『甘い誘惑』

プレイヤーキャラクター
カウント 寡黙な魔法戦士。滅多に喋らず筆談で事を済ませる事が多い
ソラスク 仮面したHE。変態仮面呼ばわりは嫌らしい
マリス 弄り専門盗賊。子供とネコが好き。女装癖有り?
ミーティ 真面目なファリス神官でラムリアース貴族出身、その言動+筋力21の所為でファリスの準猛女と言われている。本人は不服らしい
ラリー お化粧エルフさん。ルメリアに気が有るらしい。今回のキーメン(笑
ルメリア 自滅系魔術師。相変わらず気苦労がたえないっぽいです。使い魔は猫でサイゼルという名前。でも皆ルメ猫って呼んでます

第1章 頭脳ナンはどんな味?

第2章 ラリー君とルメリアさん…ケーキ屋編

第3章 貧乏姉弟の身の上話

第4章 はぅ〜、ラリー君お持ち帰り〜(笑

第1章 頭脳ナンはどんな味?

GM 今回の舞台は十字路の王国ロマールの王都の一角にある『何時でもアロエ亭』。瓶底眼鏡の冴えないマスターが経営するこのお店は『頭脳ナン』なる怪しいメニューが跋扈している意外は特にこれといった特徴はありません。時間は大体11時、お昼のちょっと前なとこからのスタートです
マリス 「おっなっかっすっいったー♪」
ミーティ
ルメリア
ソラスク
「頭痛ナンって何?」
マスター 「食べると頭が良くなるっぽいでしょう(にこ」
ルメリア 「なる“っぽい”って(汗)」
ミーティ 「またまたー。それでいいなら私勉強に苦労しないって(笑」
マスター 「大丈夫、味はまぁまぁですけど…効果は抜群かもしれませんよ(にっこり」
ミーティ 「どういう風に抜群なんだろう……(笑」
GM 頭脳ナンはね、南国のパパイヤの香りがするの
ミーティ へ〜
ソラスク なんか設定が(笑
GM たったいま考えた設定ですがね
ミーティ 今かよ(笑 「カウントもどう?ソラスクはー?」頭脳ナンさし出し
カウント 「………(目で僅かに頷き、受け取る。片手には羊皮紙の束」
ソラスク 「いらへんガナ」
ミーティ 「いらない? 残念(笑」
カウント 「……(頭脳ナン一口食べつつ、羊皮紙を読み進めている」
ミーティ 「……おいしい?」
カウント 「………(口をつけていない部分を一口サイズにちぎって差し出す。食べてみるか、という意思表示らしい」
ミーティ 「ん、んじゃ私も食べてみるね(受け渡してもらいつつ」
カウント 「……(ぱく、と一口咥えつつ、再び視線を羊皮紙に」
ラリー 「さーて、今日はお化粧しないとなー。にゃんこと飼い主さんとスキンシップもしないといけないしなー」
ルメ猫 「ふしゃーーーー…」警戒(笑
ラリー 「えー?嫌い?」マタタビぽいっ(笑
ルメリア 「……猫好きも行き過ぎは嫌われるわよ…」間接キスの恨み…
ソーサラーは使い魔と感覚を共有しています。どうやら以前、ラリーはルメ猫とキスなぞしていた模様(笑
ソラスク 「なんかあったン?」
マリス 「一体何やったのさ。ほーら、るめ猫おいでー(ちょいちょい」
ルメ猫 「(マリスに)にゃ」
ラリー 「はい」っマリスに「にゃんこ遊びセット」
マリス 「はっはっは、道具に頼るなんてまだまだだね!(笑)」
ラリー 「ま、それはそれとして。(女性陣に)化粧しましょうか」
ルメリア 「それはそれとして、なのね(笑」
ソラスク 「隠してる顔を化粧してどーするヨ?」
GM 仮面にお化粧するとか…(笑
ソラスク ぶん殴る(笑
ラリー 「え?因みに某鉄塊さんは鎧にペイントしましたけど?」
そういうキャラクターが月光華亭にはいるのです
ソラスク 「しったことカ(笑) 母ちゃんのデザインにいらんもんをつけるナ」
ラリー 「そうですかぁ?お肌を保全するだけでも大分違うんですけどねえ」
ソラスク 「仮面と肌と話がいったり来たりしてルベ」
ラリー 「似たようなものでしょう?仮面であっても肌であっても。人にさらす部分ということでは」
ルメリア 「まあ、無理強いしなくでも…」
ラリー 「そうですか。ではルメリアさんしましょうか」
ルメリア 「……はいはい」お化粧は付き合おう(笑
GM まぁ皆さんがそんな感じにロマールライフを満喫しておられると…
ソラスク こんなロマールライフいらないっ(笑
んな事言われてもGMにはどうしようもなかった訳で…(笑
GM からんっとドアを開けて誰か入ってきます
ソラスク 「ン、客きたカ…?」
ラリー 客を見ながら化粧ダイス振っていいですか?
GM まぁいいけど…
ミーティ 余所見すな(笑
マリス おっと手元が、とかなりそう(笑
ラリー 愛のすきんしっぷ?すたいりすと?(ころころ)11 まあまあ?
GM まぁまぁかな(笑 入ってきたのは知ってる人は知っている。当GMの持ちキャラの『標準的(此處大事)』ハーフエルフのアクレです
因みにこのアクレとマリスは一応恋人関係だったりします(笑
ソラスク 「客じゃないカ…」
ミーティ 「あ、ちゃおー」
マリス 「おや、アクレじゃないか。やほー」ほぅ、アクレを出すのか
アクレ 「あや?ミーティ…マリスさんまでいるのか…うぅん…」彼女は頬をかきつつ少し思案気
カウント 「……(一瞥、目礼」
ラリー 「さて、ではアクレギアさんもお化粧しましょうね」
アクレ 「あ、いあ…俺は今はちょっと」
ラリー 「いや、お話なら化粧しながらでもできますから。さ、どうぞ。ほらどうぞ」というわけで、アクレだまくらかして。化粧していい?(笑
アクレ 「うーん…」まぁどうぞ
ルメリア 「ああ、そういえばホームグラウンドはロマールだったっけ…」
マリス 「それじゃ俺は飯の注文でも。今から用意しないと間に合わないだろうから(笑」
ソラスク 「へんな気遣いヤナ…(笑)」
ラリー 旦那の前で化粧ー(ころころ)15 「(マリスに)どうです?」
マリス 「うん、化粧すると可愛いってのから綺麗ってのに変わるね」
ルメリア 「あら、いい感じじゃない?」
アクレ 「あ、いあ…ど、どうも(あせあせ)ってそ、そうじゃなくて」真っ赤になりつつ
ソラスク 「そんだけ腕があれば求めなくても客くるんじゃないンカ?」
ラリー 「いえいえ。待ってても新規の客はこないのです。常に新しい客もせねば」
ソラスク 「マァ…がんばれヤ」
ラリー 「じゃ、にゃんこちゃんもトリミングしましょうね。マリスさん猫ちゃんかしてくださいな」
マリス 「ぇー、なんかルメリアもダメって言ってるし却下ー(笑」
ラリー 「そうですか。ではルメリアさんの髪でも綺麗にしてましょうかねえ」
ルメリア 「ええいこのセクハラエルフ、しばらく障るなっ(きー)」
ミーティ 「セクハラエルフって…(笑」
カウント 「……(ぺら、ぺら」談笑聞きつつ読み進めている
GM 皆さんの会話に押されるような感じで暫くぼーっとしていたアクレですがはっと我に帰ってばっばっばっと見えないようにシーフ指ブロックサイン発動『後でギルドに来て』と。これはシーフ持ちさん達にしか分からないんで
マリス 「…(ばっばっばっ」『可愛いね』
GM ますます赤くなっちゃうんですけど(笑
マリス 「…(ばっばっばっ」『じょーだん。了解』
アクレ 「あ、あぅ〜(真っ赤)。そ、それじゃ俺はコレで」彼女は真っ赤になったまま宿の外に
マリス 「さて、昼飯前の運動でもしてくるかな」席を立ち。と言うことでマリスはギルドへー

第2章 ラリー君とルメリアさん…ケーキ屋編

〜ロマール盗賊ギルド〜
GM はい、それではロマール盗賊ギルドです。マリス君はそのままあるお部屋まで案内してもらえます
マリス 「おやおや、一体なんだろう…」とてとて
GM そこそこ大きいお部屋ででっぷり太っていてまぁるいお腹のオジサンが椅子に座ってます、社長椅子みたいなゴージャスな奴です
マリス 「…どーも、今日はどういった御用でしょうか」誰かわかんないから一応敬語で
おっちゃん 「なっはっは…すまんないねぇ…本来なら穴熊で所属の違う君には関係ないことなんだがね…わざわざ来てもらって。まぁ掛けたまえ」自分の前の椅子を勧め。割と偉い人のようですね
マリス 「では失礼して(がたん」
おっちゃん 「さて、それで話なんだが…最近、うちとレイド間の問題は…知っているかな」
このセッション現在、公式リプレイのロマール、レイド間は微妙な緊張状態にあります。というのも先の戦争で敗北し、ロマールに吸収された形のレイドの王族の生き残りがおり、それを担ぎ上げた一派がいるのです

詳しくは新SWNEXT5〜7辺りを参照ください(ふかぶか
おっちゃん 「まぁそういう訳で…実はまぁ大きな声では言えないんだが…レイドに人が流れた結果…一時的とは言え、今現在、ロマールギルドは弱体化…平たく言うと人材不足といわざるおえないのだよ。なっはっは」
マリス 「それで俺みたいなのを呼んだわけですか」
おっちゃん 「うん、まぁそんなとこだよ…で、用件だが最近うちが手薄なのを良い事に悪さをしようとする不届き者が出てきていてね…事もあろうに、この王都で豪商や貴族の蔵を荒らしているんだよ…その中にはうちにそれなりに礼儀を通しておられる方も混じっていてね。ま、ここまで言えばおじさんが何を期待してるか…分かるよね。なっはっは」やにでまっ黄色になった歯を見せつつ
マリス 「…わかりましたが、何か情報は無いのですか?賊の規模とか狙われる場所に共通点があるとかは」
おっちゃん 「うむ…さっきも言った通り、豪商や貴族ばかりが狙われている。既に被害は5件目。賊はまぁ蔵の鍵を開けたり壊したりと言う痕跡を残さず、宝箱の中身だけを盗んでいる…どうしてだかはわからんがね。それと…関係有るかもしれない情報が1つ」
マリス 「ふむ…その情報とは?」
おっちゃん 「高級住宅地の方に川があるのだが、そこの橋番がね。深夜怪しい一団を目撃してるんだ」どんな奴らかと言うと
  1. 4,5人連れで医者らしき者が子供を一人背負い、他の大人二人がもう一人の子供をリヤカーに載せて午後2〜3時位に歩いていた
  2. リヤカーには筵をかけた荷物も載せられており、子供は後ろの端っこに乗っていた
  3. 何処まで行くかと聞くと子供が熱を出して私の診療所までそう言うのでそれ以上は聞かなかった
  4. リヤカーを引いていたのは子供を乗せた夫婦者二人連れ
  5. 妙だと思っていたがスカートの裾が捲れた時恐ろしく毛深くてごっつい足だったので例の盗賊かもしれないと思い、尾けてみたが高級住宅地のある一角で見失ってしまった
おっちゃん 「まぁ、こいつらが何か関係有るかもしれない…そこいら辺から調べてみてくれたまえ。なっはっは」
マリス 「…ではある程度調査した後また来ます。その時に新しい情報があればお願いします」
おっちゃん 「うむ、頼んだよ。なっはっは」ではオジサンは見送ってくれます
〜帰り道〜
マリス 「はぁ、オジサン一人と対話は疲れる…」
〜何時でもアロエ亭〜
ルメ猫 「にゃー(おかえりー)」
マリス 「ただいまー(ルメ猫ぎゅー」
ソラスク 「おかえりヨー 逢引は終わったン?」
マリス 「逢引?俺にはるめ猫がいるのにそんなことするわけないじゃないかー(笑)」
ラリー 「おかえんなさい」
ルメリア 「……猫好きが多いわねえ」
ラリー 「(ルメリアに)で、私はダメでマリスさんならいいんですか?(マリスに)で、話は?」マリスをごんと後ろからどついといて(笑)
ルメリア 「……まあ、マリスは付き合い長いしね…」
マリス 「んー、仕事一つもらってきたよ。」と言うことで必殺かくしか
ソラスク 「最後の情報が嫌ダナ」毛深かった(笑)
ルメリア 「へえ、レイドとそんなことにねえ」
ラリー 「ふむ…現場を確認する必要がありますかね。地図でその場所場所の確認はしたんですね?」
マリス えぇと!
GM してませんねぇ…まぁ、オジサンが地図を持たせてくれた事にしよう
マリス わーい(笑
ラリー では地図を確認。規則性は?
GM 地図に寄ると高級住宅地の貴族、豪商を中心に蔵をやられているようですね。×マークが付いてます。規則性は見当たりませんね
カウント 「………」一歩下がったところから地図を見ている
GM 因みに怪しい一団が消えたって言われてるとこは高級住宅地のある一角…3方囲まれた行き止まりで見失うなんてありえないって感じ
ソラスク 「とりあえず盗まれたものやらなにやらを被害者に聞き込みカネ?」
ラリー 「現場見てからのほうがよくないですか?」
ソラスク 「テカ、二手でいいやロ」
とりあえずソラスクのこの一言の元怪しい一団が消えた現場と盗まれたとこの聞き込みの二手に分かれる事にした一行。誰がどっちに行くか暫し相談し
消えた現場 :ソラスク、ラリー、ルメリア
聞き込み :カウント、マリス、ミーティ
となりました
〜高級住宅地のある一角:消えた現場〜
GM それじゃ、現場組から先にやりますね。まぁ先ほども申した通り3方壁に囲まれた行き止まりです。壁の高さは大体3〜4mくらい
ラリー 「登るには難しい…」行き止まりの壁に違和感とかないですか?
GM 調べたければ盗賊+知力でどうぞ
ラリー (ころころ…)14
GM ふむ…14か ラリーは特に何も無さそうかなと思った
ルメリア あと念のため、魔晶石1個使用でセンス・マジック(ころころ)発動
GM 光るものは見当たりませんね
ラリー あと、センスオーラしてみます
GM 特に変わった精霊さんはいません
ラリー 「精霊、魔法、盗賊で違和感は無い…」
ルメリア 「魔法の痕跡は直ぐに消えるわよ、さっきは念のため調べたけど」レンジャー足跡追跡できますかー?
GM えっと…ロマールって石畳だったっけ?
外野の
ミーティ
へっぽこーずを見る限り表は石畳、裏手とか民家は転々と土って感じだね
ソラスク ぺらぺら〜ず じゃ?
外野の
ミーティ
…おおう、ぺらぺらーず(笑
ぺらぺらーずとは先程あげた新SWNEXTの方々の総称。ソラスクのPLさんの言う通り本拠地はロマールです。因みにへっぽこーずとは公式リプレイの新SWでこちらの本拠地はオーファン
ソラスク んー、下水道はあるようですけど、水はけ云々って描いてあるから石畳じゃないかもです(←わざわざ調べて貰いました。感謝
GM うーん、とりあえず高級住宅街なここは石畳という事で
ラリー マンホールみたいなものあります?ハンドホールでもいいけど
GM ここには無さそうですね
ラリー 「下水でもなさそう…簡単に考えると壁をこえた」
ソラスク 「ンー 台車もあったんだロ?壁越えは難しくないカ?」
ラリー 「ふむ…となると。台車の後は石畳についてないですかね?木の車輪でしょうし」
ソラスク 「フム…」調べれます?
GM んー、レンジャー+知力でどうぞ
ソラスク 「でモ、貴族=馬車やしナ…まぎれてそうやけド…」レンジャー持ちがんばー(笑
ラリー 「この行き止まりにはこないでしょう」
ルメリア 「車輪の後か…」(ころころ)11です
GM (11…)うん、異常なしって思う
ルメリア 「……特に何も異常はないと思うんだけど…」
ラリー 「そう言えば話の中に子供がいましたっけ…ふむ…子供…」
ソラスク 「子供…盗賊ならグラスランナーの可能性もあるケド」
ラリー 「ちょっと壁の上に上ってみますかねえ」
ソラスク 「そやネ」
GM ほほぅ…私有地の境界線である壁に上りなさると…
ソラスク ぬ?公共物じゃなくて貴族の屋敷の塀?
GM うん、貴族の屋敷への壁に素性も知れない怪しい人々が勝手に上っていたら君はどう思う?(笑
ルメリア 「……まず、話通してからのほうがよくない?」
GM 因みに3方ですが 北 ケーキ屋さん 東西:貴族 という感じです
ラリー 名前わかりますか?3方
GM ケーキ屋がナデシコ亭 東が ディープ家 西がインパクト家となっております
ソラスク でぃーぷいんぱくと(笑
GM 繋げちゃダメ(笑
ラリー ケーキ屋壁立てられるくらい金持ってんのか(笑
ソラスク ケーキ屋の壁かぁ(笑
外野の
マリス
ケーキ屋の壁はケーキでできていた!
ソラスク 蟻で真っ黒になりそう
ラリー 「じゃ、先にケーキ屋行ってみましょうか。あそこなら、貴族のどうも無いでしょ」
ソラスク 「んじゃマ 行こうカネ」
ラリー 「ついでにケーキ食べましょ」
ルメリア 「はいはい(笑」
ソラスク 「買って帰るならナ」
GM じゃ、ケーキ屋ですね。表に回ると分かるんですが、やたら立派な感じの門構えです。少なくとも食べ物屋さんとは思えない。入っていくと…
ケーキ屋 「いらっしゃい…」中にはむっきむきでめっさ愛想の悪そうな店主が
ルメリア 「こんにちは」
ソラスク 「店主、客商売なら愛想を変えないとどうかと思うゾ」第一声
ケーキ屋 「………仮面つけたけったいなお嬢さんには言われたくないですなぁ」
ソラスク 男装して、仮面つけて声色かえてるのを、一発で女性と見抜くのは…くそう(なみだっしゅ
外野の
ミーティ
まー、ソラスクの変装(シーフ技能ないから)は2d6だろうしなぁ(笑
ラリー 「ケーキ売ってください。あとお願いがあるんですけど」
ケーキ屋 「なんでしょう」因みに何ケーキ買ってく?
ソラスク 何がありますか!
GM 一通り揃ってるよ〜
ラリー 「(ルメリアに)何がいいですか?」
ルメリア 「(ラリーに)おいしいやつ(店主に)オススメは何ー?」
ケーキ屋 「この…ショートケーキなぞが…店主兼菓子職人な私が作りました」店主スマイル
ソラスク 「パティシエカ…」
ラリー 「マリスさんやミーティさんたちの分を確保しないと。とりあえず試食用に…チーズケーキひとつ。先にください」
ケーキ屋 「毎度あり」 では店主が器用にチーズケーキを出してきます
ラリー 「ふむ…じゃ、ルメリアさん」フォークであーん(爆
ルメリア 「………………………………………………………………」
ラリー 「何か?」
ソラスク 「ええ加減にしとケ そこら辺」
ラリー 「え?じゃあソラスクさんも」あーん(笑
ソラスク 「(ずべし」
ルメリア 「やっぱり皆別々のがいいかしらね」とかいいながら、ミーティあたりの好きそうなのをいろいろ買いますー
ソラスク 「とりあえズ、チーズ、モンブラン、チョコ、ショート、etc 一種類ずつよろしク」
GM あい、さー。ケーキは1個3ガメルで…適当にお金減らしといて。そういや試食のチーズケーキ…誰か食べないの?(笑
ソラスク んじゃ24ガメルくらい減らしとくか…
ルメリア 食べると生命抵抗か
GM HAHAHA…疑り深いですねぇ。そんなことしたら営業停止になっちゃいますよ(笑
ルメリア だってー(笑
当GMは食べ物とかに毒物を時折さらりと混ぜたりします…なので皆さん警戒しているようですね…ヒドイナァ
ラリー 「美味しいと店主さんも言ってますから。食べてみてください。ねえ、そうでしょう?店主さん」
ケーキ屋 「ええ、丹精込めて作らしてもらってます」
ルメリア 「ああもうわかったわよー」ぱく
ラリー 「どうです?味は」
GM 食べた感じだと特に不味くはないけどそこまで美味しくもないって感じ。ぶっちゃけこんな高級住宅地で勝負できる味じゃないって思いました
外野の
マリス
あぁ、なんだ普通か…
ソラスク そんなケーキ8つも買っちゃったよ!(笑
ルメリア 「……悪くないんじゃない?」(これはお世辞ね)
ラリー 「ふむ…」残りをパク。一蓮托生だ。(爆
えらい言われようである
ラリー 「なるほど…確かに」
ルメリア 「………」また間接キ(略
ラリー 「ところで店主さん。ここ何時まで開いてるんです?」
ケーキ屋 「大体7時位まで開いてます」
ラリー 「夜の仕込とかも結構遅くまでやってるんでしょう?」ケーキ見ながら
ケーキ屋 「まぁ…一応」
ラリー 「でも店主さんはここ1人でやってるんですか?。大変でしょう」
ケーキ屋 「何人か丁稚がいますがね…今はちょっと席外してます」
ルメリア 「丁稚さんもいるんだ、大きなお店なんですね。お店、何年くらいやってらっしゃるんですかー?」
ケーキ屋 「いえ、開業してからまだ3ヶ月くらいでさ」
ルメリア 「あら、新しいお店なんですね」
ソラスク 「ホゥ、売れ行きハ?」
ケーキ屋 「…ぼちぼちといったところですね。ありがたいことです」
ラリー 「以前はどこで商売とか修行されてたんです?」
ケーキ屋 「テンチルドレンの方で少々腕を…」
ラリー 「で、こちらに店を開かれたんですね。この店を新しくお建てに?」
ケーキ屋 「いえ、運良く前使っていた貴族様が売り払うらしくてね…時期が良かったんでしょう」元貴族の屋敷を改装したって感じです
ラリー 「そういえば、ここの裏って行き止まりですよね。前は道だったんですかねえ?壁とかどうでした?折角なら裏にも敷地を作ってよさそうなものなのに」
ケーキ屋 「さて…どうだったかねぇ…すいやせん、よく覚えてませんや」顎鬚さすりつつ
ソラスク 「…(任せておきますか…)」
ルメリア 「(口は回るわよねえ)」
ラリー あ、GM壁ってケーキやに直接くっついてます?それとも庭を挟んで?あと貴族の屋敷だったんだからケーキやにも庭ありますよね?
○ナデシコ亭周辺図
GM 勿論庭位有ります。略図にすると→な感じ
ラリー 「でも、元が貴族の屋敷なら手入れも大変でしょう?庭も綺麗になってるけど」綺麗になってます?
GM 見える限りでは割と小奇麗
ラリー ほむほむ「あの、一つお願いがあるんですけど…」
ケーキ屋 「なんでしょう」
ラリー 「私貴族のお庭って初めてなんですよ。ちょっとケーキ片手に見ていいですか?(ルメ、ソラスクに)ちょっとピクニック気分になりませんか?」
ソラスク 「アー そうネ」
ルメリア 「貴族のお庭でティータイムっていうのも、いいかもね」
ケーキ屋 「うぅん…すいません…流石にお客様といえども…勘弁してください」 困った顔で…見知らぬ人間敷地内に入れたくないなぁ…
ソラスク いや、店にはいるために門くぐったならすでに敷地内じゃないですか(笑
ケーキ屋 「ピクニックならもっといいとこがあると思いますよ」まぁそうなんですが…庭をうろうろされるのはなぁ(笑
ラリー 「どこかいいところご存知で?」客商売じゃないな(笑
GM 店主はかくしかっと風光明媚なとこを教えてくれます
ソラスク 「ホミ、マ、ええカ ケーキ8つも買ったしナ」
ルメリア 「帰ってコーヒーでもいれてもらいましょう」
ラリー 「じゃ、いきますか」
ルメリア 「そうね」
ソラスク 「ンジャ、どーモ」
ラリー 「じゃ、店主ありがとうございました。また寄せて貰います。丁稚さんたちにもよろしく」
ケーキ屋 「有難う御座いました」じゃ、出ようとする君達に入れ替わりで若い少女が入ってきますね。髪も束ねたままで貧しいなり。指はあかぎれだらけな子です。異様なまでに興奮してる感じ
ルメリア で、店を出たら、店主に見えないように、シンビオス(ミーティの使い魔の梟)を飛ばして庭を偵察ー
GM あいあい、で、少女の方なんだが…
少女 「返して下さい。弟を返して下さい」で、いきなり叫びだしたりしたのが聞こえました
ラリー 「ソラスクさん」目で合図しよう
ソラスク 「ン」店にもどるー。ケーキはルメにわたしとく(笑
GM ほむ、ではソラスクが戻ると…
ケーキ屋 「娘さん、一体どうしたと言うのかね」店主は戻ってきたソラスクの目を気にしてる感じで「ちゃんとお話しないと分からないよ」と娘の肩に触れながら言います。彼女はビクッとその手を払いのけて
少女 「だから、弟を返して下さい。サンを、弟のサンを…ここで働かせれているのは分かっているんです。どうか…どうか…」
ケーキ屋 「困りましたな。では、奥でゆっくり聞きましょう。ささ…」そう言って奥に連れて行こうとします
ラリー その間にケーキ屋の裏の道に行ってインビジしときます(ころころ)判定は成功。壁に張り付くように(笑
ソラスク 「ちょいちょイ」
ケーキ屋 「なんでしょう?」
ソラスク 「なんか物騒な話が聞こえたんやけド?」
ケーキ屋 「このお嬢さんの気のせいでしょう」少女は君の方をじーっと見てるけど…怪しいからなぁ…仮面…ちょっと判断つきかねてるって感じ
ソラスク 「ア、あんまりきにせんといてナ。冒険者はいろんなのおるカラ(笑」
少女 「Σ(びくっ。いや…あの」
ソラスク 「いかにもな格好して『怪しくないですよ』っていうのよりはマシやと思うんだがナァ…」一人ごち(笑
少女 「だって…(汗」
ソラスク 「マ、ええカ」仮面はずすよ!もう(笑 「気にしないでくださいといったのですけど…まぁ、少々わけあって付けてるだけですので、趣味とかではないですよ」
ソラスクは仮面外すと喋り方まで変わります。ますます怪しいような(笑
少女 「はぁ…」店主もぽかんとしてる
ケーキ屋 「で、あの−お客さん…一体何しに?」
ソラスク 「物騒な話が聞こえたから戻ってきただけですが?」
ケーキ屋 「なら、奥で少しお話すればこの子も分かってくれるでしょう。貴方には関係ないことですし…お引き取りください」店主の言に少女は異を唱えてますね
ソラスク 「とりあえず、あなたのせいではないですが、連れて行った等話題の犯人にされてる方が、それに敵対されてる方を連れ込むのはどうかともおもいますし」
ケーキ屋 「そう申されましてもね。他所様であること無いこと吹き込まれても困りますから」肩すくめ
ソラスク 「これでこの方(少女)が後、行方不明にでもなったら、貴方が犯人だと決め付けられてしまいますよ?なら、ここで第三者を交えてちゃんと話をなさったほうが後腐れはないかと」
ケーキ屋 「第三者ねぇ…」ソラスクをじ−っと…
ソラスク 「貴女はどうなさいます?」
少女 「………」思っても見なかった展開にちょっとぼーっとしてたけど「…とりあえず…一旦外、行きませんか…詳しい話とかは…そちらでしたいので」と 流石に初対面の人相手だしなぁ…
ソラスク 「かまいませんよ、この場ですとお店の迷惑にもなりますゆえ」
なんだか訳有りの少女を引き連れソラスクは一旦宿へ…帰り際にケーキ屋に謝罪として100ガメル払ってたりしてました

第3章 貧乏姉弟の身の上話

〜ある貴族の屋敷前〜
GM はい、それでは次聞き込み組ですね。今君達はある貴族の屋敷の前にいる。盗賊ギルドからの情報によればここが一番最後に被害にあったお家らしいです。立派な門構えで衛兵さんが一人立ってる
マリス 「はー、立派なもんだねぇ…どうも」
ミーティ 「こんにちは(会釈) 少々お話いいでしょうか」
衛兵 「どうも…なんでしょうか?」
ミーティ 「はい、ここの家で最近盗難があったそうですけど、犯人についての手がかりを教えていただけないかと」
マリス 「犯人探しをしているのです」
衛兵 「何故ソレを?ファリス神殿の方ですか?」怪訝そうに
ミーティ 「はい。少々被害が大きいとのことで、調査することになったんです。お仕事のほうで」
衛兵 「そうですか…(暫し考え込んでから)ならば…現場をお見せしたほうが早いでしょう…少々お待ち下さい」一旦引っ込んで暫くして戻ってきます「旦那様から許可が下りました。こちらへどうぞ」そう言って盗まれたという蔵に案内してくれます
ミーティ 「お手数おかけします(一礼」
マリス 「それじゃお邪魔します」
カウント 「……(僅かに会釈」
ミーティ
GM 蔵の中は→な感じです。やたら頑丈そうな錠前がかけてあって窓の明り取りのがあるくらい。それも鉄格子が掛かってます ○蔵の中
衛兵 「盗まれたのは箱に収めてあった宝石などです…賊達は中身だけ持って言ったようです…」
ミーティ 「盗まれた時に施錠が開いた形跡はなかったのですか?」
衛兵 「不思議な事に…全くないんです。それと実はこの部屋にはミスリル製の槍が有り、魔法も通じないはずなのですが」
ミーティ 「ミスリルの槍、ですか…かなり高級品が被害にあってるんですね」
衛兵 「いえ、槍はここに」壁に無造作に立てかけてありますね。不思議な輝きを宿す槍が
ミーティ 必要筋力どのくらい?
GM 20ぴったり〜
ミーティ ほしいっっでも口にはしないのでした。まる
マリス 「ふむ…調べさせてもらっていいですか?」
衛兵 「どうぞ」調べる場合は冒険者+知力でどうぞ
一同 (ころころ〜)
GM カウント目が良いな。では君は鉄格子のとこに…何かロープでもすれたような跡を発見
カウント 「……」鉄格子の方に移動。鉄格子は外せそう?
GM いえ、がっちりはまっていてとても外せそうにないです。また、大人ではこの格子を抜けるのは不可能でしょうね
カウント …子供サイズならば?
マリス つまり子どもサイズなら可能、と
GM まぁ、子供なら出来るかもしれませんね
ミーティ 因みにPLの経験よれば20cmの隙間があれば小1は隙間を通れる
GM じゃ、隙間は20cmということで
マリス じゃって(笑
ミーティ 「魔法じゃなくて物理的手段で、しかも子供サイズかぁ。グラスランナーなのかな?」
カウント 「………」ざっと見渡して、より価値のありそうなものは?
GM ミスリル槍が一番高そうだね…ただ、持っていかれたのは宝石のみ
カウント 槍は、持ち出せそう?
GM 難しいでしょうね。重たいし
カウント ふむ
ミーティ う、マリスとカウントがもてそうにないねぇ、と呟いてる横でヒョイッと持ち上げて、周囲の人間がビックリしてる図を想像して自己嫌悪
カウント 「………」思考中。他の被害者の家も見ないことにはー…とか思っている
GM 因みに他のとこでも持ってかれてるのは宝石や金貨など持ち運びやすいもののみです。大き目の芸術品とかは難を逃れてます
ミーティ ふむふむ
マリス 「んー、ちなみに警備はどんな感じでした?」
衛兵 「そうですね…自分のほかに…夜は6人で二人一組なって3交代制でした」
マリス 「基本的に門のみ、だったんでしょうね。見回りをしようにも広いですし…」
衛兵 「ええ、残念ですが…ですが、この通り鍵は頑丈かつ、この槍のお陰で魔法は通じませんから…正直油断してました」因みに魔法が効かない云々はデュダの『ドワーフ殺人事件』からやってきてる論拠です。この世界は限りなくデュダ世界ですので
ミーティ 「何か不審者はいなかったのですか? 盗みの入った時間に」
衛兵 「うーん、特には」
ミーティ 「分かりました。ご協力に感謝します(会釈」
衛兵 「申し訳ない」
これ以上得るものが無いだろうと判断した聞き込みチームは一旦『アロエ亭』に戻り、現場組(ラリー以外)と合流
〜何時でもアロエ亭〜
GM はい、それでは宿に戻ってきました。例の少女もソラスクにくっついて来てますんで
ルメリア 「ケーキ買ってきた、ま、味はそこそこだけど」
ミーティ 「あ、ありがとー。話を聞いてたから楽しみにしてたんだ(笑」因みに庭を飛んだシンビオスは何か手がかりありました?
GM 今の所無さそうです
マリス 「おや、こんばんはお嬢さん」
カウント 「……(一瞥」
少女 「…ど、どうも」少し人見知りしてるらしく…落ち着きない感じです
ソラスク 「むりやりまきこまれて来タ」仮面つけてるよもう
ルメリア 「あのケーキ屋、怪しいけどね…お嬢さん、とりあえずケーキでもどう?」ケーキ出して、あと宿のマスターにジュースでも出してもらう
少女 「いただき…ます」少しづつ斬って…ちょこちょこ食べ始めます…凄い味わってる感じです
ミーティ ああ、かわいそう…ケーキ食べる機会ないんだね(ほろり
ソラスク 「8つあるから遠慮せずにどうぞダ」
マリス 「…コレも食べる?」と持ってたお菓子10ガメル相当を
GM あ、年の頃は15,6なんで
ソラスク がーーーーーーーーーん。同い年 もしくは上ジャン!(笑←15歳
カウント 一つ二つ下か(がびん←17歳
マリス よーし(爆←18歳
ルメリア 自分がすごい年増のような気分だよ(笑←19歳
何を張り合ってるんだか(笑
少女 「あ、申し遅れました…私、リーンっていいます」少しおどおどしつつ自己紹介
マリス 「どーも、俺はマリスっていう。よろしくねー」
ソラスク 「アア、名乗りがまだだったナ ソラスクと言ウヨ」
ミーティ 「ミーティだよ。よろしくね、リーン♪(にこやかに」
カウント 「……(さらさらさら)『カウント』」羊皮紙に
ルメリア 「私たちは冒険者で……あの付近で起きた事件について仕事で調べているの。もしかしたら力になれるかも知れない……良ければお話を聞かせてくれないかしら?」
リーン 「……はい…実は…」ぽつぽつ話し始めます
ルメリア 「……」やさしいお姉さんの表情で聞きましょう
リーン 「1年前の事です…うちは…金細工屋を営んでいたんですが…母の死後、父はギャンブルに嵌ってしまって…多額の借金を作ってしまったんです。借金は日に日に膨らんで…もう、にっちもさっちも行かない位の大きさになっちゃって」
ソラスク 目だけ優しくして聞きましょう 見えないだろうケド(笑
リーン 「そんな時…ひょんなことから知り合ったあのお店、ナデシコ亭の主人が…借金を肩代わりしてくれたんです。ホントなら…私が娼館に売り出される事になっていましたから…私達にとっても有難い話でした」
ミーティ 「うんうん」
リーン 「その代わりとして…まだ10になったばかりの弟のサンが…奉公することになりました。2年と言う期限付きでは有りましたが…」一旦言葉を切り
ソラスク 「すまんガ、いくらアッタ?」借金
リーン 「大体…1万ガメルほど…」悪い所から借りちゃったらしく雪達磨式に増えて行ったようです
カウント 「(さらさらさら)」羊皮紙にリーンの話を含めた情報整理中
リーン 「幼い弟に苦労はさせたくないんです…私は、地元の飲み屋で働いて…一月ほど前になんとか借金の半分位の額まで揃えて…届けたんです。そして、弟を返してくれと頼んだのですが『こんな端金では話にならない』って追い返されてしまって…あの後父も亡くなって…たった一人の肉親なんです」涙ぐみつつ
ミーティ 「がんばったんだね(ぽむぽむ」
ソラスク 「フム…」
ルメリア 「……(人身売買か、これは、シーフギルドの問題にもなりそうね)」
ソラスク 「親のことなら知らないかも知れないガ、あの店の店主とはどうやって知り合いになったン?」
リーン 「借金を返そうと努めてた…バイト先の方で…たまたま…飲みに来られてたんです」
ソラスク 「それで1万の立て替えカ… さすがに変だノゥ…」
ルメリア 「……裏はありそうね…(でも、表向きだけ見れば一応契約は成立してるのよね。どこからつつくか…)」
マリス 「取り合えず定食ひとつー」
GM では頭脳ナン定食が出てきます。頭脳ナン、頭脳カレー、頭脳ジュースといった豪華なラインナップ。食べれば頭が異様に大きくなって明日から君も地球外生命体の仲間入り間違いなし(笑
マリス 「マスター、ここでの普通じゃなくて『頭脳』って付いてない普通のねー(笑」僕ハ、地球ガ、大好キデシタ
マスター 「えー、頭に良いんだよ。その定食」まぁそうやってますとからよんっと扉が開いて再び朝よりやや疲れてる感じのアクレがやってきます
ルメリア アクレギア…こき使われてるな…(ほろりん
カウント 「……(一瞥、目礼」
マリス 「やぁアクレ。頭脳定食食べる?」
アクレ 「いぁ…いらない(微苦笑」マリスにばっばっばっとシーフサイン『少し、分かった事があります』
マリス 「…(ばっばっばっ」『まぁこっちも少し分かったことがあるからその報告にも行くかな』
アクレ 「…」ばっばっば『了解、じゃ、ギルドに伝えておくね』それだけ伝えるとからよんっと外へ出て行きます
カウント 「……(現場組の誰かにペンを渡す。似顔絵を描いてくれ、と」
GM 似顔絵はシーフ+器用ね〜、若しくは平目
ルメリア 「……ラリーがいないわ」
ソラスク 「絵の技能はないナ…」
カウント …。じゃあ、少女+二人で頑張って(酷
ソラスク 「あア、マリス」
マリス 「んー、それじゃその弟くんのことも手伝うよ。まずは容姿とか教えてくれるかな」
平目で振るよかましだろうと一行は盗賊技能を持っているマリスに特徴を教え次々に似顔を描かせます。出来栄えは弟君が13、リーンが11、ナデシコ亭の亭主が17と何故か男の方が高かったり(笑
ソラスク ついに男にはしりはじめたか…
ルメリア 「……すばらしいわ、マリス」
マリス 「うーむ、何と綺麗な肉体美…(笑」
ソラスク 「ンジャ、いってらっサイ」
マリス 「さて、それじゃ依頼主のところに行って来るかな。今度はアクレもいるといーけどー(笑」
〜ロマール盗賊ギルド〜
GM はい、それでは盗賊ギルドです。今度は受付さんとこまでですね。アクレもいます
受付 「よぅ、ご苦労さん」
マリス 「そっちこそご苦労さん」
GM アクレの方も軽く会釈…ここだとかなり緊張気味…
アクレは割と怖がりで盗賊ギルドが苦手と言うタイプです
マリス 「アクレは前から変わらないなぁ(笑」
アクレ 「う…だ、だって〜」
受付 「まぁ、その辺はさておき(苦笑。まぁ情報だが…こっちで分かった事から話すかい?そっちから話したい?」
マリス 「こっちの情報がまだ曖昧だからね。まずはそっちからお願いしたい」
受付 「OK…まぁ分かった事っつっても…情報収集に放ってたうちの若いのが一人行方不明になった…くらいなもんだけどね」
マリス 「げ、それはまたなんとも…」
受付 「そいつは表向き瓦版の記者でね。最近は『ロマール上手いもの巡り』ってんであちこち回ってたんだ…で、高級住宅地のほうに一昨日行ったのが確認されてんだけどそっからどろんと消息不明になってんだ…もしかしたら関係あるんじゃないかと思ってね」
マリス 「上手いもの巡りで高級住宅地の方へ…ふむ」
受付 「そっちはどんな感じだい?」
マリス 「こっちはあやしーの見つけたよ。マッチョが経営するケーキ屋さん(笑」
受付 「マッチョねぇ…店の名前は?」
マリス 「…えーと、ナデシコ亭っていうところだね」
受付 「どうして怪しいと思う?詳しく聞かせてくれ」
マリス 「まず一つ。ケーキが美味しくないのに高級住宅地にある」
受付 「確かに…あそこで勝負できるにはソレ相応の味が必要だな」
マリス 「そして目撃→どろん、の場所のすぐ傍ということ」
受付 「ふむ…」
マリス 「三つ目に開店三ヶ月の新しい店と言うこと」
受付 「成る程な…ナデシコ亭ナデシコ亭…あったあった…これだな…」ファイルの一ページ捲り 「対外的には問題ない…寧ろ借金を背負ったとこから借金を肩代わりしてやって換わりに働いてもらってる…らしいな」
マリス 「…あー、それに関して一つ」と言うことで少女のお話を受付に「こんなことがあったわけよ」
受付 「………分かった。こっちからも若いのを放っておこう。という訳で…行って来い」とアクレに アクレはがっくしとしたまま「いってきまふ」と外へ
マリス 「アクレ…あとでまたね。っとそう言えば盗難現場の調査でわかったことだけど窓からの侵入らしい。ロープ跡があった。ここからは俺の推論だけど…子どもならその鉄格子を通れるんだ。借金のかたに子どもを使ってる可能性が高い」
受付 「…有りうるな…となると…借金の肩代わりはその子供集めのため…か」
マリス 「まぁ、俺が集めた情報はこんなもんだ。最後にこれを」と出来13の似顔絵の写しを渡す「これはそのうちの一人だ。何か分かったら…頼む」
受付 「分かった」受け取りましょう
盗賊ギルドに情報を手渡しマリスは宿に戻ります…一方その頃ナデシコ亭を張っていたラリーは…

第4章 はぅ〜、ラリー君お持ち帰り〜(笑

〜ナデシコ亭付近〜
GM はい、それではカメラをケーキ屋付近のラリー君+ミーティの使い魔のシンビオス君に移します。現在午後7時…もう真っ暗ですね。あ、梟は何処?
外野の
ミーティ
どこだろう?木があればその中だけど…あ、壁が四方にあるだけ?
GM うん、四方壁で覆われてるけど庭に木も生えてるよ
外野の
ミーティ
じゃあ門が見える木の上で
GM うい、では暫くすると裏口がきぃっと開いて…まだ年端も行かない子供が、悪い夢でも見たのか、素足で鳴きながら中庭に出てきます。あ、弟君とは違う子ですんで
ラリー 「…(沈黙は金」
子供 「おっかぁ…おっかぁに会いてぇよオ…」まだ、7,8歳位ですね。泣きながら壁を叩いてる…ラリーにも聞こえる…壁に張り付いてるらしいし
ケーキ屋 「お前は盗みの道具だ。才覚ある奴は立派な盗人に育ててやるが、役立たずは…」そこで裏口からゆらっと現れた店主…子供にスタスタと近寄り
ラリー ふむ…やば、集中解いて壁登っていいですか?
GM 壁は垂直で3〜4m…登れるかな…
外野の
マリス
壁にビートを刻むんだ!
ソラスク シーフでもダイス判定
GM うむ…じゃ、登攀でやってみたまえ
ラリー あいあい
ミーティ あー、うー。しゃあないラリーが失敗したら、シンビオスで妨害いくよ
ラリー (ころころ)おしっ出目11で18
マリス
カウント
ソラスク

おお
GM お見事、ではラリー君はするするっと壁を登りきった
ラリー で、登ったとき連中との距離は?
GM 約3mくらい。子供と店主は同一エンゲージで
ラリー ラウンド処理します?
GM うーん…ここは大雑把に行きましょう。ラリー、何する?
ラリー バインディング(ころころ)達成値は13 
GM (ころころ)それは14といって抵抗します
ラリー ぎゃー(笑 で、3m移動で接敵ね
GM じゃ、反撃だけど…どうしよっかな…このエルフ…んー『ポイズン』拡大3倍で達成値+2くらいでいってみようか(ころころ)16
ラリー うげっ(ころころ)13で抵抗失敗 あうーん
ミーティ どんまい
GM じゃ、店長はラリー君をよっこいしょっと担いで店の中へ〜、ラリー君お持ち帰り〜♪
ラリー どちくしょー(笑
ラリー君が捕獲されるという事態に対し、梟を通じてそれを見ていたミーティによってそれをしらされた一行はラリー君救出+事態解決の為にナデシコ亭への突貫を即断即決します。店の前でしっかり自分達に補助魔法かけてから…一方ラリー君は特製のゾンビーメイカーをたぷたぷ注がれてばっちり洗脳されてたり…

※本来ゾンビーメイカーは1時間の暗示などが必要ですが、今回は折角だからというGMの粋(余計)な計らいです(笑
GM じゃ、準備OKだね。で、どーんっと店のドアを…蹴破るのかな?この場合
ミーティ 役目はうちの娘が担いましょう。汚れ役ですから。と、いうわけで「御用改めであるーーーっ!!(どがーん」(爆
GM うい、ミーティが景気良く筋力21でぶち破ると
ケーキ屋 「お客様…もう当店は閉店時間ですぜ」こちらは店主、部下A(戦士風)、部下B(半エルフの精霊風味)+期待の新星ラリー君
ラリー 「ヤ。ドモ」
ルメリア 「ああ、目がうつろなエルフがいるΣ」
マリス 「あっちゃー、すっかりやられちゃって…」
ソラスク 「うちのツレが夜遅くまでこんなとこで遊んでるからネ 連れ戻しにきたヨ」
ケーキ屋 「んー、それはこの新人のラリー君のことかなぁ…でも彼は見も心もうちのもんですから。ほら、この通り」
ラリー 「イラッシャイマセー。オウツクシイカタガタ」
マリス っく(笑
ミーティ 「もうすっかりダメな人ね(笑」
ルメリア 「……帰りたいような気がしてきた…っていうわけにはいかないか」
カウント 「――…。」語ることなど有らず、とハルバードを構える
ラリー 「デモテンチョ。カッタラミンナスキニシテイイヨネ?」
ケーキ屋 「勿論だ。ラリー君(っぐ」
ラリー 「ワーイ。ガンバルー」
ミーティ 「そこ、がんばるなぁぁぁーっ!?」
ラリー 「トリアエズ。ルメリアサンハオヨメサンニシテ、マリスクンハ…オクサンイガイハメヲムケナイヨウニチャームヤノウ」(爆)
マリス 「なっ、俺にそんなことを…許さないぞラリー!」(爆)
ラリー 「?オクサンヒトリ。ドコカワルイカ?」
ソラスク 「意外なとこで告白が来タベ?」
ルメリア 「…聞こえない聞こえない」
ラリー 「アア、ソラスクサンハカメンニエヲカカナイト」
ソラスク 「汚されるくらいならこの手でたたき割ル」
ルメリア 「いろいろと願望がダダ漏れてるわね…(汗)」
ラリー 「ミーティサンとカウントサンハ…ドウシヨウ。フタリデイッショニスンデモラウカ?」
ミーティ 「住んでどうしろって…いうのよー!!(笑」
ラリー 「ソレハフタリノココロノウゴキ?リリカルデトキメクハートフルラブコメ?」
ルメリア 「意味不明すぎるわあああああ!」きー
GM じゃ、程良く皆のやる気が出て来た所で戦闘に入りましょうか
VSナデシコ亭の皆さん+ラリー君〜闘え!!ラリー君〜
マリス 「俺はいつまで〜♪」←まだ歌ってる人
ソラスク 「もうエエ(笑)」
マリス 「歌いなおしたい〜♪」
ラリー 「さて、縛ってる間に子供達を救出しないと」
ルメリア 「そーね…」
ラリー 「あ、そうそう…ごめんなさいね」ルメリアを隙をついて抱きしめて捜索に逃走しよう(爆
ルメリア 「セクハラエルフーーーーーーーーー!」
ラリー 「ほかに何もしてないじゃないですか。あなただけですよ」
マリス 「(ぴたりと歌をやめ)るめにゃーん(ぎゅ」
ルメリア 「はうう…というか、捜索してよー」
マリス 「さて、俺も捜索に加わるか」
GM はい、どうぞ
ラリー (ころころ)14
マリス (ころころ)12
GM んー、特に何も見つからない(15だったから後1だったんだけどなぁ)
ソラスク 「(部下Bに)子供達をどうしたかしらんカ?」
部下B 「…」ぷい
ソラスク 「…お前もAのようになりたいようだね」
部下B 「っく…」
ソラスク 「とりあえずナ、黙っててもコレ(マリス)の呪歌で何日かけてでも聞きだせルベ?」
部下B 「卑怯者〜」
ソラスク 「……呪歌がきくまで根競べよ?それよりハ、自分の意思でしゃべろうヤ(肩ポム」
ミーティ 「どっちがかな?(にこり」
ラリー じゃあショトソでBの髪剃っていいですか?
GM ど、どんな風に?このHEさん、意外とロン毛サンだったんだけど(どきどき
マリス 逆モヒカンだよね!?
ソラスク 前髪だけのこしてあとスキンとか!
ラリー 「ごめんねえ。ワタシ下手だからさあ。ひげ剃ってるときに手が滑りそうなんだよねえ」で、微妙にわざと失敗したりね。(笑
ルメリア 「早く話したほうが、楽になれてよ?」
GM (なんであんたらそんなに生き生きしてるの?(笑)止めて止めて、ちゃんと吐くから…モヒカンとかスキンとかは嫌
部下B 「っくそぉぉぉぉ…そこの壷の下だよ…そこに…スイッチがある」
カウント 嘘は吐いてない?(ぇ
GM 吐かない吐かない
ミーティ 「そー。後罪が軽くなりたいなら、盗んだものとかもきっちり教えてもらうわよ?」
ソラスク んじゃつぼさがしましょ
GM うい…まぁ壷の下にスイッチがありました。で、そろそろ後日談良いかな?
ラリー あ、その前にあとひとこと「とりあえず。気長に攻撃していきますんで。末永くよろしく(爆」
ルメリア 「……………………………………………………」
GM ご馳走様です(笑 スイッチを押すと地下への隠し階段が出現…地下室は…借金の肩代わりでGETした子供(弟君含め3人程)と…今まで盗んできた…宝石とかがありました

手口としてはカウントが看破したとおり、リヤカーで運んだ滑車+ロープで格子戸を子供がするするすり抜けて。中の運び出しやすいものだけGET。後はリヤカー引いて病気の子供をという感じだったようです

例の3方塞がったとこは実は北のケーキ屋に面してる壁がどんでん返しになるという仕掛けでした。もう少し達成値高ければ分かったんだけどね

3人組は…ファリスと盗賊ギルド、どっちにつれてく?
ミーティ 「はーい、ファリスの精神鍛錬室ロマール編、今回も結構激しいからねー?(朗らか」(ずりずりと引きずって、入りきると神殿の戸がしまる(笑 
ソラスク ミーティが神殿につれてっちゃった
ミーティ あー、ファリスで一週間しばいた後にシーフギルドにお渡しします(笑
GM うい、ではギルドに引き渡された後3人組がお日様を拝む事は二度と有りませんね…盗賊ギルドとはそういう所です

無事見つかった弟のサン君はお姉さんのリーンちゃんのとこに引き取られました。ただ、盗みの快感を覚えさせられてしまったので…ねじれた心を戻すのには暫く掛かりそうです

以上で終わりにしたいと思います。お疲れ様でした〜
一同 お疲れ様でした〜
おしまい

GMの独り言

今回は久々にシティーに挑戦してみました…ダンジョンとかに比べるとNPCが多いからちょっと大変だったり

○元ネタについて
 今回の元ネタは井川香四郎と言う人の書いた時代物の捕り物劇ふろしき同心御用帳シリーズの『情け川、菊の雨』の『銀杏散る』というお話を基にしています。この手の捕り物系は奇怪な事件、割と理解しやすいトリック、程好く絡んだ人間関係と人情などTRPGのシティーものをする時非常にお手本になる上に何故かTRPGしてる人達は余り読んでいない(私の周辺だけかもしれませんが)のでネタバレしにくく当GMは好んで使う手法でも有ります

○戦闘について
 なんと言ってもラリー君をGETできたのが大きかったと思います。ただ、これは最初計算に入ってなかったので嬉しい誤算でした…それにしても第7話のオフェのトランスファーと言い今回のラリー君のシェイドと言い…サイコロの中には魔物でも住んでいるんでしょうか?ダイスの神様の悪戯の前にはただただ翻弄されるばかりです(笑

とりあえずはこんな所でしょうか…とりあえず今回はこのあたりで失礼します。それでは〜
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