)はい、ではここで手伝う人は各自体判定1レベルをば…失敗するとなれない作業なのですっころんだりして大惨事を招きます…団長は調理を使って+1で自動成功ね
一同 (ころころ〜)
GM 全員成功か…(ころころ)では大体1時間後…/アレッシュ 「あ、ありがとーございましたー」 最後のお客さんが出て行きます。パンは完売です
コルヴォ 「お疲れ様でした…」お茶を煎れてきます
アレッシュ 「ああ、どうも…悪いね」コルヴォに入れてもらったお茶を一口含み「んで、いきなりどうしたの?話したいことって言ってたけど?」と不思議そうな顔で
コルヴォ 「…お疲れの所申し訳ございませんが少々話につき合って頂けますか?」
アイリアカ 「ドンファンさん、依頼の件、アレッシュさんに話しちゃってもいい?」
ドンファン 「あまり言いたくは無いんだが…どうしても必要なのかい?」こちらは少しよれていたコック帽を直しつつ…アレッシュさんは怪訝な顔ですね…ドンファンさんと皆さんの顔を見比べてる
コルヴォ 「事が大きなモノである可能性が有ります…」
コルヴォ
アイリアカ
(ほぼ 「出来れば…少しでも力を貸して頂ける方がいらっしゃると助かるのです」
同時に)「できれば、アレッシュさんにも協力してもらいたいのです」
アイリアカ 共感!電波飛んでるよー
コルヴォ 出だしまで一緒なんて(笑
GM 君達仲いいのな(苦笑 ドンファンさんは少し迷った後
ドンファン 「…ふぅ、しょうがないか…でもできるだけ他言無用で頼むよ。アレは俺にとって切り札だから、伏せておきたいんだ」溜息混じりに了承します
コルヴォ 「はい…」
アイリアカ 「では、アレッシュさん、かくしかで、ファウの宿屋までは突き止めたんですけど」
コルヴォ 「その宿屋には既に期間内の宿賃を既に支払われている様なのですがあの日から…宿にも姿を見せていません。宿の部屋を調べて見る事も考え直接交渉はしてみたのですがやはり…一介の冒険者では…そのあたり信用の問題でして…」
アレッシュ 「…失敗したと…あそこのおばちゃん、頑固なとこあるからね」アレッシュさんは宿のおばちゃんと面識があります。割と近い所に構えてる宿ですし
セロス 「なんとかならないですかね」
コルヴォ 「警察などの手を借りるのもよろしくないかと思いましたので…ドンファンさんの知人でもあるアレッシュさんがこの場合の力になりうると思いましたので…」
アレッシュ 「ふみ、大体分かったよ…よし、じゃ、話すだけ話してみよか」うんっと頷き、で「にしても…水臭いなぁ…言ってくれりゃ協力したのに」ドンファンさんの方を向いてちょっとすねた顔…対しドンファンさんはちょっとばつが悪そうにそっぽを向きます
アイリアカ 「ありがと、壮年純情パン屋さん!」
コルヴォ 「ありがとうございます」
アレッシュ 「その代わり、後でお店の片付け手伝ってね(笑」
コルヴォ 「それは喜んで」
アレッシュ 「じゃ、行きましょうか。後よろしくね」とバイト君に…バイト君はちょっと皆さんを恨めしげに見てます
コルヴォ やはりバイト君にかなり押しつけられる事になるからか
GM まぁね、宿の方はアレッシュさんがかくしかっと話すと顔見知りな彼女の頼みでそういう事情なら仕方が無いとおばちゃん…渋々部屋の鍵を貸してくれます
コルヴォ 「丁重にお借りします」
アイリアカ では、早速部屋に入ろうではないか
GM はい、それではファウの部屋です。彼女の部屋はきちんと片付けられており隅の方に旅の荷物が小奇麗にまとめられてますね。アレッシュさんは人の部屋見るのもなんだからと下で待ってるね
アイリアカ 「荷物を置いたまま失踪?なんかおかしいね」
コルヴォ 「…整理されてる…几帳面なのでしょうか…でかけるつもりだったのでしょうか…もう一つは…荷物の必要のない旅…これは考えないとしましょう」
アイリアカ とりあえず部屋を捜索するよ
GM (荷物の必要の無い旅ってなんだか怖い響き…)心判定でどうぞ
アイリアカ (ころころ)失敗、心強い人、誰か捜索してみてよー
コルヴォ では…ぐりゅもぁ〜〜〜
一同 (ころころ〜)←コルヴォ自身の1が最高値
コルヴォ 自分に対して興味と…
GM 8レベルか…コルヴォは彼女の荷物から日記を発見します。几帳面な性格らしく毎日つけてますね。それによると…

・かなりドンファンさんを意識してることが分かります…ただし、ライバルとしてだけではなく、異性としても意識していたようです…本人否定するような文を書いてますけどバレバレです(苦笑
・今度の料理コンテストでなんとか勝って彼にもっと認めてもらいたい…でもどんな料理にすればいいのか…とかなり焦っていたようです
・風の噂でドンファンが幻のキノコ…『ぽっくりダケ』を取りに霊山に入ったことなどを聞き、ちょっと心配とかもしてたみたいです
・付けてある最後の日にち(食材が盗まれる一日前)には「明日は港地区のほうに行ってみよう…良い材料が見つかれば何か浮かぶかもしれない」で終わってます
アイリアカ 「ドンファン狙いかー! ライバル登場!」
コルヴォ 「港へ向かわれたようです…彼女自身が浮かばないように願いたいですね」
GM (さっきからさらっと怖い事を言ってるなぁ…)
セロス 「キノコをとったこととかは書いてないのか?」
アイリアカ 「ファウが盗ったんじゃなくてなんらかのトラブルに巻き込まれたと見た」日記は持ってくね
コルヴォ 「何にせよ…これで指針が一つ立ちました…」他には特に無いよね
GM 日記の方は了解。うん、特にコレといっては無い
コルヴォ 「取りあえず…今の内に手伝って頂いて…私たちは店じまいの手伝いをした後アクションを取りましょうか」
アイリアカ 「そっか、店じまいしなきゃいけないんだった」
コルヴォ 「しかし…ファウさんの手がかりはつかんだモノの…未だ…キノコとの接点が見あたりません。幻と呼ばれるキノコとのことです、もし…窃盗で裏に流れたなら…そちら(手先が器用な方を見つつ)の方のお仲間が何か知ってらっしゃるかも知れませんね」
アイリアカ 「霊査士パフィオちゃんに日記で霊査してもらうってのはどうだろう?」日記持ってくね
コルヴォ 「その手が有りましたね」
アイリアカ 「まあ、まずは店じまいだね」
コルヴォ 「ですね」では部屋からでて下に行き「此方…確かにお返ししました…」鍵を宿のおばばに返します
宿 「あいよ、見つかるといいね…ファウちゃん」鍵を受け取りつつ
コルヴォ 「見つけます…依頼人の為に…ですね」
アイリアカ 「あんたの名前を教えてあげる。優しいけど異常に頑固ちゃんよ!」
コルヴォ 「また…そのようなことを(笑」
宿 「頑固なのは年寄りの義務ってね…ま、頑張れ、旨くいったらうちのビールおごったげるから(苦笑」 うい、では特にすること無いならパン屋のお片付けが終わったときにはもうとっくに日は暮れてます…大体8時くらい
アイリアカ 終わり次第裏通りの溜まり場へ…アポを取ります…ストリートキッズに
GM はい、ではA 「姐さんら、わりと色々わかりましたぜ〜、関係ねえことも混ざってかもしんねえすけど」と前置きした彼によると
・ファウはドンファンのキノコが盗まれた日から全く足取りつかめず
・ただ、その日港地区にある市場にてふらふらしていたのは確認されている。どうやら食材を求めていた模様
・その港でここ一週間程泥棒が入っているらしい…お陰でそこの人達は割りと殺気立っている…因みにここでの情報収集時喧嘩発生、何人か負傷(笑
・この辺で人が隠れるなら船が一番らしい
不良A 「とまぁこんなもんすかね」何人かいかにも適当っぽく包帯を巻いてたりするのがご愛嬌
アイリアカ 「おお、ご苦労。ありがと!(頬にキッス)」
コルヴォ 「それは私達の情報とも一部一致しますね…非常に助かります。少ないですがこれで軽く腹ごなしでもしておいてください」裕福度一点
不良A 「へへ…どぅも…喧嘩のときにゃ兵隊もいるでしょーから遠慮なく声かけてくだせえや」 にまにましつつ…悪い気はしない模様
コルヴォ 「後、治療を施します…其処の子達…逃げないように」
不良A 「こりゃ…すまんすね」ではぞろぞろぞろっと包帯巻いてるのが、では技あたりでどうぞ
コルヴォ 応急処置が趣味の医術師ですからな(ころころ)応急処置の趣味の分も含め3レベル成功
GM はい、ではきちんと包帯を巻いて貰ったりして不良君たちは元気になりました。これで明日も喧嘩できるでしょう(笑
アイリアカ 「無駄に怪我なんかするもんじゃないよー」
コルヴォ 「では、今日はこの辺で失礼しますね。又何か有りましたらお願いするやも知れませんのでその時はよろしくねがいますよ」と鞄を提げて深夜の暗がりへと消えていく
不良A 「任しといてくだせえ」では全員ふにゃふにゃ亭に戻りました。もう深夜12時過ぎ…かなり時間を喰ってしまったね
コルヴォ まだ酒場の開いている時間帯?
マスター 「よぅ、お帰り」 皿など拭いているマスター。開いてるよ、ここは冒険者の宿も兼ねてるからかなり遅くまで大丈夫
コルヴォ 「はい、戻りました。暖かいモノ…淹れてくれますか?」
GM マスターは無言でしゅっとブラックコーヒーの入ったカップを人数分出してくれます
ラティ 「いつもありがとうだニン。でもブラックは飲めないニン」
GM 苦笑してミルクと砂糖も出してくれます
コルヴォ 一口含んで頬杖つきながらホッっと息をつこう
アイリアカ 「マスター、港地区で泥棒が出たって本当〜?」
マスター 「ん、ああ耳が早いな。料理コンテストってことで高級食材がでまわっててな…どうやらそいつが狙いらしい…他にもちまちま盗まれちゃいるけどな」
アイリアカ 「ありがと、マスター。(コーヒーを飲みながら)どんなやつなんだろうね、その泥棒ってやつ」
コルヴォ 「間違いなく…関係有り…っと見て良いみたいですね…」
マスター 「さぁなぁ…流石にそこまではわからん」
セロス 「相当なグルメかもしかしたら出場者かもしれないな」
ルフィーア 「ふぅ、マスター美味しいですわ。……食材を盗めれば相手の妨害になるうえに、自分の食材も増えますからね。一石二鳥ということですわね」
マスター 「そだな…警察の連中は出場者の誰かじゃないかって疑って掛かってるみたいだ」
コルヴォ 「不味いですね…私達…ろくに料理をしている様にも見えない人物が…いきなりコンテストに出ているわけですから…私達も捜査線上に浮かんでいる可能性が有りますね…」
アイリアカ 「うっ……客観的に見てものすごく怪しい?」
マスター 「そういやお前らもでんだったな(苦笑」
コルヴォ 「依頼受けたついでの景気づけに出ることにしたのですが…」
マスター 「やましいことしてねえんなら堂々としてりゃいいさ」
コルヴォ 「まぁ…そうなのですが…冒険者っという職は何かと官憲から言いように見られないものでして」
アイリアカ 「そうだ、マスター。パフィオちゃんいる?」
マスター 「ん、あの霊査士か?あいつらなら2階の207、8号室に泊まってけど」7にパフィオ8にシンが泊まっています
アイリアカ 「どうする? 日記で霊査してもらう?」日記取り出し
ルフィーア 「せっかくですし、していただきましょうか」
マスター 「あー、でももう寝てるんじゃないか…どうでもいいけどあいつ、寝起きすごい機嫌悪いぞ(苦笑」もう12時過ぎてるしね
コルヴォ 「そうでした…もうこのような時間でしたね。状況を考えるとゆっくりしては居れませんが」
アイリアカ 「まだ起きてると信じて、ドアをノックしてみようよ」
コルヴォ 「いえ、睡眠はしっかり取っておかないと…状況はかなり動くでしょうし…」
アイリアカ 「じゃ、寝ますかー」
コルヴォ 「まさか来ないですよね?派手に聞き込んでいるワケでもないですし…」今日はもう寝ます
GM (甘い…ストリートキッズを街中に放ってるのは割と派手だと思うよ)はい、それでは何事も無く夜が明けました。本日はちょっと曇ってますね
コルヴォ 曇っている?…海が荒れる?…それとも悲劇が……
GM そう思うなら趣味の『天候予測』でもしてみ…って誰か持ってたっけ?
セロス もってました
アイリアカ おぉー、意外な趣味
GM ではセロス君、天候予測を心判定でどうぞ、趣味で+1修正あげます
アイリアカ 1が出れば経験値もらえる
GM 貰えるね(苦笑
アイリの言う『1が出れば経験値が貰える』というのは旅団の掟の『芸術は爆発』というものです。これは趣味を使った判定で「1」を出すというものです
セロス グリモアエフェクト〜
一同 (ころころ〜)←アイリの2が最高値
GM 惜しいね。セロス君の天候予測よると…本日は曇りのち雨。午後からぽつぽつ降り始め…どしゃぶりになるかもしれません…降水率午前20%午後60%深夜80%といったところ。なので港につけてある船は今日は出航を見送るものが多いでしょうね
アイリアカ 「とりあえず霊査?それとも、港へ直行してみる?」
ルフィーア 「パフィオさんがおきているようでしたら霊査をお願いしたいところですわね。時間がかかるようでしたら調査へいってみましょうか」
GM はい、そんな風に君達が朝からわいわいやってると…
パフィオ 「ねむ〜…」機嫌の悪そーなエンジェルの霊査士パフィオとパートナーのヒトノソリンのシン君が二階から降りてきます。パフィオはまだちょっと寝癖がついてる…シン君は何故か朝から完全武装という出で立ち
アイリアカ 「おはよー。相変わらずかーいいねえ君たちは」
パフィオ 「ん〜、おはよ」 機嫌悪げなのでちょっとつっけんどん シン君は軽く会釈
アイリアカ 「シン君、どうしてそんなに武装してんの?なんかあった?」
シン 「護衛の…心得…なぁーん」彼は常日頃…寝る時意外はずぅっとこの格好なのです(笑
ルフィーア 「あら、おはようございます。朝早くからで申し訳ないのですけれども少しお仕事をお願いしたいのですが……」
パフィオ 「ん〜…しごとぉ」 半眼でいやそーな顔…
アイリアカ 「(シン君に小声で)パフィオちゃんのご機嫌をなおす方法ってないかな?」
シン 「パフィオ…甘いの…好き…なぁーん(ぼそぼそ」ぎりぎり聞こえそうな音量で
アイリアカ 「マスター! ホットココアひとつ頼むよー!」
GM マスターは無言でしゅっとココア入りのカップを
アイリアカ それをそのままパフィオに渡す
コルヴォ ただしそのココアは無糖だった
GM じゃぁ無糖ということで、マスターはブラック至上主義だった(笑
ルフィーア 「(即座に)砂糖がはいっていませんわよ。こちらをどうぞ」
アイリアカ ナイスフォロー!
パフィオ 「ん?あ、入ってないんだ…」じゃあ団長のを受け取り「折角くれたのにごめん」とアイリに
アイリアカ アイリは無糖のココアを飲んでるよ
パフィオ 「(こくこく飲み干し)ぷは〜、おいし…」見る見る機嫌が回復した模様
コルヴォ 団長は砂糖のポットだけ渡したつもりだったりして(笑
GM それだと砂糖ポットの中身をごくごく…体に悪そうだ(笑
アイリアカ 相当な甘党だなパフィオ
GM もう甘党ってレベルじゃないような(苦笑
コルヴォ なら超甘党で
GM うぅむ…まぁ阿呆な会話はこれくらいにしとこう(笑。で、パフィオの機嫌は大分良くなったけど
アイリアカ 「ねえ、パフィオちゃん、お仕事頼まれてくれないかな」
パフィオ 「ん、まぁいいけど…ごめん、さっきはきつく当たって」
アイリアカ 「団長、日記渡しちゃっていいよね?」
ルフィーア 「ええ。パフィオさん、この日記を元に霊査をお願いできませんか?」
パフィオ 「OK…じゃ、ちょっと離れててね」日記受け取り…「精霊達よ…汝の目を、汝の耳を我に貸し与えたもう…」 彼女が目を閉じ精神を集中させるとの嵌めている霊士の腕輪がほわっと光り…「見える…ストライダーの…女性…コック帽被ってる…この人が…この日記の持ち主…」
アイリアカ 「今、どこにいるかわかる?」
パフィオ 「…船…みたい…名前は…『メカアルティメットフィーラギ』号…周りに…柄の悪そうなのが…何人か…」ここでふっと肩の力を抜いて目を開け「私に見えるのは…これくらい」 ふぅっと息をつき
コルヴォ 柊!?サイボーグになったか…魔剣使い…
GM ふぃーらぎです(笑
アイリアカ 「お疲れ様ー。謝礼はどのくらい渡せばいいのかな、パフィオちゃん」
パフィオ 「いや、いいよ。いらない…これが私の使命みたいなもんだし…(苦笑。生活費は冒険者協会から入ってくるから。あ、でもこれほしいかも」メニューにある超じゃんぼぱふぇを指し
アイリアカ 「マスター! 超じゃんぼぱふぇ、ひとつ!」
GM うい、では数分後…マスターが
コルヴォ 高さ1mのパフェを
GM そうそう、その位ってでけえな(笑。まぁそれでいいや
コルヴォ 横は3m
アイリアカ 風呂桶みたいだな
コルヴォ 何せ超じゃんぼぱふぇですから(笑
GM およそ人が食べきれるとは思えないんだが…パフィオはにこにこ食べ始める。横でシン君が大きくため息
セロス 「ありえねぇ…」
シン 「あんまり…甘やかしちゃ…駄目…なぁーん」
アイリアカ 「太るから?」
シン ふるふる横に首を振って「…体…良くない…なぁーん」重くなるとエンジェルって飛べなくなるんだろうか…ちなみにパフィオの体型は『豊満』なんで、元紋章術士だったから(笑
コルヴォ 体の半分は生クリームで出来ています
アイリアカ 「じゃ、シン君。適当なところで止めてあげてね、悪いけど」
シン 「…(こくん」
アイリアカ 「それじゃー、例の船へと直行しますかー!」
セロス 「その船は名前だけじゃなくて特徴とかわからないのか?」
アイリアカ 「名前出して聞き込みすれば、すぐわかるんじゃない?」
パフィオ 「えっと…確か…船の帆に何故か『下がらない』ってでかでかと書いてあったような…」食べる手を止め
ルフィーア 「では、失礼しますわね。(パフィオに)とても助かりましたわ」
パフィオ 「いあいあ、こっちこそごちそうさま」もう既に半分くらい消えてたりして(笑
コルヴォ 「…早い…」港に移動しますね
GM はい、それでは港地区ですね。船がいっぱい倉庫もいっぱい…ついでに警備員もいっぱいです
アイリアカ パッと見でヒイラギの船は見えますか?
GM 幸運判定してみ
アイリアカ (ころころ 出目20)失敗
GM 影も形も見えませんね(爽
ルフィーア 「見当たりませんわね。港の人に尋ねてみましょうか」
セロス 「ついでにその船の噂みたいなのでも聞くか?」
アイリアカ 「そうだね、それいいかも」聞き込みするよ〜
GM どんな人に聞くの?船乗りとか警備員とかのおいちゃん達が歩いてるけど
アイリアカ 船乗りー
GM うい、では運良く髭もじゃの船乗りのおいちゃん一人を捕まえたよ
アイリアカ 「よう、ひげもじゃー、景気はどうだい」
船乗り 「なんだよ小娘、景気は最悪さ…こないだ荷物をやられたばっかだよ…」ちょっと不機嫌そうに
アイリアカ 「例の泥棒?」
船乗り 「ああ」
アイリアカ 「『メカアルティメットフィーラギ』号ってどんな船か知ってる?」
船乗り 「あん、あの『下がる船』か?」
アイリアカ 「下がる船?」
コルヴォ 沈みそうだな
GM 船乗りのおいちゃん曰く下がる船メカアルティメットフィーラギ号とは何をするでもなく傍にいるだけで兎に角様々なものを下げてしまうのです…収入とか…漁獲量とか…なので『疫病神』という不名誉なレッテルを貼られています。船長もころころ変わってる
セロス 「あやしすぎる船だな」
アイリアカ 「どこにその船があるか知ってる?」
船乗り 「ん〜、どこだったかなぁ」おいちゃんの記憶力も下げられてるなぁ…ここは一つ心で振ってくれ、GMの代わりに誰か。おいちゃんの心の数値は12(笑
アイリアカ (ころころ)うん、成功
船乗り なら覚えてたな。「ああ、そうだそうだ…」 かくしかっと留めてある場所を教えてくれます「そういや…」
アイリアカ 「そういや?」
船乗り 「いやな、あの船…急ぎの用でなんか今夜にも急に出航するって聞いたな…」
アイリアカ 「今夜、雨らしいのにね」
船乗り 「ああ、降水確率でも下げる気なんかねぇ(苦笑」
アイリアカ 「じゃ、おいちゃんありがと! あんたの名前は優しいひげもじゃよ!」
ルフィーア 「おじ様、ありがとうございましたわ。では、お仕事頑張ってくださいね」
船乗り 「ああ、あんたらもあんな船にかかわって下げられんようにな(苦笑」 そう言っておいちゃんは仕事に戻ります
ラティ 幸運度下げられそうでイヤだニン
アイリアカ じゃ、その船に直行?
ルフィーア 他に行く場所もないしね
ラティ でいいでしょう。急がないとだめだニン
GM あい、それでは『メカアルティメットフィーラギ』号前です。力強い筆圧で『下がらない』っと書かれた帆が特徴的な帆船です。それとこの船の周りだけ何故かぽっかり開けた空間ができてます…船、結構ひしめき合ってるのに(苦笑
アイリアカ 「ええい、虎穴にいらずんば!」
GM おやおや、周りに警備員とかいるし船乗りもいるんだけど…まだ朝だし
アイリアカ 「ニンニンだけなら、ハイドインシャドウで行けるんだけどなあ」
ラティ 「単独行動してもいいニン?」(目をきらきら
アイリアカ 「だぁめ。何か方法を考えなきゃ。この中に泥棒が逃げ込んだ、と言って入れてもらう?正直だなー、あたし」
ラティ 「相手がグルなら乗せてもらえないでしょう」
アイリアカ 「じゃ、強行突破?」
GM ああ、そだ。今夜出航ということで船員達が忙しそうに積荷を入れたりしてるから
セロス 船員の格好でもしてまぎれるか?
ラティ 尻尾はどうするでやんす?フリフリ
セロス 切り落とすでやんす(笑
GM (…確かに都合よくネズミのストライダーがいるとは限らないんだよね)
ルフィーア 「強行突破はあまりいい考えではなさそうですわね。出発予定は夜でしたか、でしたらもう少しのんびり致しましょう」私もゴシックぬぎたくなーい(何
アイリアカ 「積荷の中に紛れ込むとか……」
ルフィーア 今って朝よね?この時間から働いていれば昼頃には大体つみ終わるだろうし、お昼ご飯にいくだろうから、時間をつぶしてもいいかなぁと思う
GM はい、今は朝、といってもそろそろ9時くらいですかね
アイリアカ じゃ、今度は警備員に聞き込みしてみる?
ラティ 時間余裕あるならいろいろやってからでも遅くはないかと
アイリアカ じゃ、そういうことで
GM はい、それでは警備員らしき人をGET…えっと(ころころ)あ、リザードマンだ。しかも見覚えのある
警備員改め
ポンタ
「何かようか?ってお前らか」
ルフィーア 「あら、お久しぶりですわ。こちらで働いていらっしゃるのですね」
アイリアカ 「あ、あんた」
ポンタ 「よぅ…」
アイリアカ 「良かったー。変態教授にアレされたんじゃないかと心配してたのよ」
ポンタ 「ああ…あの後酷い目にあったけどな…とりあえずその辺は聞かんでくれ」心なしか遠い目で
アイリアカ 「ごめんね、ポンタ。心の傷が深いのね」
ルフィーア 「あら、そうですの。何はともあれ、ご無事でよかったですわ。……こちらで働いておりますのよね?少々聞きたいことがあるのですけれども……」
ポンタ 「まぁ、入ってまだ日は浅いけどな」
ルフィーア 「あちらに停泊しています船について少々聞きたいのですが(出港予定とか積荷、積み込みが終わる時間あたり)」
ポンタ 「ん〜、船名は確か『メカアルティメットフィーラギ号』だったかな。出航予定は午後8時、積み込み終わるのは大体昼ぐらいの予定だったはずだ。積荷は主に食品や織物の類が多いらしいぜ」
アイリアカ GM、ちなみにポンタのレベルは?
GM え?(そんなの決めてないよ…1D6-2くらいでいいか)えぇっと(ころころ 出目6)よ、4レベルですが何か
アイリアカ 強いなー、仲間にできないかな
GM って連れてく気かあんたΣ
アイリアカ あたぼうよ「(ひそひそ声で)ポンタに泥棒の件話しちゃってもいいかな。ひょっとしたら協力してくれるかもしれないし」
コルヴォ 「まぁ〜…ひょっとしたらですね…ただ…余りキノコの事は喋らないように…っという言づては守ってくださいね」
アイリアカ 「了解。ポンタ、ポンタ」
ポンタ 「ん?」
アイリアカ 「耳よりな情報があるんだけど…主に、最近跋扈してる泥棒関連で……」
ポンタ 「なんか知ってんのかお前ら?」
ルフィーア 「ええ、何か知っているかもしれませんわね。どうです?ご一緒していただけるのならばお話できることもありますが……」
アイリアカ 「実は、例のあの船に泥棒が乗ってるとの情報をゲットしたのよ」バラシちゃった
ポンタ 「おいおい、それは確かな情報なのかΣ」
アイリアカ 「かなり有力な情報筋ね」
コルヴォ 何せ精霊の力まで頼ったからね
ポンタ 「わかった…なら、協力してやるよ…俺も海の生まれでな…大事な荷物を盗むあいつらにゃ業腹だったんだ。ただ、昼まで勘弁な、そこで今日は交代だから(笑」ここの警備体制は朝昼夜の3交代制なんです
アイリアカ 「ありがと、ポンタ。そういうところ素敵よ」
ルフィーア 「貴方がご一緒してくれるなら心強いですわ。よろしくお願いいたしますわね。」
ポンタ 「ああ、攻めることしか出来ねえ不器用な俺だけどよろしくな」
食品泥棒のアジトとなっているらしい船を突き止め、予想外の戦力、ポンタまでGETした一行。はたしてぽっくりダケはいまだ健在なのか?ファウは大丈夫なのか?どうやって船に乗り込むつもりなのか…様々な不安を(主にGMが)抱えつつ彼らの食材探しは続く…それとここでPLさんの都合によりコルヴォが一時的に離脱します…

第3章 団長は箱詰めで

GM んでどうするのかな?因みにこれがポンタ君です(早急に作ったポンタのデータ見せ)
セロス ポンタなんか強い
アイリアカ ポンタにはブレイブタックル連発で玉砕してもらいますか
GM あとポンタ君は所詮はNPCなのでグリモアはしませんし、貴方方のぐりもあに参加したりもしないので悪しからず
ルフィーア じゃあ、HP0で無理矢理キマイラ化だな
玉砕とかキマイラ化とか偉い言われようである(笑
ラティ ひどいニン
セロス ポンタに愛が芽生えたりしないのですね(笑
アイリアカ 「コルヴォ先生、急患だとか言って行っちゃったね」
ルフィーア 「急患なら仕方ないですわね。とりあえずは、ポンタさんの仕事が終わるまでどうにか時間を潰しましょうか」
ラティ 「仕方ないニン、あの人は忙しいニン」
ポンタ 「わりぃな…まぁ、昼までなんで」
アイリアカ 「警備員だから、今回は手伝うってわけにもいかないしねー」
セロス 「ちなみにどうやって乗りこむつもりなんだ?」
ラティ 「拙者だけなら簡単に忍び込めるけど・・・」(ちらっと姉さんを見る
アイリアカ 「ニンニン、単独行動禁止!あんたにもしもの事があったらどうすりゃいいのさ、ニンニン」
ラティ 「それもそうですニン。ということで、いつものとおり…」
アイリアカ 「眠りの歌で警備員を眠らせて潜入とか」
暫く頭を寄せてどうやって潜入するかで作戦を練る一行…GM、ちょっと暇(笑。一時は全員変装案も出たりしましたがゴスロリを脱ぎたくないと団長がごねたりしたり…
1:最後は人が入れるくらいの箱を用意
2:箱の中に入る
3:変装水夫が運ぶ&警備員は「大事なものだから丁寧に運んでくれと言われた。一応、届けきるところまで見張りだ。なんなら中身を確認するか?」
4:眠り
という作戦に落ち着いた模様。構成は荷物(箱)=団長、変装水夫=ラティ(+ハイドインシャドウ)、セロス、警備員=アイリ、ポンタで決定

ここでニンニンがハイドインシャドウでグリモアを使用、団長との絆を深めております
GM はい、それではお昼ちょっとすぎ…そろそろ荷物が積み込み終わりそうですよ
セロス そろそろかな
GM そうですね。メカアルティメット号前にて…「団長入り」の箱を持ったセロス(船乗り)でいいのかな…ニンニンはいいとしてアイリ、ポンタはどうする?
アイリアカ セロスを守るようにして着いていくよ
船員A 「あれ?目録には無いけど…こんなのありましたっけ?」ぱらぱらと持っていた目録をめくりつつ…
セロス 「そんなわけないだろう?まだ残ってたぜ?しかも大物がな」
船員A 「他の船と間違えたんじゃないか?うちはもう全部入ってるはずなんだが…」 ちょっと困ったような表情で
セロス 「怠けて運び忘れてたものだろう?まったくうちのやつらときたら…」
船員A 「ふむ…因みに何が入ってるんだ?後できつくしかっとかんと」
アイリアカ 「中身は絶対に見せてはならんと、船長からのお達しだ。極秘のブツだから、目録には載ってないと思うぞ。だから我々も警備を厳重にして当たっている」
船員A 「…ふーん、今までんなことは無かったんだけどな…うちの船長にゃ」 ちょっと疑いの目かな〜
セロス 「まぁしっかり見張られてて俺も中身をみれねえんだよ。でも俺の感ではこれは極上の酒とみたね…あとでこっそりといただこうじゃないか?」
アイリアカ 「余計な口はきかなくていい。早く通してもらおうか。我々も次の仕事があるんでな」
セロス 「あぁもう警備のものがうるさいぜ…」
船員A 「(暫し黙考)…分かった…それじゃ船長室まで案内しよう…」
セロス 船長室ときたよ…どうするよ
アイリアカ 行っちゃえ、船長を問い詰めれば、何か情報が得れるか
セロス 「あぁ。前を頼む」
船員A 「ああ、こっちだ」という訳で皆さん船長室まで案内されます…こんこんとAがノックすると
「はいんな」と女性の声が…で、失礼しますとAが言って…君達は船長室へ
アイリアカ Aは帰るよね?門番だもんよ
GM とりあえずちょっと様子を見てます…船長は20代後半くらいでセイレーンな…眼帯つけてます。隣にはボディーガードっぽいがたいのいいのが一人
ラティ ん。眼帯?
船長 「ん?どうした」 いや、船長って言うと眼帯ってイメージが…まぁあまり気にせんでおいて(苦笑
ラティ やっぱGMの脳内は偏見の塊で…
GM えぇい、どうせ偏見の塊ですよわたしゃ(苦笑。Aはかくしかっと目録に無い品が届いたことを説明…船長はちょっと訝しげ
船長 「はて…そんな物を頼んだ覚えは無かったんだが…因みにどこから宛てのものなんだい?」
アイリアカ もう戦闘でいいんじゃないかな、不意打ちいけるだろ。箱から団長が眠りの歌を歌いながら登場
GM 箱から出るのは1Tかけてね…歌くらいならOKだから
セロス 「これは天上の囁き団からのお届け物でございますよ」
船長 「天上……ああ…ってことはあんたらががきどもを動かしてたって奴か…」事情を察したらしくさっと腰のサーベルを抜きます…では戦闘前に団長、眠りの歌をどうぞ
ルフィーア (ころころ)成功
GM こっちは…(ころころ×3)あ、Aが寝ちゃった…うぅ、じゃ戦闘行きましょうか
VS海賊団〜貫けない窓〜
アイリアカ 「あんたたちの名前を教えてあげる! ドロンジョ様ご一行よ!」ぐるぐる縛るよ〜
がたい 「だかましい」
アイリアカ 「だかましい、と。舌も回ってないようだね」
セロス 「むはは…くるなら全力でかかってこい」
がたい 「ぐぅぅ」
ルフィーア 「さて、それじゃあ話を聞かせていただきましょうか」ファウのことと、キノコのことをきこうか
アイリアカ 「他にもいっぱい盗んだものがあるんじゃないの!?」
がたい 「とりあえず船長に包帯くらい巻いてくれ…出なきゃ話さん」
ルフィーア 医者がいないんだよな(笑
アイリアカ 「医者が出張中だから……」
ルフィーア 「そうですわね。誰か、まいてあげなさい」(箱に入ったまま
ルフィーア…あんた…さっき箱から出てなかったか(笑
アイリアカ 「誰か、趣味で応急処置とかもってないかな。あたしがやってもいいんだけど、下手くそだよ?」
GM とりあえず巻くんなら技でどうぞ
アイリアカ (ころころ)1レベル成功
GM はい、とりあえず血止めだけはできました
がたい 「…不器用なやつめ(ぼそ」
アイリアカ 「よく言われるわ……」
GM んじゃまぁ船長は治してくれたのでがたいのはいたところ…
・ファウは船倉に閉じ込めているとの事、いざという時の犯人約のスケープゴートにするつもりだったらしい…
・キノコその他の食材も船倉に閉まってあるらしい
セロス 理由は?
GM 理由というか目的は簡単、高級食材
がたい 「その手の食材ってのは好事家にゃ結構な値でうれんだよ」とのことです
アイリアカ 「あくどい事してるとね、ろくな人生にならないよ」
がたい 「ふん」
ルフィーア 「残念でしたわね。それじゃあ、ポンタ。こいつらをお願いしますわね私達はファウさんを助けにいきましょう」
アイリアカ 「さんせーい」
セロス 「だな…そのファウさんとやらをおがみにいくか」
ポンタ 「あいよ」じゃあ縛られた人々はずるずると引っ立てられていきます
アイリアカ 団長も箱から出ていいんじゃない
GM もう出てたんじゃ
ルフィーア いや、まだ入ってる。こう、箱から上半身だけだしてる状態?
アイリアカ ワンピースにそんなキャラいたなぁ
GM んじゃ船倉ね
アイリアカ そういや、ファウの日記は持ってるんだっけ
セロス 本人前にして朗読でもするのかい?
GM それはやめれ(苦笑
アイリアカ いや、返してあげようかと
GM 船倉のある厳重な錠のしてあったある一室…ニンニンあたりがかちっと開けると…奥にはしくしく泣いてるストライダーのお嬢さんが
アイリアカ 「ファウさん……であってるよね?」
ファウ 「…誰よ」うろんな瞳で君達を見て
ルフィーア 「助けに参りましたわよ。もう大丈夫ですわ」
ファウ 「た、助けてくれるの」 泣きはらしてたのでしょう…真っ赤な目で
アイリアカ 「悪いやつらはぶっとばしてきたから、もう安心」ハンカチをさしだすよ
ファウ 「ほんと?」 心底ほっとしたような感じでハンカチ受け取りずびびーっと鼻をかみ
アイリアカ 「ところで、聞きたいことがあるんだけど…」
ファウ 「何?」
アイリアカ 「ぽっくりダケっていうのを、探してるんだよね。ドンファンって知ってるでしょ。彼の食材なんだけど、盗まれたらしくって」
ファウ 「聞いたこと…ある…ドンファン、無事なの」
アイリアカ 「ドンファンは無事だよ。はい、これ」日記を渡すよ
ファウ 「あたしの日記…なんで持ってんの?え、え?も、もしかして…な、なかを」 真っ赤になってばっと受け取り
アイリアカ 「この日記、悪いけど読ませてもらったよ……。自分の気持ちには素直になった方がいいんじゃないかと」
セロス 「当たって砕けろだぜっ」と親指を立てる
ファウ 「あー…うぅ」真っ赤になったままちょっと恨めしげな目で見ちゃうかな…そろそろ後日談入るけどいいかな?
ルフィーア どうぞー
GM あの後ポンタに引き連れられてぞろぞろと警備隊sが到着…今までの盗品が接収され…被害者sの下へ食材は戻っていきました。勿論ドンファンさんのぽっくりダケもね。彼は大変感謝して…君達に約束どおりの報酬と…料理を振舞ってくれます…主に煮物系の料理でぱっと見はなんというか…ムンクの叫びの背景のような混沌色ですが…まぁ…旨いです…何故かキノコを使ったくせにライチの味がしましたが(笑。で、ホントに出るの?料理コンテスト
ルフィーア 出るよ?(笑
アイリアカ メスを使う刃物使いがいないけどね
セロス その味に勝てそうですかな?
GM どうだろ?まぁじゃまず食材探しから、団長辺り幸運度で振ってみて
アイリアカ あたしじゃダメ?採取あるんだけど
ルフィーア じゃあ、アイリに材料調達はオマカセしましょう。 個人ででるんじゃなくて旅団で参加ってことで
GM OK、じゃあアイリどうぞ…団長は後で振ってもらおう。採取で+1していいよ
アイリアカ グリモアー
一同 (ころころ〜)←アイリ自身の4が最低値
GM 2レベル成功と採取の1で3か…ではそこそこよさ気な山菜をGETしてきました…次、メインディッシュに肉か魚が欲しいとこだけど釣りとか持ってるのいないから…えっとじゃあセロスあたりが山篭りの一つもするだろう…多分、幸運度で獲物を獲ってみて。動物知識で+1あげる
セロス 最後ですしグリモアー
一同 (ころころ〜)←ルフィーアの13が最低値
セロス いかーん^^;
GM うーん、動物知識で1レベルだけか…では小物ですが熊さんをGET
ルフィーア ぷ○さんか。はちみつがとれ
ラティ 熊の缶詰まずかった。。。(北海道土産
GM それでは当日です…調理は誰がするのかな?
アイリアカ もちろん団長
ルフィーア 材料切ったりをニンニン。味付けを私で
GM はい、それでは調理で+1…コレは技でしょうね
ルフィーア あれ、ニンニンが材料切ったりに判定はないのかw 食材を投げてはニンニンが刃飛ばして斬る様でパフォーマンスを、とか思ってたのに(笑
ラティ おお。かっこいい
GM ふむ、ではニンニンも切る判定で技どうぞ
アイリアカ そういうのも審査対象なんだ?
GM う、美しさも問われるんだよ(苦笑
ルフィーア いや、対象じゃなくても。ほら、ウチら「芸人」だよ?(笑
ラティ んじゃニンジンやらキノコやらをこう、空中に投げてですね。おもむろに双頭剣を取り出してスパパパパパっとグリモア〜
一同 (ころころ〜)←ルフィーアの6が最低値で4レベル成功
ルフィーア んでは、ニンニンが斬ったものを鍋やらザルで受け取りながら下味をつけたりイロイロと。調理でグリモアー
一同 (ころころ〜)ラティの1が最低値
ルフィーア 調理をたして9Lvと。ラティに+1
GM (食材集めで3、1。調理で4,9計17か…なら)はい、君達の料理は惜しくも優秀賞とはならなかったものの…パフォーマンスと味がよかったので【ユニーク賞】をGET…賞品として全員にノソリンのお守り(コック帽被ったバージョン)が与えられます。性能は普通のノソリンのお守りと同じなんで悪しからず(笑
アイリアカ ノソリンのお守りってなんだっけな
GM アクセの一種。肝心のドンファンさんなのですが…ぽっくりダケを使ったという点が評価され、見事最優勝へ、ファウは誘拐されたのが響いたのか入賞を逃してしまいました
アイリアカ ファウさん、うちにも負けたのか
GM ドンファンさんは最後に君達と硬く握手してから「俺より旨い奴に会いにいく」といって…再び流浪の旅へ…
ラティ 後ろから蹴飛ばしてやろうか(笑
アイリアカ ファウさんは追っかけないの?
GM ファウは傷心なのと負けたのが響いたのでしょう…まだ追いかける気にはなれなかったようです
第3話でなんか初めて芸人っぽいとこを見せてくれた一同でした(笑
おしまい

GMの独り言

今回の元ねたもスレイヤーズから…『せいるーんあどべんちゃあ』の『材料攻防大作戦』からとってます…うぅんそのまま(苦笑。振り返ってみると第1話からずっと神坂氏の作品を基にしてるような…そろそろ新しいネタを発掘しないと(汗

○敵
 前2回で楽勝だったので今回こそはと思いそこそこ強いの(船長=11レベルセイレーンゾンビ+α、A=14レベルパンプキンヘッド、がたい=14レベルブラックフード相当)を出して戦術としては1T目に幸運度を下げ2T目からはセイレーンゾンビの特殊能力の金切り声や虚ろな眼差しで状態異常の恐ろしさを教えてやろう…
 というつもりだったのですが、逆にこちらが状態異常の恐ろしさを味わってしまったような気がします…ぶっちゃけ前衛2後衛1の構成で前衛2体が眠りと麻痺になった後は一方的だった…次はコレをクリアする必要がありそうです、次覚えてなさいよ(苦笑

 因みに戦闘中あそこで逃げられていれば人質を首ナイフでPC陣をGET…次の脱出系シナリオにつなげようとか企んでいたのは秘密です(笑…ままならないもんだなぁとちょっと痛感

 こんなものでしょうか、今回はこの辺で、それでは〜
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