『闇色の絵本』

プレイヤーキャラクター
イングリッド 筋力24のガネード最終兵器なお嬢様
オフェーリア イングリッドにお仕えするモノクル付けたメイドさん、ラーダ神官
コルドゥラ 一人称『おら』の田舎っ子ドワーフ…天然系。その生命力は脅威であり不落の要塞染みてさえいる
ファルコ ロマールからやってきた粋な商人…やんす言葉と薄い頭髪がチャームポイント
ルメリア 女魔術師、やや自滅系
レイフォニア ひらがなエルフ…少々ドライな面有り

第1章 仲介料っておいくらか?

第2章 調査開始

第3章 黒い絵本の持ち主

第1章 仲介料っておいくらか?

GM 舞台は陽光眩しい北の海に面したバイカル。君達がいるのは第1話にも出てきたそのバイカルの片隅の冒険者の店『海の藻屑亭』。今日も今日とてからっと晴れて無意味に暑い…そんな平和な午後3時…やっぱりそろそろおやつな時刻
イングリッド 「2千飛んで67、2千飛んで68、2千飛んで69…!」では、裏庭で剣を無心に振るってます
ファルコ 「なにか良いおやつになるものでもないでやんすか?」
マスター 「…うむ」どんっとファルコの前にバナナが
レイフォニア 「ん〜……あ、わたしもおやつよろしく〜」椅子から起き上がる。オヤツの時間帯だと腹時計が(ぇ
コルドゥラ 「おらにもバナナー。バナナに合う酒とか有るだかー?」
ファルコ 「ではおわけするでやんすよ」房から一本ずつ渡します。レイフォニア殿、コルドゥラ嬢
オフェーリア 「じゃあマスターの手伝いでもしてよう」
マスター 「ならまず厨房の奥の棚にエールがあるから持ってこい」
オフェーリア 「畏まりました。(すっとキッチンに引っ込んで取ってくる)それで、いかが致しましょう」
マスター 「そこのドワーフに浴びせるほど注いでやれ」
オフェーリア 「畏まりました。(コルドゥラに注ぐ」
コルドゥラ 「わーい、こっちこっち〜…つめたっ。(涙)」
ルメリア 「あ、カルアミルク頂戴ー」
マスター 「うむ…」 いそいそと厨房へ…数分後大ジョッキでカルアミルクがどんっ
ルメリア 「……(黙って飲む)」←結構酒強い
コルドゥラ 「…がふっ。なんだか直接注がれただよ?おら何もしてないだよ?(びしょびしょ)」
オフェーリア 「マスターがそうしろと仰るので…」
マスター 「うむ、海のドワーフは皆そうやって飲むもんだ」
コルドゥラ 「ぐっすん…洗い流す水、おくれだよ〜」
ルメリア 「あとでお風呂借りましょうね」
GM とまぁ貴方達はおやつな時間を体感してるわけですが…んっとイングリッドは裏庭にいるんだっけ?
イングリッド ですよー
GM んじゃ、剣振ってる貴方は藻屑亭に1人の女性がすたすたと入っていくのが見えますね。思いつめたような感じ
イングリッド 横目で一瞥、その後また剣を振り始めます
GM うい、ではからんっとドアを開けて藻屑亭にその女性は入っていきます
ルメリア 「……?」ちょっと気にする
レイフォニア 「んー?(もぐ」口にバナナ含みつつ
オフェーリア 「いらっしゃいませ。人生これからです、早まらないでくださいませ」
どんな挨拶だよそれは(笑
女性 「は…はぁ?」彼女は一瞬オフェの言葉にぽかんっとしますがすぐに気を取り直したらしく「あの…ここ…冒険者の店ですよね…」割と高級そうな衣服を身にまとってますね
オフェーリア 「左様でございます」
ルメリア 「(大量のカルアミルクと格闘しつつ女性の様子を伺う)」
女性 「その…一つ仕事をお願いしたいんですが…」店の人だと思ったらしい
レイフォニア 「おしごと?(ごっくん」
オフェーリア 「畏まりました。どのようなご相談でございましょう」
女性 「あの…人探しを…お願いしたいんです」
オフェーリア 「では、この所定の書類に住所とお名前、概要をご記入ください」
GM 女性はいそいそと提出された紙に書き始めます。因みにマスターはオフェに任せるみたい…厨房へ引っ込んでいく
ファルコ 「!煤@うわ。マスター男らしいっってか不精者でやんす…(こっそり苦笑」
ルメリア 「(そして女性の様子を見ている)……マスター、仕事しないと仲介料金とれないわよ(ぼそり)」
マスター 「その辺はどーにでもなる…どうせ道楽でやっとる店だ」
ルメリア 「ああ、そうなの…(脱力)まあいいか」
イングリッド 「2千、499、2千、500!」と、目標に達成「ふぅ…今日はこの辺にしておきましょう…」と言って疲労した感じにみんなの方に戻ろう…汗だくの薄着で
コルドゥラ 「お帰りだー!暑かっただなー」
ルメリア 「あら、おつかれ。何か飲む?」
イングリッド 「冷たいお水を一つお願いしますわー」
ルメリア 「はい、どうぞ。水分補給は大事よね」カウンターまで行ってマスターからもらってきます
イングリッド 「特に暑い季節ですので…(貰ったお水を被りながら飲む)…大切ですわー」
GM まぁ、イングリッドとルメリアがだべってる間に書き終わったみたいだね。名前はクフェア、住んでるとこはバイカルでも割りと治安とかの良いとこです。概要は『いなくなった姉を探して欲しい』とのこと
オフェーリア 「仲介料は1000ガメルほどになります」
クフェア 「1000ですか…割と掛かるんですね…仲介って」
コルドゥラ 「そんなもの要りませんだよ。(背中ばふっ)」
ルメリア 「ここで突っ込むべきなのかしら……」
ファルコ 「……(いそいそとシャツのボタンを上まで留めたり、身づくろいして髪の毛を撫で付けたりしてます)」脇から頭頂部にぐい〜っと
オフェーリア 「よく分からないので至極適当に数値決定いたしました次第でございます。マスター、いくらでございますか?」
マスター 「ならば1000でよかろう…」
レイフォニア 「……あばうと、だねぇ」
オフェーリア 「では1000ガメルとなります」
クフェア 「あ…はい。(いそいそとオフェに1000渡し)えっと詳しい話とか…したいんですけど…引き受けてくれるのは?」 店を見回し…今君達だけね
オフェーリア 「尚、ご依頼はそこにいる方々がお受けになると思われるのでそちらにもお話くださいませ」
ファルコ 「……(こっそり靴の汚れを払ったり、身づくろい継続中)」
クフェア 「…女性ばっかりですね…(ぼそ」
オフェーリア 「ご不満でございますか?」
コルドゥラ 「はっ、おらの可憐な容姿に不安を持ってっ?…るわけ無いだなー。(やさぐれ)」
ルメリア 「大丈夫、強い戦士とか魔法使いとか揃ってますから」
レイフォニア 「……まあ、ゆいいつのだんせいが、このちんちくりんだから、ふあんになるのはわかるけど(ごくごく」かなり酷いこと言って見る(笑
ファルコ では身づくろいしたファルコが爽やかにスマイルを(笑
クフェア 「いえ、そういう訳じゃ」じゃ、こちらもぎこちなくだけど微笑もう
ファルコ 「ご心配に及びません。人探しはあっしらの最も得意とする分野でございますよ。失礼でやんすが…マダム?レディ?」
クフェア 「レディですよ(苦笑。では、お仕事の話をしてもよろしいでしょうか?」表情を一変させ
コルドゥラ 「いいだよ〜、あ、とりあえず座るだ〜。(椅子ずりずり)」
オフェーリア 「(床に跪く)書類に寄ればお姉様をお探しであるとか」
クフェア 「はい…行方不明になった姉を…探して欲しいんです」薦められた椅子に座り
オフェーリア 「外見・特徴などをお話いただきたくございます」
ファルコ 「ほうほう。何時頃から連絡がとれないのでやんすか?」
クフェア 「外見は姉妹という事もあって私そっくりだとよく言われます。ただ、姉は視力が弱くて眼鏡をかけておりました。行方がわからなくなったのは5日程前からです」
オフェーリア 「お心当たりなどはございますか?」
クフェア 「いえ、残念ながら…姉は…魔術師で…街の外れの塔に住たのですが…書置き等もなかったし、持ち物も無くなってなかったので」
レイフォニア 「まちのはずれのとう〜?」
クフェア 「はい…ドアも…内側からチェーンが降りてて、開けようとした時、大騒ぎになったんです…窓もしっかり戸締りされてたし」
ルメリア 「……施錠された室内からいなくなった、か…」
オフェーリア 「それは奇妙でございますね。隠し扉などは?あるいはいずれかの通路に魔法の跡などは?」
クフェア 「いえ…その手の類のものは…」力無く首を振り
オフェーリア 「ならば外から仕掛けて鍵をかけたということでございましょうか」
クフェア 「わかりません…ファリスにも届けましたけど…最近、女の人が行方不明になるという噂もありますし…姉ももしかしたら…」そう言って彼女は俯きますね
レイフォニア 「……うわさ?」セージOK?
GM 平目含めてOKですよ〜
一同 (ころころ〜)
GM ルメリアとオフェはかなり詳しく知っているようですね…他の人は知らない。項目別にあげていくと

・原因不明の行方不明事件
・現在の行方不明者は5名。共通項は全員女性である事
・内訳はマーファ神殿のシスターアリエス、主婦のバーバラ、カミラ、ディアナ、魔術師のエリス(依頼人の姉)
・どれも書置きなどは一切無し
・叉、持ち物、財布なども残っている為強盗事件などではない様子
ルメリア 「お姉さまの、魔術師としての実力の程は…?」
クフェア 「研究肌なタイプなので…魔術師の腕は殆ど…」ソーサラー1、セージ3くらいかな
ルメリア 「では、自分で魔法を使って姿を消したという線は薄いか、な?(小声で思考中)」
コルドゥラ 「えーっとえーっと、最近姉さ、怪しい持ち物とか、どこかで手に入れたりとかーとかー?そんでそれに吸い込まれて閉じ込められたりとかー(何か昔話等思い出してるらしい)」
クフェア 「多分、無いと思います。絶対とは言い切れませんが」
ファルコ 「ほむほむ…少々立ち入った事をいくつか伺ってよろしいでやんしょうか……。あっしは魔法使いさんの暮らしには詳しくないんでやんすが、何か定期的な収入とかご商売はございやしたか?」
クフェア 「実家が裕福なので…収入とかについては…そちらに頼っておりました」
ルメリア 「お住まいの塔、というのは、どのような建物ですか?由来などあります?」
クフェア 「由来というか…大分前にギルドで問題を起された導師さんのものだったようです…お引越しなされたらしく…廃塔(?)になっていたのを姉が買い取りました」
コルドゥラ 「それはきっと、秘密の通路があって、その向こうから導師の人がやってきてて、人攫いしただな!(適当)」
ファルコ 「ではエリス嬢は御独身…ですかな。お姉さまがお付き合いしていた方のお話とかご存知でやんしょうか?」
クフェア 「独身です…早く身を固めて欲しいんだけど」
ファルコ 「親しいご友人の方を教えて下さい。趣味や気晴らしによく出かける場所があったら教えて下さい」
クフェア 「姉は少し人見知りでしたので親しい友人といった人はいなかったと思います。趣味は読書と日向ぼっこでしたので、良く塔の屋上でぼーっとしてましたから、好きな場所というのは多分そこになると思います」
コルドゥラ 「良い趣味だ〜。日向ぼっこ。読書しながらだと眠くなってなおよしだ〜。そう言えばおとんやおかんでなく、なんでクフェアが依頼に来るだ?おとん達、いそがしーだか?」
クフェア 「父母は…物だけ与えていればいいといった感じでした…仕事で忙しいのは…重々承知ですが」やや寂しげに
コルドゥラ 「…そんなの、駄目だなぁ。叩いて怒って、抱っこしてスキンシップしないと、家族は家族なら無いだよな。(うんうん)」
ルメリア 「ああ、お姉さまの研究のご専門は?おわかりでしたら」
クフェア 「んー…このバイカルの地理に興味を持っていたようでした…」
ルメリア 「地理。わかりました、どうもありがとう」
クフェア 「それで…受けて頂けるでしょうか?報酬の方はお一人300ガメル程になりますが…」
ファルコ 「はい、お受けするでやんす」
レイフォニア 「うける〜」
コルドゥラ 「受けるだ!さがすだー、ついでにできれば、沢山行方不明の人達も探すだ〜。」(気合十分)
ルメリア 「…いいんじゃない?受けても」
イングリッド 「私もお請けしますわー」
オフェーリア 「畏まりました。では…(契約書に依頼内容とサインを書く」
いなくなった姉探しという依頼を引き受けた一行、とりあえず現場検証からということで一路塔へ…

第2章 調査開始

GM はい、それでは藻屑亭から移動すること20分ほど
クフェア 「こちらです…」 案内されたのは3階建てくらいの石造りの小さな塔ですね
ファルコ ではまず切られたというチェーンをチェックします。鉄バサミみたいなもので切ったのかしらん?
GM チェーンは異変に気が付いた皆が力任せにひっぱって壊しました
ファルコ 了解でやんす
イングリッド …私でなら出来る?(笑 ←人類最強筋力の24
GM ああ、出来るかもしれませんね(笑
ルメリア センスマジックしてもいいでしょうかー
GM どうぞ
ルメリア 「わが名において命ず、世界よ変容し思いのままとなれ、マナの揺らぎを我が眼に示せ」(ころころ)成功。塔の外観を見てみますが
GM んー、特にこれといった魔力は感じないかな…いまのとこ
イングリッド 「取り敢えず…中に参ります?」
オフェーリア 「畏まりました、お嬢様」
ルメリア 「ん」
クフェア 「では、どうぞ」中は1階がキッチンとか住居スペース、2階が寝室、3階が研究スペース(主に本ばっか)となってます
レイフォニア 「おじゃましまーす」
ファルコ 「鍵は合鍵をクフェア嬢がもっておられたと考えてよろしいでやんすか?他に合鍵を持たれている方をご存知でやんすか?」歩きながらクフェア嬢に尋ねやす
クフェア 「ええ、そうです」
コルドゥラ 「…隠し扉とか、一応探したほーがいいだかなあ?おらは当然のごとく無理だけど。(きっぱり)」
クフェア 「無いとは思いますが…ただ…屋上の扉は普通に開いていましたけど、流石に空でも飛ばないと…そこら辺は無理ですし(ぽりぽり」
レイフォニア 「……あー……『飛ぶ』ねぇ」
ファルコ では一通り家探しをしたいのですやすがひととおり、とかおおざっぱな指定でよろしいでやんすか?
GM 1階2階3階と階毎に一度づつお願いします
ルメリア 「せんすまじっく(☆_☆)びー」
レイフォニア んー…いちおーセンスオーラON
GM 引っかかったのは3階にあった本くらいかな。精霊さんもごく普通な面子がそろってるくらい
ルメリア どんな本かわかりますか?
GM 地理に関する本で、対虫食い用の保存の魔法が掛かってるみたい
ファルコ ではキッチンと居住スペースを、窓周りを中心に捜索してみます。キッチンに残っている食料の状態も観察します(自らの意思で消えたのならある程度処分しているかなという発想でやんす)
クフェア 「あ、ご飯の食材とかは定期的に私が届けてるんですよ」しなびた野菜が見つかったかな
イングリッド 「…ご自分で料理はされないんですのねー…私は出来ませんけど」
ファルコ 「成る程、では次は寝室でやすが・・あっしらがお邪魔してもよろしいでやんしょうか?ご婦人の寝室でやんすからな。気がひけるものがありやす」
クフェア 「…どうぞ…姉のためですし気になさらないで下さい」部屋の中はかなり散らかってます…そこら辺大雑把な性格だったみたい
イングリッド 「…調査の為とは言え…余り失礼な事はダメですわよー?」指をごきごき
ファルコ では探索(ころころ)14
GM ベッドの端の床にくしゃくしゃっとなった赤い針金の塊の様な物を発見、知恵の輪みたいに完全に絡まってます
ファルコ 「? これなんでげしょうねぇ?」と皆にみせます
コルドゥラ 「…知恵の輪?おら、それ苦手だー。外すだけなら、出きるだけども・・・メキョっと。」
イングリッド 「…同じく外すだけなら…ブチッと」…ソレって眼鏡のフレーム?
GM ん、そんな感じ。後は残骸があった床にきらきらっと光っているものを発見します…ガラスですね…
イングリッド 「…眼鏡のフレームに似てますわー…(ぽそ」
ファルコ 「! これはひょっとして…?」>深刻な顔でクフェア嬢にたずねやす・・・
クフェア 「それはΣ…恐らく…姉のものだと…思います」 一瞬ふらっと傾ぎますね
コルドゥラ 「危ないだっ」支えます
オフェーリア 「ああ、お気を確かに…(支える」
ルメリア 「しっかり」
クフェア 「大丈夫です…ごめんなさい」支えられて持ち直し…ただ、流石に顔色は青ざめてますね
ルメリア 「(これは…事件性が高くなってきたわね)」クフィアのそばなので口には出しませんが
コルドゥラ 「大丈夫だー、まだ、ほら、ちょっとぶっつけて割っちまっただけで、きっと、たぶんっ。」
クフェア 「…いえ、気遣いは無用です。それは、そんなにやわなものじゃないんです。強化の魔法が掛かってるみたいで…前に姉が…自慢しておりました」
オフェーリア 「もう少し部屋を調査いたしましょうか」部屋を調べますけど他に怪しいところは?
GM 他にはなさそうですね
ファルコ 「気をしっかり持っておくんなまし…お察しいたしやすが…」と慰めの言葉を出した後、3階の研究室を捜索します
レイフォニア こちらも探索してみます
GM どうぞ。3階は研究スペースで本がいっぱいです。窓は日の光で本がやけるのを嫌ったのかついてません
二人 (ころころ〜 ファ:12 レ:1ゾロ) 
GM はい、レイは調べてる時に…床の本をふんずけて…盛大にすっころびます(笑。ファルコは特に収穫なし
レイフォニア 「……っと?」こけっと本に毛躓いたんでしょう(ぁ
コルドゥラ 「大丈夫だかー!(汗)」
イングリッド 「きゃ、大丈夫ですのー?!」レイフォ救出ターイム(笑)
ファルコ 「おっとっと」頭だけは打たないように手をさしだしておきますよ
レイフォニア 「……なんとかーへいきー」ファルコの手を避けつつ
オフェーリア 「ああ、大事な過去の資料を…(本を片付ける」
GM 踏まれた本は歪みましたね
オフェーリア 題名は?
GM 『嗚呼人生に涙有り』
オフェーリア 思わず読み耽ってよう
GM 身分を隠して善行をなす爺とその一行の話です(笑
オフェーリア 「お嬢様もいずれはこのようなご身分になるのでしょうか…」
その後、屋上もチェックし、雨とか降った時、下に水を流すパイプに漆黒の羽がついてるのを発見。セージを振った所6ゾロを出したコルドが自然の物ではないのではないかと推測。ここで得られる情報はこれ位と判断した一行はばらけて捜査する事に
GM じゃ、まずコルド、イングリッドの神殿組なんだけど、特に何も収穫は無かったね
イングリッド くそぅ、シーフギルドと繋がってるなら情報融通せぇよ(笑
イングリッドはガネードの神官です
GM 続いてシーフギルドファルコ
ファルコ まず穏当に仁義きってご挨拶などしやす
盗受付 「よぅ、ここで仕事でもするのかい?」
ファルコ 「マーファ神殿のシスターアリエス、主婦のバーバラ、カミラ、ディアナ、魔術師のエリス。これらの人の失踪事件の解決を依頼されやしたが、そちらのお仕事とバッティングしやせんか?」
盗受付 「いや、うちとは無関係だよ。あの事件なら」
ファルコ 「ありがとうございやす。最近余所者のごろつきとかが街に進入してるとかの噂は?」
盗受付 「ん〜、ここは港街だからな…人の出入りは多いからなぁ…とはいえ、小物なら兎も角大物って感じのはねぇな」
ファルコ 「黒い羽つきの派手な衣装きた芸人とかが興行してるって話はありやせんかねぇ?」
盗受付 「黒い羽ねぇ…」
ファルコ 「何か心当たりでも?」
盗受付 「いや、衛視の方からの連絡で…関係ねーかもしれねーけど…」 とんとんっと机を軽く叩き
ファルコ 「あ、これは失礼いたしやした…」山吹色のお菓子をそっと渡しやす
盗受付 「例の事件とほぼ同じくらいに起こってる事件があってな…こっちは化けもんの話なんだが…」
ファルコ 「ほう?どんなお話で?」
盗受付 「何でも夜に空飛ぶ化けもんが出るんだと…そいつが真っ黒な羽持ちでな…衛視連中が何回か退治してんだけど…何度も出てくるみたいでな。お陰で衛視の連中、相当ピリピリしてるみたいだ」
ファルコ 「退治した衛視さんのお名前とか勤務地を教えていただけやせんか?」
盗受付 「ああ、いいぜ」 では衛視Aが退治、勤務地も教えてもらいました
ファルコ 「では、これであっしは失礼しやす。何か耳寄りな話がありやしたらごちゅうしんにあがりやすので…」引き上げます
盗受付 「ああ、そんときゃ買わして貰うよ」
GM はい、それでは魔術師ギルド組〜。アロハを着たお兄さんがお出迎えしてくれます
外野の
ファルコ
アロハの兄さん、元気で受付やってて何よりでやんすなぁ
オフェーリア 「斬新な格好でいらっしゃいますね」
レイフォニア 「…………」
魔受付 「どうしました?」
レイフォニア 「……おもいきって、はなのくびかざりもつけたら?」(ぇ
魔受付 「考えましたけど…やめとけって同僚に」
外野の
コルドゥラ
理性的な同僚、居たんだ(笑
レイフォニア 「……あー…まあ、けんめいだね。うん」
ルメリア 「ええっと、書庫の閲覧許可を…(汗)」
魔受付 「こちらにサインをどうぞ」
ルメリア 「はーい…ルメリア・ラズローっと(癖字)」
オフェーリア 「(sinと記入)ついでにモノクルでもおかけになりますか?」
魔受付 「モノクルなんてそんな前時代的な(ぼそ」
オフェーリア 「何か仰いましたか?」
レイフォニア 「……(にやり」 前時代という言葉に
何故レイフォが反応するんだろう…
魔受付 「いえ、何も(にこり)。書庫は左手の奥です…お静かに願いますね」
オフェーリア 「畏まりました。では参りましょう(金属鎧でがしゃんがしゃん」
GM では書庫です…とはいえ人がいないんでスカスカ。皆海水浴にでもいったんでしょう…健康的なバイカル魔術師ギルド
レイフォニア 「…しらべやすそーだねー…」
ルメリア 「……こんなに本があるのにもったいない…」
オフェーリア 「さて、資料は何処でございましょうね…(羽根を手に」
GM 調べ物は何を調べるかを明記してセージでどうぞ
オフェーリア では羽根からモンスターを絞込検索します(ころころ〜)
ルメリア 同じく羽根からいきます(ころころ〜)
GM はい、ではまず達成値10だったルメリア、なんにも分かりませんでした
ルメリア _| ̄|○ 調べ物は出目が悪いんだー!
GM 続いて16のオフェだけど羽の形状がある魔神に似ているのでは…と推測できました
オフェーリア 名前はわかる?
GM 名前は魔人クローク(オリジナルです) かなり特殊な魔神で、器物に宿っている事が多いらしいです…
オフェーリア 器物の例は?
GM 彫刻とかの芸術品他剣みたいな武器、後は本とかにも宿るかな。それと、魂の契約という特殊能力を持ってるよ
魂の契約とは魔神の特殊能力の一つで、人間と契約を交わすことでその人間の体に己の魂を封じる事が出きるという物で預けている間は本体が倒されても24時間後に復活という厄介な能力です
攻略方法は器になっている人間を殺すか、あるいは精神力/点を0にして昏倒させる事で、魔神が外に出てくるのでその情態倒せば復活する事は有りません
レイフォニア んー…羽でなく、ここの地理について(ころころ〜)
GM んー、このバイカル、あちこちに島があって出来ているのですが魔法王国時代の遺跡が豊富です…人のいない島とか一杯あるしね。だから、割と用途の分からない魔法品が見つかることもしばしば
レイフォニア 「……んー…あのねーさんが、このいせきから、なにかみつけたとかんがえられるかなー…」
GM あ、そだ。オフェや
オフェーリア はい?
GM クロークの項目で宿る品の一つに『闇の本』なるものがあります
オフェーリア その本の詳細は?
GM これについてもセージでどうぞ。これはオフェだけね
オフェーリア (ころころ)11…
GM (嬉しそうに)11か、それじゃ良くわから…
オフェーリア トラップカード「乙女の第六感」発動(インスピレーション)
リプレイでは端折ってますがオフェはインスピの判定に成功しておりました。GM…ちょっぴりラーダ神が嫌いになった瞬間
GM しくしく…ではこちらについても最新情報を公表しよう

○闇の絵本
知名度 14
魔力付与者 不明
形状 真っ黒な背表紙の絵本
●効果・背景
・古代王国末期…魔力の塔が失われた後、滅ぶまでの短い期間に対蛮族用に書かれた
・文章自体が呪文となっており最後まで読ませる事によって読者を本の中に引きずり込み生贄とし、魔力を蓄え異界への門を開く。デーモンジャーの亜種ともいえる
・残念ながら未だ未完成の為、幾つかの欠陥有り

●欠陥
・本が力を発揮する為に生贄の他に使い手というべき寄り代を必要とする
・寄り代は本に宿る魔神クロークと魂の契約をしなければならない
・魔神の制御力がデーモンジャーに比べ弱く暴走する可能性が高い
レイフォニア 「……なんか、わかった?」
ルメリア 「……どう?」
オフェーリア かくしかと説明
ルメリア 「はあ…それはまた」
レイフォニア 「……うわー」塔に、黒い本ありました?
GM 無かったと思いますよ
ルメリア 「……誰が持ってるのか。これは急がないと、被害が増えるかもしれないわ」
レイフォニア 「……だねー」
オフェーリア 「ひとまず戻りましょうか。調べられる事はなさそうですし」
こうして魔術師ギルド組も藻屑亭へ、一方盗賊ギルド帰りのファルコは気になる事があったのか魔術師ギルドへ、アロハの受付さんから被害者の姉の塔の元の持ち主さんがドルムという人で派閥闘争に負けた為魔術師ギルドを出たことを突き止めます
その後、藻屑亭に集まった一同は互いに情報交換、今度は盗賊ギルドにレイフォニア、依頼人にファルコ、コルドゥラ、オフェーリア、ルメリアが行く事に、イングリッドはルメリアの使い魔の猫さんと藻屑亭にお留守番しています
GM じゃ、先に盗賊ギルドからやろう
盗受付 「今日は来客が多いな」 欠伸交じりに迎えてくれます
レイフォニア 「少し…聞きたい事があってね。……闇の絵本、って知ってるかしら?」
盗受付 (ころころ)「聞いた事はあるが…そいつがどうした?」知ってたらしい
レイフォニア 「……どうやら、この街に出回る…というか、あの女性の行方不明の事件に絡んでるらしいのよ」
盗受付 「ほぉ」すっと目が細くなり…
レイフォニア 「……封印されているのは、魔神クローク……で、もし本の行方が、分かればよかったのだけれど…」
盗受付 「本か…なら…あのオヤジがくわしーかもしれねーな」
レイフォニア 「……あのオヤジ?」
盗受付 「ま、本について教えてくれたしとんとんとしとこか…何、このバイカルで古本屋なんてやってる狸オヤジさ」
レイフォニア 「……場所と、名前は?」
盗受付 「さて…どこだったかな(にや」
レイフォニア 「……とんとん、じゃなかったのかしらね(ふぅ)……これ知らせなければ、そちらにも被害が出ていたのかもしれないのにねぇ…」
盗受付 「こっちもこいつで食ってるんでね。で?どーすんだい?探すとなりゃちとめんどくせーかもしれねーぜ(にやにや」
レイフォニア 「………まあ、いいわ。で、場所と名前は?教えてくれたら払うわ」
盗受付 「悪いが前払いってのがバイカル流でね」 肩すくめ
レイフォニア 「……確実に場所と名前が分かってるのね?」10ガメル取り出し
盗受付 「名前はマグノ書店…場所はかくしかだ。店主は狸なマグノ親父、後息子が従業員だったかな」
レイフォニア 「……ありがと。それじゃ、真っ黒な本には気をつけてね」ひらひらと後ろ向きに手を振ってさります
GM はい、それでは依頼人組です。依頼人の住む家まで何事も無くつけました
コルドゥラ 「今晩はだー、起きてますだかー?」遠慮がちに声掛けつつ、ドアドンドン
クフェア 「あ…姉の居場所…わかったんですか」いそいそと依頼人が出てきます…
オフェーリア 「いえ、まだ存じません(きっぱり」
コルドゥラ 「…ぐっ、ごめんなさい、まだだ。(土下座)」
ファルコ 「残念ながら途中報告でやんすが…」かくしかで途中報告して、黒い絵本に心当たりないか尋ねてみやす
クフェア 「あ、頭を上げてください(あせあせ。黒い絵本…ですか?いえ、すいません、私にはちょっと」申し訳無さそうに
ルメリア 「女性の行方不明事件が多いみたいだし、念のため様子を見に来ました、何も無ければいいんです」
クフェア 「あ、はい…気をつけておきます」
オフェーリア 「一応調査させて頂いて宜しいでしょうか」
クフェア 「構いませんよ…これ、合鍵です」塔の合鍵渡し
オフェーリア 「畏まりました。(懐に入れる」
クフェア 「やっぱり噂は本当だったんですね…姉は…大丈夫でしょうか」少し俯き加減にぽつんと…
オフェーリア 「大丈夫でございますよ。お気をお持ちくださいませ」
ルメリア 「…正直わかりません、でも全力は尽くします」
コルドゥラ 「…がんばって探すだ。だから、もうちっと待っててくれだよ」
クフェア 「はい…お願いします(ぺこり」
この後、藻屑亭に戻った一行はもう一度情報交換。現在誰が絵本の持ち主であるかについて頭を悩ませます。
『依頼人の姉犯人説』『最初の行方不明者シスター犯人説』等が飛び交うものの結局まだ情報不足と見て今日はもう寝ることに

第3章 黒い絵本の持ち主

GM はい、それでは翌日。生憎今日は曇天…今にも振り出しそうですね
オフェーリア インスピレーション振っておきます(ころころ)「メイドたるもの、全てに精通してなければ。(ぴきーん」
マスター 「…」むっつりとしたマスターは今日もお刺身を斬る…(ころころ)今日は割りと調子が良さそう
コルドゥラ 「朝ごはーん。(もぐもぐもぐ)」
レイフォニア 「……んー(もぐもぐ」
イングリッド 「取り敢えず…私は衛視様の所に御話に行こうかな、と…」
コルドゥラ 「はーい、ついていくだー。えいしー」
オフェーリア 「私は…如何致しましょう」
ルメリア 「…ふあ。どうしうようかな」
朝ご飯のお刺身を食べつつ一行は会議…結果

衛視 イングリッド、コルドゥラ
マーファ神殿 ルメリア、レイフォニア
マグノ書店(古本屋) オフェーリア、ファルコ

という組み合わせに
GM はい、それじゃ衛視組から〜。こちら日夜バイカルの治安を護り続ける衛視の詰め所で御座います
イングリッド 「ごめんくださいましー」とフル装備でご挨拶(笑)
コルドゥラ 「おはようだよー。(ずかずか)」
衛視A 「ん?どうかしましたか」フル装備なイングリッドに思いっきり引いてますけど
コルドゥラ 「ちょっと聞きたい事あるだー」
衛視A 「はぁ…なんでしょう?」
イングリッド 「実は最近の事件に関して私達調査をしておりまして…」
コルドゥラ 「最近、黒い羽の生えた、変なのが襲撃してるーって聞いただが、どんな按配だー?」
衛視A 「…ああ、奴ですか」 衛視のおじちゃん、苦虫噛み潰したような顔
コルドゥラ 「何処から来て、どういう事していくのかーとか、問題無いなら教えて欲しいだー。退治出来るもんなら、退治したいだよ、おらも」
衛視A 「パトロールの最中、何回か出くわしてるんです…格好は全身真っ黒で鍵爪に翼、顔の部分は鏡の様になってるって気色悪い奴ですよ」吐き棄てるように
イングリッド 「鏡…ソレは気色悪いですわねー」
コルドゥラ 「顔が鏡ー?変なのだなあ…」
衛視A 「始めはそんなに強くはなかったんで…退治できたんですが…徐々に手強くなってきている感じです。今までに4度退治できましたが…次はどうなるか…」
イングリッド 「ところで衛視さん、最近女性が行方不明になると言う女性の敵が暗躍してそうな事件も聞いているんですが…何かご存知ありません?」
衛視A 「そちらの方はなんとも…人員がさけないもので滞ってしまっています…申し訳ない」ぶっちゃけ化け物退治で怪我人とかもでてますし…衛視側としては割りと一杯一杯って感じ
コルドゥラ 「もしかして、退治した場所って、行方不明の人の家の傍とかで無いだか?」
衛視A 「!?…そういえば…おい、お前」Aのおじちゃんは若い衛視に地図持ってこさせ…バイカルの地図にマルとバツをつけていきます…
イングリッド では、地図を覗き込んで見よう
コルドゥラ 見てます
衛視A 「…マルは化け物を発見した場所…バツは行方不明者です」割と近いですね…
コルドゥラ 「…そうかー、関係、あるかもだなー。」
衛視A 「そうかもしれません…ふむ」
イングリッド 「…もし良ければ、被害者の方について色々詳しく聞いてよろしいでしょうか…もしかしたら、何か共通する事があるかもしれませんわねー」
コルドゥラ 「うんうん、聞きたいだー」
衛視A 「共通項ですか…そうですねぇ…」顎鬚を撫ぜつつ「全員割と若い女性…位しか…いや、これだと始めのシスターは外れるか…」
イングリッド 「…はじめのシスターは…その、お若く、ありませんの?」年のことなので少し言いよどむ(笑)
衛視A 「ええ、後の4名は大体10台後半から20台前半ですが…シスターのみ40台だったはずです」
イングリッド 「…シスターはどの様な方なのですの?(・.)」
衛視A 「うーん、直接面識が会ったわけではないですけど…子供好きな感じの方だったようです。あそこの神殿は孤児院を兼ねてますからね。子供達にとってはお母さん的な感じだったとか」
コルドゥラ 「ちなみにそれぞれの被害の日付って、どのくらいだ〜?間隔とかー」
衛視A 「感覚としては大体一週間おきくらいですかね…かなり曖昧ですけど」きちっと一週間おきという訳では無いようです
コルドゥラ 「被害者同士がお友達〜とかいう事は、別に無いだかな?」
衛視A 「特にそういうわけではないようです…まぁバイカルも狭いようで割りと広いですから」
コルドゥラ 「行方不明が出た日付と、化物の襲撃の日付って、同じだか?数があわないだけども。」
衛視A 「(地図を睨みつつ)…同じだと思います…最も最初のシスターの時は違いますが」2番目のバーバラさんの日が衛視隊が化け物と初遭遇した日。以後、3,4,5と被害者が出る度に鉢合わせしてますね。出てはぶっ倒され出てはぶっ倒されって感じ
イングリッド 「他に何か心当たりになるようなことってございません? こう、何か最近変なことがあるとか、変なものが流行ってるとか」
コルドゥラ 「黒い絵本が市民に大人気とか」
衛視A 「絵本?いえ、聞いたことないですね…思い当たる事は…うーん、特にありません」
イングリッド 「そうですか…」これくらいかな
GM じゃ、次神殿組のルメリアとレイフォニア
ルメリア 礼儀正しく「ごきげんよう、少しお尋ねしたいことがあるのですが…」
神受付 「いらっしゃ〜い」ここの受付もアロハ…
レイフォニア 「…ここもか(ぼそ」
ルメリア 「あ、あら(汗)ステキなシャツですね」
神受付 「そうかい、じゃ、君にも上げよう」アロハが手渡されます
ルメリア 「あ、ありがとうございます」もらってしまった
神受付 「そっちのお嬢さんもどうだい?通気性バッチリ…夏はコレって感じだよ…マーファお勧めの一品さ」
レイフォニア 「…いや、いらなーい」
神受付 「そうかい…残念だな…まぁ気が変わったらおいで」
レイフォニア 「んー…(にこ」気が変ることなんてねぇ、って心の中で思う
ルメリア 「ええと、最近の行方不明事件について、依頼を受けて調べているのですが…大変不躾ですが、シスターアリエスのことについてお聞きしたいのです」
神受付 「アリエスさんの…」なんとなく表情が翳りますね
ルメリア 「……はい。申し訳ありません…」
神受付 「いや、すまない…それで、シスターアリエスの何について聞きたいんだい」表情を緩めて
ルメリア 「おそれいります(ぺこり)。シスターアリエスですが、どのようなお方だったのでしょう…お仕事などで、何かお悩みではなかったでしょうか?」
神受付 「一言で言うとおっかさんって感じな人だったよ…仕事ではやっぱりなんだろうね…子供の事で心を痛めることが多かったと思う…ここは、孤児院も兼ねてるからね」
ルメリア 「そうですか、お優しい方だったのですね…」
GM あ、ここで冒険者+知力でどうぞ
二人 (ころころ〜)
レイフォニア ふぁんぶるー
GM えーレイは何にも見えませんでしたがルメリアハ気付く。柱の影から肩からピンクのトートバックを提げた小さな赤毛の女の子が君達の方をじっと見てるね。君達に気付かれたのを悟るとふぃっと身を翻してパタパタ神殿の奥に引っ込んじゃいます
ルメリア 「…あら、あの子は…」
神受付 「ん…あ、メリアの事かい?」
ルメリア 「ええ、シスターが面倒を見ておられた子でしょうか?」
神受付 「そうだよ…アレは可哀想な子でね…元々あの子は街外れの森で木こりをしていた両親と一緒に暮らしていたのだけど…もう一年ほど前のことになるかな…あの子の家に押し入った強盗によって両親を殺されて…身寄りもないのでうちの神殿で預かる事にしたんだ…」
ルメリア 「それは…(信心深くないけど、思わず胸に手を当てちゃう)」
レイフォニア 「…ふーん」立ち上がりつつなんとなく話をきいてる
神受付 「現場は…酷い物だったらしい…目の前で実の両親を殺されたのが相当ショックだったんだろうね。以来、あの子が喋った事は無いんだ…そんなあの子を不憫に思ってか一番親身になって接していたのがアリエスさんだったよ」
ルメリア 「そうですか…(沈痛な表情)きっと彼女もシスターを慕っているのでしょうね…」
神受付 「ああ…一番なついてたんじゃないかなぁ…やっぱり」
ルメリア 「そういえば、あの子はバッグを持ってましたけど、いつもあれは持ってますの?」
神受付 「あのトートバックは彼女の両親の形見でね…ずっと手放さないよ」
レイフォニア 「……きいてみる?(こそこそ」耳打ち
ルメリア 「…(レイに頷き)、そうですか。子どもはそういったものを大事にしますね…ところで、シスターのことなのですが…、やはり子どもたちのために本を集めたりなどなさっていたのでしょうか?」
神受付 「そうだね…子供達の為に割りと色々買ったりしてるね…うちも経営楽なわけじゃないけど…子供達が着てる服も…アロハ以外は全部あの人の手作りだよ」
レイフォニア 「…ふむ…」
GM メリアの服もトートバックと同じ色でしたね
ルメリア 「おそろいで作ってあげたのですね(ほろり)」
レイフォニア 「………」少し考えている
ルメリア 「本当に子ども思いな方なのですね。絵本のようなものは高価ですし…やはり中古品などをマメに探しておられたのでしょうね。たとえば…(例の古本屋)などは利用されていました?」
神受付 「そうだね…あの年で良くもまぁあんだけ動けるよって思うくらいあちこち歩いてたよ…バーゲンの時とか異様にハッスルしてたりしてね…あの時のパワーは凄まじかったなぁ…(ちょっと遠い目」
ルメリア 「そういえば、黒い絵本をご存知ありませんか?」
神受付 「黒い?いや…僕は知らないな…もしかしたら買ってたかもしれないけど…」
ルメリア 「…そうですか…。あの、ぜひ子どもたちにも会わせていただけませんか?刺激するようなことは言わないとお約束しますので…」
神受付 「わかった…ただ、まぁ発言には気を使って欲しい…アリエスさんがいなくて…皆沈んでるから…」
ルメリア 「わかりました。ありがとうございます(ふかぶか)」
レイフォニア 「ありがとー(礼」
GM じゃ、受付さんに案内されて子供達のいる裏庭の広場かな…数人の子供達が走り回ってたりしてる…サッカーっぽい球技してるみたい…後はまぁ割とまばら
ルメリア さっきのメリアちゃんはいますか?
GM 端の方でぼんやりとサッカーしてる子達を眺めてる
ルメリア ゆっくり歩み寄って、目線を合わせて座りましょう
GM ルメリアに気付いて一瞬腰を浮かしますね
ルメリア 「こんにちは、メリアちゃんね?私はルメリアっていうの」できる限りやさしく笑います
メリア 「…」トートバックからペンと小さなスケッチブックだし…『…ルメリア…さん?』と子供にしては綺麗な字で
ルメリア 「そうよ(にっこり)。シスターアリエスの事件は…知ってる?」
メリア 「…」こくんと頷きます
ルメリア 「…ごめんね、つらいことを聞いて。あのね、黒い本、を知らない?」
GM 首をフルフルと横に振ります。ここで冒険者+知力で判定どうぞ
二人 (ころころ〜)
GM 傍目でみていたレイフォは気づくんだけどメリアの眉が一瞬ぴくっと
レイフォニア 「……るめりあ」(首を横に振りつつ
メリア 「…」かきかき『ごめんなさい…あたし、もう行かないと…』 ルメリアたちにお辞儀してすたたたっと走り去っていきます
ルメリア 「…待って!」引き止められますか?
GM んー、小さな子供しかとおれない柵通り抜けちゃうから無理。で、通り抜けてから
メリア 「…」かきかき『皆…もうすぐ帰ってきます…おとーさんも…おかーさんも…アリシアおばちゃんも』というスケッチブックの一ページを見せてから走ってちゃう
ルメリア 「……これは(さすがに青くなる)まずい、んじゃないの?本格的に」
レイフォニア 「……だねぇ……いっかい、もどろ」
ルメリア 「うん…」
GM はい、それではお待たせしました。古本屋組オフェ、ファルコです
ファルコ 「ごめんなすって。あっしはロマールの商人で絵本を集めてるものでございやす。こちらにその類の物は扱っておられないでしょうか?」
オフェーリア 「助手にございます」
店主 「いらっしゃい…絵本ねぇ…」むっつりとしたアフロの爺がお出迎え
ファルコ 「この古い本の香り…これだけで良いお店だとピピンときたんでやす」
オフェーリア かびくさーい
ファルコ 「どうでげしょ?絵本の類は取り扱いになっておられやせん?」
オフェーリア 「少々探している本がございまして」
店主 「まぁ、何冊か扱っちゃいるよ」
ファルコ 「見せていただいてよろしいでやんしょうか〜?」
店主 「…ちょっと待ってな」 一旦奥に引っ込んで何冊かかび臭い絵本を持ってきてくれます
ファルコ 「ほうほう。これは良い本でやんすねぇ〜」と拝見
オフェーリア 全部読みますが
ファルコ 「おいくらほどでやんすか?」
店主 「一冊20ガメル」
ファルコ では4冊かいます
店主 「毎度…」
ファルコ 「そうそう。ドルムさんとかシスターアリエスという方がこの地方では有名な絵本コレクターだと、業界では噂でやんすが…ご存知ありやせんか?」
オフェーリア 「(絵本を読み耽ってる」
店主 「……さぁねぇ…もうあたしも爺だしね…そのへんはどーも…ね」
ファルコ 「そうでやんすか〜。いえね、ぜひ先達にお話を伺いたいのでシスターアリエスにお会いしたいなぁと常々おもっていたのでげすが」
店主 「そーいわれてもねぇ…」 へらへら
オフェーリア 「(じー」
店主 「何かな…お譲ちゃん、あたしに惚れたかい(にやにや」まっ黄色な歯を見せ
オフェーリア 「いえ、なにやら嬉しそうなお顔でございましたから…何かございましたか?」
店主 「なになに、可愛い譲ちゃんがじーっと見ててくれたんでねぇ…柄にも無くにやにやしちまっただけさ」
オフェーリア 「ご冗談を」
ファルコ 「おや、これは失礼しやした…今後とも、お取引を通じて仲良くさせていただきたいでやんすな」袖の下にぎらせます
GM (ころころ)10ガメルほど減らしておいてね
店主 「さてはて…シスターってのは兎も角…ドルムさんってのは聞き覚えが無くも無いね…昔のお得意さんにそんなのがいたかもねぇ」
ファルコ 「シスターのおうちとかはご存知で? マーファ神殿いがいのっていみでやすが」
店主 「さぁ…そういうのは寧ろマーファ神殿で聞いたら良いんじゃないかい」
オフェーリア 「…それと、少々探し物がございまして…黒い絵本の噂をお聞きになられたりなどは?何分情報が無くて、これしか分からないのですが…古代に書かれた貴重な絵本でございまして、あれは…(以下延々と」
店主 「…」黒い絵本という言葉が出た途端、彼からにやにや笑いが消えます…「おい、どら息子…ちょっと店番してろ」と奥に叫んでから「…失礼ですがお客さん、どこでそいつについて聞きましたかね…」
ファルコ (お、ビンゴみたいでやんす
オフェーリア 「少々、その手の方から…」
店主 「少し…外でお話しましょうか…」すたすたと外へ
ファルコ ついていきやす
オフェーリア 周りを警戒しつつついていきます
店主 「さて…またあの本について聞くとはねぇ…やっぱやばいもんだったんだねぇ…あれは」君達の数歩先をすたすたと…懐から煙草とマッチ取り出しつつ
オフェーリア 「また?」
ファルコ 「なにやらお心当たりがありそうでやんすね」ささっと先にタバコに火をつけやすよ
店主 「っとすまんねぇ…まぁ少し昔話でもしようか…あれは元々は甥っ子が冒険者でね。遺跡から見つけたもんだってんで買い取らせて貰ったんだがね…古代王国期の絵本なんざ滅多にねぇしな」
オフェーリア 「…」
店主 「で…まぁ珍しいっちゃ珍しかったんだが客が欲しがるもんにも見えなかったんだけどねぇ…不思議と店に並べとくとすぐ売れるんだ…コレが…ただ…ね」
ファルコ 「戻ってくる?」
店主 「良い感してるねぇ…そ、戻って来るんだよ…返品しに来るのさ。返品は無理だ、買い取るなら構わないつって二束三文な値つけたが、それでも客は手放したねぇ…理由は知らんがね…まぁ、3回も同じ事が続くと薄気味悪かったからねぇ…倉庫に仕舞っちまったんだが…何処で聞いてきたかあの魔術師の爺さんが嗅ぎ付けてきてね…どーしても売ってくれっつったから売ったよ…もー随分前の事さぁね」
ファルコ 「なるほど…それは何年前の話でやす?」
オフェーリア 「どちら様でございますか?その魔術師は」
店主 「確か30年位前だったかね…名前はドルムだったかな。で、この間じーさんがくたばったって聞いたんでね…本なんて持ち主以外にゃ只のゴミ…そのまま棄てられるのも惜しいからね。生前頼まれたって事でちぃと上がらせて貰って何冊か拝借したんだが、その時まだアレがあったのは吃驚したねぇ…回収しちまったんだけどね…」
ファルコ 「なるほど…」
オフェーリア 「きっと、ドルム様は知っておられたのでしょうね…」
ファルコ 「そして…シスターアリエスがお買い上げになった…んでやんすな?」
店主 「まぁ…売っちまいましたよ…止めとけっつったけどどーしても欲しいってね…それがあんたの言うシスターさんと同一人物かどうかまではあたしゃ知らんがね」
オフェーリア 「…そんなことが…マグノ(店主)様にもお話した方が宜しいでしょうか(ひそひそ」
ファルコ 「ある程度お話しやしょう(ひそひそ」
店主 「ま、あたしとしてもあんな薄気味悪いのにゃ関わりたくないんでね…このまま帰ってもらえるかい」遮る様に大きな声で
オフェーリア 「…畏まりました」
ファルコ 「わかりやした…」では撤収しますー
GM うい、ではお宿で全員集合です
イングリッド 取り敢えず仲間にかくしかで情報をー(笑)
ファルコ こちらも情報提供しますー
ルメリア 「…ごめん、私が焦りすぎたから、あの子が…(しおしお)」皆に謝りながら報告します
ファルコ 「いえいえ。トラウマ系チルドレンは扱いが難しいものでございますよ…」慰めます
コルドゥラ 「大丈夫だ。謝る必要なんて無いだよー!」
イングリッド 「取り敢えず…悔やむのは後でも出来ます…ですので、まずは今やれる事をやるべきですわー…ですので、元気を出してくださいまし」
オフェーリア 「では、メリア様と話すしかなさそうでございますね」
ファルコ では…マーファに向かいやしょうか?
イングリッド 行きましょう
ルメリア 行きましょう
ファルコ レッツラゴーな感じでございやす
コルドゥラ え、3匹?失敬、なんでもないです
ファルコ ちがいやすよ!ふるいしっ(笑
GM はいはい(苦笑。ではマーファ神殿INバイカルです
神受付 「おや…あんたたち…」
オフェーリア 「お初にお目にかかります(礼」
コルドゥラ 「こんにちはだー!(手振り)」
イングリッド 「ごきげんようですわー」フル装備です、がしゃんがしゃん
ファルコ 「おやいつぞやの受付さん!ご健勝でやんしたか。今日はちょっとメリア嬢というお嬢さんにお会いしにきたんでやんす」
ルメリア 「おじゃまします…(気が引けるのでうしろに…)」
神受付 「メリアの?そう言えば…さっきメリアが君たちにって…」そう言って二つ折りにしてあるスケッチブックの一ページを
イングリッド ちぇーっく
GM 『森にある…昔のあたしの家で…お待ちしております』と先程見た子供にしては綺麗な文字で
コルドゥラ 「なにぃっ!」見てもわから無いので読んでもらいます
ファルコ 「おろ?」のぞきこみやす
ルメリア 「え?」さすがに前に出る
オフェーリア 「なるほど…参りましょうか…何か、嫌な予感がいたしますが」
ルメリア 「…挑戦状?」
コルドゥラ 「行くだー!!!(敏捷度7ダッシュ)」
イングリッド 「…急ぎましょう!」
ファルコ ダッシュ〜
GM …何処へ行くんですかあんたら…場所も知らんでしょうに(笑
コルドゥラ 「って、家どこだー!(戻)」
イングリッド と言う訳でTHE突貫な勢いで昔の家に突撃です、所在は受付に聞いてな!
ルメリア 青ざめて無言でダッシュ
GM はい、それでは移動します。小さな森の奥…かつて、メリアとその両親が暮らしていた小屋の前で…硬い表情でメリアは君達を待っていました…彼女の横にはもう1人…姿は全身真っ黒でぬめっとした光沢があります。顔の部分だけは鏡になっている…そんな姿の魔神
コルドゥラ 「無事だかー!!!」がふっ、こわっ。キモッ
イングリッド 「…!」剣に手を伸ばします
ファルコ ダガー抜刀!
ルメリア 「……悪魔!」杖を構えます 猫は範囲魔法外・シンクロ圏内に離脱
魔神 「ようこそ…わざわざお越し頂き感激で御座います♪」イングリッドの顔を映し鏡の奥のイングリッドが喋ります。メリアは硬い表情のまま
イングリッド 「えぇ、今にぶった切って差し上げますわよ…!」と物怖じしません!
オフェーリア 「お気をつけくださいませ。黒幕にございます」
ルメリア 「メリア!」
魔神 「さてメリア…本を使ってください…彼らはたぁいへん危険だ♪」 今度はルメリアの顔を映して喋る。魔神の言葉にメリアは躊躇していましたが…
ルメリア 「だめよ! そいつは悪魔よ!」
魔神 「大丈夫、このお姉ちゃん達もちゃんと生き返してあげるから…ただ、少し休んで貰うだけですよぉ♪」お次はファルコの顔ね。魔神が言うと彼女は本を掲げてぶつぶつと何か呟く。すると本がかぁっと光り空中に立体的な魔方陣を展開…そこから1体ぬぅっと何かが召還されます…外見は横のに比べると随分貧相です。セージどうぞ
一同 (ころころ〜)
GM あれはスポーンですね。それじゃ戦闘に入りましょうか
VS魔神+スポーン〜未来その手に飛び立ちかけたファルコ〜
イングリッド 魔神に止めを刺しておきます、ざくざく…レート振って良い?(ぉ
GM いいですよ(苦笑
イングリッド 「鬱憤晴らしですわー!」(ぉ ダメージは13
GM はい、死にました
オフェーリア 「流石でございます。お嬢様」
レイフォニア 「……なんかな」
ルメリア メリアちゃんを確保します
GM うい…あ、メリアに触ろうとすると…
ルメリア
コルドゥラ
え?
ファルコ
オフェーリア メリアが見る見るうちに魔神に…
コルドゥラ いやーーーーーー!
ルメリア ぎゃーーー
GM なりません(笑。風も吹いていないのにその手にあった本がぱらぱらと捲れ…あるページが開かれます。最後の一ページのようですね
イングリッド 「ふぅ…全く、オフェーリアの顔をするなんて、腹立たしい限りですわー」ぷちお怒り。では、魔神を何処か見えないところにやって絵本チェーック
オフェーリア 「お気をつけくださいませ。まだ安全とは決まっておりません」
GM はい、イングリッドの見ている前で…じわっと滲み出すように共通語で真っ赤な文字が浮き上がる…絵は何処にも無い…
闇の本 『我が半身はクズレました。でも、コレが全てのハジマリです。魔に仇なす者…穢れた蛮族にいずれ死が降りかかることでしょう』
オフェーリア 「あなたは赤い部屋が好きですか?」本に
GM 本だからね、答えようが無いな
ルメリア 「おだまり、悪魔!」毒づきます
レイフォニア 「……」
GM 因みにこの本とメリアをどうしますか?
イングリッド では、GM
ルメリア ちょっと離れます、メリアちゃん抱いて
イングリッド 本はイングリッドが全力で燃える剣を突き立てます…レート良いですか!(マテ
GM いいですよ。でもしょぼかったら…酷いよ(何
イングリッド 「お黙りなさい…邪悪は、消え去るべき、ですわー!」(ころころころ〜)回りに回って40点
ファルコ すっげー
コルドゥラ すご…
イングリッド さり気に最高ダメージ更新
GM えー…ではイングリッドの一撃で…粉々に砕け散ります…炎を孕んだ紙片がはらはらと舞い散り…それも風に吹かれ…虚空へと…
オフェーリア 「ふぅ…漸く一段落でございます」
コルドゥラ 「…救え…無かっただか?…エリス達…」
レイフォニア 「……」
GM そしてメリアが「んっ…」と目を覚まします
ルメリア 「メリアちゃん?」
オフェーリア 「メリア様、お気づきになられましたか」
コルドゥラ 「気付いただか!ああ、よかっただー」
メリア 「…」トートバックからスケッチブックを取り出し…『本は?』と
オフェーリア 「ございませんでしたよ、そんなものは。ここにきたらあなたが倒れていたのでございますよ(しれ」
コルドゥラ 「魔神は、倒しただ」
ルメリア 「……(そっと頬をなでなで)」
メリア 「…」がばっと跳ね起きて…本を求めてそこら辺の地面を必死に探し回ります…
ルメリア 「どうしたの?」
メリア 「…あ…あ…あ…あああああああああああああああ」そして本がないと悟ると…狂ったように泣きじゃくるね
イングリッド ( ̄□ ̄;)
レイフォニア 「………」静かに見ている
コルドゥラ 「…」手、差し伸べて、大人しく抱きしめられてくれますか?
GM …抱きしめられたらしがみ付いてさらに泣きますよ
イングリッド 拳を強く握り締めて…俯き
ファルコ 「……(遠くを見つつ時間が過ぎ去るのを待つことしかできないでやんす)」
コルドゥラ 「…」頭、撫でます。泣きやむまで
イングリッド …一応小屋の中を見ておきたい
GM 小屋の中は…がらんとしてて何も無いよ。ただ、リビングと思わしき所では真っ黒な血の跡みたいのが未だ残ってる
イングリッド では、ソレを見て顔を顰めておこう
オフェーリア 事情は聞けない?
GM 暫くしたら落ち着くから事情も話そうか…かいつまんでいうとシスターアリエスが買ってきた闇の絵本。これはセージ判定でも分らなかったんだけど使い手になるのは条件がある
コルドゥラ ふむふむ
GM 子供、特に心に深い傷を抱えた子供というのが一番の好条件。騙しやすいし、一途だからね…心に傷を負ってりゃさらに楽
レイフォニア うー…
GM 本の力(今回は死者を生き返せる)と知って魔神と契約して使い手になったメリアはまずアリエスに本を読ませて彼女を殺害、その後、魔神に唆されるまま次々と殺害を重ねました…魔神があっさり見つかるのは考えの足りない子供が主人だったから。因みになんで女ばっか狙ったかというとこれは魔神の趣味
イングリッド 趣味か!(爆)
オフェーリア 「なるほど…(モノクルを拭いてる」
GM で、やられると魂の契約によって彼女の最大MPはがすがす削れて残り、つまり現在では1
イングリッド …(涙
ルメリア こ、これからの成長でカバーできるよ!
イングリッド そうだね、まだ子供だもんね!
GM 魔神としてはいーかげんパワーも溜まってきたしもーいいやってことで『あと少しですよ』と。その言葉を受けて彼女は『もうすぐ皆生きかえる』って思ったそうです。こんなとこかな
オフェーリア ちなみにメリアって幾つ?
GM 5,6歳くらい
オフェーリア 「…メリア様、死者は蘇らないのですよ。(目線を合わせて肩をぽんと」じゃあ成長次第で精神力はカバーするな
イングリッド 「…人を生き返らせるのに、他人の生を奪ってまで等と言うのは…そんな事、あっては行けませんわ…その様な事は、決して…!生き返らないからこそ、命は大切になさらないとならないのですよ?」
メリア 「…」
ルメリア 自分の両親の形見を見せて「私のお父さんとお母さんも死んじゃったの。でも、それは仕方の無いことなの…あなたが幸せに、立派に生きることが、きっとお父さんやお母さんのためになるわ…」
メリア 「…」かきかき『ルメリアさんは…なんでそんなこと言えるの?寂しくないの?』
ルメリア 「寂しいわよ?一杯泣いたもの。でも、それはどうしようもない事だから…お花がいつか枯れるみたいに、絶対いつかはあることだから…残された私は、一生懸命に生きようと決めたのよ」
オフェーリア 「死なせてしまった皆様の分だけ、強く生きてくださいませ」
イングリッド 「…貴方は…天寿を全うするまで、生きなさい、せめて…貴女の両親を含めた、死んだ人達の分まで、必ず、必ず(強い目でしっかりを目線を合わせて)例え、罵られても、悪と言われても…必ず、生きなさい!」
メリア 「…は…う…えぐ…ぃ…」ぐっと泣くのをこらえて「ありが…とぅ」子供心にまだよく分らないなりに自分のしてしまった事を察してしまったのでしょう…スケッチブックではなく自分の言葉でそう答えます
レイフォニア 「さて、…どうしらせる、かな(ぼそ」
オフェーリア 「仕方がありません、メリア様もわかっていただけたでしょうし、今回はぼかしましょうか…?」
コルドゥラ 「…分かる年齢になったら…その時が、一番、苦しいだな…」
レイフォニア 「……それでいいんじゃない。……本人が覚えてさえいれば、ね」それだけで十分罰だと思うから
GM では、メリアの辺りの真実はぼかして伝えるのですね。なら、エンディングに入ります…こうしてバイカルを襲った一冊の本の『狂騒劇』は幕を閉じました…沢山の人間の命を吸って…姉が戻ってこないと知ったクフェアさんは…一瞬目元を手で覆いましたが
クフェア 「わかりました…お仕事、有難う御座いました」という一言のみのこし、規定通りの金額を支払ってくれました
GM そして、メリアの方ですが…マーファ神殿でこれからも頑張っていくようです…背負った物は重たいし…まだ理解できる年ではないですが…頑張れると思います
少女が自身の罪を理解し苦悩するのはまだまだ先のこと…しかし、ここで言われた言葉が必ず彼女の支えとなるはずである
おしまい
GMの独り言
今回は最近ハッピーエンドばかりでたまにはバッドエンドな悲しいお話にしたいな〜と思って作りました。ただ、依頼の段階で既に依頼人の姉は死亡していたのでPC側がどう足掻いてもこれだけは変わらないのは少し不味かったかなぁとも思っています。叉、足で情報を稼がないと分りにくいシナリオだったのでその辺りをPL側からご指摘いただきました…むぅ、まだまだですね

それとリプレイでは割愛しましたが皆さん、犯人の絞込みにあれやこれやと色々考えていてくれたのが凄いなぁと思うと同時に嬉しかったです

○元ネタについて
今回の元ネタは『Dark Violets2〜闇の絵本〜』から殆ど変えずに取っています…こちらの方もまぁそれなりには面白いのでお暇だったら読んでみてもいいかなとは思います…あまり強く勧められませんけど(苦笑

○戦闘について
魔神(グルネル級)+スポーン…実は当初はスポーンではなくもう一体の方も何がしかの魔神にする予定でした…が、時間の都合によりこれを断念。オンセの時間調整は難しいです

○ふと思ったこと
 最後にふと思ったことについて…私見でしかないのですがファンタジー世界ではよくPCが死んでも何かしらの手段で生き返らせてもらう事がありますが当GMは個人的にコレはあんまり好きじゃなかったりします。まさしくイングリッドの台詞では有りませんが『生き返らないからこそ、命は大切に』だと思ったり…が、今回戦闘でファルコは逝き掛けました…もし、戦闘でファルコが帰らぬ人となった場合、PC達は同じ事をメリアに言えたでしょうか…今度、機会があったら聞いて見たいな〜とか意地の悪い事を考えたりしてます 

とりあえずはこんな所でしょうか…もう特に思い至るとこも無いし今回はこのあたりで失礼したいと思います。それでは〜
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