プレイヤーキャラクター
長谷川真奈 人間/女性/クレイモア/1レベル/プライム
15歳、ゲーム感覚で悪魔事件に首を突っ込む中二病なオタク少女。てれってって〜、マナはレベルがあがった〜♪そんな感じの日々を送る娘
鴇継 朱音 人間/女性/アネラス/2レベル/クィーンビー
町のお巡りさんにあこがれて警官になったはずが悪魔憑きだったことがわかり、対悪魔課に配属された新人。驚異的な低さの能力値でがんばってます
葛稲 蒼人 狐(中型犬相当)/男性/ショーテル/2レベル/コンジャラー
狐の悪魔憑きで、元々は野生。とある事件で都会に出て来て、暫くしてからとある2人組みにいつの間にやら連れ帰られて今は飼い狐に
最近は、放浪していた妹が近くに住み着いて気苦労が増えたとか増えないとか
ジャック 梟(中型の鳥相当)/男性/カラドボルグ/2レベル/アーチャー
何故か動物医をやっている変な梟。医院の閑古鳥の鳴き声を止めたい今日この頃らしいが多分無理な気がする(笑
 
 

第1話 「ファラオの下帯」

第1章 エジプトと悪魔憑きの深くて狭い関係

第2章 黒いピラミッド

第1章 エジプトと悪魔憑きの深くて狭い関係

GM それでは始めましょうか。季節としては三月後半…春休み、といっても関係しているのは真菜位ですが…そんなある日のこと、君達はセラフィムの高坂さんに呼び集められます。朱音も悪魔事件関連って事でお声が掛かってます
高坂 「お忙しいところ申し訳ありません。貴方方にはお願いがあって呼び集めさせて頂きました」
朱音 「本日はどのような用件でしょうか?」
真奈 「事件ですか!?事件なんですか!!?」
ジャック 「ホウ、此度はなんのようだ?」ばっさばっさと窓から
高坂 「はい、貴方方には今回、エジプトまで行き、『ある物』を手に入れて頂きたいのです」さらりと微笑みつつ
真奈 「海外旅行イベントキター」
朱音 「エジプト……」
蒼人 「…動物に海外に行けと?」
GM 「ええ」蒼人の問いににこやかに答え
真奈 「ある物、ってなんなんです?石の仮面とか赤い宝石とかですか!?(わくわく」
高坂 「はい、手に入れてもらいたいものは…」少々口ごもってから「それは、ファラオの下帯です」すっと視線を逸らしつつ
真奈 「…下帯…?」
朱音 「…………(ぼふっ)」
高坂 「分かりやすく言うと褌ですな。例えば、例の呪いで有名な『ツタンカーメン』本名トゥト・アンク・アメン。黄金のマスクが有名ですが、その他の出土した遺物の中に下着らしきものがあるのですよ。その数なんと145枚」吹っ切れたように
ジャック 「ホウ、呪われそうだな」
高坂 「俗に『ツタンカーメンの褌』と呼ばれていますが、円形に近い緩やかな曲線で囲まれたブリーフ状の部分と、角度の急な三角形の布を組み合わせたツーピース構成です。恐らくブリーフ状の部分を直接肌に身につけ、三角形の布を装飾用に用いたのではないかと考えられています」
蒼人 「いや、其処まで説明されても…」
真奈 「…ええっと、それをかぶって帰還せよ、と?…」
朱音 「(ぷしゅー)」←聞こえてない
高坂 「いえ、別に被る必要は…こほん。勿論理由はあります。実は、非公式なのですが、古代エジプトでは今よりも"悪魔憑き"の力が受け入れられていたのではないか…という説があるのです」

「例えば、有名所ではオシリス、ラーのような獣面の神々、ピラミッドに見られるファラオの顔、獅子の体を持つ獣スフィンクスなどの伝説…」
ジャック 「ホウホウ、神の子が悪魔とはおもしろいな」
真奈 「おお〜!スフィンクスは、悪魔憑きだったんだよぉぉ!!なぁんだってぇぇ!?みたいな展開ですね〜」
高坂 「他にも、之をみてください」そう言って一枚の写真を取り出します、一枚の絵画ですね。頭と体は虎ですが、首だけが大蛇のように長い正体不明の動物がガゼルを追いかけていて長い首を伸ばし、今にも喰らおうとしています。他にも猟犬などが描かれていますね。異様な風貌のその獣がいるのに、猟犬やガゼルは写実的に描かれています

「これは、マフートと呼ばれています。このような生き物も、かつては存在していたのかもしれません。話は前後しますがツタンカーメンの呪い…も共生生物が関与しているのでは…という疑いがあるんですよ」ここまでいっきにまくしたててからずずぅっと午後ティーを飲み
「こほん、話が少しそれましたね。まぁ、様々な点において古代エジプトのファラオ、は共生生物の力を持っていたのでないかという説があるのです」

「そして、その能力を高める為のアイテム…今の我々の共生武装のようなものですな。として、奪われないよう普段一番身に着けているもの。下帯が上がっているのです。之は長らく仮説だけで、実在が証明されていなかったのですが、この度、古代エジプト共生物学科の権威、モウセン教授がその場所を突き止めたらしいのです」
蒼人 「ふむ…」
高坂 「ですが、之に注目していたのは我々セラフィムだけではないようなのです。あのデビルズネストも注目しており、コードネーム『バンダースナッチ』と呼ばれるエージェントを動かした…という極秘情報が入ったのです」
ジャック アリス的な名前やな
高坂 「古代の正体不明の共生武装。デビルズネストの手に渡してしまったら一体どんな悪用をされるか想像もつきません。ですので、是非力を貸していただきたいのです」
真奈 「ひゃっふぅぅ!やぁってやりますよーーー!」(蝶☆テンション高く)
高坂 「因みに現地の協力者を集えばいいじゃないか…と言われそうですが、下手に現地の者を動かした場合、デビルズネストを刺激しかねません。なので、旅行者として紛れ込むのに不自然の無い貴方方日本人が最適なんですよ」
ジャック 「ホウホウ、だが野生動物が飛行機に乗れるわけが無かろう、それに我輩はワシントン条約に引っかかる(何」
蒼人 「なるほど…力を貸すのは構いませんが、我々はどうやって海外に行けと?」動物が外に出るのは時間が(ぁ
高坂 「その辺りにもぬかりはありません。パスポートなどはこちらで用意しておきました。動物の方々は荷物扱いということで、直行できます」色々工作してるんですよ。セラフィムも(苦笑
真奈 「自家用機や協力者の船…とかじゃあないんですね〜」
蒼人 「…無茶な事を!」
ジャック 「ホウ、仕方あるまい荷物になるしかないか」
高坂 「はい、仕方ないのです」しみじみと
蒼人 「とりあえず、保温の準備はしっかり頼むよ」飛行機の貨物室は色々きついよ(ぁ
真奈 「はいはい!日本語しかしゃべれません!!」
高坂 「大丈夫です。現地で案内人としてモウセン博士と合流していただきますが、彼は大の日本好きで、日本語ぺらぺらなのです。本職を雇うとたか…じゃない、危険なところに行くのに巻き込めませんからね」
真奈 「おおー」
ジャック 「ホウ、その博士は悪魔憑きか?」
高坂 「いえ、ぱんぴーです。だから全力で護ってあげてくださいね」
ジャック 「ホウホウ、ある意味厄介だな
蒼人 「ふむ…」
真奈 「うぬぅ…」
朱音 「…」フリーズ中
そんなに下帯のことがショックだったのだろうか…
ジャック 「ホッホウ、そろそろ話が終わる起きろ」アカネつっつき
朱音 「い、いたっ! いたいですっ!」
ジャック 「ホウ、怪我したなら治すだけだ、特に気にするな」ついでに出かける前に通訳博士の身辺調査をー。あとバンダースナッチの情報〜
GM 博士は【情報技術】若しくは【地域知識(エジプト)】でどうぞ。バンダースナッチは【社会】で
ジャック バンダースナッチについて【社会】で(ころころ)16
GM ふむ、では

○バンダースナッチ

本名、経歴など一切不明のデビルズネストのエージェントです
変装(?)を得意としており、これまで様々な悪い事(要人誘拐、暗殺)等をこなしてきました
その完璧なまでの正体不明さから『鏡の国のアリス』に登場する怪物の名前がつけられています
朱音 じゃあ変わりに博士の情報を(ころころ)15
GM ほいほい、では

1955年生まれ、身長174cm 82kg 白人男性
生まれは英国で、某有名大学の教授だったのですが悪魔憑きのことを知り、それらに関係のある伝承を集めている変わり者です。専門は考古学
学会で時々伝説の生き物○○はいたっていうんだけど表では基本的に相手にされていませんが、裏では割と有名人で様々な組織が彼を援助しています

この位かな
朱音 ふむふむ、あと上司にお伺いを立てておきます
GM 実は上司には既にセラフィムから一方入ってるんで協力しなさいとのことです
朱音 お仕事扱い?
GM うん、お仕事扱い
朱音 わーい
真奈 学生は…春休みだから平気な感じ?
GM そんな感じ〜。では、出発していいかな?
一同 ご〜
朱音 あ、一応着替えだけ4000払っておくかな
かくしてファラオの下帯をゲットすべく旅立った一同…さて、エジプトで彼らを待ち受けるものは…

第2章 黒いピラミッド

GM では、飛行機に乗ること数時間…豊かなナイル川のデルタに支えられてきた世界四大文明の一つを持つ古代のロマンの溢れる国、エジプトへと到着します
真奈 「これが、第三部の舞台だった…エジプト!!ゴゴゴゴゴ…」奇妙なポージングでハイテンション
GM 空港に着くと『うぇるかむとうえじぷと…せらふぃむごいっこうさま』と達筆な筆で書かれた看板持ったつるっつるな頭のおいちゃんがうろうろしてます。ああ、後誰か動物さんたちを回収しましょう(笑
朱音 ああ、受け取ります
蒼人 流石に空港でしゃべるわけにはいかんがなー
GM 因みにおいちゃんはうろうろしてる…どの位美形かな。100面体ダイスで決めよう。大きいほど良いってことで(ころころ 出目73)お、かなり美形だ
真奈 「ウホッいい男」
ジャック ナイスミドルなおじいちゃんか
GM でもつるつるだけどね〜(笑
真奈 「ナイススキンヘッド」
おじさん 「WHAT?」じーっと君を見て「あーゆーせらふぃむ?」
真奈 「いえすあいどぅ〜」
英語が壊滅的に間違っておりますがご容赦ください…
おじさん 「おー、あいむうぇいとしてたよー。まいねーむいずもーせん」
真奈 「すし〜てんぷ〜らはらきりげいしゃ〜あきはば〜ら〜」
おじさん
モーセン

「おーーーー」
真奈 「いえ〜い!!」なぜかハイタッチ
モーセン 「いえーい」なんとなく真菜とハイタッチ
ジャック 「(ホウ、あれが魂で会話するという事か)」
モーセン 「遠いところから良くやってきたYO。車を用意してるからお出で」ひとしきり真菜とぱんぱんっとハイタッチしてから
真奈 「あ、はい。よろしくお願いします」(ぺこり
GM では、博士の車へゴー。キャンピングカーでかなり大きいです。動物さんたちも話して良いよん
ジャック 「ホウ…中々窮屈な空の旅だったな」
モーセン 「さて、話は日本のセラフィムで聞いていると思うが…まずは自己紹介からかな。私はモーセンという。短い間だがよろしく頼む」
ジャック 「ホッホウ、こちらこそだモーセン殿」
蒼人 「宜しく。早速で悪いけど現状を教えてもらえるかな?」ソファーで丸くなりながら
モーセン 「有無、君達に頼みたいのはファラオの褌の入手だ」
朱音 「あ、あの……もうちょっと違う言い方は」
蒼人 「何か問題があると?」
モーセン 「ふむ…しかしファラオのパンツでは威厳が無いだろう…」
朱音 「それもやめてください!」真っ赤になって
真奈 「じゃあ腰布?」
朱音 「あぅあぅ……」
ジャック 「ホウ、もうファラオの遺物で統一した方が楽だろうに」
朱音 「それです! ジャックさん、いいことを言ってくれました!」
真奈 「聖遺物とか呼ぶとかっこいい」
モーセン 「遺物というとそれこそ星の数ほど合ってイメージしにくいんだがねぇ。まぁ口伝や伝承を集めた結果、ある場所は分かっているんだ。通称、黒いピラミッド…王家の谷のさらに先の砂漠の中にある…あるんだが…」
蒼人 「何か問題があると?」
モーセン 「実は、黒いピラミッドの周りには常に砂嵐が吹き荒れているのさ。おまけにミイラの兵士がでるとかいう噂で誰も近づけないんだ。しかもデビルズネストとかいう奴らも狙っていると聞くし、ほとほと困り果てていたのだよ」
ジャック 「ホウホウ、つまりは奴らとの聖遺物争奪戦障害競走に勝てばいいのだな」
モーセン 「そういうことになる。なのですぐに向かいたいのだよ」
蒼人 「内部の構造などの情報はあるので?」
モーセン 「文献によると、最奥の間にしたお…もとい遺物が安置されているらしい。その前に知を試される間、そして、周囲にはピラミッドのセキュリティと力を試される試練として砂嵐とミイラ兵が配置されているらしい」
蒼人 「なるほど…」
モーセン 「それと、納めてあるのは実はピラミッドといっても墓ではなく、なんというか…ファラオの試練のような場所らしい」
ジャック 「ホウ、それならば墓荒らしの真似事をせずに済んだと喜ぶべきかな」
モーセン 「まぁ、発掘なんて半分以上当時の者達からすれば墓荒らしのようなものだがね」苦笑しつつ
ジャック 「ホッホウ、王を探れば墓穴が2つか」
GM ではピラミッドに向けて出発していいかな?
蒼人 あ、その前にお弁当買えるかな?
この蒼人の一言で思い出したかのようにお弁当を買い漁る一同…認めたけどエジプトのお弁当ってどんなのだろう…とりあえずお弁当を買い込んだ一同はいよいよピラミッドへ向かいます
GM では途中までキャンピングカーでしたが、砂嵐が厳しいので途中下車し行軍…ゆらゆらと吹き荒ぶ砂嵐の中…全員【知覚】判定どうぞ。あ、勿論博士も一緒だから
朱音 知覚〜(ころころ)10
ジャック (ころころ)ホウ、17
蒼人 知覚が無いから感覚で(ころころ)14
真奈 知覚なんてないー(ころころ)10
GM ふむ、動物組は気づいたな。砂の嵐のその奥から…ゆらゆらと…ゆらゆらと…包帯に包まれた奇怪な人影が…
人影 「王乃試練ニ近ヅクナ…」世にもおぞましい声で…「王乃試練に近ヅクナ…」そう言いながら襲い掛かってきます。っとその前に動物組のみ識別どうぞ
蒼人 「む、いきなりお出迎えのようだ」(ころころ)12
ジャック 「ホウ、死者は専門外だ、帰ってもらいたいな」(ころころ)8
GM 蒼人には分かる。あれは姿こそ違えどカルトロップ・ライオット並みの力を秘めた恐るべき存在だ。という訳で戦闘に入るぞ〜
VSカルトロップ・アタッカー〜思わぬ苦戦…LV2ってつおいのね〜
真奈 「任務完了…ゲシュペンストイェーガー…げふ」
蒼人 「さて、先に進もうか。っとその前にすることはして置こうか」きゃぷちゃ〜
GM あい、1Dを3回どうぞ
ジャック いただき(ころころ)4
真奈 (ころころ)5
朱音 (ころころ)5
GM 「ウェブ」が一つ、「サンダーストーム」が二つですね。ではキャプチャーされるとミイラ兵士は見る見るうちに風化していき、砂嵐に吹かれてさぁぁあっと
真奈 「強敵と書いてともと読む、さらばともよ…」
GM うみ、ここで全員【知覚】判定どうぞ
一同 (ころころ〜)
GM ふむ、全員気がついたか。人が数人倒れていますね…全員男性で武装しています
ジャック デビルズどもか?
真奈 うしっ、その武装を奪う
GM ほほぅ、因みに奪うために近寄って触ると分かるんだけど、まだ暖かいけど、もう息は無い。先程の亡者の仕業でしょう。武装は大型拳銃相当ね
真奈 「…死んでるみたいですね…」大型拳銃いただこうかな?
ジャック 「ホウ…これは手の施しようが無いな」
蒼人 「何か面白い物でもあったのかい?」
ジャック 「ホウホウ、別の死者がいたみたいだ」もうちょっと死体について何かわかりますか?
GM 【知覚】かなーこれは
ジャック 【知識(医療)】でどうにかなりません?
GM ふむ…(ちょこっと考えこみ)良いでしょう
ジャック ありがとう(ころころ ファンぶってる)あん、振り直して(ころころ)26
GM クリティカルか。まず死因ですがカーネイジウェポンでずばーっとやられたのが原因のようですね。他には身元の確認を取れるようなものはありませんが筋肉のつき方などから、相当戦闘訓練を受けているもの、例えば傭兵ではなかったんじゃないかと推測できます
蒼人 「何か判った?」周囲を警戒しつつ
ジャック 「ホウ、こやつら身元はわからんが傭兵のような気がするな」傭兵といえばヴァーミンイーター
真奈 「う〜ん、…あまりじっくりと眺めていたくはないですね…」拳銃にそろりと手を近づけゲットしようとしてみる
GM 拳銃にはべったりと血が付着してるけど
真奈 「あ〜…」手を砂でごしごし
ジャック 他にイベントが無ければお弁当食べて先に進みたいにゃー
GM まぁ、イベントは無いが遺体の傍でもぐもぐするかい?
ジャック ではお弁当パクパク、医者たるもの死体にはあまり動じん
真奈 遺体のそばでご飯いただく「ん〜…おいしくない…」
かくして皆遺体の傍でお弁当をもそもそする事に…逞しいというかなんと言うか…絵にするときっとシュールだよなぁ…
GM はい、ではお弁当を食べてからさらに進み…ようやく目的の建物が見えてきます。
ジャック ピラミッドはやはり黒いですか
GM うん、真っ黒だね。博士に導かれ、壁には君達には意味不明の象形文字でいっぱいの黒いピラミッド内を進む事30分ほど…
細い通路の脇は…底の見えない深い穴…さらにぶぉんっぶぉんっと振り子のように巨大ギロチンが揺れているというところに付きます…時折ぎぎぃっと気持ちの悪い軋み音をあげたりしてる
ここは上手に振り子ギロチンを避けながら進むエリアです。判定は簡単。【運動】でたった11を3回出すだけでOK。ただし、失敗するたびに巨大ギロチンにずばぁっと斬られて…2d6の肉体ダメージを受けます
因みに博士は誰かが優しくエスコートしてあげましょう。その代わり目標値が+2されます(鬼
ジャック 「ホウ、まぁまてモーセン殿」一番前にいっちゃだめよ
モーセン 「おお」こくこく
蒼人 運動か…うちがエスコートしよか?
ジャック ホウ、たのみますー
GM 狐君がエスコートか…「もふもふしてますな」
蒼人 「毛皮着込んでるからね」【運動】で中級持ってるから(ころころころ〜)良し、全部成功。二回目が出目3だったからちょっと危なかったけどね
GM うむ、一瞬ヒヤッとしたが問題なくいけたね
蒼人の成功を受けて他の者達も次々に挑戦します。結果、何人かが振りなおしたりしましたが全員成功
GM 皆さんお見事ですね。では目の前には扉が一つ「古代の言葉で『知の間』とかかれているな」と扉を調べていた博士が呟きます
真奈 「朝は三本足で〜とか聞かれるんでしょうかね…」
ジャック 「ホウホウ、だと楽だがな」
蒼人 「はてさて、どんな物があるやら」
真奈 「朝は三本足で昼は二本足、夕方になると6本足で頭が二つに背中が二つになる生き物な〜んだとか?いないっつの」
GM じゃ、扉を開けるかい?
ジャック ホウ、博士には開けさせんぞ
GM っちぇ〜、釘刺されちゃった。じゃあ博士はぷくーっと某どこかの人形よろしく頬っぺたを膨らませつつ下がろう
モーセン 「開けたかったのにな〜」
ジャック 「ホウ、すねてもダメだ怪我したくないだろう?」
真奈 「死にますから、それ死にフラグですから」
モーセン 「む…それじゃこの調査が終わったら、わし、結婚するんだ」とか言い出してみるのりの良い博士
蒼人 「いやいや、無理にフラグ立てないでも」
朱音 「そうなんですか? おめでとうございます」素
ジャック 我輩が開けてみよう〜、誰でも変わらない気がするしー
GM あいあい(どうでもいいけどどうやって開けるんだろう…梟って…)罠などは無いのでぎぃっぃぃぃっと軋んだ音を立てて扉は開きます。中は真っ黒ですが
ジャック 梟アイは全てを見通す〜
GM だよね。なので、中には、獅子の身体と人間の女性の顔を持った神聖な存在。通称スフィンクスと呼ばれる奴ですね。漢字で書くと獅子女らしい。その後ろには扉
真奈 「(予想どうりなのがキターー)」
獅子女 「ほほう、人間の客人とは…幾星霜…久方ぶり…じゃな」言葉というか…直接脳に響くテレパシーのような感じの声が
ジャック 人では在りません梟です
獅子女 「若干見慣れぬ動物もまじっておるようじゃな」梟とか狐ってエジプトにいるのかな…いない気がするけど
ジャック 「ホウ、墓守はまだまだご健在という事か」
真奈 「むむむ(え〜っとたしか、恋人と両親どちらを助けるとか聞かれたら、黙ってタイムオーバーが正解なんでしたっけ?)」
蒼人 「伝承系…」
朱音 「この方も悪魔つきなんでしょうか……」
獅子女 「ここは墓ではないがまぁ墓のようなものゆえ…墓守だな」苦笑しつつ
蒼人 「こんなとこでニートし続けて、何食べて生きてきたんだろぅ…」
獅子女 「細かいことは気にしないように。まぁ、良い…我はファラオの永遠の僕…職務を全うするまでだ…お前達はこの先のファラオの下帯に用があるのだろう」
朱音 「………」
ジャック 「ホウホウ、話が早いな」
獅子女 「ならば我が問いに答えよ。失敗した場合はファラオ鉄の掟でわが食物になってもらう。ただし、失敗は三回まで許される
真奈 「あ、以外に優しい」
獅子女 「そらあんた、一問間違っただけでくってみぃ、後継者争いは熾烈なもんやで〜」
真奈 なんか地が出たΣ
獅子女 「こほん、熾烈なものゆえな」
真奈 「なるほど〜」
獅子女 「ではいくぞ、心の準備はあーゆーおーけー?」
蒼人 「ふ…フランクな方だ」
真奈 「いえすざっつらいと」
朱音 「え、ええ、構いませんよ」
GM 君達の答えにこくりとうなずいてから、スフィンクスは問題を出します

【問題】

長さ12Mの木材がある。之を同じ長さに切り分ける事にした。1回切るのに3分掛かり、1回切り終わってから、次にきるまで1分休むとする

@150cmづつ切り分けるとしたら、切り終わるまで何分掛かるか?
Aまた、全てきり終わったとき75分掛かったとする。切り分けて出来た木材は全部で何本になるか
獅子女 「さー、皆で〜、かんがえよー」
朱音 「普通に数学の問題ですね……」
獅子女 「ファラオには時に論理的な頭脳が要求される故」
真奈 「…」頭から湯気が(笑)
朱音 「ええと、質問があります。1回の切断で2本まとめて切って4本にする……などは考えなくてもよいのですよね?」
獅子女 「考えなくて良い。ややこしくなるゆえな」
朱音 「では……@が27分、Aが20本です」
獅子女 「ファイナルアンサー?」じーっと君の目を覗き込んで
朱音 「ふぁ、ふぁいなるあんさー」たじ
GM うむ、では君の答えを聞いたスフィンクスはたっぷりと間を取って…
ジャック だだだだだだだだだ・・・・・BGM
獅子女 「正解。お主らは日本の【開知中等学校】に入学できるであろう」みのさんっぽくそう言いつつ横にどいてくれます
蒼人 「…なんで知ってるの?」
ジャック 「ホウ、暇だから平成教育学園でもみていたのだろう?」
獅子女 「うむ、ファラオの威光で衛星中継をこぅ…つつつっとな」
真奈 「…無理…orz」頭から湯気がぷすんぷすん。ファラオの威光すっげぇ(笑
蒼人 「…まあ、良いか」
ジャック 「ホウ、では先に進んでいいかな?」
GM スフィンクスはこくこくと。では、開けるかな
ジャック 開けよう
GM うむ、中にはぽつんっとファラオの棺が…博士はだだだーっと君達が止める前に駆け寄って、ばかんっと開けます。もわっと棺おけから立ち込めるミイラ臭…中には下帯を穿いたミイラが…
ジャック とめれない?というか、バンダースナッチの枠がもう博士しかー
真奈 博士がそのバンダスナッチな可能性が
GM えぇい、先読みをするでないわ〜(苦笑。まぁ、止めるのは無理だね。マッハで行くから。むんずっと下帯に手を掛けつつ博士は邪悪な笑みを浮かべる
モーセン 「皆さん…今までご苦労様でーした」そのままミイラから手際よく下帯を剥ぎ取りつつ「本当なら…このままおわかーれですませたかったのですが…実物を手にしたら…はぁはぁ…我慢できなくなってしまいマシタ」
真奈 「もうがまんできないだなんて、…なんて変態」
モーセン 「因みにリアルモウセン教授なら、既に休んでいただきましたよ。永眠ですけどNE☆」グヘヘウハハブハァっと笑いつつ
蒼人 「なんだかなあ」
ジャック 「ホウ、そこまで褌が好きか」
モーセン 「好きだ」迷い無く答えます
ジャック 「ホウホウ、なら店で買えばいい気もするがな」
モーセン 「諸君…赤フンが好きだ…木綿で出来たものが好みだ…真っ白というのも捨てがたい」ゆっくりとズボンの上から下穿きを穿きつつ
ジャック おい、その台詞は…
GM はっはっは、以下略ね。このネタでこれ以上やりたかないし(笑 
蒼人 「…色んな意味で馬鹿?」小声で
朱音 「にんげんとしては終わらないですか……?」
ジャック 「ホウ、共生武装を起動するには魔結晶が必要だぞ?」
モーセン 「ふふふ、これはその辺りが特殊でね…すぐに起動できるのだよ…」身につけた瞬間から彼の体が…ぷるぷる震え始めます
「さて、お喋りの時間はここまで。冥土の土産にマイネームイズデビルズネストエージェンツ、バンダースナッチ♪」

その台詞と同時にモウセン教授の顔がどろぉっと溶け…筋肉が盛り上がり…ファラオの下帯以外の衣服がべりべりと破れていく…併せて首がにゅーっと伸び鍵爪が生える…さらに、禍々しいかな、溶けた顔の下には幾つもの斑点が浮かぶ…が、もやのようなものが掛かってよく見えない
「クロス・アウ(悪魔化)完了…フォォォオ、ビンビン感じます…ファラオパワーが…」さらに獣のように4つんばいになって
真奈 「変態…」
ジャック 「ホウ、本来の褌の使い方とは違うな、それでも褌好きを語るのか?」直に履かないと本来の力が出なかったりしません?(何
バンダー 「お前達を倒したら、ちゃんと穿かせてもらう」ああ、褌以外めりめりめりっと脱げたから今褌のみじかに穿いてるって感じかな…ファラオの下帯は通気性というか伸縮性もばっちりなのです
蒼人 「まあ、やることやっちゃいましょうか」悪魔化〜。ついでに識別は…(ころころ)ファンブル
ジャック 「ホウ、骨が折れそうだが仕方あるまい」あくまかー。識別…は18
真奈
朱音
悪魔化〜
GM よろしい、では戦闘だ。因みに識別だが16以上でジャックは分かる。アレはマンティコアのデータをちょっと強化した奴です。具体的に言うとエナジーがちょこっと増えて全ての能力値が+1、さらにファラオの下帯の効果で【熱線】を使用可能
蒼人 かなりの強化だなあ
VSバンダースナッチー〜ファラオビームならず〜
蒼人 「ふう、なんと言うか無駄足?」
真奈 「変態の末路…ですね」キャプチャーしときますね(ころころ)6と4
GM 【バイオウェポン】【ダブルムーブ】ですね。吸われた瞬間しゅるしゅると小さくなって砂ねずみになります
真奈 「人ですらなかった!?」
GM 元々ショーテル上がりのヴィシャスだったのさ
ジャック 「ホウ、仕方ない手当てしてやるか」
GM いや、彼はもう永眠している
ジャック 「ホウ、手遅れか埋めるくらいはしてやろう」永眠したかー
朱音 とりあえず捕まえて持ち上げてみる
GM ああ、腰にまだ残ってるよ。さぁ早く剥ぎ取るんだ
真奈 「く、くさっ」汚いものをつかむ感じでつまんで取ります
朱音 「…………」
真奈 「きちゃない〜…」鞄の中から何枚ものビニール袋を取り出してその中に
GM きちゃないとは失礼な。神聖なるファラオの下帯に向かって(苦笑
蒼人 「さて、やるべき事はやったし街へ戻ろうか」
真奈 「そうですね〜、さっさと帰りましょう」
GM ではこのままエンディングに突入しますね。

こうして世にも馬鹿馬鹿しくも切ない世界の危機は去りました…
あの下帯は…セラフィムが厳重管理するようです
だが…安心してはいけない
何時又第2第3のファラオが現れるやもしれんのだ
嗚呼しかし、この君達は道を進むしかない(べべん

だぶるくろーーーーっす

以上です。お疲れ様でした〜
一同 お疲れ様でした〜
おしまい
GMの独り言
さて、今回は何を話したもんですかねぇ…とりあえず参加者の皆様、ここまで読んで下さった奇特な方々、お疲れ様でした(ふかぶか

○元ネタについて
 今回は最近としては珍しく公式とかは使ってません。TRPGの芸風を広げたいな〜っとなんとなく秋葉で買ったランジェリー大百科を眺めていた時目に留まった『ファラオの下帯』からイメージを膨らませていきました。まぁ、たまにはデモパラの面子も海外にいってもいいかなと…もう少し勉強しておけばよかったと今ちょこっと後悔しています。ALGの頃から我ながら進歩してないです…あかんなぁ

○デモパラについて
 良くダブルクロスと比べられる本作ですがこれはこれで楽しいなぁと素直に感じました。こっちの方がライトな感じですね

 とりあえずはこんな所でしょうか…
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