「姉になれたら」

プレイヤーキャラクター
カミル 心優しきハーフエルフの盗賊青年…このPTの良心回路その1
コルドゥラ 一人称『おら』の田舎っ子ドワーフ…天然系
ヌィーダ 見目麗しい女装さん…本リプレイのヒロイン(笑)
ポッテ マーファ信徒のドワっ娘…良い子だが冒険中鎧を着ていないのはいかがなものか(苦笑)…良心回路その2
レイル 真面目系マジカルハンター…朝には弱い…弓が大事らしい
レジリスク 割と常識人な『癒し系エルフ』

第1章 怪しい女将

第2章 紫屋敷へいらっしゃーい

第3章 復讐の鬼、フルプレートファーザー

第4章 姉になれたら

第1章 怪しい女将

GM 今回の舞台はロマール…貴方達はロマール第2の首都レイドにでも行こうかな〜という感じで旅の途中でした…が夕方から降り始めた土砂降りのがやまずとぼとぼと歩いている最中です。現在もう夜遅くなりつつありますね…大体深夜22時くらい
ポッテ 「もー、ビショビショ」
コルドゥラ 「うあ…眠いだ…腹減っただ…。…保存食コッソリ食うだかな…」
レイル 「…(黙々と歩いてる)」
ヌィーダ 「あァん、もう!どこか雨宿りできるところはないのォ!?」マントのフードを被ってなんとかしのいでる
レジリスク 「濡れて服が重いよ〜」ズルズルと引きずるように歩いてます
GM 雨はやむ気配など全く有りません…しとしとと降り続くのみ…で…ヌィーダがぼやいた辺りで気付くのですが…少し先にそこそこ大きそうな館の影が見えますね…
ポッテ 「あ、あそこで雨宿り出来ませんか?」
コルドゥラ 「おおっ?軒下で良いだから借りれないだかなー?土間でもいいだが…」
ヌィーダ 「大丈夫かしらねェ。あんなところ…。まァ、雨にうたれ続けるよりはいいかしらァ?」
カミル 「ふう、疲れたなぁ…雨宿りできそうかな?」額の髪をかきあげながら
レイル 「…怪しいが…背に腹は変えられないだろう…」
コルドゥラ 「雨宿りするだよ、雨は体力奪うだ。いってみるだよ〜。」(どってどって)
GM 近づくと分かるのですがぼろぼろでかなり廃屋っぽい…ただ、一室に明りはついているので人はいるようです
ヌィーダ 「…怪しすぎィ」
コルドゥラ 「ん?何があやしいだか?(ノックの形の手をしながら)」
ポッテ 「すみませーん。誰かいますかー?」大きな声を出します
GM はい、ポッテちゃんが大声を出すと暫くしてぎぎぃっと重々しくドアが開き…強面の男性が出てきます…20代後半くらいの
ポッテ 「わわっ」
男性 「うん…君達は?」ランタンを片手に持ってて…下から顔が照らされるためかなり怖い雰囲気です
ポッテ 「えーと、はじめまして、私達、旅をしているのですけど、雨に降られてしまって…」
ヌィーダ 「ちょっと雨宿りしたいんだけどォ?」
コルドゥラ 「軒下でも良いだから、貸して欲しいだー」
レジリスク 「このおうちの屋根貸して〜」と、男性の精霊力は普通ですか?
GM 男性の精霊力は普通ですよ。あ、ここでぴしゃぁっと雷が落ちるのですが冒険者+知力で判定どうぞ
一同 (ころころ〜)
GM では15のヌィーダのみ一瞬館の二階の窓に白い女性の人影が雷光によって浮かび上がったのに気付きます
ヌィーダ その女性の精霊力とかわかりますか?
GM 一瞬だからちょっとわからなかったね。で、男性は
男性 「すまないが、ここには泊まらない方がいい」と頭を振りつつ言います
ポッテ 「そ、そうなんですか…?」
コルドゥラ 「雨宿りだけで良いだけども、駄目だか?駄目なら仕方ないだけども…」一応迷惑そうなら、素直に引き返します
レイル 「…何か理由があるのか?」
男性 「うむ、ここには幽霊が出るのだ…私はマーファでね…」 胸に聖印がぶら下がってます
ポッテ 「わぁ、あなたもマーファ様のっ!、私もマーファ様の声を聞けた人なんです。ポッテ・トートって言います。よろしくお願いしますね(にこにこ」
男性 「そうか…私はサワゼンという…よろしくな(にこ」
ヌィーダ 「じゃ、さっきのお姉様は幽霊なのかしらァ?」
サワゼン 「そうか…君にも見えたのか」
ヌィーダ 「見えちゃった♪」
レジリスク 「え? なになに? 何かいたの?」
カミル 「ン、何か見えたの?」
ヌィーダ 「あのあたり(二階の窓)に真っ白なお姉様が、ね?」
サワゼン 「今夜の宿ならもう少し行った先に村があるから其処で泊めて貰うといいだろう」
コルドゥラ 「だけども、それだと、えっと、サワゼンが危ないでは無いだか?おらも一応だけども、神官だから、必要なら手伝うだよ?」
サワゼン 「何、心配は無用…それに、下手に刺激したくないのでね…多分、もうすぐなんとかなるはずだから」
レジリスク ちらりと屋敷の中を覗けていいですか?
GM ふむ…ちらっと見たところ…真っ暗ですし…かなりぼろぼろっぽいかな〜くらいしかわからないですね
ヌィーダ 「でもォ、こォんな寒い雨の中放り出すのもひどいんじゃなァい?司祭様?」
サワゼン 「ふむ…では傘を貸してあげよう」ぼろ傘を一つ貸してくれます「それ一つしかないが…まぁ、村はすぐ其処だから」
ヌィーダ 「あらアリガト〜☆」と言いながら、屋敷全体を見てセンスオーラします
GM (…む、そうきたか…)まぁ、黄色い匂いがしないでもないです。微弱ですけど
ヌィーダ 「(なァんかいる感じするわねェ)」サワゼンに聞こえないように小声で
ポッテ 「それじゃ、私達は邪魔にならないうちに急ぎましょうか?」
ヌィーダ 「そうねェ」
カミル 「そうですねー」
レイル 「…そうだな」
サワゼン 「ああ、気をつけてな」 彼は見送ってくれます
コルドゥラ 「おやすみなさいだよ〜!(手ブンブン)」
ポッテ 「サワゼンさんも、お気をつけて」
レジリスク 「うーん…」
ポッテ 「どうかされました?」
レジリスク 「え? あ、いや…あの神官さん、妙に頑なだなぁと思って…」
ヌィーダ 「クサいわねェ。あの家。いるのは間違いなさそうよォ」
ポッテ 「え、家が腐ってるんですか?」
ヌィーダ 「負の匂いが少しするわァ。幽霊がどうのっていうには弱い気もするけどォ」
カミル 「怪しいけど、無理強いはねぇ…」
ポッテ 「確かに、でも、私達が邪魔になるといけませんし…うーん」
コルドゥラ 「大丈夫だよ、もうすぐ終わるっていってただから、大掃除だか、改修工事でもすむだよ、きっと。」
ヌィーダ 「ま、いいんならいいんでしょォ。とにかく早く濡れないところに行きましょォよォ」
カミル 「早く服乾かしたいよ〜」
コルドゥラ 「荷物重いならもつだから、ちょっと皆急ぐだよ〜。」と言いつつ一番敏捷遅いのですが。駆け足駆け足
ポッテ 「そうですね。急ぎましょうか」
GM はい、それでは少し歩くと村に着きます。小さな村ですけど
レイル 宿屋を探します
カミル 「宿屋みたいなのあるかなぁ」(まわりきょろきょろ
GM うい、一軒だけだけどあります。宿屋「ろくでなし亭」と銘打った看板が店先でぶらぶら揺れたぼろっちいお宿が
コルドゥラ ぶふっ…
レイル ろくでもなさそうだ…(笑)
ヌィーダ 「ヤな宿ねェ」(笑)
ポッテ 「他に宿もありませんから…」(笑)
コルドゥラ 「こんばんはだよー、おらたちろくでなし…では無いはずだけども、泊めてくれだよ〜。(ドンドン)」
女将 「あらいらっしゃーい」と紫に髪を染め上げたおばちゃんがお出迎え
ヌィーダ 「ふぅ…。濡れたわァ」ちなみに周囲にセンスオーラ
GM 精霊力に異常は有りませんよ(苦笑)
レジリスク 「こんばんわ〜です〜」
ポッテ 「こんばんはー、もうびしょびしょです。タオルとか貸してもらっていいですか?」
コルドゥラ 「えーっと、泊めて欲しいだ〜、6人、部屋あいてるだか?」
女将 「ふ、あるよ…大部屋に6人?個室に6人?二人っきりでもOKよ…全部で3部屋しかないけど」
ヌィーダ 「ついでに暖かいスープでももらいたいわねェ」
女将 「スープか…ミッソスープしかないけどええかえ…それ以外は…めんどくせえ(ぼそ」
ヌィーダ 「素直な女将さんだことォ」(笑)
女将 「おやおや、嬉しいねぇ(にやり」
ヌィーダ 「………」この女将さん、においちがったりしませんよねェ?(笑)
ポッテ 「なんかこう、透けて見える本音が怖いです…(ぼそっ」
コルドゥラ 「女将、とりあえず、雨宿り出来ればいいだ。料理はきっと、ヌィーダとかやってくれるだ!泊めておくれだよ〜。」
女将 「ふ、我が厨房を使いたければあたしを倒すんだね…見ず知らずに使わせる厨房はありませんぜ」
コルドゥラ 「む…挑戦…うけてたt…たないですだ。うん、保存食しがんで寝るだから、泊めてくれだー。」
レイル 「…ここ、本当に大丈夫なのか…?(ぼそっ」
女将 「クク…とはいえ泊まれるところは此處しかないんですよ…お客さん(にたぁ」
ヌィーダ 「はァ〜あ。変な宿だけど休めるだけいいわァ」
ポッテ 「3部屋あるなら、3部屋で」
女将 「あいあい…ゆっくり休むが良いよ…ヒヒヒ」
コルドゥラ というか、女将、口調が時々、男っぽ…はっ、女装?
ヌィーダ 「一応、武器抱えて寝るわよ(笑)」自分と同じ匂いをかぎとりたい(笑)
女将 「ヒヒ…物騒な客だねぇ…それと女将特性ミッソスープはいらんのかえ?」
コルドゥラ 「食うだ!ミッソスープ食うだ!腹減ってるだよ〜。」
レジリスク 「僕はちょっと欲しいかも」
女将 「くく…喰らうのかえ…いいだろう」 ではミッソスープが出されます…ゴツッゴツっと泡立つ素敵色です
ポッテ 「…ふ、沸騰してません、これ?」
ヌィーダ 「そーゆーときは飲めるまで待つのよォ」(笑)
女将 「沸騰したてがうめーんじゃよ…ささ、ぐぐっと一気にいくがええ」
ポッテ 「女将さんも一杯いかがですか?(ニコッと笑って」
女将 「いやいや…久々の客じゃからな…サービスしないとのぅ…」
カミル 「いただきまーす。うわっ、あちい」(爆)
コルドゥラ 「む…挑戦は受けるだ…(覚悟を決めた顔で)いただきますだ。」飲みます
レジリスク 「…………い、いただきます!」ええ!食いますとも!私は!(笑)
レイル 「…」 恐る恐る一口
GM はい、味の方は(ころころ)15とそこそこ美味しいですね…無意味に熱くて舌が火傷しそうですが
レジリスク 「あ、“意外と”いけるね、これ♪」
レイル 「…熱い」手でパタパタ仰いでます(笑)
カミル 「舌やけどしたよ〜」(けど飲んでます
コルドゥラ 「美味いだ、…うん、えっと、ちょ、ちょっと、雨の中寒かっただから丁度良いだな…(口火傷しかけつつ)」
ポッテ 「わー、みなさん、がんばりますね」飲みやすい温度になったらのみます(笑)
ヌィーダ 同じく(笑)
GM 女将から物凄い視線が飛びますよ…待ってる間(笑)
ポッテ 我慢します!(笑)
ヌィーダ 気にしません!(笑)
暫し味噌汁を啜る一行(ポッテ、ヌィーダ以外)…想像してみると割りとシュールな光景かも(笑)
レジリスク 「ごちそうさま〜(完食)」
ヌィーダ 「あら、これくらいの温度ならのめそうねェ(笑)」やっと飲み始める人(笑)
コルドゥラ 「美味かっただ、ご馳走様だよ〜。すっかりあったまっただよ。」
レイル 「…それなりに美味いな…」 完食
カミル 「ごひほうはま〜(ごちそうさま〜)」
女将 「ほほぅ…ささ、喰ったら寝る…部屋はこっちだぞえ」皆さんが食べ終えるとざかざか茶碗を片しつつ
コルドゥラ 「ありがとうだ〜。」荷物もって部屋へ行きます。そして荷物の手入れして、大人しく寝ます
ヌィーダ 「アタシ一人で寝るのが好きだから、一人で寝るわァ♪三人と二人のお部屋で寝るなら余ったお部屋はアタシが使うわよ♪」
女将 「好きにするがええ…」
この後一行は男部屋(カミル、レイル、レジリスク)、女部屋(ポッテ、コルドゥラ)、その他部屋(ヌィーダ)に別れ、ある者は武器を抱え…叉ある者は無警戒に夜を過ごしました…

第2章 紫屋敷へいらっしゃーい

GM はい、それでは何事もなく夜が明けます。綺麗に晴れ渡った気持ちのいい朝となりました(爽)
コルドゥラ …もの凄い残念です
レイル 平和な朝だ(笑)
GM だって何か起こるわけ無いじゃないですか…ここは一宿屋ですよ…ただの(笑)
レイル 怪しすぎます(笑)
ヌィーダ 女将のキャラ濃いわ(笑)
失礼な…(笑)
ポッテ 「おはよーございます。良い朝ですね。昨日の雨が嘘みたい(にこにこ」
ヌィーダ 「はァい♪オ・ハ・ヨv」 メイクも髪型もきぱっとおっけー!
レジリスク 「おはよー! 昨日はぐっすり寝れた〜?(超笑顔でみんなに」
コルドゥラ 「おはようだ〜。昨日のミッソスープのおかげで良く眠れただよ〜。朝食も頼むだ!」
カミル 「みんなおはよー。」
レイル 「…(ふらふら)」 半分白目でゾンビのような動きをしながら部屋から出てきます
ヌィーダ 「おきなさいっ、気色悪いっ!」すぱこん
レイル 「む…朝か…」
女将 「っち、気持ちの悪い朝だぜ…っととおはようごぜえます(にっこり」
コルドゥラ …男だ、絶対この女将、男だ…
ヌィーダ 誰か胸に抱きつけっ!偽者と見抜けっ(笑)
GM ああ、胸なら膨らんでるよ(笑
ヌィーダ 膨らんでるだけじゃこっちの嘘胸とおなじやけ(笑)
GM はっはっは(笑)
ヌィーダ ちっ…(笑)
コルドゥラ 胸はそれなりに誤魔化し効きそうですが、腰は難しいですよね、きっと。(笑)
ヌィーダ 女将さんの喉仏確認していい?(笑)
GM ああ、女将はマフラーしてます…真っ赤な
ポッテ どんなだー?!
ヌィーダ この季節にか(笑)
コルドゥラ うわ、女将…やりますね!
女将 「ささ、今朝は女将特性パスタでごぜえますよ…クク」今日の出来は13、朝には弱いみたいだな
コルドゥラ 「わーい、まってましただよ〜。」
ポッテ 「マーファ様、今日もお恵みを感謝します(祈ってから食べ始めます」
GM まぁそんな風に貴方方が女将への疑いを深めつつ朝ごはんしてますと宿の前にど派手な馬車がガラガラーっとやってきて
ヌィーダ おや
コルドゥラ 「(もぐもぐもぐもぐ…)…もぐ?」
GM そこからTHE・執事って感じの人が出てきて宿にきぃっと入ってきます
カミル 「ん?」
ポッテ 「(もぐもぐ)」食べるのに夢中で気にしてません(笑)
コルドゥラ 「(まぐまぐもぐもぐごっくんむしゃむしゃ)」同じく
執事 「失礼…こちらに冒険者の方が来ているという通報があったのだが…」
コルドゥラ 通報っ?
GM おっと連絡の間違いだったかな
ヌィーダ 「通報って…アタシ達なにも悪いことしてないけどォ?」
レジリスク 「ふむっ?(ズルズルピタッ)」パスタ口からたらしつつ振り向く
女将 「こいつらですよ〜」と女将が
ポッテ 「あの、こいつら。は酷いと思います…」(笑)
執事 彼はヒタヒタと君達の前へ
ポッテ 「えと、どうかされたんですか?」
コルドゥラ 「もぐもぐ…ん?何か用だか?」
レイル 「…(もぐもぐ)」
執事 「ほほぅ」っと熱い視線をレジリスクに送ります「っと失礼」
レジリスク ……レジーに!?
コルドゥラ 執事って事は…「…あんた、良い髭だな〜。」ちょっと食べるの忘れて見惚れます。(笑)
執事 「私、この村の代官様にお仕えするものでセバスと申します」 優雅に一礼。勿論白髪なんで
ヌィーダ 「明らかに執事なお名前ねェ」(笑)
セバス 「良く言われます(苦笑)…本日は我が主タガ様の使いで参りました」
コルドゥラ 「代官?何か依頼だか?困ってるだったら、受けるだよ?」
セバス 「では、こちらにお乗りになっていただけますか」とど派手な紫色の馬車をさし
コルドゥラ 「はいだよ〜。」(全く躊躇せずに荷物用意しようとします。必要なら止めてください〜。)
ヌィーダ 「まァ素敵♪仕事の詳細は全部代官様から聞けってことねェ?」
セバス 「その通りで御座います(ふかぶか」
カミル 「はーい」(面白そうだから、乗ろうとします)
コルドゥラ ちなみに、装備品も全て持って行きますが、OKですか?
GM 構いませんよ。それではがたごとと揺られる事暫く…代官屋敷に到着。この村にそぐわないんじゃないかな…ってくらい豪華なお屋敷ですが全てが紫色に統一されていて…見ていて気持ち悪くなってきます
コルドゥラ 「おー、凄いだなー…。」(口あけて見惚れます。)
カミル 「うわっ、凄いお屋敷〜」(きょろきょろ)
ポッテ 「う、うわあ…」
コルドゥラ 「…くぷっ…さっき食ったパスタがなんだか…。」
レジリスク 「すごいねぇ……(色が)」
ヌィーダ 「……いーシュミしてるわァ…」
レイル 「…(顔面蒼白)」
レジリスク 「どしたのレイル? 顔色悪いよ?」
コルドゥラ 「(レイルに)ん?パスタに当たっただか?」
ポッテ 「乗り物酔いです?」
レイル 「いや…少し気分が悪いだけだ…」
セバス 「こちらで御座います」とセバスに連れられて屋敷の大広間に通されます
ヌィーダ 「あーもー、しっかりして頂戴」レイルとコルドゥラ引っ張っていきます
GM 勿論ずっと紫紫…また紫という色彩…ああ、大広間の横にはばかでかいアメフラシの像がほこらしげに飾って有ります
ヌィーダ 「目がおかしくなりそうって思ったけど、ここにいたら精神ヤられそうだわァ…(超小声)」
「おー、ゆーたちが件の冒険者デースね」 つるつるに剃り上げたスキンヘッドにきらりと輝く白い歯、年の頃は50過ぎた位。全身これ紫という格好の方が迎えてくれます
コルドゥラ 「んだ、冒険者やってるだ。困ってるだか?」
タガ 「アイムタガ…ヨロシクデス…」
コルドゥラ 「あ、おら、コルドゥラだ、よろしくだよ〜。」(手を差し出して握手しようとしてみます。)
GM では握手…ラベンダーの匂いが移ってきますね
コルドゥラ 「なんだか良い人だ、偉そうで無いだし。困ってるなら積極的に助けるだ!」ラベンダーの匂い移されながら(笑)
ポッテ 「えーと、あの、ところで、どんなご用なんですか?」
タガ 「おお、そうでした…ビジネスの話に移りましょう」むんっと紫色の椅子に腰を下ろし「では、依頼についてお話しマース」
ポッテ 「はい、お願いします」
タガ 「3ヶ月程前の出来事デース」夢見るような感じで…
ポッテ ほわわわわん(SE)
タガ 「実は、村の農民の娘、イレスという娘がいたのデスが…コレが実にミー的にOKな娘でして…早速求婚してみたのデス…勿論OKを貰ったのデスが…」
コルドゥラ 「おお、めでたいだ」
ポッテ 「わぁ、素晴らしいことですね」
タガ 「なんという事デショウ…数日後、彼女は村外れの池に身を投げてしまったようなのデス…池のほとりに彼女の靴と遺書が残されていまシタ」
ポッテ 「まぁ…」
ヌィーダ 「それって、嫌がってたんじゃないのォ?」
レイル 「…(顔をしかめる)」
レジリスク 「やだなぁ、それ…」
ヌィーダ 「で、遺書にはなんて書いてたのよォ?」
タガ 「只一言…『ごめんなさい』と…だが、死体は上がらなかった…故にミーには彼女が死んだとは思えないのデス…」
コルドゥラ 「おお、んだ、希望は捨てないのが良いだ!うんうん」
タガ 「そこで、ユー達には池の捜索をお願いしたいのデス…ユー達冒険者は兎角頑丈デス…まるでそこらの雑草のように…」
コルドゥラ 「うん、頑丈さには自信があるだ。任せるだ!」(胸ドンと)
ヌィーダ 「失礼ねェ。雑草だなんてェ」
タガ 「おっと…これはミステイク発言デシた…報酬としては一人に付き200ガメルお支払いしまショウ…何、ほんの1日ほどで終わる楽な仕事デス。悪くは無いと思いまスガ」
ポッテ 「その池って、広いのですか?」
タガ 「そんなに大きくは有りまセーン…ただ、うちの村のものは代々泳ぎが苦手な上…」
ヌィーダ 「いいけどォ、ちょっとこのあたりの地図が欲しいわねェ。この村と、その自殺の池と、その周辺の建造物が載ったものがいいわァ」
タガ 「ヨロシイ」ではさらさらりんっと地図が出てきます。自殺池の北の辺りに昨日の屋敷が有りますね
ヌィーダ 「アリガト」近いです?
GM 割と近いですね
カミル 「ふーん、池は深いのかなぁ?」
レジリスク 「あの……家族の方から話が聞けたりしませんか?」
タガ 「そんなには深くないと考えておりマス。ファミリーの方は聞いてもよろしいデス…ただし、自分たちでやってくだサイ」
ヌィーダ 「一応確認だけどォ、見つかってもみつからなくても今日一日だけの契約でいいのねェ?」
タガ 「良いでしょう…ただし、手抜きは許さないのデス…お目付けとしてセバスを付けさせていただくデス」
ヌィーダ 「それはかまわないわァ。ただ、見つかるまで何年も200ガメルで縛り付けられるつもりはない、ってコトよォ」
タガ 「ミーも其処まで度量は狭くないのデス」
コルドゥラ 「うんうん男の度量は大事だ。」
タガ 「イエス…漢は度量、金。そしてパーポォデス」
ヌィーダ 「最初しか賛同できないわねェ」
コルドゥラ 「男は筋肉と髭も大事だと思うだ。(ぼそっ)」
レイル 「…大事なのは弓だ…(ぼそ)」
この後、皆で固まって情報収集というのは効率が悪いのではということになり、ポッテ、カミルが村へ情報収集へ、残りのヌィーダ、コルドゥラ、レイル、レジリスクは池の方へということになりました

第3章 復讐の鬼、フルプレートファーザー

GM それではまず村組から行きますね。どうしますか?
ポッテ んーと、適当に野良仕事を休憩中の村人を捕まえます、で良い?
GM じゃ、野良仕事へ行こうとしていた村人Aが捕まりました…中途半端な髭のノーダンディ
村人A 「俺になんかようかい?」
ポッテ 「ええ、ちょっとお聞きしたいことがありまして」
村人A 「ああ、いいけどなるべく手短に頼むよ…仕事があるんでね」鍬を見せ
ポッテ 「ええ、分かりました。最近、ここで池への投身事故があったと聞いたのですけど理由の噂って、聞いてます?」
村人A 「ああ…イレスのことか…これは内緒にしてくれよ…といってもまぁ噂程度でしか無いんだが…」
ポッテ 「ええ、守秘義務は護ります」
村人A 「ぶっちゃけ…やだったんだろ…あの紫ハゲが…」
ポッテ 「…(遠い目をしている)…そんなにあの人、なんというか、問題のある人です?」
村人A 「あのおっさんもう50過ぎだぜ…しかも悪趣味だし…ただな…それでも代官なんでな…俺達ゃさからえないんさ…余程無理いわれんかぎりはな」
カミル 「ぶっ、ぶちゃけやがった(ぼそり」
村人A 「だから内緒って言ってんだろ…あぁん(じろ」カミルをねめつける様に
ポッテ 「…ま、まあ、秘密にしますから、落ち着いて」(笑)
村人A 「ああ、すまんな…最近一寸虫の居所が悪くてな(苦笑」
ポッテ 「牛乳を飲むといらいらも収まります(にこにこ。ところで、そのイレスさんって、どんな方だったんですか?」
村人A 「良い子だったよ…優しかったし…美人だったしな…スタイルもこぅ…ぼんっきゅっぼんだったしな…勿体無いよなぁ」一瞬鼻の下を伸ばしつつ「早くに母親を亡くしてな…オヤジさんも堪えただろうな(嘆息」
ポッテ 「…(トオイメをしてる」(笑)
カミル 「美人だったんですねぇ。ひと目見たかったなぁ」あのー、イレスさんの似顔絵作成したいです
GM 似顔絵描くならシーフ+器用でどうぞ
カミル (ころころ)16
GM お、ではかなり上手にかけましたね…細面の美人さんです。髪はセミロングくらい…泣きぼくろが印象的かな
ポッテ 「わぁ、上手ですねっ」
村人A 「あんた絵上手いんだな…イレスさん…(ぐす」
ポッテ 「そう言えば家族の方、いらっしゃるのですか。家を教えてもらっても?」
村人A 「ああ、そこを曲がった先の煙突のある家だよ」
ポッテ 「ありがとうございます。家族の方って何をされてるんですか?」
村人A 「鍛冶屋だよ…俺の鍬もオヤジさん製さ」
ポッテ 教えてもらった家族の家に行きます
GM はい、それではイレスさんが住んでいた家です。煙突から煙も出ておらず…なんだかひっそりとしています
ポッテ 「静か…ですね」
カミル 「う…ん」
ポッテ 「えーと、誰かいらっしゃいますか?」ドアをノックしつつ
GM はい、ノックすると暫くして
「どなたかな…」と憔悴した感じのオジサンが
ポッテ 髭はありますか?
GM 無精髭なら…ってかポッテちゃんも髭基準ですか(笑)
もう一人のドワ娘、コルドゥラの男女の基準は髭のある無しなのです(笑)
ポッテ いえ、見た目で判断できます(’’)(。。)(笑) 「えと、お邪魔します。少々お聞きしたいことがありまして」
オヤジさん 「あんたら…なんなんだい?鍛冶の仕事ならお休み中だよ」 しょんぼり
ポッテ 「お仕事じゃなくて…あの…その…娘さんの…ことなのですけど(もごもご」
オヤジさん 「ああ…イレスの…」オヤジさんのどよーんオーラのレベルのギアが一段階入りました…
ポッテ 「生前仲良くされていた方、とか、思い出の場所とか…そういった場所を教えていただいても?」どよよーんオーラが感染しました
カミル もうすでに感染中
オヤジさん 「…なんでアンタラに話さなきゃならんのですか?」オヤジさんちょっと不機嫌
ポッテ 「…死体がまだ見つかってない。もしかしたら、まだ生きてるかもしれないとそう思って、探させてもらっているのです」
オヤジさん 「…ふん。気休めなら止めてくれ…あの娘が無事なら…私に…私に連絡しないはずがないじゃあないだろぅが」ぶわぁっと押さえ込んでいた涙が…オヤジさん、漢泣き
ポッテ 「もしも見つからなかったとしても、綺麗なお墓でゆっくりと眠らせてあげたい。そう思いませんか?」
オヤジさん 「ああ思うさ…凄い思うさ…ただ…遺体すら見つからないんだぞ…あの娘は…あんな良い子が(しくしく」
ポッテ 「だから…探したいですよね?。協力してください!」
オヤジさん 「…んく…あんたら…あのこをみつけてくれるのか…」 涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で
ポッテ 「だから…探したいですよね?協力してください!」
オヤジさん 「わかった…私の知ってる事なら…なんでも話そう…ぐす…」ちーんっと鼻をハンカチでかんで
ポッテ 「それで、生前仲良くされてた方。思い出の場所だったりなんですけど」
GM オヤジさんが言うにはまず仲良くしていた方ですが…サワゼン司祭です…彼とは幼馴染の関係で…随分仲がよかったようでした…
ポッテ 「え、サワゼンさんと。それはさぞ悲しんだことでしょうね」
オヤジさん 「ええ、彼も辛いんでしょうなぁ…娘がいなくなったあと…仕事に逃げたんでしょうか…あの館の幽霊を退治するといってもう3ヶ月も頑張っとります」好きな場所ですが…子供の頃は結構やんちゃだったようで…肝試しと称して…あの館に入り込んでいたいたらしいです
ポッテ 「そうですか…3ヶ月も」
オヤジさん 「ええ…それに比べて私は…」再びどよーんと
ポッテ 「イレスさんが、今の姿を見たら、きっと悲しみますよ」
オヤジさん 「わかっちゃ…分かっちゃいるんです…でも…私にはもうあのこしかいなかった…早くに妻を亡くした私をあのこは良く支えてくれた…」
カミル 「お気の毒に…元気を出してください」
オヤジさん 「あのこの花嫁姿を見るのだけが楽しみだったのに…あの…あの…紫ハゲが…」ゴゴゴゴゴと
カミル 「(絶対に依頼主のことは言えないなー(’’)と思っている」
ポッテ 「イレスさんが胸を張って、自分の父親のことを誇れるように、オヤジさんも出来ることをしてください。私達も、できるだけのことをしますから」
オヤジさん 「…っとすいませんなぁ…ああ、わかってはいやす…」
カミル 「あ、あのっ、紫はげって誰です?(しらっと」
オヤジさん 「…言わなくても分かってるんでしょう…あの子の為に…私が…最後に出来ること…」ゴゴゴゴゴ…
ポッテ 「あの、最後って決まったわけじゃありませんから…(だんだんと声が小さく」
GM オヤジはすっくと立ち上がり…奥へ…暫くしてがしゃんがしゃんっと…
外野の
コルドゥラ
…オヤジさんが、レッドゾーンはいりかけてますー!と、止めて、止めて--ーーー!武器防具装備してそう!(笑)
GM はい、復讐の鬼フルプレートファーザーとなって出てきます
オヤジさん 「ありがとうごぜえます…お陰で覚悟が出来やした」
カミル 「ちょっと、おやじさん。待ってください〜」
ポッテ 「ちょ、え、待ってくださ…」
オヤジさん 「あんたは俺に勇気をくれた…まさに天使だ」目がいっちゃってますね
ポッテ 「…それは、勇気じゃありません!マーファ様は、無益な争いを望んでおりません」
オヤジさん 「大丈夫…あのこもわかってくれます」がしゃこん、がしゃこん
ポッテ 「イレスさんは、誰かが傷つくことを望むような人なんですか?!」
オヤジさん 「だが…俺にはもうこれくらいしか…」フルプレート、ストップ
ポッテ 「あなたが、罪を負うことを、イレスさんは望んでいるんですか?」
オヤジさん 「…」
ポッテ 「イレスさんがあなたに望むことは、鍬を作って、村人の人たちを助ける、そうじゃないんですか?」
オヤジさん 「…私に…また鍛冶屋として働けと」
ポッテ 「そうです。復讐なんて、だれも喜びません。ただの自己満足です。それを忘れないで下さい」
オヤジさん 「わかりやした…貴方に免じてこの復讐心…暫しの間眠らせておきやす…」
外野の
コルドゥラ
…諦めて無い、オヤジさん、諦めて無いーー。(笑)
GM まぁ程良くオヤジさんの復讐心が眠った所でカメラを切り替えますね…では、池組、君達の前にはそこそこサイズの池が有ります
コルドゥラ 水の澄み具合はどんなものでしょうか?
GM 割と澄んではいます。所々に魚影が見えますね
ヌィーダ 「これでみつからないなら、いないんじゃなァい?」
コルドゥラ 「流石に、3ヶ月前の自殺の形跡…なんて判断できないだかなー?」
セバス 「そこはほら、一つKIAIでお願いします」貴方達の後ろにはセバスがぴしっと立ってます
コルドゥラ 「流石に、3ヶ月前の自殺の形跡…なんて判断できないだかなー?」足跡とか、みれますか?
GM 3ヶ月前なんでそんなの無いです。入って探す場合は冒険者+筋力で頑張りましょう…やや特殊な措置ですけど
ヌィーダ 筋力かぁ…
レジリスク もしかして、失敗するとおぼれたりします?
GM うい、その達成値いかんによって溺れたり何かが見つかったり魚にかまれたりと色々起きますとだけいっておきましょう
筋力は割りと得意らしくとりあえず全員、池に入ってみることにした一行
一同 (ころころ〜)
GM あ、10が一人…えーではまず10のヌィーダ
外野の
ポッテ
じーえむが楽しそうだ(笑)
GM 貴方は溺れかけた上…お魚さんにぱくっと噛まれます
ヌィーダ 池で溺れるの二回目ーーーーーー?(汗)ピラニアがいるよ!?
コルドゥラ がんばって噛みかえしてください!(笑)
GM 問答無用でダメージは12…鎧なし0レーティングで一度だけ防御どうぞ
ヌィーダ (ころころ)5点止めてHP12/19
GM 危険なお魚がいるから村人は入れなかったんですよ
ヌィーダ そーゆー情報は寄越しとけ紫ハゲーーーーーーー!
GM (言おうとはしたんだけどね…)聞いてませんでしたからね…(さらり
ヌィーダ 噛んだ魚捕まえて上がる。塩焼きにして食ってやる
GM お好きにどうぞ(笑)。で、12のレジリスク君はこれといって被害も見つけたものも無し…
レジリスク 「うーん、よくわかんないや……(ザバー)」
GM 続いて14の残りお二人、池の底にてきらりと光る物発見…
コルドゥラ 「なんだー?」取りに行けますか?
GM ガメルのようですね。1d6分あります
レイル 「これは…」(ころころ〜)10ガメルゲット
コルドゥラ (ころころ〜)あ、50。食費くらいは浮いたっぽいです
GM ついでに断言できる…ここには何も無い…と。隅々まで頑張ったけど。勿論遺体なんて論外
レイル ガーン
コルドゥラ そんな気はしてましたけどもねー…
レイル 「ヌィーダ…大丈夫か?(10ガメル握り締めて)」
自分で出しておいてなんだが…いじましいぞ、レイル(笑)
ヌィーダ 「こっち見ないで頂戴」頭からタオル被って顔隠してる。メイクアップの時間をください_| ̄|○(笑)
GM 因みに君達(ころころ)うん、6時間も頑張った
コルドゥラ ええええっ…
レイル Σ
レジリスク エ、エルフになんて肉体労働をっ!
ヌィーダ 「(サカサカサカ)」 メイクアップ中
GM いやぁ冒険者って頑丈デスね(爽)
レイル 6時間頑張って10ガメルですか…(笑)
ヌィーダ 「ふぅ」化粧完了
コルドゥラ 「ヌィーダ、折角の美人が台無しだ〜。とりあえず回復もするだよ〜。」ヌィーダさんへキュアかけます〜。(ころころ)4点回復
ヌィーダ 「アリガト〜」生命16/19
セバス 「それで…いかがだったでしょうか?」
コルドゥラ 「今の所、なにもみつから無かっただ」
セバス 「そうですか…いえ、わざわざ有難う御座いました…私としては見つからなくても良いのです…幾ら美しいとはいえお代官様は執着しすぎですから」穏やかに微笑み
ヌィーダ 「あらァ、アナタもアタシと同意見なのねェ」
コルドゥラ 「ん?そんなにだか?でも、3ヶ月もほっといたんでは無いだか?」
セバス 「放っておいたというよりは…手段が無かったというのが正しいかと…こんな辺鄙な村にやってくる冒険者などほぼ皆無ですから。良い機会ですし貴方方はしっかりと仕事をこなしていたと報告させて頂き、タガ様には諦めて頂きます」
ヌィーダ 「アリガトv助かっちゃうわァ♪」
コルドゥラ 「それは頼むだよ〜。でも、一体、どこへ遺体が消えただかな?…魚にくわr…なんでも無いだ」
セバス 「そうかもしれませんね…あの娘には可愛そうな事をしました…(しみじみ」
コルドゥラ 「何が可哀想だか?」
セバス 「幾ら代官様の望みとはいえ…余りにもお年が違いすぎます…それを儚んでの自殺でしょう…それを思いやっただけです」
レジリスク 「あ、やっぱりセバスさんも無茶だって思ってたんだ…」
コルドゥラ 「あー、年、そんなに違うだかー。…良く分からないだけども、自殺するくらいだったら、張り手かまして逃げ出す方が良いだよなー。(頷き)」
セバス 「そのような事は恐らく出来ないでしょう…権力というのは貴方のお考え以上の力が有ります」
ヌィーダ 「さァて…セバスおじ様はこれからどうするのかしらァ?アタシはちょっと休憩後の散歩に行きたいんだけどォ…」
セバス 「ええ、どうぞ」
コルドゥラ 「ん?報告しにいかないだか?ヌィーダいかないのだったら、おらたちだけで行ってくるだか?」
ヌィーダ 「アタシはちょっとあっち(北の方)にお散歩♪報告は任せるわァ♪」
レジリスク うーん……レジーも行こう。なんか心配だし
レイル レイルも行きます(笑)
北の屋敷に散歩に行くと言い出したヌィーダを心配(?)し、レジリスクとレイルの二人組がついていきます。残ったコルドゥラはセバスと共にタガに報告、報酬を貰いポッテ、カミルと合流、自分達も屋敷へ向かう事に…

第4章 姉になれたら

GM はい、それでは一足先にお屋敷に着いたヌィーダ、レイル、レジリスクの3名からいきましょうか。流石にそろそろ夕方くらいになってきます。お屋敷は昨夜と同じように良い感じに廃墟っぽいです
レジリスク 「サワゼンさん、まだいるのかな…」
レイル 「…」
ヌィーダ 「コンニチハー♪」ノックしよう(笑)ついでにセンスオーラもね♪
サワゼン 「む、し、暫しマテ」ちょっと焦ってるような幹事の声で…センスオーラのほうはやっぱり黄色い感じがします
ヌィーダ 「どォしたのォー?なにかあったァー?」トントントトントン♪
サワゼン 「や、い、今は不味い…」何やらしゅるしゅると衣擦れの音…
ヌィーダ 「なにかしらァー?玄関でお着替えー?」(笑)
サワゼン 「す、少し待ってくれ」 衣擦れ音が始終しっぱなしですが…律儀に待つ?
ヌィーダ 「あらァ、手が滑っちゃったァー♪」筋力19でどーんとドア叩く(笑)
GM ではぼろドアはあっけなく吹き飛んで…ヌィーダの眼前には玄関の少し先の部屋のドアが開いていてそこに今ゴスロリを必死で脱ごうとしている…そんなサワゼン司祭(強面の成人男性)の姿が…固まってますね
外野の
コルドゥラ
(PLの素に戻って)えええええ、ちょっと待ってっ、何事っ?
ヌィーダ 「……………(絶句)」
レイル 「…っ(覗き込み…絶句)」
サワゼン 「……だ、だから待てといったのに」 頬を染めすっと目を逸らし
レジリスク 「…………えっと………(な、なんか言わなきゃ)………お、お似合いです!」
外野の
ポッテ
←お似合いです発言に爆笑。く…、惜しいことをした。こー、マーファに絶望できたのに(爆
サワゼン 「違う、嬉しくない。というか誤解だ…」
ヌィーダ 「嘘はやめたほうがいいと思うわァ…(汗)」
サワゼン 「私にこんなものを着る趣味は無いんだ…これは全てマーファの為なんだ…」慌ててまくしたてます
レイル 「…趣味は選んだ方がいいぞ…(汗)」
ヌィーダ 「マーファ様はァ…生産性のない愛は許してくれるのかしらァ…?」
サワゼン 「違う、話せば分かる」で、そんな風に言い争っていると…
「司祭さーん、もう着替えたの〜?」と二階からとてとてと一人の女性が降りてきます
レイル 「…?」
ヌィーダ 「あらァ?」その女性を見ます。センスオーラも
GM ああ、黄色いですね…明らかに憑かれてます。で、そろそろ残りの3人も合流していいよ〜
サワゼン 「こ、こらアンスリウム…まだだと…」司祭は慌ててます
ポッテ 「こんにち…(かちーん」サワゼン司祭を見て
カミル 「ん?げ…」(ひょっこりのぞきます)
コルドゥラ 「お邪魔しますだよー、ここにヌィーダたちきてないだかー…ん?何事だー?」ドアから入ってきますー
ポッテ 「あ、あの…、その格好は?」
サワゼン 「い、イレスを救う為だ」そっぽを向き…
アンス 「だぁって暇なんですもの〜…あら?」君達に気付き「こんにちは(にっこり」スカートの裾を上げ優雅に一礼
コルドゥラ 「あ、はじめましてだ、こんばんはだよ〜。(手振り)」
ヌィーダ 「こんにちはァ♪」
ポッテ 「こ…こんにちは?」お辞儀を返す
レジリスク 「こ、こんにちわー…(ぎこちなく」
カミル 「えっと、こんにちはー」
GM アンスリウム譲はにこにこしてます…
ポッテ 変な芸名みたいになってる(笑)
ヌィーダ 「ところで、ポッテちゃん、コンドゥラちゃん、ちょーっとお話が♪」素早く二人に駆け寄って黄色いオーラなの伝えます
コルドゥラ、ポッテの両名はそれぞれブラキ、マーファのプリーストです
コルドゥラ 「…あんでっと?それは…たい…じ…良い人みたいだよ?あ、でも退治…。」(神官として葛藤中)
サワゼン 「こうなってはしょうがあるまい…皆さん…少々お待ち願えるか…とりあえず着替えてから本当のことをお話します(嘆息」
ヌィーダ 「ええ、是非着替えてちょうだい(笑)」
ポッテ 「そ、それは…ちょっとみるに辛いので、賛成です」(笑)
コルドゥラ 「着替える?そのままでは駄目だか?ちゃんと着れば良いだよ?」
レイル 「…(まだショックから立ち直れない)」
ポッテ 「同じマーファの神官として、性別には真っ直ぐ生きるべきだと思うです」
ヌィーダ 「…(ぐさ(笑))」
コルドゥラ 変な所で違う人がっ!(笑)
GM では、司祭は一旦奥の部屋に引っ込みます…しゅるしゅると…衣擦れの音が…部屋には君達とアンスリウムが残されます
カミル あ、アンスリウム嬢は可愛いですかー?
GM ああ、ボディはカミルの描いたイレスさんだから可愛いというよりは美人…でも仕草はとても幼いです
ポッテ ほむほむ
GM では、10分後…僧服に着替えた司祭が出てきます
レイル 着替え長いな(笑)
ポッテ 「で、えーと、お話をお聞きしますけど…(ちょっと不審な目で」
ヌィーダ 「全部聞きたいわねェ。あの紫ハゲには報告しないから」
サワゼン 「はい…全てをお話しましょう…」司祭様が言う事には…

・自殺しようとしていたイレスをなんとか止め、狂言自殺を装った後、あの屋敷に匿った
・幽霊の噂(実はあった)については人避けの為に広めたらしい
・ところがどっこい本物の幽霊がいたらしく…イレスさんはとりつかれてしまったんだそうな…
・どうやら魔法王国期の少女の霊だったらしくやたら強くて自分では除霊できなかったので
・彼女の話を聞いてみたところ…どうやら魔力は強かったのですが内面は幼かったらしく
アンス 「あたし…おねーさんが欲しいんだ…一晩でいいからお姉さん役を演じてぎゅーってしてくれるなら…多分、思い残す事は無いと思う」

・とのこと。頑張らなあかんかったんだけど流石に女装(ゴスロリ)するのは物凄く恥ずかしい…
・なので今までドレスを着ても恥ずかしいと感じないように羞恥心を克服する訓練をしていたらしい
サワゼン 「と…言う訳なのだ…こ、今夜上手く行ったら…その後はオヤジさんと連絡を取って…イレスともども何処かへ移住させる気だった…」溜息混じりに
ポッテ 「…お疲れ様です(肩を落として」
カミル 「…(何も言わず肩ぽむ)」
コルドゥラ 「…なんだか良く分からないだけども…苦労しただな。(肩をポンと叩く)」
ヌィーダ 「ええと……、アタシじゃ、だめェ?」(笑)
アンス 「うーん…」
ヌィーダ 「(にっこー)」(笑)
コルドゥラ 「なんだー、そんなことだったらおらがー…って、背、おらのがちっちぇえだ…。」
ポッテ 「私が…って、私もダメですよね」(笑)
GM ポッテちゃんたちだとちょっと背丈がね(まぁ、それでこの人選なんだけどね…)
アンス ヌィーダをじぃーっと見つめ…「ごーかく〜♪」にこにこと
ヌィーダ 「ほら、おねーちゃんのとこにいらっしゃァ〜〜い♪」両手広げ(笑)
アンス 「わーい…」ヌィーダに抱きつきます
ヌィーダ 弟妹がいたから慣れてる(笑)
アンス 「ずっと…ずっと寂しかったの…パパもママも…蛮族に連れてかれて…」
ヌィーダ 「いい子ねェ、アンスリウム♪」頭なでなで「そう…。アタシもねェ、ママが死んじゃって弟と妹ともはぐれちゃって…。おんなじねェ…」珍しく感傷的
アンス 「…ひっく…ひっく…うわーぁぁぁぁん」堰を切ったように泣き始め
ヌィーダ 「よしよし、いっぱい泣いていいのよ、アンスリウム」
コルドゥラ 「(ぐずぐず)」もらい泣き中
レイル 「…」
GM 彼女の父と母は幼い彼女を地下室に匿う事で一時的に難を逃す事ができました…ただ、残念ながら自分たちは助からず…そして…地下で親を待つ少女が一人で生きていけるはずもなく…そのままホーントとなってしまったようです…つっかえつっかえ言う彼女の言葉から察するに
ヌィーダ 優しく抱きしめて全部聞いてあげますよ
カミル 「…(目頭ジーン」
レジリスク 「(うるるん)」
コルドゥラ 「大変だっただなあ・・・うんうん、頑張って、ちゃんと待ってたんだなー、偉いだー。(ぐずぐず)」頭撫でたい気分です〜
GM 暫く抱きしめてもらったら満足したのでしょう…
アンス 「ありがとう…おねえちゃん…」 とだけ最後に遺し…アンスリウムの体はすっと脱力します
ヌィーダ 「おやすみ、アンスリウム…」少し涙ぐんで(笑)
GM 暫くすると…「…ん」っと体のほうは目を覚ましますね…「…あ…その」まだ抱き合ったままですので
ヌィーダ 「あら…おはよう、大丈夫?」(笑)
イレス 「ええ…僅かですが意識はあったので」苦笑しつつ離れます
ヌィーダ 「あとは司祭様にお任せするわァ」(笑) 離したげる
ポッテ 「良かった…本当に」
GM えー司祭とイレスの間には微妙な空気が漂ってます。それではエンディングに入りますね〜
一同 はーい
GM その後、司祭の目論見通りイレスとイレスの父は彼とともに何処へかと旅立っていきました
代官の方は相変わらずですが…セバスがきちんと補佐をしているようなのでもう暫くは大丈夫でしょう(笑)
良く晴れたその日…本当の廃墟となったある屋敷の地下では…今でもある少女の思い出だけが残っています…
おしまい

GMの独り言

○前回のリプレイあげてからまだ1週間とたってませんが月光2回目のセッションですはい…ここの人達は反応早くて助かります。元ネタの方は途中でヌィーダのPLさんに看破されてしまいましたがあの長寿時代劇『水戸黄門』からとっております。やっぱり有名所だとすぐにばれちゃいますね…次はもう少しマイナーなとこ突いていきますか(苦笑

○PLさんの感想を聞いてみた所全員『NPCが濃い』と言われてましたが…そんなに濃かったかな…ちょっと出てきたの並べてみると

サワゼン マーファ司祭、イレスを救う為に3ヶ月女装の特訓
女将 沸騰味噌汁などをPL達に振舞った…無意味に怪しい言動と赤いマフラーがチャームポイント、コルドゥラPLがやけに気に入ってました
代官タガ あの村の代官…通称紫ハゲ
執事セバス タガに仕える老執事。言動は極めてまともだったが実は尖り耳ふぇち(笑) これがレジーをじーっと見てた訳
村人A ただの村人A、カミルにガンを飛ばしPL諸氏から『微妙に濃くなってきてませんか?村人Aさん?』と言われた
親父さん 娘を亡くしてめそめそしていた…ポッテに勇気付けられ復讐の鬼と化しかけたが彼女に推し止められた
………まともな人…いないような気がしてきました。因みに女将は完全にアドリブです(笑)

○人選
 月光華亭ではその性質上セッションを起すとかなりの人数が参加希望を出してくるので選考に結構悩まされます。でも、今回は元々『誰かに最後女装して頂こう。出来れば女装キャラ、ヌィーダがいいな』という理念の下(嫌な理念だ)に作ったシナリオなのであっさり決まりました(笑。内訳:男3人、ドワ女2人、女装1人といった感じ。割と綺麗に収まってくれたので嬉しかったです

と今回はこんな所でしょうか。今回はこの辺りで失礼します。ではでは〜
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